注意:
表3-7にリストされているJava EE Webサービス(またはクライアント)のポリシー管理コマンドは、Oracle Infrastructure Webサービスのこのリリースで非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、リリース12cでOWSMの直接アタッチされたポリシーを管理するには、表3-6にリストされているWLSTの新しいコマンドを使用することをお薦めします。非推奨コマンドの完全なリストは、『Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート』の非推奨となったOracle Infrastructure Webサービスのコマンドに関する項を参照してください。
表3-6にリストされているWLSTコマンドを使用して、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスの直接ポリシーおよびグローバル・ポリシーのアタッチメントを管理します。
表3-6 Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスおよびクライアント - 直接ポリシー・アタッチメントのWLSTコマンド
| 使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
|---|---|---|
セッション内の選択したポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セット・ドキュメントにポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
セッション内の選択したポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セット・ドキュメントに複数のポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
セッション内の選択したポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セット・ドキュメントからポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
セッション内の選択したポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セット・ドキュメントから複数のポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
セッション内の選択したポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セット・ドキュメントにアタッチされている複数のポリシーを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
セッション内の選択したポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セット・ドキュメントにアタッチされているポリシーを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
使用可能なすべてのOWSMポリシーのリストをカテゴリまたはサブジェクト・タイプごとに表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのポリシー情報をリストします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスのWebサービス・ポートのポリシー情報をリストします。 |
オンライン |
|
セッション内の選択したポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セット・ドキュメントにアタッチされているポリシーのオーバーライド・プロパティを構成します。 |
オンライン |
表3-7にリストされているWLSTコマンドを使用して、Java EE Webサービス(またはクライアント)の直接アタッチされたポリシーを管理します。
注意:
表3-7にリストされているコマンドは、application引数を使用します。
マルチテナント環境で、テナントのパーティション内に特定のアプリケーション・インスタンスをターゲット指定する場合、次に示すようにアプリケーションの一部としてパーティション名を含める必要があります。
/domain/server/application#version$partition
ただし、ドメイン・スコープ・アプリケーションをターゲット指定する場合、パーティション名を含める必要はありません。次に示すように、application引数を使用できます。
/domain/server/application#version
表3-7 Java EE Webサービス(またはクライアント) - 直接ポリシー・アタッチメントのWLSTコマンド
| 使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
|---|---|---|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートに複数のポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートにOWSMポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートに複数のポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートにポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートからポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートから複数のOWSMポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートからOWSMポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの複数のポリシーを有効または無効にします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのポリシーを有効または無効にします。 |
オンライン |
|
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされている複数のポリシーを有効または無効にします。 |
オンライン |
|
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効または無効にします。 |
オンライン |
|
使用可能なすべてのOWSMポリシーのリストをカテゴリまたはサブジェクト・タイプごとに表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのポリシー情報をリストします。 |
オンライン |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスのWebサービス・ポートのポリシー情報をリストします。 |
オンライン |
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、このコマンドは非推奨になりました。「attachWSMPolicies」に記載されているとおり、attachWSMPoliciesコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、attachWSMPoliciesコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicies ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort',["oracle/wss_username_token_client_policy","oracle/log_policy"])
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWSMPolicies(["oracle/wss_username_token_client_policy","oracle/log_policy"])
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートに複数のポリシーをアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて使用可能は場合は、policyURIはOWSM Policy Manager APIによって検証されます。
Java EE (wls)モジュール・タイプのみ: このコマンドで指定したポリシーがすでにアタッチされているか存在する場合は、このコマンドでそのアタッチ済ポリシーが有効になり(無効な場合)、存在しているポリシーはアタッチされます。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか使用可能でない場合は、このコマンドは実行されません。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
attachWebServiceClientPolicies(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURIs,[subjectType=None] )
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービスのクライアント・ポートにOWSMクライアント・ポリシーをアタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、この引数は必須です。 |
|
クライアント・ポートにポリシーをアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前( SOAコンポジットのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
OWSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポート。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 このコマンドで指定するポリシーが、すでにアタッチされているか存在している場合、このコマンドによって、すでにアタッチされているポリシーが有効化され(そのポリシーが無効化されている場合)、その他のものはアタッチされます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、ポリシーoracle/log_policyを、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のクライアント・ポートHelloWorld_ptにアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicies (None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt',["oracle/wss_username_token_client_policy","oracle/log_policy"])
