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dbpatchmサブコマンドを使用したパッチまたは失敗したパッチのロール・バック

dbaascliユーティリティのdbpatchmサブコマンドを使用して、単一インスタンス・データベースをホスティングするデータベース・デプロイメントに対する最後のパッチまたは失敗したパッチ試行をロール・バックできます。

  1. opcユーザーとして、計算ノードに接続します。

    詳細な手順は、「Secure Shell (SSH)経由での計算ノードへの接続」を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。
    $ sudo -s
    #
    
  3. April 2015 Patch Set Update (Apr 2015 PSU)またはJanuary 2015 Patch Set Update (Jan 2015 PSU)をロール・バックする場合、更新のオーバーレイ・パッチ番号をロール・バック処理に含める必要があります。 これを行うには、パッチをロール・バックする前にオーバーレイ・パッチ番号をrollbackpatches.txtファイルに追加する必要があります。
    1. oracleユーザーに変更します。
      # su - oracle
      $
      
    2. /var/opt/oracle/patchディレクトリにナビゲートします。
      $ cd /var/opt/oracle/patch
      
    3. rollbackpatches.txtファイルの権限を変更してこのファイルを編集できるようにします。
      $ chmod +w rollbackpatches.txt
      
    4. vimなどのエディタを使用して、rollbackpatches.txtファイルの終わりに次の行を追加しますが、この場合、各行の末尾にコロンを必ず付けるようにします。
      • Oracle Database 12.1.0.2上のApr 2015 PSUの場合:

        20281121:
        20415564:datapatch
        
      • Oracle Database 11.2.0.4 (Standard Edition)上のApr 2015 PSUの場合:

        19665921:
        20406239:../../sqlpatch/20406239/postdeinstall.sql
        
      • Oracle Database 11.2.0.4 (すべてのEnterprise Edition)上のApr 2015 PSUの場合:

        19665921:
        20406239:../../sqlpatch/20406239/postdeinstall.sql
        19770063:../../sqlpatch/19770063/postdeinstall.sql
        
      • Oracle Database 12.1.0.2上のJan 2015 PSUの場合:

        20281121:
        19877336:datapatch
        
      • Oracle Database 11.2.0.4上のJan 2015 PSUの場合:

        19770063:
        19877440:../../sqlpatch/19877440/postdeinstall.sql
        
    5. rootユーザーに戻ります。
      $ exit
      #
      
  4. dbaasclidbpatchmサブコマンドを使用してデプロイメントの最後のパッチをロール・バックします。
    # dbaascli dbpatchm --run -rollback
    

    パッチは削除され、データベース・インスタンスは以前の状態に戻ります。

    注意:

    ロール・バック処理は、データベースの機能への影響を最小限に抑えて実行されます。 ただし、一部の処理の実行中に、データベース・インスタンスが停止し、データベースにアクセスできなくなります。

  5. rootユーザーのコマンド・シェルを終了します。
    # exit
    $