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Oracle® Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成
リリース12.2.1.1
E77382-01
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4 Fusion Middlewareドメインの構成

この章では、他のFusion Middleware製品も同じOracleホームにインストールされているWebLogic Server インストールのための構成ウィザード・ワークフローを説明します。

この章の内容は次のとおりです。

4.1 Fusion Middleware製品のためのWebLogicドメインの作成

WebLogic ServerとともにインストールされたFusion Middleware製品が含まれている新しいWebLogicドメインを作成するには、「構成ウィザードの起動」の説明に従って構成ウィザードを起動します

注意:

構成ウィザードをGUIモードで実行できない状況では、WLSTスクリプトを使用してドメインを作成または拡張することをお薦めします。詳細は、『WebLogic Scripting Toolの理解』のドメイン・テンプレートの作成と使用(オフライン)に関する項を参照してください。

構成ウィザードでは、一連の画面が、表4-1に示されている順序で表示されます。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。

表4-1 新しいWebLogicドメインを作成するための構成画面

画面 この画面がいつ表示されるか 次のアクションを実行

構成タイプ - プロファイルなし

CONFIG_JVM_ARGSがドメイン・プロファイル・オプションを表示するよう設定されていないとき

新しいドメインの作成を選択します。

「ドメインの場所」ボックスで、新しいドメインへのパスを入力し、「参照」をクリックしてドメイン・ディレクトリを作成します。

「次へ」をクリックして続行します。

構成タイプ - プロファイル

CONFIG_JVM_ARGSが-Dcom.oracle.cie.config.showProfile=trueに設定されているとき

必要に応じて、「新規拡張ドメインの作成」または「新規コンパクト・ドメインの作成」を選択します。

「ドメインの場所」ボックスで、新しいドメインへのパスを入力し、「参照」をクリックしてドメイン・ディレクトリを作成します。

「次へ」をクリックして続行します。

テンプレート

常時

次のいずれかの操作を行います。

  • 「製品テンプレートを使用してドメインを作成」を選択してから、ドメインに含める各製品のチェック・ボックスを選択します。

  • 「カスタム・テンプレートを使用してドメインを作成」を選択し、「参照」をクリックして、ローカル・ドライブまたはネットワーク上のテンプレートを見つけます。

「次へ」をクリックして続行します。

アプリケーションの場所

1つ以上の選択したテンプレートがアプリケーションを定義する場合のみ。

ドメインのアプリケーションを格納するディレクトリを指定します。

「次へ」をクリックして続行します。

管理者アカウント

常時

ドメインの管理者アカウント用のユーザー名およびパスワードを指定します。

「次へ」をクリックして続行します。

ドメイン・モードおよびJDK

常時

使用する起動モードを選択します。

ドメインで使用するJDKを選択するか、「参照」をクリックして使用するJDKに移動します。

「次へ」をクリックして続行します。

データベース構成タイプ

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ

スキーマ構成のためにRCUパラメータを使用するかどうか、または手動でスキーマを構成するかどうかを選択します。

RCUパラメータを使用することを選択する場合は、画面上のフィールドに情報を入力し、「RCU構成の取得」をクリックします。

「次へ」をクリックして続行します。

スキーマの構成

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ

これらの画面の詳細は、「スキーマの構成」,を参照してください。

データソースの構成

ドメインに、JDBCデータ・ソースまたはOracle RACマルチ・データ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ

これらの画面の詳細は、「データ・ソースの構成」,を参照してください。

資格証明

選択したテンプレートに、OPSSセキュリティ資格証明のための定義が含まれている場合のみ

各セキュリティ・ストア/キー用のユーザー名およびパスワードを指定します。

「次へ」をクリックして続行します。

キーストア

選択したテンプレートに、OPSSキーストアのための定義が含まれている場合のみ

構成するセキュリティ・ストア/キーを選択します。

上部の表で、使用する信頼できる証明書のパスを入力します。

下部の表で、秘密鍵のパス、および秘密鍵のパスワードを入力します。

ストア/キーごとに繰り返します。

終了したら、「次へ」をクリックして続行します。

拡張構成

常時

詳細構成タスクを実行する各カテゴリ(存在する場合)のチェック・ボックスを選択します。

選択可能なチェック・ボックスは、選択した製品またはテンプレート内で構成されるリソースによって異なります。

「次へ」をクリックして続行します。

マルチテナント構成

常時

WebLogic Serverマルチテナント環境で使用するために、仮想ターゲットおよびパーティションを追加します。

これらの画面の詳細は、WLSマルチテナントの構成を参照してください。

管理サーバー

拡張構成の選択画面で「管理サーバー」を選択した場合のみ

必要に応じて、管理サーバーの設定を変更します。

「次へ」をクリックして続行します。

ノード・マネージャ

拡張構成の選択画面で「ノード・マネージャ」を選択した場合のみ

「ノード・マネージャ・タイプ」を選択します。

ノード・マネージャにアクセスするためのユーザー名およびパスワードを入力します。

「次へ」をクリックして続行します。

管理対象サーバー

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ

必要に応じて、管理対象サーバーを追加、削除、クローンまたは再構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

