「パッチ適用中」ページを使用して、パッチ適用操作の結果を表示し、パッチをロールバックできます。
パッチがサービスにデプロイされているアプリケーションと互換性がないとわかった場合、またはその他の考え得る理由のために、パッチをロールバックできます。
パッチのロールバック中に、ロールバック操作により、管理サーバーと管理対象サーバーがシャットダウンされるため、サービスは一時的に使用不可になります。
ロード・バランサ(Oracle Traffic Director)のパッチはロールバックできません。
パッチ適用履歴が「パッチ適用中」ページに表示されます。 履歴にはパッチ番号、パッチを適用した管理者の名前、および注記が表示されます。 ロールバック操作が完了すると、パッチ情報はパッチ履歴セクションに残されたままですが、「ロールバック」ボタンがグレー表示されます。 パッチ情報は使用可能なパッチのリストにも再表示されるため、パッチの適用を再度試行できます。
各パッチには、失敗の場合も成功の場合もバックアップがあり、これも「バックアップ」ページに表示されます。 パッチをロール・バックすると、バイナリがバックアップ時に記録された特定のバージョンにリストアされ、ドメインとユーザー・データはそのままになります。 「バックアップ」ページを使用して、ロールバック後にドメイン構成をリストアできます。