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Oracle Net Servicesを使用したデータベースへのリモート接続

注意:

Database Cloud Service上でのOracle RACデータベースへの接続方法は、非クラスタのデータベースへの接続方法とは異なります。 詳細は、「Oracle RACデータベースへのOracle Net接続の作成」を参照してください。

Oracle Database Cloud Serviceは、標準Oracle Netリスナー・ポート上でOracle Databaseへのアクセスをサポートします。

Oracle Net接続を作成するには、簡単な接続方法を使用して、次の形式で接続識別子を指定します。

node-ip-address:1521/sid-or-service-name

次に例を示します。

198.51.100.101:1521/ORCL

Oracle RACデータベースへのOracle Net接続の作成

Database Cloud Service上のOracle RACデータベースで、各計算ノード上のSCANリスナーはOracle Net Servicesのポートでリスニングします。 次の例に示すようにクライアント上で、両方の計算ノードのSCANリスナーを参照する接続記述子を指定します。 

alias-name = (DESCRIPTION =
  (ENABLE = BROKEN)
  (ADDRESS_LIST =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = node1-ip-address)(PORT = 1521))
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = node2-ip-address)(PORT = 1521))
  )
  (CONNECT_DATA = (SERVICE_NAME = service-name) )
)
説明:

  • alias-nameは、エイリアスを識別するために使用する名前です。

  • node1-ip-addressおよびnode2-ip-addressは、データベース・デプロイメントに関連付けられた2つの計算ノードの公開IPアドレスです。

  • service-nameは、次の書式のサービス名です。

    pdb.identity-domain.oraclecloud.internal

    次に例を示します。

    PDB1.usexample5822.oraclecloud.internal