クラスタ

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ

必要に応じて、クラスタを追加、削除または再構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

サーバーのクラスタへの割当て

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタが含まれている場合のみ

ドメイン内のクラスタにサーバーを追加するか、そこからサーバーを削除します。

「次へ」をクリックして続行します。

HTTPプロキシ・アプリケーション

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタ、およびクラスタに割り当てられていない1つ以上の管理対象サーバーが含まれている場合のみ

各クラスタについて、クラスタのためにHTTPプロキシ・アプリケーションを作成するかどうかを指定します。クラスタに対して「HTTPプロキシの作成」チェック・ボックスを選択する場合は、そのクラスタのために使用するプロキシ・サーバーを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

Coherenceクラスタ

「拡張構成」画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、CoherenceがWebLogic Serverとともにインストールされている場合のみ

デフォルトのクラスタ名を受け入れるか、またはCoherenceクラスタの新しい名前を入力します。

Coherenceクラスタ・リスニング・ポートとして使用するポート番号を入力します。

「次へ」をクリックして続行します。

マシン

「拡張構成」画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ

「マシン」タブ(Windows)または「Unixマシン」タブ(UNIX)を選択します。

必要に応じてマシンを追加します。

各マシンの設定を構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

サーバーのマシンへの割当て

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメイン内に構成された1つ以上のマシンがある場合のみ

管理サーバーと管理対象サーバーを適切なマシンに割り当てます。

「次へ」をクリックして続行します。

ドメイン・フロントエンド・ホスト

「拡張構成」画面で「ドメイン・フロントエンド・ホストのキャプチャ」を選択した場合のみ

フロントエンド・ホストを有効化または無効化し、有効化されている場合は、フロントエンド・ホストの構成を指定または更新します。

「次へ」をクリックして続行します。

システム・コンポーネント

OHSやOIDなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ。

「追加」をクリックしてシステム・コンポーネントをドメインに追加します。

各システム・コンポーネントを構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

OHSサーバー

OHSがインストールされている場合のみ。

構成するOHSサーバーを選択します。

そのサーバーの設定を指定します。

サーバーごとに繰り返します。

「次へ」をクリックして続行します。

ODIサーバー構成

ODIがインストールされている場合のみ。

構成するODIサーバーを選択します。

そのサーバーの設定を指定します。

サーバーごとに繰り返します。

「次へ」をクリックして続行します。

ODIサーバー構成

ODIがインストールされている場合のみ。

構成するODIサーバーを選択します。

そのサーバーの設定を指定します。

サーバーごとに繰り返します。

「次へ」をクリックして続行します。

システム・コンポーネントのマシンへの割当

OHSやOIDなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ。

システム・コンポーネント・サーバーを適切なマシンに割り当てます。

「次へ」をクリックして続行します。

デプロイメント・ターゲット指定

拡張構成の選択画面で「デプロイメントとサービス」を選択し、選択された製品またはテンプレートにJ2EEアプリケーションまたはライブラリがある場合のみ

アプリケーションまたはライブラリをデプロイする対象サーバーまたはクラスタを選択します。

選択したターゲット上にデプロイする各アプリケーションまたはライブラリのためのチェック・ボックスを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

サービス・ターゲット指定

拡張構成の選択画面で「デプロイメントとサービス」を選択した場合のみ

対象サーバーまたはクラスタを選択します。

対象とする各サービスのためのチェック・ボックスを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

JMSファイル・ストア

拡張構成の選択画面で「JMSファイル・ストア」を選択した場合のみ

各JMSファイル・ストアのための設定を必要に応じて変更し、各ファイル・ストアの同期書込みポリシーを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

構成のサマリー

常時

「サマリー・ビュー」を選択してからそのビューのリスト内の個々の項目を選択することで、ドメインの構成を確認します。

ドメインが希望どおりに構成されている場合は、「作成」をクリックしてドメインを作成します。

構成を変更する必要がある場合は、「前へ」をクリックして、変更する設定のための適切な画面に戻ります。

構成の進行状況

常時

ドメイン作成の進行状況を表示します。

このプロセスが完了したら、「次へ」をクリックします。

構成に成功しました

常時

ドメイン作成結果を確認します。

構成ウィザードを終了するには、「終了」をクリックします。

4.1.1 スキーマの構成

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ、この項で説明されている画面が構成ウィザードに表示されます。表4-2に、一連のスキーマ関連画面をリストします。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。

