表3-5にリストされているWLSTコマンドを使用して、デプロイ済、アクティブおよび実行中のWebサービス・アプリケーションのWebサービスを表示および管理します。
注意:
表3-5にリストされているコマンドは、application
引数を使用します。
マルチテナント環境で、テナントのパーティション内に特定のアプリケーション・インスタンスをターゲット指定する場合、次に示すようにアプリケーションの一部としてパーティション名を含める必要があります。
/domain/server/application#version$partition
ただし、ドメイン・スコープ・アプリケーションをターゲット指定する場合、パーティション名を含める必要はありません。次に示すように、application
引数を使用できます。
/domain/server/application#version
表3-5 Webサービスおよびクライアント管理WLSTコマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポート情報をリストします。 |
オンライン |
|
アプリケーション、SOAコンポジットまたはドメインのWebサービス・クライアント情報をリストします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリストします。 |
オンライン |
|
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートをリストします。 |
オンライン |
|
アプリケーション、コンポジットまたはドメインのWebサービス情報をリストします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの一連のスタブ・プロパティを構成します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの1つのスタブ・プロパティを設定、変更または削除します。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアントのWebサービス・ポート名とエンドポイントURLをリストします。
出力には、Webサービスのクライアントまたは参照ポートが表示されます。例:
AppModuleServiceSoapHttpPort
構文
listWebServiceClientPorts(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceRefName)
引数 | 説明 |
---|---|
|
Webサービスのポート情報をリストするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポート情報をリストするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポート情報をリストするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
|
Webサービス・クライアント・ポート情報をリストするアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 クライアントが非同期Webサービス・コールバック・クライアントの場合は、 |
例
次の例では、/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーションのWssUsernameClient
Webモジュールのクライアント・ポートをリストします。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/base_domain/serverConfig> listWebServiceClientPorts ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient')
次の例では、default/HelloWorld[1.0]
SOAコンポジットのクライアント・ポートを一覧表示します。moduleType
がsoa
に設定されており、serviceRefName
がclient
に設定されていることに注意してください。
wls:/base_domain/serverConfig> listWebServiceClientPorts(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client')
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーション、SOAコンポジットまたはドメインのWebサービス・クライアント情報をリストします。アプリケーションもコンポジットも指定しない場合、このコマンドでは、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスのすべてのアプリケーションおよびコンポジットのすべてのWebサービス・クライアントに関するコマンド・リスト情報が一覧表示されます。 アプリケーションが指定されない場合、ドメイン内のサーバー・インスタンスごとに、すべてのアプリケーション内のすべてのWebサービス・クライアントに関する情報がコマンドによってリストされます。
detail
引数を使用すると、出力に表示される情報の量を指定できます。指定した場合、ドメイン内のクライアントのエンドポイント(ポート)およびポリシーの詳細、エンドポイントのセキュア・ステータス、すべての構成オーバーライドと制約およびエンドポイントに有効な構成があるかどうかが出力に表示されます。サブジェクトは、(直接またはグローバルに)アタッチされたポリシーで認証、認可またはメッセージ保護操作が強制される場合に、セキュアであると判断されます。直接またはグローバルにアタッチされているポリシーの優先順位を(reference.priority
構成オーバーライドを使用して)指定できるため、effective
フィールドによって、直接アタッチされているポリシーがそのエンドポイントに対して有効かどうかが示されます。
直接アタッチされたポリシーごとに、アタッチメントのソースを識別するlocal.policy.reference.source
構成プロパティが提供されています。local.policy.reference.source
構成プロパティおよび有効な値のリストの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー・アタッチメントのソースの特定に関する項を参照してください。
エンドポイントの管理を簡単にするため、直接アタッチされているポリシーは、それが有効化どうかに関係なくすべて出力に表示されます。対照的に、グローバルにアタッチされているポリシーは、そのエンドポイントに対して有効なもののみが表示されます。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の効果的なポリシー・セットの計算方法に関する項を参照してください。
次の例に示すように、出力は、デプロイされているアプリケーションごとに一覧表示されます。
この例では、unsecuredエンドポイントの出力を示します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> listWebServiceClients(detail=true)
/jrfServer_domain/jrfServer_admin/ADFDCDecoupling_Project1_ADFDCDecoupling :
moduleName=testadfbc, moduleType=wsconn, serviceRefName=AppModuleService
AppModuleServiceSoapHttpPort
The policy subject is not secure in this context.
