この章の内容は次のとおりです。
権限
この章のタスクを実行するには、アプリケーションレベルのPeople Connections: Update People Connections Data
権限が必要です。
フィードバックを使用すると、自身と他のユーザー間でのフィードバックを表示、投稿および管理することができます。フィードバックを表示するには、ホーム・ポータルの個人用ページ(自分で作成したページ)のいずれかに「フィードバック」ビューアを追加する必要があります。他のユーザーからのフィードバックを受け取るには、その個人用ページのアクセス権を他のユーザーに付与し、自分のフィードバックの表示または投稿(あるいは両方)をそれらのユーザーが行えるようにフィードバック・プリファレンスを設定する必要があります。別のユーザーのフィードバックを表示または投稿するには、そのユーザーの個人用ページへのアクセス権とフィードバックの表示または投稿(あるいは両方)のためのアクセス権が、そのユーザーのプリファレンスを介して付与される必要があります。
個人用ページへの「フィードバック」ビューアの追加と他のユーザーへのアクセス権の付与の詳細は、「他のユーザーによる自分宛てのフィードバックとメッセージの投稿の許可」を参照してください。
注意:
個々のユーザーが各自の「フィードバック」ビューまたはフィードバックのプリファレンスにアクセスする前に、システム管理者が、すべてのユーザーが自分および他のユーザーのフィードバックで表示できるものと実行できる操作に影響を与えるグローバル・アプリケーション・デフォルトを設定できます。詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のフィードバックの構成に関する項を参照してください。
「フィードバック」ビューアでの表示に加え、フィードバックの投稿はアクティビティ・ストリームにストリームされます(システム管理者がフィードバック・アクティビティを表示しないようにアクティビティ・ストリームを構成している場合を除く)。
個人用のアクティビティ・ストリームのプリファレンスを通して、自分の「アクティビティ・ストリーム」にフィードバック・アクティビティを表示しないように構成できます。詳細は、「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。
フィードバックの投稿がアクティビティ・ストリームにストリーミングされる場合は、自分と自分の「フィードバック」ビューアの投稿者のみに表示されるようにプライベートとマーク付けしたフィードバック投稿も、自分のコネクションと投稿者のコネクションのアクティビティ・ストリームに表示されることに注意してください。
WebCenter Portalでは、次の「フィードバック」ビューが提供されます。
フィードバックのプリファレンスを使用して、あなたが投稿したり受信したフィードバックを表示できるユーザーと、あなたの「フィードバック」ビューにフィードバックを投稿できるユーザーを指定します。
フィードバックのプリファレンスを設定するには、次の手順を実行します。
この項では、自分が投稿または受信したフィードバックにアクセスする方法と、投稿したフィードバックを非表示および非表示解除する方法を説明します。次の項が含まれます:
「フィードバック」ビューアの「表示」メニューを使用して、他のユーザー宛てに投稿したフィードバックや他のユーザーから受け取ったフィードバックにアクセスできます。
自分が投稿または受信したフィードバックを表示するには、次の手順を実行します。
「フィードバック」ビューアには、自分のビューに表示されるものを制御するためのソートおよびフィルタリング機能が含まれています。ソート機能を使用すると、日付またはフィードバックを投稿したユーザーの名前によってフィードバックをソートできます。フィルタリング機能を使用すると、特定の日付または指定の日付範囲内に投稿されたフィードバックを表示できます。
フィードバックをソートおよびフィルタするには:
ヒント:
「フィードバック」ビューから日付フィルタリング基準を削除するには、「日付のクリア」アイコンをクリックします。
自分の「フィードバック」ビューの任意のフィードバックを非表示にできます。非表示にすると、実際にフィードバック投稿を削除しないで、自分のビューからフィードバック投稿を除去できます。あなたのフィードバックへのアクセス権を付与したユーザーは、あなたが非表示にした投稿も表示できます。
注意