この項内の画面を構成したら、表4-2の9行目に戻ります。

表4-2 スキーマ構成画面

画面 この画面がいつ表示されるか 次のアクションを実行

データベース構成タイプ

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ

サービス表情報を取得するデータベース・サーバーに接続するための接続情報を入力します。

「次へ」をクリックして続行します。

JDBCコンポーネント・スキーマ

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ

選択したテンプレートにマルチ・データ・ソース定義またはGridLinkデータ・ソース定義が含まれているかどうかに応じて、この画面には2つのバージョンがあります。

この画面に表示される各コンポーネントのスキーマについて、スキーマの所有者とパスワードを指定します。この画面上のフィールドに加えた変更は、表内で選択されているすべてのコンポーネントのスキーマに適用されます。

たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(「DBMS/サービス」、「ホスト名」および「ポート」)。

各スキーマのパスワードが異なる場合などは、スキーマを個々に選択し、そのスキーマ専用のパスワードを指定する必要があります。

「次へ」をクリックして続行します。

GridLink Oracle RACコンポーネント・スキーマ

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれており、「GridLinkへ変換」オプションを選択した場合のみ

この画面に表示される各コンポーネントのスキーマについて、スキーマの所有者とパスワードを指定します。この画面上のフィールドに加えた変更は、表内で選択されているすべてのコンポーネントのスキーマに適用されます。

たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(サービス名、サービス・インスタンス、ONSホスト、ウォレット・ファイルおよびウォレット・パスワードなど)。

各スキーマのパスワードが異なる場合などは、スキーマを個々に選択し、そのスキーマ専用のパスワードを指定する必要があります。

「次へ」をクリックして続行します。

Oracle RACマルチ・データ・ソース・コンポーネント・スキーマ

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれており、「RACマルチ・データ・ソースへ変換」オプションを選択した場合のみ

この画面に表示される各コンポーネントのスキーマについて、スキーマの所有者とパスワードを指定します。この画面上のフィールドに加えた変更は、表内で選択されているすべてのコンポーネントのスキーマに適用されます。

たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(サービス名、ホスト名、インスタンス名およびポート)。

各スキーマのパスワードが異なる場合などは、スキーマを個々に選択し、そのスキーマ専用のパスワードを指定する必要があります。

「次へ」をクリックして続行します。

JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ

前の画面でデータ・ソースに指定した構成をテストします。

「次へ」をクリックして続行します。

この項で説明した画面を構成したら、表4-1に戻ります。

4.1.2 データ・ソースの構成

JDBCデータ・ソースまたはOracle RACマルチ・データ・ソースを必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ、この項で説明されている画面が構成ウィザードに表示されます。表4-3に、スキーマ関連の一連の画面をリストします。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。

表4-3 データ・ソース構成画面

画面 この画面がいつ表示されるか 次のアクションを実行

JDBCデータ・ソース

ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ

構成するデータ・ソースを選択してから、次のいずれかを実行します。

  • データ・ソースのためのフィールドを構成します

  • 選択したデータ・ソースをRACマルチ・データ・ソースとして構成するオプションを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

GridLink Oracle RACデータ・ソース

ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれており、「JDBCデータ・ソースの構成」画面上の1つ以上のデータ・ソースのために「GridLinkへ変換」オプションを選択した場合のみ

Gridlink RACデータ・ソースのためのフィールドを構成します(サービス名、サービス・インスタンス、ONSホスト、ウォレット・ファイルおよびウォレット・パスワードなど)。

「次へ」をクリックして続行します。

Oracle RACマルチ・データ・ソース

ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれており、「JDBCデータ・ソースの構成」画面上の1つ以上のデータ・ソースのために「RACマルチ・データ・ソースへ変換」オプションを選択した場合のみ

Oracle RACマルチ・データ・ソースのためのフィールドを構成します(Oracle RACホスト名、インスタンス名およびポートなど)