/soa_domain/soa_server1/soa-infra : compositeName=default/Basic_SOA_Client[1.0], moduleType=soa, serviceRefName=Service1 Basic_soa_service_pt serviceWSDLURI=http://host.example.com:1234/soa-infra/services/default/Basic_SOA_service/Basic_soa_service.wsdl oracle.webservices.contentTransferEncoding=base64 oracle.webservices.charsetEncoding=UTF-8 oracle.webservices.operationStyleProperty=document wsat.flowOption=WSDLDriven oracle.webservices.soapVersion=soap1.1 oracle.webservices.chunkSize=4096 oracle.webservices.session.maintain=false oracle.webservices.preemptiveBasicAuth=false oracle.webservices.encodingStyleProperty=http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/ oracle.webservices.donotChunk=true No attached policies found; endpoint is not secure.
この例は、セキュアなエンドポイントの出力を示します。直接アタッチされたポリシーには、そのソースをLOCAL_ATTACHMENT
として識別するlocal.policy.reference.source
構成プロパティが提供されており、Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用してアタッチされたことを示します。local.policy.reference.source
構成プロパティおよび有効な値のリストの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー・アタッチメントのソースの特定に関する項を参照してください。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> listWebServiceClients(detail=true)
/jrfServer_domain/jrfServer_admin/ADFDCDecoupling_Project1_ADFDCDecoupling :
moduleName=testadfbc, moduleType=wsconn, serviceRefName=AppModuleService
AppModuleServiceSoapHttpPort serviceWSDLURI=http://host.example.com:1234/ADFBCDecoupling-ADFBCDecoupling-context-root/AppModuleService?wsdl
URI="oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_client_policy", category=security, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
Property name="local.policy.reference.source", value="LOCAL_ATTACHMENT"
The policy subject is secure in this context.
構文
listWebServiceClients(application,composite,[detail])
引数 | 説明 |
---|---|
|
Webサービス・クライアントをリストするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 指定した場合、アプリケーション内のすべてのWebサービス・クライアントがリストされます。 |
|
Webサービス・クライアントをリストするSOAコンポジットの名前。たとえば、 指定した場合、コンポジット内のすべてのWebサービス・クライアントが一覧表示されます。 |
|
オプション。Webサービス・クライアントのポートおよびポリシーの詳細をリストするかどうかを指定します。 直接アタッチされたポリシーごとに、アタッチメントのソースを識別する 有効な値は次のとおりです。
|
例
次の例では、ドメイン内のすべてのWebサービス・クライアントの情報をリストします。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients()
次の例では、ドメインbase_domain
内のサーバーserver1
のアプリケーションjwsclient_1#1.10
のWebサービス・クライアントをリストします。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients('base_domain/server1/jwsclient_1#1.10')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]
のWebサービス・クライアントを一覧表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients(None,'default/HelloWorld[1.0]')
次の例では、ドメイン内のすべてのWebサービス・クライアントの詳細をリストします。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClients(None,None,true)
注意:
このコマンドは、Oracle Infrastructure Webサービス・クライアントにのみ適用されます。
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリストします。
構文
listWebServiceClientStubProperties(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName, portInfoName)
引数 | 説明 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリストするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート・スタブ・プロパティ情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリストするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポートのスタブ・プロパティ情報をリストするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリストするアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 |
|
スタブ・プロパティを一覧表示するクライアント・ポートの名前。 |
例
次の例では、/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーションのWssUsernameClient
WebモジュールのJRFWssUsernamePort
ポートのクライアント・ポートのスタブ・プロパティをリストします。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/base_domain/serverConfig>listWebServiceClientStubProperties ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort')
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポート名とエンドポイントURLをリストします。
出力には、Webサービス・ポートのポート名およびエンドポイントURLが表示されます。例:
JRFWssUsernamePort http://localhost:7001/j2wbasicPolicy/WssUsername
構文
listWebServicePorts(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName)
引数 | 説明 |
---|---|
|
Webサービスのポート情報をリストするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 アプリケーションのポート情報を一覧表示するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・ポート情報をリストするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのポート情報をリストするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
|
ポート情報をリストするアプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス名。たとえば、SOAコンポジットに{ |
例
次の例では、base_domain/AdminServer/HelloWorld#1_0
アプリケーション内のOracle Infrastructure Webサービスのj2wbasicPolicy
サービスのWebサービス・ポートおよびエンドポイントURLをリストします。WssUsernameService
モジュール名が指定されており、moduleType
がweb
に設定されていることに注意してください。
wls:/base_domain/serverConfig> listWebServicePorts ( '/base_domain/AdminServer/HelloWorld#1_0', 'WssUsernameService','web','{http://namespace/}j2wbasicPolicy') JRFWssUsernamePort http://localhost:7001/j2wbasicPolicy/WssUsername
次の例では、wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws
アプリケーション内のJava EE WebサービスのhelloWorldJaxws
のWebサービス・ポートおよびエンドポイントURLをリストします。moduleType
はwls
に設定されていることに注意してください。
wls:/wls-domain/serverConfig> listWebServicePorts ('/wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws','helloWorldJaxws#1!helloWorldJaxws', 'wls','helloWorldJaxws')
helloWorldJaxwsSoapHttpPort
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーション、SOAコンポジットまたはドメインのWebサービス情報をリストします。Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットを指定しない場合、コマンドはドメイン内のサーバー・インスタンスごとに、すべてのアプリケーション内のすべてのサービスとコンポジットをリストします。
detail
引数を使用すると、出力に表示される情報の量を指定できます。有効になっている場合、ドメイン内のすべてのアプリケーションとコンポジットのエンドポイント(ポート)およびポリシーの詳細、エンドポイントのセキュア・ステータス、すべての構成オーバーライドと制約およびエンドポイントに有効な構成があるかどうかが出力に表示されます。さらに、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー・アタッチメントのソースの特定に関する項に説明されているように、直接アタッチされたポリシーごとに、アタッチメントのソースを識別するlocal.policy.reference.source
構成プロパティが提供されています。
サブジェクトは、(直接またはグローバルに)アタッチされたポリシーで認証、認可またはメッセージ保護操作が強制される場合に、セキュアであると判断されます。直接またはグローバルにアタッチされているポリシーの優先順位を(reference.priority
構成オーバーライドを使用して)指定できるため、effective
フィールドによって、直接アタッチされているポリシーがそのエンドポイントに対して有効かどうかが示されます。
エンドポイントの管理を簡単にするため、直接アタッチされているポリシーは、それが有効化どうかに関係なくすべて出力に表示されます。対照的に、グローバルにアタッチされているポリシーは、そのエンドポイントに対して有効なもののみが表示されます。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の効果的なポリシー・セットの計算方法に関する項を参照してください。
次の例に示すように、出力は、デプロイされているアプリケーションごとに一覧表示されます。
/domain/server/application#version_number: moduleName=helloModule, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}service
/base_domain/AdminServer/soa-infra:
compositeName=default/HelloWorld[1.0], moduleType=soa, serviceName=service
注意:
listWebServices
コマンドの出力には、ポリシー・アタッチメントなどSOAコンポーネントの詳細は含まれません。
11gリリース1 (11.1.1.6)より前にアセンブルされたアプリケーションでは、出力のserviceName
にネームスペースが表示されません。
構文
listWebServices (application,composite,[detail])
引数 | 説明 |
---|---|
|
Webサービスをリストするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 指定した場合、アプリケーション内のすべてのWebサービスがリストされます。 |
|
WebサービスをリストするSOAコンポジットの名前。たとえば、 指定した場合、コンポジット内のすべてのWebサービスが一覧表示されます。 |
|
オプション。Webサービスのポートおよびポリシーの詳細をリストするかどうかを指定します。 直接アタッチされたポリシーごとに、アタッチメントのソースを識別する 有効な値は次のとおりです。
|
例
次のOracle Infrastructure Webサービスの例では、ドメイン内のすべてのアプリケーションとコンポジットのすべてのWebサービスがリストされます。サンプル出力をこの例に示します。
wls:/base_domain/serverConfig> listWebServices()
/base_domain/AdminServer/soa-infra :
compositeName=default/HelloWorld[1.0], moduleType=soa, serviceName=service
compositeName=default/Project1[1.0], moduleType=soa, serviceName=bpelprocess1_client_ep
/base_domain/AdminServer/jaxwsejb30ws : moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=JaxwsWithHandlerChainBeanService moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=WsdlConcreteService moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=EchoEJBService moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=CalculatorService moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=DoclitWrapperWTJService
次のOracle Infrastructure Webサービスの例では、detail
引数をtrue
に設定しています。サンプル出力をこの例に示します。セキュリティ・ポリシーは太字のテキストで示しています。
グローバルにアタッチされたポリシーの参照優先度が10に設定され、直接アタッチされたポリシーは、アプリケーションjaxwsejb30ws
内のエンドポイントCalculatorPort
では有効でないことに注意してください。
また、直接アタッチされたポリシーごとに、アタッチメントのソースを識別するlocal.policy.reference.source
構成プロパティが提供されています。local.policy.reference.source
構成プロパティおよび有効な値のリストの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー・アタッチメントのソースの特定に関する項を参照してください。
wls:/base_domain/serverConfig> listWebServices(detail='true') /base_domain/AdminServer/jaxwsejb30ws : moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=CalculatorService CalculatorPort http://host.example.com:1234/jaxwsejb/Calculator URI="oracle/wss10_saml20_token_with_message_protection_service_policy", category=security, policy-status=enabled; source=global policy set " MyPolicySet1", scope="DOMAIN('*')"; reference-status=enabled; effective=true Property name="reference.priority", value="10" URI="oracle/mex_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" URI="oracle/mtom_encode_fault_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" URI="oracle/max_request_size_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" Property name="max.request.size", value="-1" URI="oracle/request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" URI="oracle/soap_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" URI="oracle/ws_logging_level_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="logging.level", value="" Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" URI="oracle/test_page_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" URI="oracle/wsdl_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE" URI="oracle/http_saml20_token_bearer_service_policy", category=security, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; reference-status=enabled; effective=false Property name="local.policy.reference.source", value="ANNOTATION" The policy subject is secure in this context.
