ポリシー・セットは、1つ以上のポリシーをサブジェクト・タイプにグローバルにアタッチするメカニズムを提供することで、エンタープライズのセキュリティおよび管理性を向上します。ポリシー・セットを使用すると、管理者は、何も直接アタッチすることなく、強制するポリシーのデフォルト・セットを指定できます。ポリシー・セットをアタッチできるリソースのタイプおよびスコープの決定の詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のグローバルにアタッチされたポリシーのリソースのタイプおよびスコープの決定に関する項を参照してください。
ポリシー・セットの作成、変更または削除コマンドはすべて、セッションのコンテキストで実行する必要があります。セッションは、単一のポリシー・セットに対してのみ操作できます。
注意:
この項で説明するWLSTコマンドのヘルプを表示するには、実行中のサーバー・インスタンスに接続し、help('wsmManage')
と入力します。
表3-9にリストされているポリシー・セットの管理コマンドは、このリリースでOracle Infrastructure Webサービスについては非推奨になりました。
Oracle Infrastructure Webサービスでは、リリース12cのOWSMポリシー・セットを管理するには、表3-8にリストされているWLSTの新しいコマンドを使用することをお薦めします。これらのコマンドは、「セッション・コマンド」の説明に従って、セッション・コマンドを使用してセッションのコンテキスト内で実行する必要があります
非推奨コマンドの完全なリストは、『Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート』の非推奨となったOracle Infrastructure Webサービスのコマンドに関する項を参照してください。
表3-6にリストされているWLSTコマンドを使用して、グローバルで使用可能なポリシー・セットを管理します。
表3-8 Webサービスのグローバル・ポリシー・セット管理WLSTコマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
セッション内で、既存のポリシー・セットから新しいポリシー・セットをクローニングします。 |
オンライン |
|
セッション内に、新しい、空のポリシー・セットを作成します。 |
オンライン |
|
すべてまたは選択したポリシー・セットをOWSMリポジトリ内から削除します。 |
オンライン |
|
セッション内で、指定したポリシー・セットを削除します。 |
オンライン |
|
指定したポリシー・セットの構成を表示します。 |
オンライン |
|
セッション内で、現在のポリシー・セットを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
リポジトリ内のポリシー・セットをリストします。このコマンドでは、現在のセッションで作成中、変更中または削除中のポリシー・セットも表示します。 |
オンライン |
|
セッション内で変更するポリシー・セットを指定します。 |
オンライン |
|
セッション内で選択されたポリシー・セットのための実行時制約値を指定します。 |
オンライン |
|
ポリシー・セットに対するオーバーライド・プロパティを構成します。 |
オンライン |
|
セッション内で選択されたポリシー・セットのための説明を指定します。 |
オンライン |
|
指定したリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式を設定します。 |
オンライン |
|
セッション内の登録済物理リソースを記述するリソース・インスタンスを登録解除または削除します。 |
オンライン |
|
既存のポリシー・セットを検証します。 |
オンライン |
表3-9に、このリリースで非推奨になったOracle Infrastructure Webサービスのグローバル・ポリシー・セットを管理するためWLSTコマンドをリストします。
表3-9 非推奨のグローバル・ポリシー・セット管理用のWLSTコマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
現在のOWSMリポジトリ変更セッションを中止し、セッション中にリポジトリに対して行われたすべての変更を破棄します。 |
オンライン |
|
指定されたリソース範囲にポリシー・セットをアタッチします。 |
オンライン |
|
ポリシーのURIを使用してポリシー・セットにポリシーをアタッチします。 |
オンライン |
|
OWSMリポジトリを変更するセッションを開始します。 |
オンライン |
|
既存のポリシー・セットから新しいポリシー・セットをクローニングします。 |
オンライン |
|
現在のセッションの内容をOWSMリポジトリに書き込みます。 |
オンライン |
|
新しい空のポリシー・セットを作成します。 |
オンライン |
|
すべてまたは選択したポリシー・セットをOWSMリポジトリ内から削除します。 |
オンライン |
|
指定したポリシー・セットを削除します。 |
オンライン |
|
現在のセッションのコンテンツを記述します。 |
オンライン |
|
ポリシーのURIを使用してポリシー・セットからポリシーをデタッチします。 |
オンライン |
|
指定したポリシー・セットの構成を表示します。 |
オンライン |
|
ポリシー・セットを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
ポリシーのURIを使用してポリシー・セットのポリシー・アタッチメントを有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
リポジトリ内のポリシー・セットを一覧表示します。 |
オンライン |
|
直接ポリシー・アタッチメントをグローバル・ポリシー・アタッチメントに(それらが同一である場合)移行します。 |
オンライン |
|
現在のセッションで変更する既存のポリシー・セットを指定します。 |
オンライン |
|
セッション内で選択されたポリシー・セットのための実行時制約値を指定します。 |
オンライン |
|
セッション内で選択されたポリシー・セットのための説明を指定します。 |
オンライン |
|
現在のポリシー・セットのポリシー参照に構成オーバーライドを追加します。 |
オンライン |
|
リポジトリ内またはセッション内の既存のポリシー・セットを検証します。 |
オンライン |
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「abortWSMSession」に記載されているとおり、abortWSMSession
コマンドを使用することをお薦めします。
次の例に、abortWSMSession
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリース(リポジトリ操作)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> abortRepositorySession()
12cリリース(リポジトリ操作とポリシー・サブジェクト操作の両方)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> abortWSMSession()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在の変更セッションを中止し、セッション中にリポジトリに対して行われたすべての変更を破棄します。
構文
abortRepositorySession()
例
次の例では、現在のOWSMセッションを中止します。
wls:/wls-domain/serverConfig>abortRepositorySession()
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「setWSMPolicySetScope」に記載されているとおり、setWSMPolicySetScope
コマンドを使用することをお薦めします。
次の例に、setWSMPolicySetScope
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> attachPolicySet ('Domain("base_domain")')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setWSMPolicySetScope ('Domain("base_domain")')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式を設定します。この式は、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義する必要があります。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
attachPolicySet(expression)
引数 | 説明 |
---|---|
|
指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。 リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のリソース・スコープの定義に関する項を参照してください。 |
例
次の例では、指定したbase_domain
リソースにポリシー・セットをアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachPolicySet('Domain("base_domain")')
この例では、指定したbase_domain
およびmanaged_server