「次へ」をクリックして続行します。

JDBCデータ・ソース・テスト

ドメインに、JDBCデータ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ

テストするデータ・ソースを選択し、「接続のテスト」をクリックします。接続テストの完了を待機します。

注意: 接続をテストするためには、接続しようとしているデータベースが実行されている必要があります。

この時点で接続をテストする必要がない場合は、すべてのデータ・ソースを選択解除してください。

「次へ」をクリックして続行します。

データベース・スクリプト

選択した製品またはテンプレートに、データベース・タイプ別に編成されているSQLファイル一式が含まれている場合のみ

データベース・スクリプトを実行するデータ・ソースを選択します。

データベース・バージョンを選択します。

「スクリプトの実行」をクリックします。

必要なすべてのスクリプトを実行したら、「次へ」をクリックして続行します。

4.1.3 WLSマルチテナントの構成

この項で説明する画面は、WebLogic Serverでマルチテナントを有効にする場合にのみ使用します。表4-1は、マルチテナントに関連する一連の画面を一覧表示しています。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。

Oracle WebLogic Serverのマルチテナントの概要については、WebLogic Server MTの使用のOracle WebLogic Serverマルチテナントに関する項を参照してください。

表4-4 マルチテナント構成画面

画面 この画面がいつ表示されるか 次のアクションを実行

仮想ターゲット

常時

WebLogic Serverをマルチテナント・モードで実行するために使用する仮想ターゲットを追加、構成および削除します。

仮想ターゲットの削除の詳細は、WebLogic Server MTの使用の仮想ターゲットに関する項を参照してください。

「次へ」をクリックして続行します。

パーティション

常時

必要な数のパーティションを追加します。後で、定義した各パーティションに仮想ターゲットを割り当てます。

詳細は、WebLogic Server MTの使用の次のリソースを参照してください。
  • 仮想ターゲットの構成: 概要

  • ドメイン・パーティションの構成: 概要

「次へ」をクリックして続行します。

パーティションへの仮想ターゲットの割当

常時

仮想ターゲットをパーティションに関連付けます。パーティションはゼロ個またはそれ以上の仮想ターゲットを持つことができます。

「次へ」をクリックして続行します。

4.2 Fusion Middleware製品を含むWebLogicドメインの更新

Fusion Middleware製品が含まれている新しいWebLogicドメインを更新するには、「構成ウィザードの起動」の説明に従って構成ウィザードを起動します

注意:

構成ウィザードをGUIモードで実行できない状況では、WLSTスクリプトを使用してドメインを作成または更新することをお薦めします。詳細は、『WebLogic Scripting Toolの理解』のドメイン・テンプレートの作成と使用(オフライン)に関する項を参照してください。

構成ウィザードでは、一連の画面が、表4-5に示されている順序で表示されます。各画面の詳細は、「構成ウィザードの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列内のリンクをクリックしてください。

表4-5 既存のWebLogicドメインを更新するための構成画面

画面 この画面がいつ表示されるか 次のアクションを実行

構成タイプ

常時

「既存ドメインの更新」の選択

既存のドメイン・ディレクトリドロップダウン・リストからドメイン・ディレクトリを選択するか、「参照」をクリックして移動し、ドメイン・ディレクトリを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

テンプレート

常時

次のいずれかの操作を行います。

  • 「製品テンプレートを使用してドメインを更新」を選択してから、ドメインに追加する各製品のチェック・ボックスを選択します。

  • 「カスタム・テンプレートを使用してドメインを更新」を選択し、「参照」をクリックして、ローカル・ドライブまたはネットワーク上のテンプレートを見つけます。

「次へ」をクリックして続行します。

アプリケーションの場所

1つ以上の選択したテンプレートがアプリケーションを定義する場合のみ。

ドメインのアプリケーションを格納するディレクトリを指定します。

「次へ」をクリックして続行します。

データベース構成タイプ

データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントがドメインに含まれている場合のみ

スキーマ構成のためにRCUパラメータを使用するかどうか、または手動でスキーマを構成するかどうかを選択します。

RCUパラメータを使用することを選択する場合は、画面上のフィールドに入力し、「デフォルトの取得」をクリックします。

「次へ」をクリックして続行します。

スキーマの構成

選択した製品またはテンプレートに、データベース・スキーマをロードするためにOracle Fusion Middleware Repository Creation Utility (RCU)の使用を必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ

