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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発
12c (12.2.1.1.0)
E77380-02
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A Webサービスの信頼性のあるメッセージングと接続作成のためのあらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイル

この付録では、あらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイルの概要を説明します。WS-Policyファイルは、Java API for XML Web Services (JAX-WS)を使用したWebLogic Webサービスで、信頼性のあるメッセージング、接続作成、またはこの両方の機能をサポートします。

これらのあらかじめパッケージ化されたファイルを変更することはできません。これらの値がニーズに合ない場合は、独自のWS-Policyファイルを作成する必要があります。詳細は、次を参照してください。

信頼性のあるメッセージングおよび接続作成ポリシー・アサーションの詳細は、次を参照してください。

次の表に、あらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイルをまとめます。この表は、WS-Policyファイルをメソッド・レベルでアタッチできるかどうかも指定します。この列の値が「No」の場合、WS-Policyファイルをクラス・レベルでのみアタッチできます。

表A-1 信頼性のあるメッセージングをサポートする、あらかじめパッケージ化されているWS-Policyファイル

あらかじめパッケージ化されているWS-Policyファイル 説明 メソッド・レベルのアタッチ
DefaultReliability1.2.xml

配信保証に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702のWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.2が基になっています。「DefaultReliability1.2.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

はい

DefaultReliability1.1.xml

サービス品質に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702/wsrmp-1.1-spec-os-01.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.1が基になっています。「DefaultReliability1.1.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

はい

DefaultRelibility.xml

非推奨。Webサービスの信頼性のあるメッセージングのアサーションは、WS Reliable Messaging Policy Assertion Version 1.0(http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/rm/WS-RMPolicy.pdf)に基づいています。このリリースでは、信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーションの多くが、JWSアノテーションまたは構成を通じて管理されます。

信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーションに一般的な値(非アクティブ・タイムアウト10分、確認応答の間隔200ミリ秒、基本的な再送信間隔3秒など)を指定します。「DefaultReliability.xml WS-Policyファイル(WS-Policy)[非推奨]」を参照してください。

はい

LongRunningReliability.xml

非推奨。長期実行プロセスに関して、Webサービスの信頼性のあるメッセージングのアサーションは、WS Reliable Messaging Policy Assertion Version 1.0に基づいています。このリリースでは、信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーションの多くが、JWSアノテーションまたは構成を通じて管理されます。

1つ前に示した、信頼性のあるメッセージングのデフォルトWS-Policyファイルとほぼ同じですが、アクティビティのタイムアウト間隔に、より大きな値(24時間)を指定する点が異なります。「LongRunningReliability.xml WS-Policyファイル(WS-Policy)[非推奨]」を参照してください。

はい

Mc1.1.xml

Webサービスでの接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を指定します。WS-Policy 1.5プロトコルが使用されます。「Mc1.1.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

いいえ

Mc.xml

Webサービスでの接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を指定します。WS-Policy 1.2プロトコルが使用されます。「Mc.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

いいえ

Reliability1.2_ExactlyOnce_WithMC1.1.xml

サービス品質に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスでの接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を指定します。「Reliability1.2_ExactlyOnce_WithMC1.1.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

いいえ

Reliability1.2_SequenceSTRSecurity

信頼性のあるシーケンスでメッセージを保護するために、CreateSequenceメッセージで参照されるwsse:SecurityTokenReferenceをランタイムが使用するように指定します。Webサービスでの接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702のWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.2が基になっています。「Reliability1.2_SequenceTransportSecurity.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

いいえ

Reliability1.1_SequenceSTRSecurity

Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702/wsrmp-1.1-spec-os-01.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.1が基になっています。「Reliability1.1_SequenceTransportSecurity.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

はい

Reliability1.2_SequenceTransportSecurity

トランスポート・レベルのセキュリティとサービス品質に関連するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702のWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.2が基になっています。「Reliability1.2_SequenceTransportSecurity.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

はい

Reliability1.1_SequenceTransportSecurity

トランスポート・レベルのセキュリティとサービス品質に関連するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702/wsrmp-1.1-spec-os-01.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.1が基になっています。「Reliability1.1_SequenceTransportSecurity.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