このアクションを元に戻す方法の詳細は、「非表示フィードバックの表示」を参照してください。
自分と投稿者以外に対してフィードバック投稿を非表示にするには、投稿をプライベートとしてマーク付けします。「受信フィードバックのプライベートとしてのマーク付け」を参照してください。
自分のビューでフィードバックを非表示にする手順は次のとおりです。
「フィードバック」ビューアの「非表示」チェック・ボックスを使用すると、非表示にしたフィードバックがすべて表示されます。「非表示」チェック・ボックスでは、1回の操作で非表示のフィードバックがすべて表示されて、それらのフィードバックを非表示解除したり削除することが可能になります。
非表示のフィードバック投稿を表示する手順は次のとおりです。
受信したフィードバックが自分と投稿者のみに表示されるようにプライベートとしてマーク付けすることができます。投稿をプライベートとしてマーク付けするには、投稿の横の「プライベート」リンクをクリックします(図13-10)。
注意:
ポータルの「プライベート」リンクが表示されていない場合、ポータル・マネージャによってリンクが非表示に設定されていることがあります。
フィードバック・アクティビティを除外するようにアプリケーション・レベルか個人レベルでプリファレンスを通してアクティビティ・ストリームが構成されていないかぎり、たとえプライベート・フィードバックであっても、自分のコネクションと投稿者のコネクションのアクティビティ・ストリームにフィードバックが表示されます。
詳細は、「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。
フィードバックを使用して、コネクションの作業や結果についての注釈を伝達できます。あなたのフィードバック・メッセージは、あなた自身のコネクションより多くの読者が表示できる可能性があることに注意してください。
フィードバック・メッセージを投稿するには、次の手順を実行します。
他のユーザーに投稿したフィードバックは削除できます。ただし、システム管理者によって、あなたがこれを行えるように設定されていることが必要です。
フィードバック・アクティビティを表示するようにアクティビティ・ストリームが構成されている場合は、削除されたフィードバック投稿も、投稿者の全コネクションと受信者のアクティビティ・ストリームに引き続き表示されます。
関連項目:
個人用のアクティビティ・ストリームのプリファレンスの構成の詳細は、「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。
自分が投稿したフィードバックを削除するには:
ホーム・ポータルの個人用ページで、メッセージ・ボードは、あなたと他のユーザーとの間でメッセージを表示および投稿するための方法を提供します。メッセージを表示するには、ホーム・ポータルの個人用ページ(自分で作成したページ)のいずれかに「メッセージ」ビューアを追加する必要があります。他のユーザーからのメッセージを受信するには、他のユーザーにその個人ページへのアクセス権を付与し、それらのユーザーのメッセージの表示/投稿を許可するようにメッセージ・プリファレンスを設定する必要があります。別のユーザーのメッセージを表示または投稿するには、そのユーザーの個人用ページへのアクセス権とメッセージの表示または投稿(あるいは両方)のためのアクセス権が、そのユーザーのプリファレンスを介して付与される必要があります。
個人用ページへの「メッセージ・ボード」ビューアの追加と他のユーザーへのアクセス権の付与の詳細は、「他のユーザーによる自分宛てのフィードバックとメッセージの投稿の許可」を参照してください。
ホーム・ポータル以外のポータルでは、「メッセージ・ボード」ビューアはポータルの範囲内のメッセージを表示および投稿するための方法を提供します。ポータルでは、メッセージ・ボードのすべてのインスタンスが、同じコンテンツ(ポータルのメンバーである権限を持つユーザーが投稿したメッセージ)を表示します。ポータルのメッセージ・ボードでアクションを実行できない場合は、ポータル・マネージャに連絡してください。
注意:
個々のユーザーが各自の「メッセージ・ボード」ビューまたはメッセージ・ボードのプリファレンスにアクセスする前に、システム管理者が、すべてのユーザーが自分および他のユーザーのメッセージで表示できるものと実行できる操作に影響を与えるグローバル・アプリケーション・デフォルトを設定できます。詳細は、『Oracle WebCenter Portalの管理』のメッセージ・ボードの構成に関する項を参照してください。
