この章の内容は次のとおりです。
権限
この章のタスクを実行するには、アプリケーションレベルのPeople Connections: Update People Connections Data
権限が必要です。
LIKE登録を使用して、アイテムに対する評価を示したり、そのアイテムがどれだけLIKE登録され、どのユーザーがLIKE登録しているかを一目で把握できます。カウンタによって、アイテムをLIKE登録したユーザーの数が追跡され、リンクを使用して、そのアイテムをLIKE登録したユーザーを表示できます。アイテムのグループの中で、お気に入りの数によって最も評価されているものを特定できます。
メッセージ・ボードのメッセージ、アクティビティ・ストリームのエントリ(ホーム・ポータルのアクティビティ・ストリームでアップロードしたファイルなど)、ブログ投稿およびWikiページに、LIKE登録していることを表示できます。
ヒント:
ユーザー自身や他のユーザーが、メッセージまたはアクティビティをお気に入り登録できるかどうかは、システム管理者がこれらの機能のお気に入り登録を有効にしているかどうかによって決まります。
注意:
アイテム(たとえば、ドキュメントを追加するアクティビティ・エントリ)に関連付けられたアクティビティのお気に入り登録は、アイテムのお気に入り登録とは異なります。お気に入り登録数はアクティビティとアイテムで別個に計算されます。
アイテムをLIKE登録するには、「LIKE登録」リンクまたはアイテムに関連付けられたアイコン(星)をクリックします。
「LIKE登録」リンクの下のテキストまたは「LIKE登録」アイコンの右側にある数値(図14-2)は、そのアイテムをLIKE登録しているユーザー数を示しています。このテキストまたは数値をクリックすると、アイテムをお気に入り登録している他のユーザーのリストを表示できます。
アイテムのLIKE登録を解除するには、「LIKE登録解除」リンクをクリックするか、星を再度クリックします。
WebCenter Portalのアイテムにコメントして、見解、意見および質問をアイテムに直接追加できます。
次のアイテム・タイプにコメントできます。
メッセージ・ボードのメッセージ
アクティビティ・ストリームのエントリ
注意:
ファイル(たとえば、ドキュメントを追加するアクティビティ・エントリ)に関連付けられたアクティビティへのコメント投稿は、ファイルへのコメント投稿とは異なります。
パブリック・コメントを表示するパブリック・ユーザーはドキュメントにコメントできません。
コメントを入力するには、次の手順を実行します。
ストリームされたアイテムの下の「コメント」リンクをクリックします。
入力領域にコメント・テキストを入力します(図14-4)。
「コメント」をクリックします。
コメントを削除するには:
注意:
削除できるのは自分のコメントです。また、ポータル・マネージャは自分がモデレートするポータルのコメントを削除できます。
共有により、アイテム、ステータス・メッセージ、ファイルおよびURLをその場で配信できます。共有は、いくつかの異なる方法で使用できます。
アクティビティ・ストリームで受信したアイテムを、コネクションのアクティビティ・ストリームに投稿することにより、共有する(詳細は、「ストリームされたアイテムの再投稿」を参照)。
アクティビティ・ストリームで受信したアイテムを、電子メールで送信して共有する(詳細は、「ストリームされたアイテムの電子メールでの送信」を参照)。
アイテム、ステータス・メッセージ、ファイルまたはURLを、パブリッシャを使用して共有する(詳細は、「メッセージ、ファイルおよびURLの共有」を参照)。
アクティビティ・ストリームから直接アイテムを共有するには、アイテムにオブジェクトが含まれている必要があります。たとえば、「Jackがdoc.xmlを更新しました」を共有することはできますが、「JackとJillが接続しています」を共有することはできません。パブリッシャを使用すると、自分が投稿したものをすべて共有できます。これは、投稿がオブジェクトだからです。
「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示されるアイテムは、より多くの読者と共有することができます。たとえば、ユーザーのコネクション全員が非常に興味を持っているドキュメントをコネクションの1人が更新した、ということが「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示されると、ユーザーはそのストリームされたアイテムを、コネクション全員と共有できます。
これは、コネクション全員のアクティビティ・ストリームまたは指定されたポータルに属しているコネクションのアクティビティ・ストリームに、ストリームされたアイテムを投稿することにより実行できます。ストリームされたアイテムは、電子メールを使用して共有することもできます。この場合、ユーザーは接続していないユーザーとアイテムを共有したり、メール配信リストを利用することができます。
注意:
アクティビティ・ストリームから直接アイテムを共有するには、アイテムにオブジェクトが含まれている必要があります。詳細は、「アイテムの共有について」を参照してください。
この項には次のトピックが含まれます:
パブリッシャは、コネクションやポータルのアクティビティ・ストリームにメッセージ、ファイルおよびURLを公開する手段を提供します。