これらの画面の詳細は、「スキーマの構成」,を参照してください。

データソースの構成

選択した製品またはテンプレートに、JDBCデータ・ソースまたはOracle RACマルチ・データ・ソースを必要とするコンポーネントが含まれている場合のみ

これらの画面の詳細は、「データ・ソースの構成」,を参照してください。

資格証明

選択したテンプレートに、OPSSセキュリティ資格証明およびキーストアのための定義が含まれている場合のみ

各セキュリティ・ストア/キー用のユーザー名およびパスワードを指定します。

「次へ」をクリックして続行します。

キーストア

選択したテンプレートに、OPSSセキュリティ資格証明およびキーストアのための定義が含まれている場合のみ、

構成するセキュリティ・ストア/キーを選択します。

上部の表で、使用する信頼できる証明書のパスを入力します。

下部の表で、秘密鍵のパス、および秘密鍵のパスワードを入力します。

ストア/キーごとに繰り返します。

終了したら、「次へ」をクリックして続行します。

拡張構成

常時

詳細構成タスクを実行する各カテゴリ(存在する場合)のチェック・ボックスを選択します。

選択可能なチェック・ボックスは、選択した製品またはテンプレート内で構成されるリソースによって異なります。

注意: ドメインを拡張する場合は、管理サーバーおよびノード・マネージャの構成を変更できません。そのため、これらのオプションは使用できません。

「次へ」をクリックして続行します。

管理対象サーバー

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ

必要に応じて、管理対象サーバーを追加、削除または再構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

クラスタ

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ

必要に応じて、クラスタを追加、削除または再構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

サーバーのクラスタへの割当て

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタが含まれている場合のみ

ドメイン内のクラスタにサーバーを追加するか、そこからサーバーを削除します。

「次へ」をクリックして続行します。

HTTPプロキシ・アプリケーション

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメインに1つ以上のクラスタ、およびクラスタに割り当てられていない1つ以上の管理対象サーバーが含まれている場合のみ

各クラスタについて、クラスタのためにHTTPプロキシ・アプリケーションを作成するかどうかを指定します。クラスタに対して「HTTPプロキシの作成」チェック・ボックスを選択する場合は、そのクラスタのために使用するプロキシ・サーバーを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

マシン

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択した場合のみ

必要に応じて、マシンを追加、削除または再構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

ドメイン・フロントエンド・ホスト

「拡張構成」画面で「ドメイン・フロントエンド・ホストのキャプチャ」を選択した場合のみ

フロントエンド・ホストを有効化または無効化し、有効化されている場合は、フロントエンド・ホストの構成を指定または更新します。

「次へ」をクリックして続行します。

サーバーのマシンへの割当て

拡張構成の選択画面で「管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence」を選択し、ドメイン内に構成された1つ以上のマシンがある場合のみ

管理サーバーと管理対象サーバーを適切なマシンに割り当てます。

「次へ」をクリックして続行します。

システム・コンポーネント

OHSなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ。

「追加」をクリックしてシステム・コンポーネントをドメインに追加します。

各システム・コンポーネントを構成します。

「次へ」をクリックして続行します。

OHSサーバー

OHSがインストールされている場合のみ。

構成するシステム・コンポーネントを選択します。

そのコンポーネントのための設定を指定します。

「次へ」をクリックして続行します。

ODIサーバー構成

ODIがインストールされている場合のみ。

構成するODIサーバーを選択します。

そのサーバーの設定を指定します。

サーバーごとに繰り返します。

「次へ」をクリックして続行します。

システム・コンポーネントのマシンへの割当

OHSなどのシステム・コンポーネントがインストールされている場合のみ。

システム・コンポーネント・サーバーを適切なマシンに割り当てます。

「次へ」をクリックして続行します。

デプロイメント・ターゲット指定

「オプション構成の選択」画面で「デプロイメントとサービス」を選択し、選択された製品またはテンプレートにJ2EEアプリケーションまたはライブラリがある場合のみ

アプリケーションまたはライブラリをデプロイする対象サーバーまたはクラスタを選択します。

選択したターゲット上にデプロイする各アプリケーションまたはライブラリのためのチェック・ボックスを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

サービス・ターゲット指定

「オプション構成の選択」画面で「デプロイメントとサービス」を選択した場合のみ

対象サーバーまたはクラスタを選択します。

対象とする各サービスのためのチェック・ボックスを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

JMSファイル・ストア

「オプション構成の選択」画面で「JMSファイル・ストア」を選択した場合のみ

各JMSファイル・ストアのための設定を必要に応じて変更し、各ファイル・ストアの同期書込みポリシーを選択します。

「次へ」をクリックして続行します。

構成のサマリー

常時

「サマリー・ビュー」を選択してからそのビューのリスト内の個々の項目を選択することで、ドメインの構成を確認します。

ドメインが希望どおりに構成されている場合は、「更新」をクリックしてドメインを拡張します。

構成を変更する必要がある場合は、「前へ」をクリックして、変更する設定のための適切な画面に戻ります。

構成の進行状況

常時

ドメイン作成の進行状況を表示します。

このプロセスが完了したら、「次へ」をクリックします。

構成に成功しました

常時

構成ウィザードを終了するには、「終了」をクリックします。