Oracle Java Cloud Serviceインスタンスへの接続を試行すると問題が発生する場合があります。
Oracle Java Cloud Serviceインスタンスとの接続の問題には、次の解決策を適用します。
秘密鍵の紛失または破壊
Oracle Java Cloud Serviceインスタンスを作成する際は、SSH公開鍵を指定する必要があります。 セキュア・シェル(SSH)を介したVMへのアクセスに記載されているように、一致するSSH秘密鍵を指定しなければ、サービス・インスタンスを構成するVMへのSSH接続を確立できません。
次の手順を実行します。
新しいSSH鍵のペアを作成します。
新しいSSH公開鍵を既存のサービス・インスタンスに追加します。
新しいSSH秘密鍵を使用して、サービス・インスタンスのVMにSSH接続します。
VMへの接続の拒否
opcユーザーとしてVMに接続していることを確認してください。 oracleやrootなどの他のOSユーザーは、VMへのリモート接続の確立に使用できません。 opcとしてVMに正常に接続した後、異なるユーザーに切り替えることができます。 セキュア・シェル(SSH)を介したVMへのアクセスを参照してください。
ノード・マネージャへ接続しようとしたときにホスト名検証エラーを受け取りました
WLSTを使用してノード・マネージャへ接続しようとすると、次のようなホスト名検証エラーが返されます。
WLSTException: Error occurred while performing nmConnect : Cannot connect to Node Manager. : Hostname verification failed: @HostnameVerifier=weblogic.security.utils.SSLWSHostnameVerifier, hostname=myjcs1-wls-1.
ホスト名検証を無効にするには、WLSTの起動時に次の-Dフラグを使用してください:
java -Dweblogic.SSL.ignoreHostnameVerification=true weblogic.wlst