この章の内容は次のとおりです。
権限
この章のすべてのタスクをポータル・レベルのレイアウトまたは共有レイアウトで実行するには、少なくともAdministrator
ロールまたはApplication Specialist
ロールに割り当てられたデフォルトの権限が必要です。アプリケーション・レベルの権限の詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のアプリケーション・ロールと権限の概要に関する項を参照してください。
レイアウトはポータルのアセットです(「ポータル・アセットの作成、編集および管理」を参照)。WebCenter Portalでは、「アセット」ページと「共有アセット」ページに複数の組込みレイアウトが用意され、新しいカスタム・レイアウトを作成することもできます。
注意:
レイアウトの作成と編集は、かなり複雑なタスクになります。レイアウトはWebCenter Portalで開発できますが、編集機能は制限されています。開発者はJDeveloperを使用してポータルのレイアウトを開発することをお薦めします。開発が完了したレイアウトは、開発者が直接WebCenter Portal (ポータル・サーバー)または特定のポータルに公開して、すぐに使用したり、テストすることができます。または、開発者はレイアウトをファイルにエクスポートし、後でそのページ・テンプレートをWebCenter Portalにアップロードできます。
詳細は、『Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発』のレイアウトの開発に関する項を参照してください。
新しいページを作成する場合は、ページのページ・スタイルを選択します。すべてのページ・スタイルには、新しいページによって継承されるデフォルトのレイアウトが含まれます。ページのレイアウトまたはページ・スタイルはページ・エディタで変更できます。詳細は、「ページ・レイアウトの変更」を参照してください。
ページ・レイアウトはポータルのアセットです。WebCenter Portalでは、アセット・ページと共有アセット・ページに複数の組込みレイアウトが用意され(図22-1)、新しいカスタム・レイアウトを作成することもできます。
図22-1 アセット: レイアウト
組込みレイアウトはいずれも、直接編集できません。ただし、既存のレイアウトをコピーして、これをページ・エディタで編集することにより、カスタム・レイアウトを作成できます。詳細は、「レイアウトの作成」を参照してください。
また、カスタム・レイアウトをダウンロードし、これをOracle JDeveloperで変更してさらにカスタマイズし、WebCenter Portalにアップロードしなおすこともできます。詳細は、「レイアウトの編集」を参照してください。
WebCenter Portalでは、「アセット」ページおよび「共有アセット」ページにいくつかの組込みレイアウトが用意されていますが、ポータルのページまたはページ・スタイルの特定の設計要件を満たす独自のレイアウトを作成する場合があります。
使用可能なレイアウトがいずれも要件を満たさない場合、独自のレイアウトを作成できます。レイアウトを作成する場合は、既存のレイアウトを新しいレイアウトのベースとして使用します。
注意:
レイアウトの作成と編集は、かなり複雑なタスクになります。レイアウトはWebCenter Portalで開発できますが、編集機能は制限されています。開発者はJDeveloperを使用してポータルのレイアウトを開発することをお薦めします。開発が完了したレイアウトは、開発者が直接WebCenter Portal (ポータル・サーバー)または特定のポータルに公開して、すぐに使用したり、テストすることができます。または、開発者はレイアウトをファイルにエクスポートし、後でそのページ・テンプレートをWebCenter Portalにアップロードできます。
詳細は、『Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発』のレイアウトの開発に関する項を参照してください。
WebCenter Portalでカスタム・レイアウトを作成するには、次の手順を実行します。
既存のレイアウトをコピーして(「アセットのコピー」を参照)、そのソース・コードをソース・コード・エディタで編集します(「アセットのソース・コードの編集」を参照)。
ポータルでは、要件に合せてレイアウトを編集できます。組込みレイアウトは編集できませんが、組込みレイアウトをコピーしてポータル用の新しいカスタム・レイアウトを作成し、そのコピーを編集することはできます(「アセットのコピー」を参照)。
注意:
レイアウトの作成と編集は、かなり複雑なタスクになります。レイアウトはWebCenter Portalで開発できますが、編集機能は制限されています。開発者はJDeveloperを使用してポータルのレイアウトを開発することをお薦めします。開発が完了したレイアウトは、開発者が直接WebCenter Portal (ポータル・サーバー)または特定のポータルに公開して、すぐに使用したり、テストすることができます。または、開発者はレイアウトをファイルにエクスポートし、後でそのページ・テンプレートをWebCenter Portalにアップロードできます。
詳細は、『Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発』のレイアウトの開発に関する項を参照してください。
WebCenter Portalでカスタム・レイアウトを編集するには、次の手順を実行します。
ソース・コード・エディタでレイアウトのソース・コードを編集します(「アセットのソース・コードの編集」を参照)。
「ソースの編集」ダイアログでは、「コンポーネント」および「CSS」という2つのタブにレイアウト・ソースが表示されます。「コンポーネント」タブのコードは、レイアウト・コンポーネントを表すXMLを定義します。「CSS」タブのコードによって、レイアウトの外観と書式を示すスタイル・シートが公開されます。
次のオプションは、「アセット」ページまたは「共有アセット」ページに表示され、レイアウトの管理に使用できます。
関連項目:
削除: レイアウトが不要になった場合に削除できます。レイアウトが現在ページまたはページ・スタイルで使用されている場合は、削除できないことに注意してください。
詳細は、「アセットの削除」を参照してください。
アップロード: JDeveloperを使用して開発されたレイアウトを含むアーカイブ・ファイルをアップロードできます。
詳細は、「アセットのアップロード」を参照してください。
ダウンロード: レイアウトをアーカイブ・ファイルにダウンロードして、JDeveloperでさらに開発できます。
詳細は、「アセットのダウンロード」を参照してください。
アクション
コピー: レイアウトのコピーを作成できます。WebCenter Portalで新しいレイアウトを作成できるのは、この方法のみです。
詳細は、「アセットのコピー」を参照してください。
セキュリティ設定: レイアウトにアクセスできるユーザーを制御します(すべてのユーザーを対象にするか、特定のユーザーまたはグループのみにするか)。
詳細は、「アセットのセキュリティの設定」を参照してください。
プロパティの表示: 各レイアウトには、そのレイアウトについての有用な情報がまとめられた「プロパティの表示」ダイアログが関連付けられています。
詳細は、「アセットに関する情報の表示」を参照してください。
ソースの編集: レイアウトのソース・コードを直接編集できます。
詳細は、「レイアウトの編集」を参照してください。
プロパティの編集: 各レイアウトには、ポータルでの表示方法を制御する特定のプロパティが関連付けられています。これらのプロパティは、「プロパティの編集」ダイアログで編集できます。
詳細は、「アセットのプロパティの設定」を参照してください。
使用可能: このチェック・ボックスを選択または選択解除することにより、ポータルでレイアウトを使用できるかどうかを制御できます。
詳細は、「アセットの表示および非表示」を参照してください。