「メッセージ・ボード」ビューアで使用できるほかに、メッセージは「アクティビティ・ストリーム」にストリーミングされます(システム管理者がメッセージ・ボード・アクティビティを表示しないように「アクティビティ・ストリーム」を構成した場合を除く)。
個人用のアクティビティ・ストリームのプリファレンスを通して、自分の「アクティビティ・ストリーム」ビューにメッセージ・ボード・アクティビティを表示しないように構成できます。詳細は、「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。
メッセージがアクティビティ・ストリームにストリーミングされる場合は、自分と自分の「メッセージ・ボード」ビューアの投稿者のみに表示されるようにプライベートとマーク付けしたメッセージも、自分のコネクションと投稿者のコネクションのアクティビティ・ストリームに表示されることに注意してください。
WebCenter Portalでは、次の「メッセージ・ボード」ビューが提供されます。
メッセージ・ボードのプリファレンスを使用して、あなたのメッセージ・ボードを表示したり投稿できるユーザーを指定できます。
メッセージ・ボードのプリファレンスを設定する手順は次のとおりです。
自分と自分のコネクションがそれぞれ独自のメッセージ・ボードを設定すると、自分のメッセージを表示でき、互いのメッセージも表示できるようになります。この項では、設定後に互いのメッセージを表示する方法について説明します。次のトピックが含まれています:
ヒント:
自分の「メッセージ・ボード」ビューの設定方法の詳細は、「他のユーザーによる自分宛てのフィードバックとメッセージの投稿の許可」を参照してください。
他のユーザーがあなた宛てに投稿したメッセージ・ボードのメッセージを表示するには、メッセージ・ボードのメッセージを受信するように設定したホーム・ポータルの個人用ページに移動します(図13-14)。
あなたが投稿したメッセージを含め、他のユーザーが受信したメッセージ・ボードのメッセージを表示するには、あなたのホーム・ポータル・ビューであなたが表示できるようにそのユーザーが設定したページに移動します。このページには「ページのパーソナライズ」ページからアクセスできます。詳細は、「ホーム・ポータルでのページのオープン」を参照してください。
ポータルに配置されたメッセージ・ボードを使用して、そのポータル・コンテキスト内でメッセージを表示および投稿できます。所定のポータル内のすべてのデフォルトの「メッセージ・ボード」ビューは、同じコンテンツ(ポータルのメンバーである権限を持つユーザーが投稿したメッセージ)を表示します。そのポータルへのアクセス権を持つすべてのユーザーは、投稿されたメッセージを表示できます。
選択したポータルに送信されたメッセージを表示するには、そのポータル専用のメッセージ・ボード・タスク・フローに移動します。
メッセージ・ボードのフル・ビューには、自分のメッセージのビューを管理するためのソートおよびフィルタリング機能が含まれています。ソート機能を使用すると、日付またはメッセージを投稿したユーザーによってメッセージをソートできます。フィルタリング機能を使用すると、特定の日付または指定の日付範囲内に投稿されたメッセージを表示できます。
メッセージ・ボードのメッセージをソートおよびフィルタするには:
ヒント:
「メッセージ・ボード」ビューから日付フィルタリング基準を削除するには、日付によるフィルタを行った後で日付範囲フィールドの右側に表示される「日付のクリア」アイコンをクリックします。
「メッセージ・ボード」のメッセージを非表示にする際は、特定のメッセージを非表示にするか、パブリック・メッセージまたはプライベート・メッセージを非表示にすることができます。非表示にすると、実際にメッセージを削除しないで、自分のビューからフィードバック投稿を除去できます。これは一時的な方法ですが、「メッセージ・ボード」ビューの不要な表示を整理できます。
注意:
あなたのメッセージへのアクセス権を持つユーザーは、あなたが非表示にしたメッセージも表示できます。
自分の「メッセージ・ボード」ビューで特定のメッセージを非表示にするには、次の手順を実行します。
自分の「メッセージ・ボード」ビューで、非表示にするメッセージに移動します。
非表示にするメッセージの隣の「非表示」リンクをクリックします(図13-20)。
メッセージは、「メッセージ・ボード」ビューで非表示になります。あなたのメッセージ・ボードの表示を許可した他のユーザーは、あなたのビューを表示したときに、このメッセージを表示できます。