次のJava EE Webサービスの例では、detail
引数をtrue
に設定しています。サンプル出力をこの例に示します。出力には、ドメイン内のすべてのアプリケーションとコンポジットのすべてのWebサービスがリストされます。
/base_domain/AdminServer/SimpleJAXWS : moduleName=SimpleJAXWS#1!SimpleEjbService, moduleType=wls, serviceName=SimpleEjbService SimplePort URI="oracle/http_basic_auth_over_ssl_service_policy", category=security, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true Property name="local.policy.reference.source", value="LOCAL_ATTACHMENT" The policy subject is secure in this context. moduleName=SimpleJAXWS#1!SimpleImplService, moduleType=wls, serviceName=SimpleImplService SimplePort has Operation level ws-policy Attached policy or policies are valid; endpoint is not secure.
注意:
このコマンドは、Oracle Infrastructure Webサービス・クライアントにのみ適用されます。
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの一連のスタブ・プロパティを構成します。
このコマンドは、クライアントにアタッチされたOWSMクライアント・セキュリティ・ポリシーのすべてのスタブ・プロパティを構成またはリセットします。このコマンドで一覧表示する各プロパティが、指定した値に設定されます。前に設定したプロパティが、このコマンドに明示的に指定されていない場合、それはそのプロパティのデフォルトにリセットされます。デフォルトが存在しない場合、そのプロパティは削除されます。
構文
setWebServiceClientStubProperties(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName, portInfoName, properties)
引数 | 説明 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリセットするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート・スタブ・プロパティを構成またはリセットするには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリセットするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポートのスタブ・プロパティを構成またはリセットするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティをリセットするアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 |
|
スタブ・プロパティをリセットするクライアント・ポートの名前。 |
|
設定または変更するプロパティのリスト。次の形式を使用してプロパティを指定する必要があります。
例:
プロパティを削除するか、それに割り当てられた値をクリアするには、空白 クライアント・ポートのすべてのプロパティを削除するには、この引数を クライアント・ポート・スタブ・プロパティの例は、次のとおりです:
|
例
次の例では、クライアント・ポートのスタブ・プロパティROLE
およびkeystore.recipient.alias
をADMIN
およびorakey
にそれぞれリセットします。このクライアント・ポートに以前に設定されていたその他すべてのプロパティは、デフォルトにリセットされるか削除されます。クライアント・ポートは、/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーション内のWssUsernameClient
WebモジュールのJRFWssUsernamePort
です。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/base_domain/serverConfig>setWebServiceClientStubProperties('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0', 'WssUsernameClient','wsconn','WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', [("ROLE","ADMIN"),("keystore.recipient.alias","orakey")] )
コマンド・カテゴリ: Webサービスおよびクライアント管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの1つのスタブ・プロパティを設定、変更または削除します。
構文
setWebServiceClientStubProperty(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName,portInfoName,propName,[propValue])
引数 | 説明 |
---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティを設定するアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 アプリケーションのクライアント・ポート・スタブ・プロパティを設定するには、この引数が必要です。 |
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティを設定するWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポートのスタブ・プロパティを設定するには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
|
Webサービス・クライアント・ポートのスタブ・プロパティを設定するアプリケーションまたはSOAコンポジットのサービス参照名。 |
|
スタブ・プロパティを設定するクライアント・ポートの名前。 |
|
設定、変更または削除するスタブ・プロパティ名。例: |
|
オプション。スタブ・プロパティ値で、たとえば、 プロパティを削除するには、空白 |
例
次の例では、クライアント・ポートのスタブ・プロパティkeystore.recipient.alias
をクライアント・ポートJRFWssUsernamePort
の値orakey
に設定します。ポートは、/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0
アプリケーション内のWssUsernameClient
Webモジュールのクライアント・ポートです。moduleType
がwsconn
に設定されており、serviceRefName
がWssUsernameClient
に設定されていることに注意してください。
wls:/base_domain/serverConfig>setWebServiceClientStubProperty ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort','keystore.recipient.alias','orakey')