リソースにポリシー・セットをアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachPolicySet('Domain("base_domain") and Server("managed_server")')
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「attachWSMPolicy」に記載されているとおり、attachWSMPolicy
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、attachWSMPolicy
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリース(ポリシー・セットでのリポジトリ操作とポリシー・サブジェクト操作の両方)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> attachPolicySetPolicy ('oracle/wss_username_token_service_policy')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> attachWSMPolicy('oracle/wss_username_token_service_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したURIで特定されるポリシーを、現在のポリシー・セットにアタッチします。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
attachPolicySetPolicy(uri)
引数 | 説明 |
---|---|
|
現在のポリシー・セットにアタッチするポリシーを指定するURI。たとえば、 |
例
次の例では、OWSMロギング・ポリシーを現在のポリシー・セットにアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>attachPolicySetPolicy('oracle/log_policy')
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「beginWSMSession」に記載されているとおり、beginWSMSession
コマンドを使用することをお薦めします。
次の例に、beginWSMSession
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリース(リポジトリ操作)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> beginRepositorySession()
12cリリース(リポジトリ操作とポリシー・サブジェクト操作の両方)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> beginWSMSession()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
OWSMリポジトリを変更するためのセッションを開始します。セッションは、ポリシー・セット、Fusion Middleware Webサービス・エンドポイントなどの単一のポリシー・サブジェクトに対してのみ操作できます。すでに現在のセッションがある場合、エラーが表示されます。
構文
beginRepositorySession()
例
次の例では、OWSMリポジトリ変更セッションを開始します。
wls:/wls-domain/serverConfig>beginRepositorySession()
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「cloneWSMPolicySet」に記載されているとおり、cloneWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、cloneWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> clonePolicySet ('myNewPolicySet', 'myPolicySet')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> cloneWSMPolicySet ('myNewPolicySet', 'myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、既存のポリシー・セットから新しいポリシー・セットをクローニングします。既存のポリシー・セットをクローニングする際には、ソース・ポリシー・セットのすべての値とアタッチメントが新規ポリシー・セットにコピーされます。ただし、リソース・スコープを指定する別の式を指定することもできます。この式は、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義する必要があります。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
clonePolicySet(name,source
,[attachTo=None
],[description=None
],[enable='true'
])
引数 | 説明 |
---|---|
|
新規ポリシー・セットのクローンの名前。 |
|
クローニングされるソース・ポリシー・セットの名前。 |
|
オプション。指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のリソース・スコープの定義に関する項を参照してください。 この引数を |
|
オプション。新規ポリシー・セットの説明。 この引数を |
|
オプション。ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
例
最初の例では、既存のmyPolicySet
ポリシー・セットをクローニングして新しいmynewPolicySet
を作成することで、ポリシーセットを作成します。2番目の例でもポリシー・セットを作成しますが、リソース・スコープをドメイン内の指定されたjaxwsejb30ws
アプリケーションのポリシー・サブジェクトに絞り込みます。
wls:/wls-domain/serverConfig>clonePolicySet('myNewPolicySet','myPolicySet') wls:/wls-domain/serverConfig>clonePolicySet('myNewPolicySet','myPolicySet','Application("jaxwsejb30ws")')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、既存のポリシー・セットから新しいポリシー・セットをクローニングします。既存のポリシー・セットをクローニングする際には、ソース・ポリシー・セットのすべての値とアタッチメントが新規ポリシー・セットにコピーされます。ただし、リソース・スコープを指定する別の式を指定することもできます。この式は、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義する必要があります。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
cloneWSMPolicySet(name,source
,[scope=None
],[description=None
],[enable='true'
])
引数 | 説明 |
---|---|
|
新規ポリシー・セットのクローンの名前。 |
|
クローニングされるソース・ポリシー・セットの名前。 |
|
オプション。指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のリソース・スコープの定義に関する項を参照してください。 この引数を指定しない場合、リソース・スコープの識別のためにソース・ポリシー・セットで使用されている式が保持されます。 |
|
オプション。新規ポリシー・セットの説明。 この引数が指定されない場合、ソース・ポリシー・セットで使用されている説明が保持されます。 |
|
オプション。ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。この引数を省略した場合、ポリシー・セットは有効化されます。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
例
最初の例では、既存のmyPolicySet
ポリシー・セットをクローニングして新しいmynewPolicySet
を作成することで、ポリシーセットを作成します。2番目の例でもポリシー・セットを作成しますが、リソース・スコープをドメイン内の指定されたjaxwsejb30ws
アプリケーションのポリシー・サブジェクトに絞り込みます。
wls:/wls-domain/serverConfig>cloneWSMPolicySet('myNewPolicySet','myPolicySet') wls:/wls-domain/serverConfig>cloneWSMPolicySet('myNewPolicySet','myPolicySet','Application("jaxwsejb30ws")')
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「commitWSMSession」に記載されているとおり、commitWSMSession
コマンドを使用することをお薦めします。
次の例に、commitWSMSession
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリース(リポジトリ操作)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> commitRepositorySession()
