認証
Oracle Java Cloud Serviceインスタンスにアクセスするための適切なログイン資格証明(「アカウント情報の取得」を参照)、およびサービス・インスタンスを作成、管理および削除するための適切なロールがあることを確認します。 Oracle Public Cloudの場合、『Oracle Cloud Oracle Java Cloud Serviceの使用』のOracle Java Cloud Serviceのロールおよびユーザー・アカウントに関する項を参照してください。 Oracle Cloud Machineの場合、OPCMでのOracle Java Cloud Serviceの使用のOracle Java Cloud Serviceのロールおよびユーザー・アカウントに関する項を参照してください。
Oracle Java Cloud Service RESTリソースにはHTTPS経由でアクセスするため、認証のために次の情報を指定する必要があります。
Oracle Java Cloud Serviceアカウントのユーザー名とパスワード。
アイデンティティ・ドメインID (Oracle Public Cloudの場合)またはテナント名(Oracle Cloud Machineの場合)を識別するカスタム・ヘッダーX-ID-TENANT-NAME。
たとえば、次のcURLを使用して認証するとします。
cURLの-uオプションを使用して、Oracle Java Cloud Serviceアカウントのユーザー名およびパスワードを渡します(たとえば、usernameおよびuserPassword1!)。
-H cURLオプションを使用して、X-ID-TENANT-NAMEカスタム・ヘッダーを渡します。
Windowsコマンド・シェルからcURLを実行している場合のみ、cURL環境変数CURL_CA_BUNDLEを、Verisign社のCA証明書に対して認証される、SSL認証局(CA)証明書ファイルまたはバンドルの場所に設定します。 あるいは、--cacertコマンドライン・オプションを使用して、コマンドラインにローカルCA証明書バンドルの場所を指定できます。
SSL CA証明書バンドルはhttp://curl.haxx.se/docs/caextract.htmlからダウンロードするか、各自で用意します。 cURLを使用したCA証明書の検証の詳細は、http://curl.haxx.se/docs/sslcerts.htmlを参照してください。
次のcURLコマンド例では、ExampleServiceサービス・インスタンスの詳細が取得されます。
curl -i -X GET -u username:userPassword1! -H "X-ID-TENANT-NAME:ExampleIdentityDomain" https://rest_server_url/paas/service/jcs/api/v1.1/instances/ExampleIdentityDomain/ExampleService
注意: この例のコマンドでは、URL構造https://rest_server_url/resource-pathが使用されています。ここで、rest_server_urlはアイデンティティ・ドメインまたはテナント名を問い合せるためのOracle Public CloudまたはOracle Cloud MachineのRESTサーバーです。 Oracle Public CloudまたはOracle Cloud Machineに使用する適切なURL構造の詳細は、リクエストの送信を参照してください。