次の例では、Java EE Webモジュールowsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2のクライアント・ポートUpperCaseImplPortにポリシーoracle/wss10_saml20_token_client_policyおよびoracle/wss11_message_protection_client_policyをアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicies('/wls-domain/AdminServer/ClientJWS','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2','wls','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2','UpperCaseImplPort',["oracle/wss10_saml20_token_client_policy","oracle/wss11_message_protection_client_policy"])
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「attachWSMPolicy」に記載されているとおり、attachWSMPolicyコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、attachWSMPolicyコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicy ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort',"oracle/wss_username_token_client_policy")
12cの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWSMPolicy("oracle/wss_username_token_client_policy")
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートにOWSMポリシーをアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて使用可能は場合は、policyURIはOWSM Policy Manager APIによって検証されます。
Java EE (wls)モジュール・タイプのみ: このコマンドで指定したPolicyURIがすでにアタッチされているか存在する場合は、このコマンドでそのポリシーが有効になります(無効な場合)。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか使用可能でない場合は、このコマンドは実行されません。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
attachWebServiceClientPolicy(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName, portInfoName, policyURI, [subjectType=None] )
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービスのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、この引数は必須です。 |
|
クライアント・ポートにポリシーをアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前( SOAコンポジットのクライアント・ポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
OWSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポート。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 指定するポリシーが、すでにアタッチされているか存在している場合、そのポリシーが無効化されていると、このコマンドによってそれが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、クライアント・ポリシーoracle/log_policyを、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のクライアント・ポートHelloWorld_ptにアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServiceClientPolicy (None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
次の例では、oracle/wss_username_token_client_policyクライアント・ポリシーをWebモジュールowsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2のJava EE Webサービスのクライアント・ポートUpperCaseImplPortにアタッチします。Webサービスは、アプリケーションClientJWSの一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig> attachWebServiceClientPolicy ('/wls-domain/AdminServer/ClientJWS','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2', 'wls','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2', 'UpperCaseImplPort', "oracle/wss_username_token_client_policy")
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「attachWSMPolicies」に記載されているとおり、attachWSMPoliciesコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、attachWSMPoliciesコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig> attachWebServicePolicies ('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"])
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig> attachWSMPolicies["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"])
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートに複数のポリシーをアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて使用可能は場合は、policyURIはOWSM Policy Manager APIによって検証されます。
Java EE (wls)モジュール・タイプのみ: このコマンドで指定したポリシーのいずれかがすでにアタッチされているか存在する場合は、このコマンドでそのアタッチ済ポリシーが有効になり(無効な場合)、存在しているポリシーはアタッチされます。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか使用可能でない場合は、このコマンドは実行されません。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
attachWebServicePolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName,policyURIs,[subjectType=None])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにポリシーをアタッチするには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前( SOAコンポジットのポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジット内のWebサービスの名前。たとえば、{http://namespace/}serviceNameです。SOAコンポジットにはネームスペース( |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIのリストで、たとえば、 指定するポリシーのいずれかが、すでにアタッチされているか存在している場合、このコマンドによって、すでにアタッチされているポリシーが有効化され(そのポリシーが無効化されている場合)、その他のものはアタッチされます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、ポリシー'oracle/binding_authorization_denyall_policy'および'oracle/wss_username_token_service_policy'をWebモジュールhelloWorldJaxwsのポートhelloWorldJaxwsSoapHttpPortにアタッチします。Java EE Webサービスは、ドメインwls-domain内のサーバーAdminServerのアプリケーションhelloWorldJaxwsの一部です。
wls:wls-domain/ServerConfig>attachWebServicePolicies ('/wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws','helloWorldJaxws#1!helloWorldJaxws', 'wls','helloWorldJaxws', 'helloWorldJaxwsSoapHttpPort, ['oracle/binding_authorization_denyall_policy', 'oracle/wss_username_token_service_policy'])
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「attachWSMPolicy」に記載されているとおり、attachWSMPolicyコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、attachWSMPolicyコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig> attachWebServicePolicy ('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort','oracle/wss_username_token_service_policy')