12cリリース(リポジトリ操作とポリシー・サブジェクト操作の両方)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> commitWSMSession()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在のセッションの内容をOWSMリポジトリに書き込みます。何がコミットされたのかを示すメッセージが表示されます。現在のセッションがない場合、エラーが表示されます。
構文
commitRepositorySession()
例
次の例では、現在のリポジトリの変更セッションをコミットします。
wls:/wls-domain/serverConfig>commitRepositorySession()
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「createWSMPolicySet」に記載されているとおり、createWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、createWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> createPolicySet('myPolicySet', 'ws-service', 'Domain("base_domain")')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> createWSMPolicySet ('myPolicySet', 'ws-service', 'Domain("base_domain")')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内に、新しい、空のポリシー・セットを作成します。新規ポリシー・セットを作成する際には、ポリシー・セットの適用先のポリシー・サブジェクトのタイプを指定して、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義するサポートされる式を指定する必要があります。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
createPolicySet(name,type
,attachTo
,[description=None
],[enable='true'
])
引数 | 説明 |
---|---|
|
新規の空のポリシー・セットの名前。 |
|
新規ポリシー・セットが適用されるポリシー・サブジェクトのタイプ。ポリシー・サブジェクトのタイプは、『Oracle Web Services Managerの理解』のポリシー・サブジェクトの理解に関する項に記載されているポリシー・サブジェクトのいずれかである必要があります。 |
|
指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のリソース・スコープの定義に関する項を参照してください。 |
|
オプション。新しいポリシー・セットの説明。説明が指定されない場合、新しいポリシー・セットの説明は、 |
|
オプション。新規ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
例
最初の例では、新規ポリシー・セットを作成し、リソース・スコープをbase_domain
ドメインのws-service
タイプ(Webサービス・エンドポイント)のみに指定します。2つめの例では、新しいポリシー・セットを作成しますが、リソース・スコープをドメイン内のsoa_server1サーバーのsca-serviceタイプのみ(SOAサービス)に絞ります。
wls:/wls-domain/serverConfig>createPolicySet('myPolicySet','ws-service','Domain("base_domain")')
wls:/wls-domain/serverConfig>createPolicySet('myPolicySet','sca-service','Server("soa_server1")','My policySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、新しい、空のポリシー・セットを作成します。新しいポリシー・セットを作成する際に、ポリシー・セットが適用されるポリシー・サブジェクトのタイプを指定して、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義するサポートされる式を指定する必要があります。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
createWSMPolicySet(name,type
,scope
,[description=None
],[enable='true'
])
引数 | 説明 |
---|---|
|
新規の空のポリシー・セットの名前。 |
|
新しいポリシー・セットが適用されるポリシー・サブジェクトのタイプ。ポリシー・サブジェクトのタイプは、『Oracle Web Services Managerの理解』のポリシー・サブジェクトの理解に関する項に記載されているポリシー・サブジェクトのいずれかである必要があります。 |
|
オプション。指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のリソース・スコープの定義に関する項を参照してください。 この引数を指定しない場合、リソース・スコープの識別のためにソース・ポリシー・セットで使用されている式が保持されます。 |
|
オプション。新しいポリシー・セットの説明。説明が指定されない場合、新しいポリシー・セットの説明は、 |
|
オプション。新規ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
例
次の例では、新しいポリシー・セットを作成し、リソース・スコープをbase_domain
ドメインのws-service
タイプ(Webサービス・エンドポイント)のみに指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig>createWSMPolicySet('myPolicySet','ws-service','Domain("base_domain")')
次の例では、新しいポリシー・セットを作成しますが、リソース・スコープをドメイン内のsoa_server1
サーバーのsca-service
タイプのみ(SOAサービス)に絞ります。
wls:/wls-domain/serverConfig>createWSMPolicySet('myPolicySet','sca-service','Server("soa_server1")','My policySet')
次の例では、新しいポリシー・セットを作成し、リソース・スコープをbase_domain
ドメインのsca-rest-reference
タイプ(SOA RESTful参照)のみに絞ります。
wls:/wls-domain/serverConfig>createWSMPolicySet('myPolicySet','sca-rest-reference','Domain("base_domain")','My policySet')
次の例では、新しいポリシー・セットを作成し、リソース・スコープをbase_domain
ドメインのsca-rest-reference
タイプ(OSB RESTfulビジネス・サービス)のみに絞ります。
wls:/wls-domain/serverConfig>createWSMPolicySet('myPolicySet','biz-rest-service','Domain("base_domain")','My policySet')
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「deleteWSMAllPolicySets」に記載されているとおり、deleteWSMAllPolicySets
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、deleteWSMAllPolicySets
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteAllPolicySets()
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteWSMAllPolicySets()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
すべてまたは選択したポリシー・セットをOWSMリポジトリ内から削除します。すべてのポリシー・セットを強制的に削除するか、削除するポリシー・セットを個別に選択するようプロンプト表示するかを指定できます。いずれかのポリシー・セットの削除が失敗すると、この操作で例外がスローされます。いずれのポリシー・セットも削除されません。
構文
deleteAllPolicySets([mode])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。ポリシー・セット削除を行うために実行されるアクション。有効なオプションは次のとおりです。
モードを指定しない場合、この引数はデフォルトで |
例
次の例では、プロンプトを表示しないでリポジトリからすべてのポリシー・セットを自動的に削除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteAllPolicySets("force")
Starting Operation deleteAllPolicySets ...