はい

Reliability1.0_1.2.xml

1.2と1.0のWS-Reliableメッセージング・ポリシー・アサーションを結合します。1.2バージョンのポリシー・アサーションはWebサービスでの接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を指定します。このサンプルは、適切なポリシーの選択に基づいて実行時に適用されるポリシー・アサーションを決定します。「Reliability1.0_1.2.xml (WS-Policyファイル)」を参照してください。

いいえ

Reliability1.0_1.1.xml

1.1と1.0のWS Reliable Messagingポリシー・アサーションを結合します。「Reliability1.0_1.1.xml (WS-Policy.xmlファイル)」を参照してください。

はい

DefaultReliability1.2.xml (WS-Policyファイル)

DefaultRealiability1.2.xml WS-Policyファイルは、配信保証に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrm/200702/wsrm-1.2-spec-os.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.2が基になっています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<wsp15:Policy xmlns:wsp15="http://www.w3.org/ns/ws-policy">
   <wsp15:All>
      <wsrmp:RMAssertion 
         xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
         <wsrmp:DeliveryAssurance>
            <wsp15:Policy>
               <wsrmp:ExactlyOnce/>
               <wsrmp:InOrder/>
            </wsp15:Policy>
          </wsrmp:DeliveryAssurance>
        </wsrmp:RMAssertion>
   </wsp15:All>
</wsp15:Policy>

DefaultReliability1.1.xml (WS-Policyファイル)

DefaultRealiability1.1.xml WS-Policyファイルは、サービス品質に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702/wsrmp-1.1-spec-os-01.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.1が基になっています。

<?xml version="1.0"?>

<wsp:Policy 
  xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy"
  >
  <wsrmp:RMAssertion 
    xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702"
    > 
    <wsrmp:DeliveryAssurance> 
      <wsp:Policy> 
        <wsrmp:ExactlyOnce /> 
      </wsp:Policy> 
    </wsrmp:DeliveryAssurance> 
  </wsrmp:RMAssertion> 
</wsp:Policy>

DefaultReliability.xml WS-Policyファイル(WS-Policy)[非推奨]

このWS-Policyファイルは非推奨となっています。Webサービスの信頼性のあるメッセージングのアサーションは、WS Reliable Messaging Policy Assertion Version 1.0(http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/rm/policy/)に基づいています。現在のリリースでは、信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーションの多くが、JWSアノテーションまたは構成を通じて管理されます。

DefaultReliability.xml WS-Policyファイルは、信頼性のあるメッセージングのポリシーのアサーションに一般的な値(非アクティブ・タイムアウト10分、確認応答の間隔200ミリ秒、基本的な再送信間隔3秒など)を指定します。

<?xml version="1.0"?>

<wsp:Policy
   xmlns:wsrm="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/rm/policy"
   xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy"
   xmlns:beapolicy="http://www.bea.com/wsrm/policy"
  >

  <wsrm:RMAssertion >
    <wsrm:InactivityTimeout Milliseconds="600000" />
    <wsrm:BaseRetransmissionInterval Milliseconds="3000" />
    <wsrm:ExponentialBackoff />
    <wsrm:AcknowledgementInterval Milliseconds="200" />
    <beapolicy:Expires Expires="P1D" optional="true"/>
  </wsrm:RMAssertion>
</wsp:Policy>

LongRunningReliability.xml WS-Policyファイル(WS-Policy)[非推奨]

このWS-Policyファイルは非推奨となっています。Webサービスの信頼性のあるメッセージングのアサーションは、WS Reliable Messaging Policy Assertion Version 1.0(http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/rm/policy/)に基づいています。現在のリリースでは、信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーションの多くが、JWSアノテーションまたは構成を通じて管理されます。

LongRunningRelibility.xml WS-Policyファイルは、DefaultReliability.xml WS-Policyファイルと同じような値を指定しますが、指定するアクティビティのタイムアウト間隔がより長い(24時間)点が異なります。「LongRunningReliability.xml WS-Policyファイル(WS-Policy)[非推奨]」を参照してください。

<?xml version="1.0"?>

<wsp:Policy
   xmlns:wsrm="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/rm/policy"
   xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy"
   xmlns:beapolicy="http://www.bea.com/wsrm/policy"
  >
  <wsrm:RMAssertion >
    <wsrm:InactivityTimeout Milliseconds="86400000" />
    <wsrm:BaseRetransmissionInterval Milliseconds="3000" />
    <wsrm:ExponentialBackoff />
    <wsrm:AcknowledgementInterval Milliseconds="200" />
    <beapolicy:Expires Expires="P1M" optional="true"/>
  </wsrm:RMAssertion>
</wsp:Policy>