自分の「メッセージ・ボード」ビューで特定のタイプのメッセージ(プライベートまたはパブリック)を非表示にするには、次の手順を実行します。
選択したタイプのメッセージがあなたの「メッセージ・ボード」ビューに表示されます。他のすべてのメッセージは「メッセージ・ボード」ビューで非表示になります。あなたのメッセージ・ボードの表示を許可した他のユーザーは、あなたのビューを表示したときに、すべてのメッセージを表示できます。
この項では、メッセージと添付ファイルを投稿する様々な方法について説明します。次のトピックが含まれています:
この項では、メッセージ・ボードを使用してコネクション全員にメッセージを投稿する方法を説明します。
関連項目:
コネクションの詳細は、「連絡先の管理」を参照してください。
メッセージ・ボードのメッセージを投稿するには、次の手順を実行します。
任意のコネクションにプライベート・メッセージを投稿する権限を付与されている場合は、これを行うことができます。プライベートとしてマーク付けしたメッセージは、あなたの「メッセージ・ボード」ビューであなたと受信者のみが表示できます。ただし、メッセージ・ボードのアクティビティをアクティビティ・ストリームに表示しないようにアプリケーションが構成されているか、あなたが自分のアクティビティ・ストリーム・プリファレンスでそのように構成しないかぎり、あなたのすべてのコネクションと受信者のすべてのコネクションは、アクティビティ・ストリームでプライベート・メッセージを表示できます。
関連項目:
詳細は、「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。
プライベート・メッセージを投稿するには、次の手順を実行します。
受信したプライベート・メッセージは、「共有」とマークすることで、あなたのメッセージ・ボードにアクセスできるすべてのユーザーと共有できます。他のユーザーから送られてきたプライベートとマークされたメッセージは、受信者と送信者のみがメッセージ・ボードで表示できます(ただし、メッセージ・ボードのアクティビティを表示しないようにアクティビティ・ストリームが構成されていないかぎり、受信者と送信者のすべてのコネクションは、各自のアクティビティ・ストリームでプライベート・メッセージを表示できます。)
関連項目:
アプリケーション・レベルおよび個人用レベルで特定のタイプのアクティビティをアクティビティ・ストリームから除外する方法の詳細は、「アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定」を参照してください。
プライベート・メッセージを共有とマークすると、許可されたユーザーがあなたの「メッセージ・ボード」ビューを表示できるようになります。
メッセージを共有としてマークする手順は次のとおりです。
システム管理者は、投稿したメッセージを投稿者が自ら修正できるようにメッセージ・ボード機能を構成できます。この権限が付与されると、投稿したすべてのメッセージを編集することが可能になります。
メッセージ・ボードのメッセージを編集するには:
システム管理者は、送信したメッセージを投稿者が自ら削除できるようにメッセージ・ボードを構成できます。この権限が付与されると、送信したメッセージをどれでも削除することが可能になります。
送信したメッセージを削除するには:
ユーザーが特にあなたに対してフィードバックやメッセージを投稿できるように「フィードバック」および「メッセージ・ボード」ビューアを設定するには、あなたのホーム・ポータル・ビューの個人用ページに「フィードバック」または「メッセージ・ボード」ビューアを追加して、そのページをコネクションと共有する必要があります。さらに、あなたをビューアの所有者として識別するように、「フィードバック」または「メッセージ・ボード」ビューアでパラメータを設定する必要があります。これを設定すると、あなたのコネクションはこのページにアクセスして、あなた宛てのメッセージやフィードバックを投稿することが可能になります。この項では、このプロセスについて説明します。
他のユーザーがあなた宛てにフィードバックやメッセージを投稿できるようにするには、次の手順を実行します。
アクセス権を付与するユーザーにこのページのリンクを送信して、フィードバックまたはメッセージを残すように招待することもできます。詳細は、「個人用ページへのリンクを含むメールの送信」を参照してください。