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Oracle SOA Cloud Serviceノードのスケーリングについて

Oracle SOA Cloud Serviceノードをスケーリングして、ワークロードの変化に応じてコンピューティング形態を変更したり、ストレージが不足しているノードにブロック・ストレージを追加したりできます。 ただし、ノードからブロック・ストレージを削除することはできません

スケーリングできるのはWebLogic Serverクラスタ内の管理サーバー・ノードと管理対象サーバー・ノードのみです。 Oracle SOA Cloud Serviceでは、サービス・インスタンス内でのそれ以外のノード(ロード・バランサ・ノードなど)のスケーリングをサポートしていません

クラスタの各ノードを個別にスケーリングする必要があります。 1回の操作でクラスタ内のすべてのノードをスケーリングすることはできません。

ノードのコンピューティング形態の変化について

ノードのコンピューティング形態を変更し、ワークロードの変化に対応するように処理能力を調整できます。 コンピューティング形態によって、ノードに対して割り当てるOracle Compute Units (OCPU)の数およびメモリー量(RAM)が指定されます。

Oracle SOA Cloud Serviceは様々な使用ケースに適した一連のコンピューティング形態を備えています。 全目的型およびメモリー集中型の一連の形態から選択します。 コンピューティング形態が大きくなるほど、処理能力は上昇します。

  • 高負荷のワークロードの要求を満たすには、より大きなコンピューティング形態を選択してコンピューティング形態を拡張します。

    たとえば、コンピューティング形態をOC1MからOC2Mに変更すると、ノードの処理能力が1 OCPUから2 OCPUに倍増し、ノードに割り当てられるRAM容量も倍増します。

  • ワークロードが軽減した場合にコストを節約するには、小さいコンピューティング形態を選択してノードのコンピューティング形態を縮小します。

    たとえば、コンピューティング形態をOC2MからOC1Mに変更すると、ノードの処理能力が2 OCPUから1 OCPUに半減し、ノードに割り当てられるRAM容量も半減します。

注意:

パフォーマンスを最適化して、管理対象サーバー・インスタンスでのロード・バランシングを適切に行うには、クラスタ内のすべてのノードのコンピューティング形態が同一になるようにします。 リクエストを管理対象サーバー・インスタンスにルーティングするとき、ロード・バランサはすべての管理対象サーバー・インスタンスを同等として扱います。

ノードへのブロック・ストレージの追加について

ストレージが不足しているノードにブロック・ストレージを追加できます。 ストレージをノードに追加すると、Oracle Compute Cloud Serviceストレージ・ボリュームが作成され、ノードのVMにアタッチされます。

注意:

ノードからブロック・ストレージを削除することはできません

スケーリングで作成された新しいストレージ・ボリュームはアタッチされたままで、サービス・インスタンスを再起動したり、停止してから起動した場合でも、ノードのVMで使用できます。 また、このストレージ・ボリュームはサービス・インスタンスを削除するまで存在し、その時点でストレージ・ボリュームも削除されます。

ストレージを追加できるのは、新しいボリュームまたは次に示す既存のボリュームのいずれかです。

  • バックアップのストレージ・ボリューム(管理サーバー・ノードのみ)

  • ドメイン・ホームのストレージ・ボリューム

  • ミドルウェア・ホーム・ストレージ・ボリューム

これらのボリュームの詳細は、ディスク・ボリュームについてを参照してください。

ストレージ・ボリュームにストレージを追加できるのは最大で5回までます。

注意:

ストレージをドメイン・ホームまたはミドルウェア・ホーム・ストレージ・ボリュームに追加する前に、サービス・インスタンスをバックアップしてデータ損失のリスクを回避します。 手順は、「Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのオンデマンド・バックアップの開始」を参照してください。