Mc1.1.xml (WS-Policyファイル)

Mc1.1.xml WS-Policyファイルは、Webサービスにおける接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を設定します。この場合、WS-Policy 1.5プロトコルが使用されます。アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702/wsmc-1.1-spec-os.htmlに定義されている接続作成ポリシー・アサーションに基づいています。

<?xml version="1.0"?>
<wsp15:Policy  
  xmlns:wsp15="http://www.w3.org/ns/ws-policy"
  xmlns:wsmc="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702">
  <wsmc:MCSupported wsp15:Optional="true" />
</wsp15:Policy>

Mc.xml (WS-Policyファイル)

Mc.xml WS-Policyファイルは、Webサービスにおける接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を設定します。アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702/wsmc-1.1-spec-os.htmlに定義されている接続作成ポリシー・アサーションに基づいています。

<?xml version="1.0"?>
<wsp:Policy
  xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy"
  xmlns:wsmc="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702">
  <wsmc:MCSupported wsp:Optional="true" />
</wsp:Policy>

Reliability1.2_ExactlyOnce_WithMC1.1.xml (WS-Policyファイル)

Reliability1.2_ExactlyOnce_WithMC1.1.xml WS-Policyファイルは、サービス品質に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスでの接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を指定します。

アサーションは、次の仕様に基づいています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> 
<wsp15:Policy xmlns:wsp15="http://www.w3.org/ns/ws-policy">
   <wsp15:All>
      <wsrmp:RMAssertion 
       xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
         <wsrmp:DeliveryAssurance>
            <wsp15:Policy>
               <wsrmp:ExactlyOnce /> 
            </wsp15:Policy>
         </wsrmp:DeliveryAssurance>
      </wsrmp:RMAssertion>
      <wsmc:MCSupported 
        xmlns:wsmc="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702" 
        wsp15:Optional="true" /> 
   </wsp15:All>
</wsp15:Policy>

Reliability1.2_SequenceSTR.xml (WS-Policyファイル)

Reliability1.2_SequenceSTR.xmlファイルは、信頼性のあるシーケンスでメッセージを保護するために、CreateSequenceメッセージで参照されるwsse:SecurityTokenReferenceをランタイムが使用するように指定します。Webサービスでの接続作成のサポートを有効にし、オプションとしてWebサービス・クライアントでの使用方法を指定します。

アサーションは、次の仕様に基づいています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<wsp15:Policy xmlns:wsp15="http://www.w3.org/ns/ws-policy">
   <wsp15:All>
      <wsrmp:RMAssertion 
       xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
         <wsrmp:SequenceSTR/>
         <wsrmp:DeliveryAssurance>
            <wsp15:Policy>
               <wsrmp:ExactlyOnce/>
            </wsp15:Policy>
         </wsrmp:DeliveryAssurance>
      </wsrmp:RMAssertion>
      <wsmc:MCSupported      
       xmlns:wsmc="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702" 
       wsp15:Optional="true"/>
   </wsp15:All>
</wsp15:Policy>

Reliability1.1_SequenceSTR.xml (WS-Policyファイル)

Reliability1.1_SequenceSTR.xmlファイルは、信頼性のあるシーケンスでメッセージを保護するために、CreateSequenceメッセージで参照されるwsse:SecurityTokenReferenceをランタイムが使用するように指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702/wsrmp-1.1-spec-os-01.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.1が基になっています。

<wsp:Policy xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy">
  <wsrmp:RMAssertion
         xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
    <wsrmp:SequenceSTR/>
    <wsrmp:DeliveryAssurance>
      <wsp:Policy>
        <wsrmp:ExactlyOnce/>
      </wsp:Policy>
    </wsrmp:DeliveryAssurance>
  </wsrmp:RMAssertion>
</wsp:Policy>

Reliability1.2_SequenceTransportSecurity.xml (WS-Policyファイル)

