raccli
ユーティリティのapply patch
サブコマンドは、Oracle Real Application Clusters (RAC)を使用するOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメント上のGrid InfrastructureまたはOracle Databaseのホームにパッチを適用するために使用します。
raccli apply patch {-gi|-db} [-tag tag-name] [-local]
このサブコマンドは非同期的に実行されます。 つまり、パッチを適用するジョブを作成し、作成されたジョブのジョブIDをレポートした後、終了します。 ジョブが完了するまでの進捗を追跡するには、raccli describe job
コマンドを使用します。
サブコマンドが失敗すると、FAILUREステータスがレポートされ、失敗の理由を説明するメッセージが表示されます。
このサブコマンドのオプションは、次のとおりです。
オプション | 説明 |
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適用するパッチの名前。 このオプションが省略される場合は、利用可能な最新のパッチが適用されます。 |
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このオプションが省略される場合は、Database Cloud Serviceデプロイメントに関連付けられたすべての計算ノード上で、Grid InfrastructureまたはOracle Databaseのホームが更新されます。 コマンドを実行するノードがオフラインにされ、パッチ適用後、オンラインに戻されます。 2番目のノードがオフラインにされ、パッチ適用後、オンラインに戻されます。 |