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig> attachWSMPolicy('oracle/wss_username_token_service_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートにポリシーをアタッチします。
wsm-pmアプリケーションがWebLogic Serverにインストールされていて使用可能は場合は、policyURIはOWSM Policy Manager APIによって検証されます。
Java EE (wls)モジュール・タイプのみ: このコマンドで指定したPolicyURIがすでにアタッチされているか存在する場合は、このコマンドでそのポリシーが有効になります(無効な場合)。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか使用可能でない場合は、このコマンドは実行されません。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
attachWebServicePolicy(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURI, [subjectType=None])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにポリシーをアタッチするには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポリシーをアタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前( SOAコンポジットのポートにポリシーをアタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジット内のWebサービスの名前。たとえば、 |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、ポリシーoracle/log_policyを、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のサービスHelloServiceのポートHelloWorld_ptにアタッチします。SOAコンポジットにはネームスペース({http://namespace/})を含めないでください。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
次の例では、ポリシーoracle/wss_username_token_service_policyをJava EE WebサービスhelloWorldJaxwsのポートhelloWorldJaxwsSoapHttpPortにアタッチします。
wls:wls-domain/serverConfig> attachWebServicePolicy ('/wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws','helloWorldJaxws#1!helloWorldJaxws', 'wls','helloWorldJaxws', 'helloWorldJaxwsSoapHttpPort', 'oracle/wss_username_token_service_policy')
Webサービスには、WebLogic Webサービス・ポリシーおよびOracle Webサービス・ポリシーの両方を含めることはできません。WebサービスにWebLogic Webサービス・ポリシーが含まれている場合、それをデタッチしてからOracle Webサービス・ポリシーをアタッチする必要があります。次の例では、WebLogic Webサービス・ポリシーWssp1.2-2007-Saml2.0-SenderVouches-Wss1.1.xmlをJava EE WebサービスSimpleEjbServiceのポートSimplePortからデタッチし、その後Oracle Webサービス・ポリシーoracle/wss_username_token_service_policyをアタッチします。
wls:wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicy('/wls-domain/AdminServer/SimpleJAXWS','SimpleJAXWS#1!SimpleEjbService', 'wls','SimpleEjbService', 'SimplePort','policy:Wssp1.2-2007-Saml2.0-SenderVouches-Wss1.1.xml')wls:wls-domain/serverConfig>attachWebServicePolicy('/wls-domain/AdminServer/SimpleJAXWS','SimpleJAXWS#1!SimpleEjbService', 'wls','SimpleEjbService', 'SimplePort', 'oracle/wss_username_token_service_policy')
注意:
detachWebServicePolicy WLSTコマンドを使用すると、WebサービスからWebLogic Webサービス・ポリシーをデタッチできます。ただし、attachWebServicePolicy WLSTコマンドを使用してWebLogic Webサービス・ポリシーはアタッチできません。WebLogic Webサービス・ポリシーをWebサービスにアタッチするには、WebLogic管理コンソールを使用する必要があります。
注意:
このコマンドは、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスに適用されます。このリリースのJava EE Webサービスには適用されません。
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したURIで特定される複数のポリシーを、選択されているポリシー・サブジェクトにアタッチします。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セット(selectWSMPolicySet)またはポリシー・サブジェクト(selectWSMPolicySubject)を選択する必要があります。ただし、ポリシー・セットの作成またはクローニング時にattachWSMPoliciesが発行されている場合は、すでに選択されているためポリシー・セットを選択する必要はありません。現在のセッションがなく、ポリシー・サブジェクトが選択されていない場合は、エラーが表示されます。
構文
attachWSMPolicies(uris)
| 要素 | 説明 |
|---|---|
|
OWSMポリシー名のURIのリストで、たとえば、 |
例
次の例では、ポリシーoracle/log_policyおよびoracle/wss_username_token_service_policyをアタッチします。すでにポリシー・サブジェクトが選択されていることを想定しています。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWSMPolicies(["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"])
注意:
このコマンドは、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスに適用されます。このリリースのJava EE Webサービスには適用されません。
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したURIで特定されるポリシーを、選択されているポリシー・サブジェクトまたはポリシー・セットにアタッチします。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セット(selectWSMPolicySet)またはポリシー・サブジェクト(selectWSMPolicySubject)を選択する必要があります。ただし、ポリシー・セットの作成またはクローニング時にattachWSMPolicyが発行されている場合は、すでに選択されているためポリシー・セットを選択する必要はありません。現在のセッションがなく、ポリシー・サブジェクトが選択されていない場合は、エラーが表示されます。
構文
attachWSMPolicy(uri)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 |
例
次の例では、ポリシーoracle/wss_username_token_service_policyをアタッチします。すでにWebサービス・ポート、Webサービス・クライアント・ポートまたは現在のポリシー・セットが選択されていることを前提としています。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachWSMPolicy('oracle/wss_username_token_service_policy')
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「detachWSMPolicies」に記載されているとおり、detachWSMPoliciesコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、detachWSMPoliciesコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServiceClientPolicies ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_client_policy"])
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicies(["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_client_policy"])
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチします。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
detachWebServiceClientPolicies(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURIs,[subjectType=None] )
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービスのクライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチするには、この引数は必須です。 |
|
クライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジット(HelloWorld[1.0]など)の名前。 SOAコンポジットのクライアント・ポートから複数のポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