注意:
ポータルのアクティビティ・ストリームはポータルに表示されますが、ポータル・メンバーは、ポータルのアクティビティを各自のアクティビティ・ストリームに表示することもできます。
この項では、パブリッシャの機能について手順を追って説明します。次のトピックが含まれています:
関連項目:
アクティビティ・ストリームの詳細は、「ポータルのアクティビティの追跡」を参照してください。プロファイルの詳細は、「プロファイルの管理」を参照してください。
パブリッシャは、パブリッシャを使用してユーザーが入力したメッセージが表示されるアクティビティ・ストリームと連携して動作します。パブリッシャ・コントロールを使用して、公開したメッセージを参照できるユーザーを選択できます。
システム管理者は、パブリッシャを使用して公開されたメッセージをユーザーのプロファイルのステータス・メッセージとして使用するかを指定できます(図14-11)。
システム管理者がどのようにパブリッシャを構成しているかに応じて、メッセージ、ファイルおよびリンクを共有するオプションを表示できます(図14-12)。
注意:
パブリッシャの「共有対象」メニューはホーム・ポータルのみに表示され、他のポータルには表示されません。「共有対象」メニューにより、情報を自分のコネクションと共有するか、または自分もメンバーである指定のポータルのメンバーとのみ共有するかどうかを選択できます。パブリッシャがホーム・ポータル以外のポータルにある場合、公開される情報は常にそのポータルのメンバーと共有されます。
デフォルトの、WebCenter Portalのインストールでは、パブリッシャは「アクティビティ」ページの一部です。このページは、すべてのログインしているユーザーに、ホーム・ポータルで提供されます。
デフォルトの「アクティビティ」ページには、「パブリッシャ」を使用して入力したメッセージの公開先である「アクティビティ・ストリーム」ビューも含まれます。
パブリッシャの機能は、プロファイルの一部のビューにも埋め込むことができます。
パブリッシャを使用して、メッセージをアクティビティ・ストリームに投稿し、システム管理者がそのように構成している場合は、自分のプロファイルのステータス・メッセージを表示できます。
メッセージを公開するには、次の手順を実行します。
個人用ファイルまたはポータル・ファイルのどちらを共有するかによって、共有ファイルがコネクションまたはポータルのいずれかのアクティビティ・ストリームに表示されます。また、パブリッシャを使用してファイルを共有すると、そのファイルは自分の個人用ドキュメント・ライブラリのパブリック・フォルダにも格納されます。
ヒント:
ドキュメント・ライブラリ内で共有ファイルが格納される場所を詳細に制御する必要がある場合は、選択したフォルダに共有ファイルをアップロードできます。このようなアップロードは、自分のコネクションのアクティビティ・ストリームにも報告されます(これを表示するようにアクティビティ・ストリームが構成されている場合)。詳細は、「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。
注意:
接続しているコンテンツ・リポジトリ内に存在するすべてのフォルダやファイルには、ダイレクトURLでアクセスできます。このURLは、他のユーザーに提示できます。権限がある場合は、URLリンクをクリックしてフォルダまたはファイルを開くことができます。ファイルまたはフォルダ・リンクの取得の詳細は、「フォルダおよびファイルの操作」を参照してください。
パブリッシャによるファイルの共有との相違は、ファイルが自分の個人用ドキュメント・ライブラリのパブリック・フォルダにも格納されることです。これは、FrameworkFoldersフォルダ・サービスが有効になっており、フォルダとファイルのメタデータに親情報が含まれる場合に役立ちます。他のユーザーがあなたの個人用ドキュメントの親フォルダへのアクセス権を持たない場合は、URLの送信のみでは、個人用ドキュメント・ライブラリ(ホーム・ポータルの「ドキュメント」ページ)のファイルを共有することはできません。かわりに、ファイルをパブリック・フォルダにコピーできます。または、個人用ファイルをパブリッシャで共有できます(個人用ドキュメント・ライブラリのパブリック・フォルダに共有アイテムが格納されます)。同様に、ポータルの親フォルダに対するアクセス権をユーザーが持たない可能性があるときは、パブリッシャを使用してポータル・ファイルを共有できます。
システム管理者は、パブリッシャを使用したファイルの共有機能を無効にできます。「添付:ファイル」リンクが表示されていない場合は、システム管理者に連絡してください。
パブリッシャを使用してファイルを共有するには、次の手順を実行します。
投稿したテキストまたはリンクの横に「削除」アイコンがあります(図14-18)。自分のメッセージを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。
注意:
共有ファイルを含むメッセージには「削除」アイコンは表示されません。共有ファイルを含むメッセージを削除するには、パブリック・ドキュメント・フォルダに移動して(たとえば、「ドキュメント」ページで「パブリック」フォルダを開きます)、そこから削除します。