cURLの使用
cURLは、URL構文を含むデータを転送するためのオープン・ソースのコマンドライン・ツールであり、HTTPやHTTPSを含む各種のプロトコルをサポートしています。
このドキュメントの例では、cURLを使用してOracle Java Cloud Service REST APIにアクセスする方法を説明しています。 cURLのインストールおよび認証を参照してください。
cURLを呼び出し、次の表に定義したコマンド行オプションを必要に応じて1つ以上指定してその実行を指示します。
cURLオプション | 説明 |
---|---|
-d, --data @file.json |
直接指定するか、ローカル・マシンのJSONファイルを指すことによって、リクエスト本文またはデータを指定します。 |
-F, --form @file.json |
直接指定するか、ローカル・マシンのJSONファイルを指すことによって、フォーム・データを指定します。 |
-H |
リクエスト・ヘッダーを定義します。 |
-i |
レスポンス・ヘッダー情報を表示します。 |
-u、--user |
Oracle Java Cloud Serviceアカウントのユーザー名とパスワードを指定します。 |
-X |
リクエストの種類を指定します(GET、POSTなど)。 |
次のcURLコマンド例では、ExampleServiceサービス・インスタンスの詳細が取得されます。
curl -i -X GET -u username:userPassword1! -H "X-ID-TENANT-NAME:ExampleIdentityDomain" https://rest_server_url/paas/service/jcs/api/v1.1/instances/ExampleIdentityDomain/ExampleService
注意: この例のコマンドでは、URL構造https://rest_server_url/resource-pathが使用されています。ここで、rest_server_urlはアイデンティティ・ドメインまたはテナント名を問い合せるためのOracle Public CloudまたはOracle Cloud MachineのRESTサーバーです。 Oracle Public CloudまたはOracle Cloud Machineに使用する適切なURL構造の詳細は、リクエストの送信を参照してください。