OWSMクライアント・ポリシーをデタッチするクライアント・ポート。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、Java EE Webサービス・モジュールowsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2のポートUpperCaseImplPortのクライアント・ポリシーoracle/wss10_saml20_token_client_policyおよびoracle/wss11_message_protection_client_policyをデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServiceClientPolicies('/wls-domain/AdminServer/ClientJWS','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2','wls','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2','UpperCaseImplPort',["oracle/wss10_saml20_token_client_policy","oracle/wss11_message_protection_client_policy"])
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「detachWSMPolicy」に記載されているとおり、detachWSMPolicyコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、detachWSMPolicyコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServiceClientPolicy ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort','oracle/wss_username_token_client_policy')
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicy('oracle/wss_username_token_client_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートからポリシーをデタッチします。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
detachWebServiceClientPolicy(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName, portInfoName, policyURI, [subjectType=None] )
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービスのクライアント・ポートからポリシーをデタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートからポリシーをデタッチするには、この引数は必須です。 |
|
クライアント・ポートからポリシーをデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポートからポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
OWSMクライアント・ポリシーをデタッチするクライアント・ポート。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のクライアント・ポートHelloWorld_ptからクライアント・ポリシーoracle/log_policyをデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServiceClientPolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy' )
次のコマンドは、Java EEクライアント・モジュールwsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2のクライアント・ポートUpperCaseImplPortからクライアント・ポリシーoracle/wss_username_token_client_policyをデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig> detachWebServiceClientPolicy('/wls-domain/AdminServer/ClientJWS', 'owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2', 'wls', 'owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2', 'UpperCaseImplPort', "oracle/wss_username_token_client_policy")
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「detachWSMPolicies」に記載されているとおり、detachWSMPoliciesコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、detachWSMPoliciesコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicies ('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"])
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicies(["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"])
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートから複数のOWSMポリシーをデタッチします。
wsm-pmアプリケーションがインストールされていないか使用可能でない場合は、このコマンドは実行されません。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
detachWebServicePolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURIs,[subjectType=None])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートからポリシーをデタッチするには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのポートからポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジット内のWebサービスの名前。たとえば、{http://namespace/}serviceNameです。SOAコンポジットにはネームスペース({http://namespace/})を含めないでください。 |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIのリストで、たとえば、 指定するpolicyURIがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、Java EE WebモジュールhelloWorldJaxwsのポートhelloWorldJaxwsSoapHttpPortからポリシー"oracle/binding_authorization_denyall_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"をデタッチします。Webサービスは、ドメインwls-domain内のサーバーAdminServerのアプリケーションhelloWorldJaxwsの一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicies ('/wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws','helloWorldJaxws#1!helloWorldJaxws', 'wls','helloWorldJaxws', 'helloWorldJaxwsSoapHttpPort', ["oracle/binding_authorization_denyall_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"])
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「detachWSMPolicy」に記載されているとおり、detachWSMPolicyコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、detachWSMPolicyコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicy('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web','{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort','oracle/wss_username_token_service_policy')
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicy('oracle/wss_username_token_service_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートからOWSMポリシーをデタッチします。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
detachWebServicePolicy(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURI, [subjectType=None])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートからポリシーをデタッチするには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポリシーをデタッチするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのポートからポリシーをデタッチするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジット内のWebサービスの名前。たとえば、{http://namespace/}serviceNameです。SOAコンポジットにはネームスペース({http://namespace/})を含めないでください。 |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、ポリシーoracle/log_policyを、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のサービスHelloServiceのポートHelloWorld_ptからデタッチします。SOAコンポジットにはネームスペース({http://namespace/})を含めないでください。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa','HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