All policy sets were deleted successfully from repository.
deleteAllPolicySets Operation Completed.
次の例では、リポジトリから、選択したポリシー・セットを削除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteAllPolicySets()
または
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteAllPolicySets('prompt')
Starting Operation deleteAllPolicySets ...
Policy Set Name: create_policyset_6
Select "create_policyset_6" for deletion (yes/no/cancel)? no
Policy Set Name: create_policyset_8
Select "create_policyset_8" for deletion (yes/no/cancel)? yes
Policy Set Name: create_policyset_21
Select "create_policyset_21" for deletion (yes/no/cancel)? no
Policy Set Name: create_policyset_10
Select "create_policyset_10" for deletion (yes/no/cancel)? yes
All the selected policy sets were deleted successfully from repository.
deleteAllPolicySets Operation Completed.
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内のすべてまたは選択したポリシー・セットを削除します。すべてのポリシー・セットを強制的に削除するか、削除するポリシー・セットを個別に選択するようプロンプト表示するかを指定できます。いずれかのポリシー・セットの削除が失敗すると、この操作で例外がスローされます。いずれのポリシー・セットも削除されません。
構文
deleteWSMAllPolicySets([mode])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。ポリシー・セット削除を行うために実行されるアクション。有効なオプションは次のとおりです。
モードを指定しない場合、この引数はデフォルトで |
例
次の例では、プロンプトを表示しないでリポジトリからすべてのポリシー・セットを自動的に削除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteWSMAllPolicySets("force")
Starting Operation deleteWSMAllPolicySets ...
All policy sets were deleted successfully from repository.
deleteWSMAllPolicySets Operation Completed.
次の例では、リポジトリから、選択したポリシー・セットを削除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteWSMAllPolicySets()
または
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteWSMAllPolicySets('prompt')
Starting Operation deleteWSMAllPolicySets ...
Policy Set Name: create_policyset_6
Select "create_policyset_6" for deletion (yes/no/cancel)? no
Policy Set Name: create_policyset_8
Select "create_policyset_8" for deletion (yes/no/cancel)? yes
Policy Set Name: create_policyset_21
Select "create_policyset_21" for deletion (yes/no/cancel)? no
Policy Set Name: create_policyset_10
Select "create_policyset_10" for deletion (yes/no/cancel)? yes
All the selected policy sets were deleted successfully from repository.
deleteWSMAllPolicySets Operation Completed.
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「deleteWSMPolicySet」に記載されているとおり、deleteWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、deleteWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deletePolicySet('myPolicySet')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> deleteWSMPolicySet ('myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で指定したポリシー・セットを削除します。セッションにすでに別のポリシー・セットが含まれている場合は、エラーが表示されます。セッションに、指定したポリシー・セットがすでに含まれている場合、作成は行われず、変更は削除に変換されます。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
deletePolicySet(name)
引数 | 説明 |
---|---|
|
削除されるポリシー・セットの名前。 |
例
次の例では、指定したmyPolicySet
ポリシー・セットを削除します。
wls:/wls-domain/serverConfig>deletePolicySet('myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したポリシー・セットを削除します。セッションにすでに別のポリシー・セットが含まれている場合は、エラーが表示されます。セッションに、指定したポリシー・セットがすでに含まれている場合、作成は行われず、変更は削除に変換されます。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
deleteWSMPolicySet(name)
引数 | 説明 |
---|---|
|
削除されるポリシー・セットの名前。 |
例
次の例では、指定したmyPolicySet
ポリシー・セットを削除します。
wls:/wls-domain/serverConfig>deleteWSMPolicySet('myPolicySet')
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「describeWSMSession」に記載されているとおり、describeWSMSession
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、describeWSMSession
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリース(リポジトリ操作)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> describeRepositorySession()
12cリリース(リポジトリ操作とポリシー・サブジェクト操作の両方)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> describeWSMSession()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在のセッションの内容を説明します。これは、セッションが空であることを示すか、更新対象のポリシー・サブジェクトの名前を更新のタイプ(作成、変更または削除)とともにリストするかのいずれかです。現在のセッションがない場合、エラーが表示されます。
構文
describeRepositorySession()
例
次の例では、現在のリポジトリの変更セッションを記述します。
wls:/wls-domain/serverConfig>describeRepositorySession()
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「detachWSMPolicy」に記載されているとおり、detachWSMPolicy
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、detachWSMPolicy
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリース(ポリシー・セットでのリポジトリ操作とポリシー・サブジェクト操作の両方)の場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> detachPolicySetPolicy ('oracle/wss_username_token_service_policy')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> detachWSMPolicy('oracle/wss_username_token_service_policy')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したURIで特定されるポリシーを、現在のポリシー・セットからデタッチします。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