Reliability1.2_SequenceTransportSecurity.xmlファイルは、トランスポート・レベルのセキュリティおよびサービス品質に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrm/200702/wsrm-1.2-spec-os.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.2が基になっています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<wsp15:Policy xmlns:wsp15="http://www.w3.org/ns/ws-policy">
   <wsp15:All>
      <wsrmp:RMAssertion 
       xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
         <wsrmp:SequenceTransportSecurity/>
            <wsrmp:DeliveryAssurance>
               <wsp15:Policy>
                  <wsrmp:ExactlyOnce/>
               </wsp15:Policy>
            </wsrmp:DeliveryAssurance>
      </wsrmp:RMAssertion>
   </wsp15:All>
</wsp15:Policy>

Reliability1.1_SequenceTransportSecurity.xml (WS-Policyファイル)

Reliability1.1_SequenceTransportSecurity.xmlファイルは、トランスポート・レベルのセキュリティおよびサービス品質に関するポリシー・アサーションを指定します。Webサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションは、http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702/wsrmp-1.1-spec-os-01.htmlのWS Reliable Messaging Policy Assertion 1.1が基になっています。

<wsp:Policy xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy">
    <wsrmp:RMAssertion
         xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
    <wsrmp:SequenceTransportSecurity/>
    <wsrmp:DeliveryAssurance>
      <wsp:Policy>
        <wsrmp:ExactlyOnce/>
      </wsp:Policy>
    </wsrmp:DeliveryAssurance>
  </wsrmp:RMAssertion>
</wsp:Policy>

Reliability1.0_1.2.xml (WS-Policyファイル)

Reliability1.0_1.2.xml WS-Policyファイルは、1.2および1.0のWS-信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーションを結合します。

このサンプルは、適切なポリシーの選択に基づいて実行時に適用されるポリシー・アサーションを決定します。適切なポリシーの選択の詳細は、「複数のポリシー選択肢の使用」を参照してください。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<wsp15:Policy xmlns:wsp15="http://www.w3.org/ns/ws-policy">
   <wsp15:ExactlyOne>
      <wsp15:All>
         <wsrmp:RMAssertion 
          xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
            <wsrmp:DeliveryAssurance>
               <wsp15:Policy>
                  <wsrmp:ExactlyOnce/>
               </wsp15:Policy>
             </wsrmp:DeliveryAssurance>
         </wsrmp:RMAssertion>
         <wsmc:MCSupported 
           xmlns:wsmc="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702" 
           wsp15:Optional="true"/>
      </wsp15:All>
      <wsp15:All>
         <wsrmp10:RMAssertion 
          xmlns:wsrmp10="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/rm/policy">
            <wsrmp10:InactivityTimeout Milliseconds="600000"/>
            <wsrmp10:BaseRetransmissionInterval Milliseconds="3000"/>
            <wsrmp10:ExponentialBackoff/>
            <wsrmp10:AcknowledgementInterval Milliseconds="200"/>
         </wsrmp10:RMAssertion>
      </wsp15:All>
   </wsp15:ExactlyOne>
</wsp15:Policy>

Reliability1.0_1.1.xml (WS-Policy.xmlファイル)

Reliability1.0_1.1.xml WS-Policyファイルは、1.1および1.0のWS-信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーションを結合します。このサンプルは、適切なポリシーの選択に基づいて実行時に適用されるポリシー・アサーションを決定します。適切なポリシーの選択の詳細は、「複数のポリシー選択肢の使用」を参照してください。

注意:

1.0のWebサービスの信頼性のあるメッセージング・アサーションには、接頭辞としてwsrmp10が付加されます。

<wsp:Policy xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy">
  <wsp:ExactlyOne>
    <wsp:All>
      <wsrmp:RMAssertion
           xmlns:wsrmp="http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702">
        <wsrmp:DeliveryAssurance>
          <wsp:Policy>
            <wsrmp:ExactlyOnce/>
          </wsp:Policy>
        </wsrmp:DeliveryAssurance>
      </wsrmp:RMAssertion>
    </wsp:All>
    <wsp:All>
      <wsrmp10:RMAssertion
       xmlns:wsrmp10="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/rm/policy">
        <wsrmp10:InactivityTimeout Milliseconds="600000"/>
        <wsrmp10:BaseRetransmissionInterval Milliseconds="3000"/>
        <wsrmp10:ExponentialBackoff/>
        <wsrmp10:AcknowledgementInterval Milliseconds="200"/>
      </wsrmp10:RMAssertion>
    </wsp:All>
  </wsp:ExactlyOne>
</wsp:Policy>