次の例では、Java EE Webサービスwls-domain/AdminServer/helloWorldJaxwsのサービスhelloWorldJaxwsのポートhelloWorldJaxwsSoapHttpPortからポリシーoracle/wss_username_token_service_policyをデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWebServicePolicy ('/wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws','helloWorldJaxws#1!helloWorldJaxws', 'wls','helloWorldJaxws', 'helloWorldJaxwsSoapHttpPort', 'oracle/wss_username_token_service_policy')
注意:
このコマンドは、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスに適用されます。このリリースのJava EE Webサービスには適用されません。
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、URIまたは索引値の配列で特定される複数のポリシーを、選択されているポリシー・サブジェクトからデタッチします。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セット(selectWSMPolicySet)またはポリシー・サブジェクト(selectWSMPolicySubject)を選択する必要があります。現在のセッションがなく、ポリシー・サブジェクトが選択されていない場合は、エラーが表示されます。
構文
detachWSMPolicies(uris)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
ポリシー・サブジェクトからデタッチするポリシーを指定するURIまたは索引値の配列。たとえば、 指定したポリシーのURIがアタッチされていない場合は、エラーメッセージが表示されるか例外がスローされます(あるいはその両方)。 |
例
次の例では、OWSMロギング・ポリシーおよびユーザー名トークン・サービス・ポリシーを現在のポリシー・サブジェクトからデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicies(["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"])
次の例では、OWSMロギング・ポリシーの索引値およびユーザー名トークン・サービスURIを使用して、現在のポリシー・サブジェクトからそれらをデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicies('1','3')
注意:
このコマンドは、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスに適用されます。このリリースのJava EE Webサービスには適用されません。
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したURIまたは索引値で特定されるポリシーを、選択されているポリシー・サブジェクトからデタッチします。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セット(selectWSMPolicySet)またはポリシー・サブジェクト(selectWSMPolicySubject)を選択する必要があります。現在のセッションがなく、ポリシー・サブジェクトが選択されていない場合は、エラーが表示されます。
作成中または変更中のポリシー・サブジェクトが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
detachWSMPolicy(uri)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
ポリシー・サブジェクトからデタッチするポリシーを指定するURIまたは索引値。たとえば、 指定したポリシーのURIがアタッチされていない場合は、エラーメッセージが表示されるか例外がスローされます(あるいはその両方)。 |
例
次の例では、OWSMロギング・ポリシーを現在のポリシー・サブジェクトからデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicy('oracle/log_policy')
次の例では、OWSMロギング・ポリシーのURIの索引値を使用して、現在のポリシー・サブジェクトからデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>detachWSMPolicy('1')
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「enableWSMPolicies」に記載されているとおり、enableWSMPoliciesコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、enableWSMPoliciesコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicies ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', ["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_client_policy"], true )
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicies(["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_client_policy"], true )
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートの複数のポリシーを有効または無効にします。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行われたポリシー変更は、アプリケーションの再起動後にのみ有効になります。
構文
enableWebServiceClientPolicies(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURIs,[enable],[subjectType=None] )
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービスのクライアント・ポートの複数のポリシーを有効化または無効化するアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートの複数のポリシーを有効化または無効化するには、この引数は必須です。 |
|
クライアント・ポートの複数のポリシーを有効または無効にするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポートの複数のポリシーを有効または無効にするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
OWSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポートの名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIのリストで、たとえば、 |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、Java EE Webサービス・モジュールowsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2のポートUpperCaseImplPortのクライアント・ポリシーoracle/wss10_saml20_token_client_policyおよびoracle/wss11_message_protection_client_policyを有効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicies('/wls-domain/AdminServer/ClientJWS','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2','wls','owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2','UpperCaseImplPort',["oracle/wss10_saml20_token_client_policy","oracle/wss11_message_protection_client_policy"], true)
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「enableWSMPolicy」に記載されているとおり、enableWSMPolicyコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、enableWSMPolicyコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicy ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort', "oracle/wss_username_token_client_policy",true)
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicy("oracle/wss_username_token_client_policy",true)
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのポリシーを有効または無効にします。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
enableWebServiceClientPolicy(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceRefName,portInfoName,policyURI,[enable],[subjectType=None] )