detachPolicySetPolicy(uri)
引数 | 説明 |
---|---|
|
現在のポリシー・セットからデタッチするポリシーを指定するURI。たとえば、 |
例
次の例では、OWSMロギング・ポリシーを現在のポリシー・セットからデタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig> detachPolicySetPolicy('oracle/log_policy')
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「displayWSMPolicySet」に記載されているとおり、displayWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、displayWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> displayPolicySet('myPolicySet')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> displayWSMPolicySet ('myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したポリシー・セットの構成を表示します。現在のセッションでポリシー・セットが変更されている場合、そのバージョンが表示されます。それ以外の場合は、リポジトリ内の最新バージョンが表示されます。ポリシー・セットが存在しない場合、エラーが表示されます。
このコマンドは、セッションの外で発行できます。
構文
displayPolicySet([name])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。表示されるポリシー・セットの名前。 名前が指定されていない場合、現在のセッションのポリシー・セットの構成(存在する場合)が表示されるか、エラー・メッセージが表示されます。 |
例
次の例では、myPolicySet
ポリシー・セットの構成を表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>displayPolicySet('myPolicySet')
注意:
このコマンドは、Oracle InfrastructureおよびRESTful Webサービスに適用されます。このリリースのJava EE Webサービスには適用されません。
コマンド・カテゴリ: リポジトリ
WLSTでの使用: オンライン
説明
登録済リソース・インスタンスの構成を表示します。現在のセッションでリソース・インスタンスが変更されている場合、そのバージョンが表示されます。それ以外の場合は、リポジトリ内の最新バージョンが表示されます。リソース・インスタンスが存在しない場合はエラーが表示されます。このコマンドは、セッションの外で発行できます。
displayWSMResource(resourceName=None), (resourceName=Type)
引数 | 説明 |
---|---|
|
既存のリソース・インスタンスの名前です。これはスラッシュで区切られた、リソースのプラットフォーム名、ドメイン名および論理名の組合せです。nullの場合、現在選択されているリソースが表示されます。 |
|
リソースのタイプを指定します。値は次のいずれかになります。
|
例
次の例は、IBM WebSphereアプリケーション・サーバー上のbase_cell
ドメインにあるmyApplication
という名前のアプリケーションの構成を表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig> displayWSMResource('/WAS/base_cell/myApplication')
次の例は、IBM WebSphereアプリケーション・サーバー上のbase_cell
ドメインの構成を表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig> displayWSMResource('/WAS/base_cell','domain')
resourceType
引数が省略されているため、次の例で表示される内容は...
displayWSMResource()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
指定したポリシー・セットの構成を表示します。現在のセッションでポリシー・セットが変更されている場合、そのバージョンが表示されます。それ以外の場合は、リポジトリ内の最新バージョンが表示されます。ポリシー・セットが存在しない場合、エラーが表示されます。
このコマンドは、セッションの外で発行できます。
構文
displayWSMPolicySet([name])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。表示されるポリシー・セットの名前。 名前が指定されていない場合、現在のセッションのポリシー・セットの構成(存在する場合)が表示されるか、エラー・メッセージが表示されます。 |
例
次の例では、myPolicySet
ポリシー・セットの構成を表示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>displayWSMPolicySet('myPolicySet')
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「enableWSMPolicySet」に記載されているとおり、enableWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、enableWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> enablePolicySet(true)
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> enableWSMPolicySet(true)
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、現在のポリシー・セットを有効化または無効化します。指定しない場合、このコマンドによってポリシー・セットが有効化されます。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
enablePolicySet([enable=True])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
例
次の例では、現在のポリシー・セットを有効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enablePolicySet(true)
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「enableWSMPolicySet」に記載されているとおり、enableWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、enableWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enablePolicySetPolicy('/oracle/log_policy',false)
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicy('/oracle/log_policy',false)
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、現在のポリシー・セット内の指定されたURIで特定されるポリシー・アタッチメントを有効化または無効化します。指定しない場合、このコマンドによってポリシー・セットが有効化されます。特定されたポリシーがそのポリシー・セットに現在アタッチされていない場合は、エラーが表示されます。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
enablePolicySetPolicy(uri,[enable=true])
引数 | 説明 |
---|---|
|
ポリシー・セット内のポリシー・アタッチメントを指定するURI。 |
|
オプション。ポリシー・セット内のURIで指定されるポリシー・アタッチメントを有効化するか無効化するかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セット・アタッチメントが有効になります。 |
例
次の例では、現在のポリシー・セット内の指定したロギング・ポリシー・アタッチメントを無効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enablePolicySetPolicy('/oracle/log_policy',false)
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、現在のポリシー・セットを有効化または無効化します。オプションのenable
引数が指定されない場合、このコマンドではポリシー・セットがデフォルトで有効化されます。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
