ストレージ・アタッチメントの管理

ストレージ・アタッチメントは、ストレージ・ボリュームとインスタンス間の関連付けです。起動時(オーケストレーションで起動プランを使用して)またはインスタンスの実行後(UI、CLIおよびAPIを使用して)のいずれかに、インスタンスにストレージ・ボリュームをアタッチできます。各ボリュームは、一度に1つのインスタンスにのみアタッチできます。インスタンスからストレージ・ボリュームをデタッチするには、関連付けられたストレージ・アタッチメント・オブジェクトを削除します。

注意:

ストレージ・アタッチメントは、インスタンス所有者のテナント名前空間内に存在する必要があります。

トピック:

ストレージ・アタッチメントの追加

このAPIを使用すると、ストレージ・アタッチメントを追加できます。

メソッド

POST

RESTリソース

/storage/attachment/

URI

https://api_endpoint/storage/attachment/

リクエスト本文のパラメータ

パラメータ	説明
index	ボリュームのインデックス番号。指定できる範囲は1から10までです。索引は、このボリュームをインスタンスに公開するデバイス名を決定します(たとえば、`/dev/sdal1`)。デバイス・マッピングの索引は次のとおりです: 1-`/dev/xvdb` 2-`/dev/xvdc`、など
instance_name	ボリュームがアタッチされるインスタンスの名前
storage_volume_name	インスタンスがアタッチされるストレージ・ボリュームの名前

URIの例

https://api.oc.example.com/storage/attachment/

リクエスト本文の例

{
  "instance_name": "/mytenant/public/example-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc",
  "storage_volume_name": "/mytenant/public/example-sdi-sdivm-el1-6-storagevolume-data",
  "index": 3
}

レスポンス本文の例

{
        "index": 3, 
        "account": null, 
        "storage_volume_name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-6-storagevolume-data", 
        "hypervisor": null, 
        "uri": "https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public/example-sdi-sdivm-el1-8-instance/\
    1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f64", 
        "instance_name": "/mytenant/public/example-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc", 
        "state": "shut_down", 
        "readonly": false, 
        "name": "/mytenant/public/example-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f64"
}

ストレージ・アタッチメントの削除

このAPIを使用すると、特定のストレージ・アタッチメントを削除できます。

インスタンスがrunning状態にある場合は、まずインスタンス内のストレージ・ボリュームをunmountする必要があります。インスタンスにログインしてストレージ・ボリュームを特定し、コマンドumount path-to-disk-mount-pointを使用してストレージ・ボリュームをアンマウントします。

メソッド

DELETE

RESTリソース

/storage/attachment/name

URI

https://api_endpoint/storage/attachment/name

URIパラメータ

パラメータ	説明
name	削除対象のストレージ・アタッチメントのシステムで生成される名前

URIの例

https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f6

ストレージ・アタッチメントの詳細の取得

ストレージ・アタッチメントの詳細を取得するには、REST APIを使用します。

トピック:

ストレージ・アタッチメントの検出

このAPIを使用すると、特定のコンテナ内のストレージ・アタッチメントを検出できます。

注意:

検出APIコールは、指定されたコンテナ内のオブジェクトの名前を表示しますが、オブジェクトの詳細は表示しません。オブジェクトの名前をリストするには、Acceptヘッダーをapplication/oracle-compute-v3+directory+jsonに設定します。その他の目的では、Acceptヘッダーをapplication/oracle-compute-v3+jsonに設定する必要があります。

メソッド

GET

RESTリソース

/storage/attachment/container/

URI

https://api_endpoint/storage/attachment/container/

URIパラメータ

パラメータ	説明
container	ストレージ・アタッチメントを含む階層名前空間

URIの例

https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public

レスポンス本文の例

{"/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/"},

ストレージ・アタッチメントの取得

このAPIを使用すると、特定のストレージ・アタッチメントの情報を取得できます。

メソッド

GET

RESTリソース

/storage/attachment/name

URI

https://api_endpoint/storage/attachment/name

URIパラメータ

パラメータ	説明
name	ストレージ・アタッチメントのシステムで生成される名前

URIの例

https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f64

レスポンス本文の例

{
        "index": 3, 
        "account": null, 
        "storage_volume_name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-6-storagevolume-data", 
        "hypervisor": null, 
        "uri": "https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f64", 
        "instance_name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc", 
        "state": "shut_down", 
        "readonly": false, 
        "name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f64"
}

ストレージ・アタッチメントのリスト表示

このAPIを使用すると、特定のコンテナ内のストレージ・アタッチメントの詳細を取得できます。

メソッド

GET

RESTリソース

/storage/attachment/container/

URI

https://api_endpoint/storage/attachment/container?name=nameValue&instance_name=instance_nameValue&storage_volume_name=storage_volume_name&state=stateValue

URIパラメータ

パラメータ	説明
container	ストレージ・アタッチメントを含む階層名前空間
name	(オプション)サーバーによって自動生成される、アタッチメントの名前
instance_name	(オプション)ボリュームがアタッチされるインスタンスの名前
storage_volume_name	(オプション)インスタンスがアタッチされるストレージ・ボリュームの名前
state	(オプション)アタッチメント状態。次の値がサポートされています。 `attaching` ストレージ・アタッチメントはインスタンスへのアタッチ中です。 `attached` ストレージ・アタッチメントはインスタンスにアタッチされました。 `detaching` ストレージ・アタッチメントはインスタンスへのデタッチ中です。 `unavailable` ストレージ・アタッチメントは使用できません。 `error` ストレージ・アタッチメントはエラー状態です。

URIの例

https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public

レスポンス本文の例

{
        "index": 3, 
        "account": null, 
        "storage_volume_name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-6-storagevolume-data",
        "hypervisor": null, "uri": "https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f64", 
        "instance_name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc", 
        "state": "shut_down", 
        "readonly": false, 
        "name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8a6551a2-af25-4616-98e8-50db17da8f64"
}, 

{
        "index": 1, 
        "account": null,
        "storage_volume_name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-5-storagevolume-ops", 
        "hypervisor": null, "uri": "https://api.oc.example.com/storage/attachment/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8d772e9e-182f-4df8-a9d9-ce58ebe68442", 
        "instance_name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc", 
        "state": "shut_down", 
        "readonly": false, 
        "name": "/mytenant/public/scae09-sdi-sdivm-el1-8-instance/1a9ce3a1-ddba-44f7-9cc5-04c77f6523bc/8d772e9e-182f-4df8-a9d9-ce58ebe68442"
}