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービスのクライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化するアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートのポリシーを有効化または無効化するには、この引数は必須です。 |
|
クライアント・ポートのポリシーを有効または無効にするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポートのポリシーを有効または無効にするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
OWSMクライアント・ポリシーをアタッチするクライアント・ポートの名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のクライアント・ポートHelloWorld_ptのクライアント・ポリシーoracle/log_policyを有効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のクライアント・ポートHelloWorld_ptのクライアント・ポリシーoracle/log_policyを無効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]','soa','client','HelloWorld_pt','oracle/log_policy', false )
次の例では、Java EE Webモジュールowsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2のクライアント・ポートUpperCaseImplPortのクライアント・ポリシーoracle/wss_username_token_client_policyを無効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServiceClientPolicy('/wls-domain/AdminServer/ClientJWS', 'owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2', 'wls', 'owsm_mbean.resouce_pattern.web.ClientJWS/sei2', 'UpperCaseImplPort', "oracle/wss_username_token_client_policy", false)
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「enableWSMPolicies」に記載されているとおり、enableWSMPoliciesコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、enableWSMPoliciesコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig> enableWebServicePolicies ('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort',["oracle/log_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"],true)
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig> enableWSMPolicies(["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"],true)
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされている複数のポリシーを有効または無効にします。
このコマンドで指定したpolicyURIsがポートにアタッチされていない場合は、エラーメッセージが表示されるか例外がスローされます(あるいはその両方)。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
enableWebServicePolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURIs,[enable],[subjectType=None] ))
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポリシーを有効化するアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにアタッチされているポリシーを有効化するには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポリシーを有効にするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効にするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービスの名前。たとえば、 |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIのリストで、たとえば、 指定した |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、WebモジュールhelloWorldJaxws#1!helloWorldJaxwsのポートhelloWorldJaxwsSoapHttpPortにアタッチされているポリシー"oracle/binding_authorization_denyall_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"を無効化します。Webサービスは、ドメインwls-domain内のサーバーAdminServerのアプリケーションhelloWorldJaxwsの一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicies ('/wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws','helloWorldJaxws#1!helloWorldJaxws', 'wls','helloWorldJaxws', 'helloWorldJaxwsSoapHttpPort', ["oracle/binding_authorization_denyall_policy", "oracle/wss_username_token_service_policy"], false)
注意:
このコマンドは、Java EE Webサービス(またはクライアント)のみに使用します。Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「enableWSMPolicy」に記載されているとおり、enableWSMPolicyコマンドを使用することをお薦めします。次の例に、enableWSMPolicyコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicy ('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy','web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort',"oracle/wss_username_token_service_policy",true)
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicy("oracle/wss_username_token_service_policy",true)
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効化または無効化します。
このコマンドで指定するポリシーがポートにアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。
注意:
このWLSTコマンドを使用して行ったポリシー変更は、ご使用のアプリケーションを再起動した後のみ有効になります。
構文
enableWebServicePolicy(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceName, subjectName, policyURI, [enable], [subjectType=None] ))
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポリシーを有効化するアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにアタッチされているポリシーを有効化するには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポリシーを有効にするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのポートにアタッチされているポリシーを有効にするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
注意: |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジット内のWebサービスの名前。たとえば、{ |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
オプション。ポリシーを有効化するのか無効化するのかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
例
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のサービスHelloServiceのポートHelloWorld_ptにアタッチされているポリシーoracle/log_policyを有効化します。SOAコンポジットにはネームスペース({http://namespace/})を含めないでください。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa','HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のサービスHelloServiceのポートHelloWorld_ptにアタッチされているポリシーoracle/log_policyを無効化します。SOAコンポジットにはネームスペース({http://namespace/})を含めないでください。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWebServicePolicy(None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa','HelloService','HelloWorld_pt','oracle/log_policy',false)
次の例では、Java EE Webサービスwls-domain/AdminServer/helloWorldJaxwsのサービスhelloWorldJaxwsのポートhelloWorldJaxwsSoapHttpPortにアタッチされているポリシーoracle/wss_username_token_service_policyを無効化します。