enableWSMPolicySet([enable=True])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。ポリシー・セットを有効にするか無効にするかを指定します。有効なオプションは次のとおりです。
この引数を省略した場合、ポリシー・セットが有効になります。 |
例
次の例では、現在のポリシー・セットを有効化します。
wls:/wls-domain/serverConfig>enableWSMPolicySet(true)
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「listWSMPolicySets」に記載されているとおり、listWSMPolicySets
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、listWSMPolicySets
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>listPolicySets('ws-service')
12cリリースの場合:
wls:/wls-domain/serverConfig>listWSMPolicySets('ws-service')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
リポジトリ内のポリシー・セットをリストします。このコマンドでは、現在のセッションで作成中、変更中または削除中のポリシー・セットも表示します。すべてのポリシー・セットを一覧表示することも、特定のポリシー・サブジェクト・リソース・タイプに適用されるもののみを含むように表示を制限することもできます。
構文
listPolicySets([type=None])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。関連するポリシー・セットが表示されるポリシー・サブジェクトのタイプを指定します。ポリシー・サブジェクトのタイプは、『Oracle Web Services Managerの理解』のポリシー・サブジェクトの理解に関する項に記載されているポリシー・サブジェクトのいずれかである必要があります この引数を |
例
最初の2つの例では、ws-service
またはws-client
のいずれかのリソース・タイプごとにポリシー・セットをリストします。3番目の例では、リポジトリに格納されているすべてのポリシー・セットをリストします。
wls:/wls-domain/serverConfig>listPolicySets('ws-service') wls:/wls-domain/serverConfig>listPolicySets('ws-client') wls:/wls-domain/serverConfig>listPolicySets()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
リポジトリ内のポリシー・セットをリストします。このコマンドでは、現在のセッションで作成中、変更中または削除中のポリシー・セットも表示します。すべてのポリシー・セットをリストしたり、type
引数を使用して特定のポリシー・サブジェクト・リソース・タイプに適用されるポリシー・セットのみを含むように表示を制限できます。
構文
listWSMPolicySets([type=None])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。関連するポリシー・セットが表示されるポリシー・サブジェクトのタイプを指定します。ポリシー・サブジェクトのタイプは、『Oracle Web Services Managerの理解』のポリシー・サブジェクトの理解に関する項に記載されているポリシー・サブジェクトのいずれかである必要があります。 この引数を |
例
最初の2つの例では、ws-service
またはws-client
のいずれかのリソース・タイプごとにポリシー・セットをリストします。一方、3番目の例では、リポジトリに格納されているすべてのポリシー・セットをリストします。
wls:/wls-domain/serverConfig>listWSMPolicySets('ws-service') wls:/wls-domain/serverConfig>listWSMPolicySets('ws-client') wls:/wls-domain/serverConfig>listWSMPolicySets()
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「migrateWSMAttachments」に記載されているとおり、migrateWSMAttachments
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、migrateWSMAttachments
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> migrateAttachments()
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> migrateWSMAttachments()
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
外部グローバル・ポリシー・アタッチメントと等しい直接(ローカル)ポリシー・アタッチメントを移行します。移行しない場合は現在のドメインで各ポリシー・サブジェクトにアタッチされます。強制的に移行するか、移行の前に確認のプロンプトを毎回表示するか、実行される移行を単に一覧表示するのかを指定できます。直接ポリシー・アタッチメントのURIがグローバル・ポリシー・アタッチメントで提供されるものと同じで、スコープが設定された構成オーバーライドがない場合は、直接ポリシー・アタッチメントは同一です。
注意:
スコープのないオーバーライドを含むダイレクト・アタッチメントは移行されますが、スコープのあるオーバーライドを含むアタッチメントは移行されません。これは、migrateAttachments()
コマンドを実行した後、いくつかのポリシーはグローバルにアタッチされていても、すべてのサブジェクトに対するポリシーの施行が変わらないためです。
強制の場合でもプロンプトが表示される場合でも、移行された各直接ポリシー・アタッチメントが一覧表示されます。この出力では、変更されたポリシー・サブジェクト、同一のポリシー参照のURI、および直接アタッチメントを重複させたグローバル・ポリシー・アタッチメント・ドキュメントの名前が特定されます。
構文
migrateAttachments([mode])
引数 | 説明 |
---|---|
|
移行可能な各ポリシー・アタッチメントに対して実行されるアクション。有効なオプションは次のとおりです。
モードを指定しない場合、この引数はデフォルトで |
例
次の例では、リポジトリ・アタッチメント移行モードの使用方法を示します。
wls:/wls-domain/serverConfig>migrateAttachments() wls:/wls-domain/serverConfig>migrateAttachments('force') wls:/wls-domain/serverConfig>migrateAttachments('preview') wls:/wls-domain/serverConfig>migrateAttachments('prompt')
注意:
Oracle Infrastructure Webサービスでは、「selectWSMPolicySet」に記載されているとおり、selectWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、selectWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> modifyPolicySet('myPolicySet')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> selectWSMPolicySet ('myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在のセッション内で変更するポリシー・セットを指定します。指定したポリシー・セットの最新バージョンが現在のセッションにロードされます。別のポリシー・セットがセッションにすでに含まれている場合は、エラーが表示されます。指定したポリシー・セットがすでにセッションに含まれている場合、アクションは実行されません。この後、指定したポリシー・セットを変更しようとすると、セッションにある現在のバージョンが表示されます。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
modifyPolicySet(name)
引数 | 説明 |
---|---|
|
現在のセッションで変更するポリシー・セットの名前。 |
例
次の例では、現在のセッション内で変更するmyPolicySet
ポリシー・セットを開きます。
wls:/wls-domain/serverConfig>modifyPolicySet('myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、変更するポリシー・セットを指定します。名前を指定したポリシー・セットの最新バージョンが現在のセッションにロードされます。別のポリシー・セットがセッションにすでに含まれている場合は、エラーが表示されます。指定したポリシー・セットがすでにセッションに含まれている場合、アクションは実行されません。この後、指定したポリシー・セットを変更しようとすると、セッションにある現在のバージョンが表示されます。
セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
selectWSMPolicySet(name)
引数 | 説明 |
---|---|
|
現在のセッションで変更するポリシー・セットの名前。 |
例
次の例では、現在のセッションでmyPolicySet
