サンプル移行を実行して、データが期待どおりに12cシステムに移行されたことの検証を終えると、Oracle BI 11gシステム全体の移行を続行できます。
次のフローチャートは、移行プロセスのフローを示しています。
表1-1に、Oracle BI 11gから12cへの移行で実行する必要がある手順の概要サマリーを示します。
表1-1 移行プロセスの概要
手順番号 | 手順の説明 | 詳細 |
---|---|---|
1 | Oracle BI 12cソフトウェアをインストールして構成します。 | BI 12cをインストールする手順は、Oracle Business Intelligenceのインストールと構成のOracle Business Intelligenceのインストールに関する項を参照してください。 12cを構成する手順は、Oracle Business Intelligenceのインストールと構成のOracle Business Intelligenceの構成に関する項を参照してください。 |
2 | BI移行ツール(bi-migration-tool.jar)を生成し、12cのOracleホームから11gシステムにコピーします。 | なし。 |
3 | 11gシステムでBI移行ツールを使用してエクスポート・バンドルを作成します。 | 「エクスポート・バンドルの作成」を参照してください。 |
4 | BI移行スクリプト(migration-tool.sh|cmd)を使用して、エクスポート・バンドルをインポートします。 | |
5 | インストール後の手順を実行します。 | BI EEについては、「Oracle BI EEの移行後の手順」を参照してください。 BI Publisherについては、「Oracle BI Publisherの移行後の手順」を参照してください。 Essbaseについては、「Essbaseの移行後の手順」を参照してください。 |