| Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス 12c (12.2.1.1) E77288-01 |
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この章の構成は、次のとおりです。
WebCenter Contentサービスの内容およびサービスの使用方法に関する情報は、「サービスの使用」で説明されています。基本的なサービスの構造、属性、アクションおよびサービスの例に関する情報は、「サービスのカスタマイズ」で説明されています。現在のサービスをカスタマイズするか、新しいサービスを作成する前に、この情報に精通しておく必要があります。
個々のイメージング・サービスの場所は、それぞれのサービスの説明の中で示します。
この項では、次のサービスについて説明します。
すべての注釈を焼き付けてドキュメントのTIFFバージョンを返すサービス。ドキュメントに注釈が含まれる場合は、このサービスを使用し、すべての注釈(非表示以外)を焼き付けてTIFF形式でドキュメントをダウンロードします。
サービス・クラス: intradoc.server.FileService
場所: IdcHomeDir/components/Imaging/resources/imaging_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
dID: すべての注釈を焼き付けてTIFF形式でダウンロードするドキュメントのID。
結果
レスポンス・テンプレート: null(リクエストされたファイルのみが返されます。)
すべての注釈を焼き付けてドキュメントのPDFバージョンを返すサービス。ドキュメントに注釈が含まれる場合は、このサービスを使用し、すべての注釈(非表示以外)を焼き付けてPDF形式でドキュメントをダウンロードします。
サービス・クラス: intradoc.server.FileService
場所: IdcHomeDir/components/Imaging/resources/imaging_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
dID: すべての注釈を焼き付けてPDF形式でダウンロードするドキュメントのID。
結果
レスポンス・テンプレート: null(リクエストされたファイルのみが返されます。)
プライマリ・ファイルと添付を1回のコールでチェックインするサービス。
サービス・クラス: intradoc.server.DocService
場所: IdcHomeDir/components/Imaging/resources/imaging_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
チェックインのパラメータ:
dDocAuthor: コンテンツ・アイテムの作成者(コントリビュータ)。
dDocTitle: コンテンツ・アイテムのタイトル。
dDocType: コンテンツ・アイテムのタイプ。
dSecurityGroup: PublicやSecure.などのセキュリティ・グループ。
dDocAccount: コンテンツ・アイテムのアカウント。アカウントが有効化されている場合のみ必要。
primaryFile: サーバーから見た、ファイルの場所への絶対パス。ファイルの区切り文字としてスラッシュを使用します。
注意:
その他のオプション・パラメータは、「ドキュメント・サービス」でチェックイン関連サービスを参照してください。添付(レンディション)のパラメータ:
追加する各レンディションのキーのカンマ区切りリスト。各レンディションには、.action=edit、.name、.descriptionおよび.fileが含まれます。
.action=editは常にeditです。
.nameはレンディションの名前です。
.descriptionはレンディションの説明です。
.fileはレンディションのパスです。
オプションのサービス・パラメータ
AuxRenditionType: レンディションがシステム・レンディションかどうかを示します。システム・レンディションの場合は、このパラメータにsystemを設定します。
結果
ローカル・データ:
VaultfilePathやWebFilePathなど、チェックイン・メタデータ。
ResultSet
DOC_INFO: 作成される新しいドキュメントの情報。
ZIP_LIST: 作成される新しいレンディションの情報。
例
requestBinder.putLocal("renditionKeys", "addRendition0");
requestBinder.putLocal("addRendition0.action", "edit");
requestBinder.putLocal("addRendition0.name", "testRendition");
requestBinder.addFile("addRendition0.file", new TransferFile(new File("D:\\CheckInAttachment\\annotationRendition_new.xml")));
requestBinder.putLocal("AuxRenditionType", "system");
ドキュメントのページを変更するサービス。
サービス・クラス: intradoc.server.DocService
場所: IdcHomeDir/components/Imaging/resources/imaging_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
dID: 編集するページを含むドキュメントのID。
pageChangeKeys: 追加する各レンディションのキーのカンマ区切りリスト。各レンディションには、.changeType、.newPageNumber、.fileおよび.file:pathが含まれます。
.changeTypeにはappendPageまたはinsertPageを指定できます。
.newPageNumberは、insertPageとともに使用して、挿入を行うページ番号を指定します。
.fileは新しいファイルのパスです。
結果
ResultSet
SystemRenditions: 編集されたドキュメントのレンディションがリスト表示されます。
DOC_INFO: 編集されたドキュメントに関する情報。
REVISION_HISTORY: 編集されたドキュメントのリビジョン履歴。
例
requestBinder.putLocal("pageChangesKeys", "pageChange0, pageChange1");
requestBinder.putLocal("pageChange0.changeType", "appendPage");
requestBinder.addFile("pageChange0.file", new TransferFile(new File("D:\\CheckInAttachment\\10_Page.tiff")));
requestBinder.putLocal("pageChange1.changeType", "insertPage");
requestBinder.putLocal("pageChange1.newPageNumber", "5");
requestBinder.addFile("pageChange1.file", new TransferFile(new File("D:\\CheckInAttachment\\11.tiff")));