wls:/wls-domain/domainRuntime> enableWebServicePolicy ('/wls-domain/AdminServer/helloWorldJaxws','helloWorldJaxws#1!helloWorldJaxws', 'wls','helloWorldJaxws', 'helloWorldJaxwsSoapHttpPort', 'oracle/wss_username_token_service_policy', false)
注意:
このコマンドは、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスに適用されます。このリリースのJava EE Webサービスには適用されません。
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したURIで特定され、ポリシー・サブジェクトにアタッチされている複数のポリシー・アタッチメントを有効化または無効化します。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セット(selectWSMPolicySet)またはポリシー・サブジェクト(selectWSMPolicySubject)を選択する必要があります。ただし、ポリシー・セットの作成またはクローニング時にenableWSMPoliciesが発行されている場合は、すでに選択されているためポリシー・セットを選択する必要はありません。
オプションのenable引数が指定されていない場合、このコマンドによってポリシー・アタッチメントがデフォルトで有効化されます。このコマンドで指定したポリシーのURIがポートにアタッチされていない場合は、エラーメッセージが表示されるか例外がスローされます(あるいはその両方)。
構文
enableWSMPolicies(uris,[enable=true]))
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
OWSMポリシー名のURIのリストで、たとえば、 指定した |
|
オプション。ポリシー・アタッチメントを有効化するか無効化するかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシーが有効化されます。 |
例
次の例では、WebモジュールWssUsernameServiceのポートJRFWssUsernamePortにアタッチされているポリシー["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"]を有効化します。Webサービスは、ドメインbase_domain内のサーバーserver1のアプリケーションHelloWorld#1_0の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicies(["oracle/log_policy","oracle/wss_username_token_service_policy"],true)
注意:
このコマンドは、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスに適用されます。このリリースのJava EE Webサービスには適用されません。
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したURIで特定され、ポリシー・サブジェクトにアタッチされているポリシー・アタッチメントを有効化または無効化します。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セット(selectWSMPolicySet)またはポリシー・サブジェクト(selectWSMPolicySubject)を選択する必要があります。ただし、ポリシー・セットの作成またはクローニング時にenableWSMPolicyが発行されている場合は、すでに選択されているためポリシー・セットを選択する必要はありません。
オプションのenable引数が指定されていない場合、このコマンドによってポリシー・アタッチメントがデフォルトで有効化されます。このコマンドで指定したpolicyURIがポートにアタッチされていない場合は、エラーメッセージが表示されるか例外がスローされます(あるいはその両方)。
構文
enableWSMPolicy(uri,[enable=true])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
ポリシー・セット内のポリシー・アタッチメントを指定するURI。 |
|
オプション。ポリシー・セット内のURIで指定されるポリシー・アタッチメントを有効化するか無効化するかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セット・アタッチメントが有効になります。 |
例
次の例では、WebモジュールWssUsernameServiceのポートJRFWssUsernamePortにアタッチされているポリシーoracle/wss_username_token_service_policyを有効化します。Webサービスは、ドメインbase_domain内のサーバーserver1のアプリケーションHelloWorld#1_0の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicy("oracle/wss_username_token_service_policy",true)
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のサービスHelloServiceのポートHelloWorld_ptにアタッチされているポリシーoracle/log_policyを有効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicy('oracle/log_policy')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のサービスHelloServiceのポートHelloWorld_ptにアタッチされているポリシーoracle/log_policyを無効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicy('oracle/log_policy',false)
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
使用可能なすべてのOWSMポリシーのリストをカテゴリまたはサブジェクト・タイプごとに表示します。
構文
listAvailableWebServicePolicies([category],[subject])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
オプション。ポリシー・カテゴリで、たとえば、 |
|
オプション。ポリシー・サブジェクト・タイプで、たとえば、 |
例
次の例では、ドメイン内の使用可能なすべてのOWSMサーバー・セキュリティ・ポリシーをリストします。
wls:/wls-domain/serverConfig>listAvailableWebServicePolicies('security','server')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・クライアント・ポートのポリシー情報をリストします。
出力には、Webサービス・クライアントまたは参照ポート名、それにアタッチされているOWSMポリシーおよびポリシー・カテゴリ、ステータス、ポリシー・アタッチメントのソース、すべてのポリシー・オーバーライド・プロパティ(該当する場合)、ポリシーがサブジェクトに対して有効かどうかなどの各アタッチメントの詳細が表示されます。また、ポリシー・サブジェクトがセキュアかどうかも表示されます。例:
test-port: URI=oracle/wss_username_token_client_policy, category=security, policy-status=enabled source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true The policy subject is secure in this context.
構文
listWebServiceClientPolicies(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName,portInfoName)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・クライアント・ポートのポリシー情報をリストするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのクライアント・ポートのポリシー情報をリストするには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポートのポリシー情報をリストするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのクライアント・ポートのポリシー情報をリストするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
|
アプリケーションまたはコンポジットのサービス参照名。 |
|
クライアント・ポート名。 |
例
次の例では、ドメインbase_domain内のサーバーserver1のアプリケーションjwsclient_1#1.1.0のWebサービス・クライアント・ポートのポリシー情報をリストします。この例では、Webモジュール名はWssUsernameClientであり、モジュール・タイプはwsconnであり、サービス参照名はWssUsernameClientであり、クライアント・ポート名はJRFWssUsernamePortです。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServiceClientPolicies ('/base_domain/server1/jwsclient_1#1.1.0','WssUsernameClient','wsconn', 'WssUsernameClient','JRFWssUsernamePort')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス・ポートのWebサービス・ポリシー情報をリストします。
出力には、Webサービス・ポート名、それにアタッチされているOWSMポリシーおよびポリシー・カテゴリ、ステータス、ポリシー・アタッチメントのソース、すべてのポリシー・オーバーライド・プロパティ(該当する場合)、ポリシーがサブジェクトに対して有効かどうかなどの各アタッチメントの詳細が表示されます。また、ポリシー・サブジェクトがセキュアかどうかも表示されます。例:
CalculatorPort: URI="oracle/wss_username_token_service_policy", category=security, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true The policy subject is secure in this context.