という名前のポリシー・セットを選択します。
wls:/wls-domain/serverConfig> selectWSMPolicySet('myPolicySet')
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「setWSMPolicySetConstraint」に記載されているとおり、setWSMPolicySetConstraint
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、setWSMPolicySetConstraint
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setPolicySetConstraint ('HTTPHeader("VIRTUAL_HOST_TYPE","external")')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setWSMPolicySetConstraint ('HTTPHeader("VIRTUAL_HOST_TYPE","external")')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で選択したポリシー・セットのランタイム制約値を指定します。作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー・セットでのランタイム制約の指定に関する項を参照してください。
構文
setPolicySetConstraint(constraint)
引数 | 説明 |
---|---|
|
ポリシー・セットが適用される実行時コンテキストを指定する式。指定しない場合、そのポリシー・セットがすべての実行時コンテキストに適用されます。 |
例
次の例では、ポリシー・セットを外部クライアントからのリクエストにのみ適用することを指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setPolicySetConstraint('HTTPHeader("VIRTUAL_HOST_TYPE","external")')
次の例では、ポリシー・セットを外部以外のクライアントからのリクエストにのみ適用することを指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setPolicySetConstraint('!HTTPHeader("VIRTUAL_HOST_TYPE","external")')
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「setWSMPolicySetDescription」に記載されているとおり、setWSMPolicySetDescription
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、setWSMPolicySetDescription
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setPolicySetDescription ('Global policy set for web service endpoint.')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setWSMPolicySetDescription ('Global policy set for web service endpoint.')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で選択したポリシー・セットの説明を指定します。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
setPolicySetDescription(description)
引数 | 説明 |
---|---|
|
ポリシー・セットを説明します。 |
例
次の例では、ポリシー・セットの説明を作成します。
wls:/wls-domain/serverConfig>setPolicySetDescription('PolicySetDescription')
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「setWSMPolicyOverride」に記載されているとおり、setWSMPolicyOverride
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、setWSMPolicyOverride
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setPolicySetPolicyOverride ('oracle/wss_username_token_service_policy', 'reference.priority', '10')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride ('oracle/wss_username_token_service_policy', 'reference.priority', '10')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
現在のポリシー・セット内のアタッチされたポリシー参照にname
とvalue
のペアで記述される構成オーバーライドを追加します。value
引数はオプションです。value
引数を省略すると、name
引数で指定されたプロパティが、ポリシー・セットのポリシー参照から削除されます。name
引数で指定されたプロパティがすでに存在しており、value
引数が指定されている場合、現在の値がvalue
引数で指定されている新しい値で上書きされます。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
setPolicySetPolicyOverride(uri,name,[value=None])
引数 | 説明 |
---|---|
|
OWSMポリシーURIを表す文字列で、たとえば、オーバーライド・プロパティが適用される |
|
オーバーライド・プロパティの名前を表す文字列。 例: |
|
オプション。プロパティの値を表す文字列。この引数を指定しない場合、 |
例
次の例では、oracle/wss10_saml_token_service_policy
のreference.priority
プロパティの構成オーバーライドを値1
に指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setPolicySetPolicyOverride('oracle/wss10_saml_token_service_policy', 'reference.priority','1')
次の例では、ポリシー・セットのoracle/wss10_saml_token_service_policy
からプロパティreference.priority
を削除します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setPolicySetPolicyOverride('oracle/wss10_saml_token_service_policy', 'reference.priority')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、セッション内で選択したポリシー・セットの制約値を指定します。作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー・セットでのランタイム制約の指定に関する項を参照してください。
構文
setWSMPolicySetConstraint(constraint)
引数 | 説明 |
---|---|
|
ポリシー・セットが適用される実行時コンテキストを指定する式。指定しない場合、そのポリシー・セットがすべての実行時コンテキストに適用されます。 |
例
次の例では、ポリシー・セットを外部クライアントからのリクエストにのみ適用するように指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setWSMPolicySetConstraint('HTTPHeader("VIRTUAL_HOST_TYPE","external")')
次の例では、ポリシー・セットを外部以外のクライアントからのリクエストにのみ適用するように指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setWSMPolicySetConstraint('!HTTPHeader("VIRTUAL_HOST_TYPE","external")')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、ポリシー・セットの説明を指定します。作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
setWSMPolicySetDescription(description)
引数 | 説明 |
---|---|
|
ポリシー・セットを説明します。 |
例
次の例では、ポリシー・セットの説明を作成します。
wls:/wls-domain/serverConfig>setWSWPolicySetDescription('PolicySetDescription')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、name
とvalue
のペアで記述される構成オーバーライドを、現在選択されているポリシー・セットに追加します。オーバーライドは、特定のポリシー参照にスコープ設定されていません。value
