第III部は、次の章で構成されています。
第10章「セキュリティの管理」では、管理サーバーへのアクセスを保護する方法、Oracle Traffic Director仮想サーバーのSSL/TLSを有効化する方法、証明書を管理する方法、および証明書、PKCS#11トークン、証明書失効リストの管理方法を説明します。
第11章「ログの管理」では、アクセス・ログおよびサーバー・ログの概要を紹介し、ログの表示、ログ・プリファレンスの構成およびログ・ローテーションの各方法を説明します。
第12章「Oracle Traffic Directorインスタンスの監視」では、Oracle Traffic Directorインスタンスを監視するために使用できる方法を説明します。
第13章「イベント通知」では、通知を受け取ることができるイベントについて説明します。
第14章「高可用性を提供するためのOracle Traffic Directorの構成」では、Oracle Traffic Directorの高可用性機能について説明します。フェイルオーバー・グループのOracle Traffic Directorインスタンスの構成方法、およびバック・エンドのオリジン・サーバーの状態のOracle Traffic Directorによる監視の設定方法を説明します。
第15章「パフォーマンス向上のためのOracle Traffic Directorのチューニング」では、Oracle Traffic Directorインスタンスのパフォーマンスを向上させるためにチューニングできる様々なパラメータを説明します。
第16章「問題の診断およびトラブルシューティング」では、Oracle Traffic Directorの使用時に発生する可能性のある問題を理解し解決するために役立つ情報を紹介します。
付録A「Oracle Traffic Directorで追跡されるメトリック」では、Oracle Traffic Directorが追跡する様々なメトリックの名前を一覧で示します。
付録B「Webアプリケーション・ファイアウォールの例とユースケース」では、Webアプリケーション・ファイアウォールの動作に関する基本的な情報を示します。
付録C「Oracle Traffic Directorデプロイメントの保護」では、Oracle Traffic Directorデプロイメントを保護するための手順について説明します。