構文
listWebServicePolicies(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName,subjectName)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポートのポリシー情報をリストするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートのポリシー情報をリストするには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポートのポリシー情報をリストするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットのポート・ポリシー情報をリストするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは次のとおりです。
|
|
ポート・ポリシー情報をリストするアプリケーションまたはSOAコンポジットのWebサービス名。たとえば、{ |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作名。 |
例
次の例では、アプリケーションjaxwsejb30ws内のポートCalculatorPortのWebサービスのポリシー情報をリストします。この例で、Webモジュール名はjaxwsejb、およびサービス名はCalculatorServiceです。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServicePolicies ('/base_domain/AdminServer/jaxwsejb30ws','jaxwsejb','web', '{http://namespace/}CalculatorService', 'CalculatorPort')
次の例では、SOAコンポジットdefault/HelloWorld[1.0]のポート・ポリシー情報を一覧表示します。moduleTypeがSOAに設定されており、サービス名がHelloServiceであり、サブジェクトがHelloWorld_ptというポートであることに注意してください。SOAコンポジットにはネームスペース({http://namespace/})を含めないでください。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServicePolicies (None, 'default/HelloWorld[1.0]', 'soa', 'HelloService', 'HelloWorld_pt')
注意:
このコマンドは、Oracle Infrastructure Webサービスでは非推奨になりました。「setWSMPolicyOverride」に記載されているとおり、setWSMPolicyOverrideコマンドを使用することをお薦めします。
このコマンドは、Java EE Webサービスには適用されません。
次の例に、setWSMPolicyOverrideコマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setWebServicePolicyOverride ('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy', 'web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort', 'oracle/wss_username_token_service_policy', 'reference.priority', '10')
12cリリース(リポジトリおよびポリシー・サブジェクトの操作)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride ('oracle/wss_username_token_service_policy', 'reference.priority', '10')
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
アプリケーションまたはSOAコンポジット内のWebサービス・ポートのポリシー・オーバーライド・プロパティを構成します。
構文
setWebServicePolicyOverride(application,moduleOrCompName,moduleType, serviceName, portName,policyURI,properties)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
Webサービス・ポートのポリシーをオーバーライドするアプリケーションの名前およびパス。たとえば、 Webサービス・アプリケーションのポートにアタッチされているポリシー上のプロパティをオーバーライドするには、この引数は必須です。 |
|
Webサービス・ポート・ポリシーをオーバーライドするWebモジュールまたはSOAコンポジットの名前(HelloWorld[1.0]など)。 SOAコンポジットにアタッチされたポリシーのプロパティをオーバーライドするには、コンポジット名( |
|
モジュール・タイプ。有効なオプションは、 注意: モジュール・タイプ |
|
アプリケーションまたはSOAコンポジット内のWebサービスの名前。たとえば、{ |
|
ポリシー・サブジェクト、ポートまたは操作の名前。 |
|
OWSMポリシー名のURIで、たとえば、オーバーライド・プロパティが適用される 指定するポリシーがアタッチされていない場合、エラー・メッセージの表示または例外のスロー、あるいはその両方が実行されます。 |
|
ポリシー・オーバーライド・プロパティ。次の形式を使用してプロパティを指定する必要があります。
例: この引数を |
例
次の例では、WebモジュールWssUsernameServiceのポートJRFWssUsernamePortのポリシーoracle/wss10_message_protection_service_policyのオーバーライド・プロパティを構成します。Webサービスは、ドメインbase_domain内のサーバーserver1のアプリケーションHelloWorld#1_0の一部です。
wls:/wls-domain/serverConfig>setWebServicePolicyOverride ('/base_domain/server1/HelloWorld#1_0','j2wbasicPolicy', 'web', '{http://namespace/}WssUsernameService','JRFWssUsernamePort', "oracle/wss10_message_protection_service_policy", [("keystore.sig.csf.key","sigkey")])
注意:
直接ポリシー・アタッチメントの場合、このコマンドはOracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスにのみ適用されます。ポリシー・セット内のポリシー参照での構成オーバーライドの場合、このコマンドはJava EE Webサービスにも適用されます。ポリシー・セットでの構成オーバーライドの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したグローバルにアタッチされたポリシーの構成プロパティのオーバーライドに関する項を参照してください。
local.policy.reference.sourceプロパティは直接ポリシー・アタッチメントのソースを識別するための情報提供のみを目的としており、オーバーライドできません。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー・アタッチメントのソースの特定に関する項を参照してください。
コマンド・カテゴリ: ポリシー管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、nameとvalueのペアで記述される構成オーバーライドを、指定したURIで特定され、ポリシー・セット・ドキュメントまたはポリシー・サブジェクトにアタッチされているポリシーに追加します。value引数はオプションです。value引数を省略した場合、name引数で指定されたプロパティがポリシー・サブジェクトから削除されます。name引数で指定されたプロパティがすでに存在していて、value引数が指定されている場合は、現在の値が新しい値で上書きされます。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セット(selectWSMPolicySet)またはポリシー・サブジェクト(selectWSMPolicySubject)を選択する必要があります。現在のセッションがなく、ポリシー・サブジェクトが選択されていない場合は、エラーが表示されます。
構文
setWSMPolicyOverride(uri, name, value)
| 引数 | 説明 |
|---|---|
|
ポリシーURIを表す文字列。たとえば、オーバーライド・プロパティが適用される |
|
オーバーライド・プロパティの名前を表す文字列。例: |
|
オプション。プロパティの値を表す文字列。この引数を指定しない場合、 |
例
次の例では、oracle/wss10_saml_token_service_policyのreference.priorityプロパティの構成オーバーライドを1の値に指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/wss10_saml_token_service_policy', 'reference.priority','1')
次の例では、ポリシー・セットのoracle/wss10_saml_token_service_policyからプロパティreference.priorityを削除します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/wss10_saml_token_service_policy', 'reference.priority')