引数はオプションです。value
引数を省略した場合、nullがvalue
に指定されたとみなされて、name
引数で指定されたプロパティがポリシー・セットから削除されます。name
引数で指定されたプロパティがすでに存在していて、value
引数が指定されている場合は、現在の値が新しい値で上書きされます。
コマンドを開始する前に、セッションを開始してポリシー・セットを選択(selectWSMPolicySet
コマンドを使用して)する必要があります。作成中または変更中のポリシー・サブジェクトが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
setWSMPolicySetOverride(name,[value=None])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オーバーライド・プロパティの名前を表す文字列。例: |
|
オプション。プロパティの値を表す文字列。この引数が指定されない場合、nullが指定されたとみなされて、同じ名前のプロパティが存在する場合は、 |
例
次の例では、セッションで選択されたポリシー・セットのon.behalf.of
プロパティの構成オーバーライドを値true
に指定します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setWSMPolicySetOverride('on.behalf.of','true')
次の例では、ポリシー・セットからプロパティon.behalf.of
を削除します。
wls:/wls-domain/serverConfig> setWSMPolicySetOverride('on.behalf.of')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、指定したリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式を設定します。この式は、サポートされる形式で有効なリソース・スコープを定義する必要があります。
作成中または変更中のポリシー・セットが含まれるセッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
setWSMPolicySetScope(expression)
引数 | 説明 |
---|---|
|
指定されたリソース・スコープにポリシー・セットをアタッチする式。 リソース・スコープの式の指定の詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のリソース・スコープの定義に関する項を参照してください。 |
例
次の例では、指定したbase_domain
リソースにポリシー・セットをアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>setWSMPolicySetScope('Domain("base_domain")')
この例では、指定したbase_domain
およびmanaged_server
リソースにポリシー・セットをアタッチします。
wls:/wls-domain/serverConfig>setWSMPolicySetScope('Domain("base_domain") and Server("managed_server")')
コマンド・カテゴリ: リポジトリ
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、アプリケーション・サーバーなどの物理リソースを記述するリソース・インスタンスを登録解除または削除する、あるいはリソース・インスタンス内に存在するサブリソースを登録解除します。サブリソースにはリソースのクライアント・ポートおよびサービス・ポートについての情報が保持されます。セッション外でこのコマンドを発行するとエラーになります。
構文
unregisterWSMResource(resource, [assembly=None], [subject=None])
引数 | 説明 |
---|---|
resource |
既存のリソース・インスタンスの名前です。これはスラッシュで区切られた、プラットフォーム名、ドメイン名および論理名の組合せです。 |
assembly |
リソース・インスタンス内のサブリソースを識別するのに使用されるアセンブリ名です。これはハッシュ記号で区切られた、モジュール・タイプおよびモジュール名の組合せです。 |
subject |
サブリソースを識別するサブジェクトの名前です。これはサブリソース・タイプの組合せ、つまりハッシュ記号で区切られた、"server"または"client"およびサービス、または参照名およびポート名のいずれかです。 |
例
次の例は、IBM WebSphereアプリケーション・サーバー上のbase_domain
にあるmyApplication
を登録解除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> unregisterWSMResource ('/WAS/base_cell/myApplication')
次の例は、IBM WebSphereプラットフォーム・ドメインWAS/base_cell
を登録します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> registerWSMResource ('WAS/base_cell')
次の例は、IBM WebSphereアプリケーション・サーバー上のbase_domain
を登録解除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> unregisterWSMResource (‘/WAS/base_cell')
次の例は、アプリケーション/WAS/base_cell/myApplication
の、IBM WebSphereプラットフォームにあるStockQuoteServicePortエンドポイントを登録解除します。
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> unregisterWSMResource (‘/WAS/base_cell/myApplication', ‘web# myModule', ‘service(StockQuoteService# StockQuoteServicePort)')
注意:
このコマンドは非推奨になりました。「validateWSMPolicySet」に記載されているとおり、validateWSMPolicySet
コマンドを使用することをお薦めします。次の例に、validateWSMPolicySet
コマンドを使用するための移行方法を示します。
11gリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> validatePolicySet ('myPolicySet')
12cリリースの場合:
wls:/jrfServer_domain/serverConfig> validateWSMPolicySet ('myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
既存のポリシー・セットを検証します。ポリシー・セット名を指定すると、指定されたポリシー・セットが検証されます。ポリシー・セット名が指定されていない場合は、現在のセッションのポリシー・セットがコマンドによって検証されます。
ポリシー・セットが存在しない場合、名前が指定されておらず、セッションがアクティブでない場合、または適切なポリシー・セットがOWSMリポジトリに含まれていない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
構文
validatePolicySet([name=None])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。検証するポリシー・セットの名前。名前が指定されていない場合、現在のセッション内で作成中または変更中のポリシー・セットが検証されます。 |
例
最初の例では、現在のセッションのポリシー・セットが検証されます。2番目の例では、指定されたmyPolicySet
ポリシー・セットが検証されます。
wls:/wls-domain/serverConfig>validatePolicySet() wls:/wls-domain/serverConfig>validatePolicySet('myPolicySet')
コマンド・カテゴリ: ポリシー・セット管理
WLSTでの使用: オンライン
説明
セッション内で、既存のポリシー・セットを検証します。ポリシー・セット名が指定されている場合、指定されたポリシー・セットが検証されます。ポリシー・セット名が指定されていない場合は、現在のセッションのポリシー・セットが検証されます。
ポリシー・セットが存在しない場合、名前が指定されておらず、セッションがアクティブでない場合、または適切なポリシー・セットがリポジトリに含まれていない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
構文
validateWSMPolicySet([name=None])
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション。検証するポリシー・セットの名前。名前が指定されていない場合、現在のセッション内で作成中または変更中のポリシー・セットが検証されます。 |
例
最初の例では、現在のセッションのポリシー・セットが検証されます。2番目の例では、指定されたmyPolicySet
ポリシー・セットが検証されます。
wls:/wls-domain/serverConfig> validateWSMPolicySet() wls:/wls-domain/serverConfig> validateWSMPolicySet('myPolicySet')