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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data IntegratorのためのSAP ABAP ERPアダプタ・スタート・ガイド
12c (12.2.1.1)
E79326-01
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マッピングの作成

ソースおよびターゲットのデータ・モデルが作成された結果、T005TおよびT005U SAP表からWS_GEO_DS Oracle表にデータを統合するマッピングを作成できるようになりました。

マッピングを作成するには、次の手順を実行します。

  1. マッピングの作成
  2. ソースおよびターゲットのデータストアの定義
  3. ソース間の結合の定義
  4. マッピングの作成
  5. マッピング・フローの定義

マッピングの作成

  1. デザイナを開きます。

  2. 「プロジェクト」ツリー・ビューで「SAP Demo」プロジェクトを開きます。

  3. SDE_SAP_GeoDimensionフォルダを開きます。

  4. マッピング・ノードを選択します。

  5. 右クリックして「新規マッピング」を選択します。

  6. マッピング定義タブで、マッピング名としてSDE_SAP_GeoDimension.W_GEO_DSを入力します。

  7. マッピングを保存します。

ソースおよびターゲットのデータストアの定義

ソースおよびターゲットのデータストアを定義するには:

  • 「モデル」ツリー・ビューで、Oracleターゲット・モデルからWS_GEO_DSデータストアを選択します。

  • このデータストアを、論理ダイアグラムの「ターゲット・データストア」領域にドラッグします。(論理ダイアグラムの右側)

  • 「モデル」ツリー・ビューで、SAP ERPソース・モデルから「T005T Country Names」データストアを選択します。

  • このデータストアを、論理ダイアグラムの「ソース」領域にドラッグします。

  • SAP ERPソース・モデルからの「T005U Taxes: Region Key」データストアでも同じ操作を実行します。論理ダイアグラムの「ソース」領域には次のように表示されます。

ソース間の結合の定義

マッピングのソース・データストア間の結合を作成するには:

  1. 論理ダイアグラムの「ソース」領域で、T005T Country NameデータストアのSPRAS属性をT005U Taxes: Region KeyデータストアのSPRAS属性にドラッグします。

  2. 「ルックアップまたは結合の作成」ポップアップで、「結合」を選択して「OK」をクリックします。これにより、次のようにLanguage Key識別子での最初の結合が定義されます。

  3. T005T Country NameデータストアのLAND1属性を、T005U Taxes: Region KeyデータストアのLAND1属性にドラッグします。結合が新しい属性で拡張されます。「プロパティ」パネルに、次の結合句が表示されます: T005T.SPRAS=T005U.SPRAS AND T005T.LAND1=T005U.LAND1

  4. 「プロパティ」パネルで、「ANSI構文の生成」オプションおよび「結合順序」オプションを選択して、「実行ヒント」オプションが次に示すように「ソース」に設定されていることを確認します。

  5. T005Uの表番号がT005Tの表番号よりも小さいことを確認します。1:n関係では、親表が結合の最初に指定されている必要があります。

マッピングの作成

ターゲット・データストアのマッピングを作成するには:

  1. ターゲット・データストアからLANGUAGE KEY属性を選択します。

  2. T005T Country Namesソース・データストアのSPRAS属性を、ターゲット・データストアのLANGUAGE KEY属性にドラッグします。

  3. 実行ヒント・オプションが「ソース」に設定されていることを確認します。マッピングは次のようになります。

  4. この操作を繰り返して、次に示す単純マッピングを実行します。

  • W_GEO_DS.COUNTRY = T005T.LAND1

  • W_GEO_DS.COUNTY = T005T.LANDX

  • W_GEO_DS.STATE_PROV = T005U.BLAND

  • W_GEO_DS.NATIONALITY = T005T.NATIO

マッピング・フローの定義

マッピング・フローを定義するには:

  1. 論理ダイアグラムを選択します。「フロー」ダイアグラムは次のように表示されています。

  2. ターゲット・グループで、T005TデータストアおよびT005Uデータストアの両方を含むソース・グループのアクセス・ポイントを選択します。このソース・グループが表すソース・データセットは、2つの統合されたSAP ERPデータストアで構成されています。

  3. 「ロード・ナレッジ・モジュール」にある「プロパティ」パネルで、LKM SAP ERP to Oracle (SQLLDR)またはLKM SAP ERP to SQLを「ロード・ナレッジ・モジュール」ドロップダウン・リストから選択します。

    1. データ転送にFTPを使用している場合は、FTP_TRANSFER_METHODオプションをFTPに設定します。FTPサーバーがODIエージェント・マシンにインストールされている場合は、NONEを選択します。

    2. その他のオプションはそのままにします。

  4. ターゲット・グループで、このマッピングのステージング領域としても使用される、ターゲットのOracleデータベースを選択します。

  5. 「統合ナレッジ・モジュール」にある「プロパティ」パネルで、「統合ナレッジ・モジュール」ドロップダウン・リストからIKM Oracle Incremental Updateを選択します。

  6. IKMのオプションを次のとおりに設定します。

    1. FLOW_CONTROLオプションではNoを選択します。

    2. その他のオプションはそのままにします。

  7. 「ファイル」メニューから、「保存」をクリックしてマッピングを閉じます。