Oracle Traffic Directorは、バックエンド・サーバーに対するHTTP/SおよびTCPトラフィックのロード・バランシングを行うためのソフトウェア・ロード・バランサです。これらのバックエンド・サーバーは、Oracle Traffic Director内でオリジン・サーバーと見なされており、アプリケーション・サーバー、Webサーバー、LDAPサーバーなどがあります。
12c (12.2.1.0)以降、エンジニアド・システム(Oracle LinuxまたはOracle Solarisのいずれかを実行しているOracle Exalogicおよび Oracle Solarisを実行しているOracle SuperCluster)とともに使用できるようになったことに加えて、Oracle Traffic DirectorはOracle WebLogic Server Multi-tenancyまたはOracle WebLogic Server Continuous Availabilityアドオン・オプションを使用するお客様が使用できるようになりました。
注意: Oracle Traffic Directorのインストールを開始する前に、その機能、関連用語、インストール・トポロジなどについて基本的に理解しておくことをお薦めします。詳細は、『Oracle Traffic Director管理者ガイド』のOracle Traffic Directorのスタート・ガイドを参照してください。 |
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