oakcli update
コマンドを使用して、Oracle Database Applianceパッチを適用します。
--local
パッチ適用オプションを使用して、他のノードに影響を与えずに、一度に1つのノードのコンポーネントにパッチを適用できます。これにより、パッチを適用するときの停止時間が削減されます。注意:
このリリースでは、サーバーおよびグリッド・コンポーネントにパッチを適用するには、--local
パッチ・オプションを使用する必要があります。Oracle Databaseソフトウェアのみを更新する場合は、oakcli upgrade
コマンドを使用します。構文
oakcli update -patch version [--server | --storage | --database][--local} [--noreboot] | [--clean] | [--verify][-h]
パラメータ
パラメータ | 説明 |
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インストールするパッチのバージョン。例: 12.1.2.7.0。 |
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Infrastructure (infra)とGrid Infrastructure (gi)のパッチ更新からの、以前のリリースでこれまでに取得されたパッチが含まれています。 |
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共有ストレージ・コンポーネントのパッチのみが含まれています。 |
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(オプション)Oracle Databaseのホームにパッチを適用します。 |
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ローカル・ノードのコンポーネントのみにパッチを適用します。デフォルトでは、これはfalseに設定されています。Oracle Database Applianceリリース12.1.2.6では、サーバーとグリッドにパッチを適用するには、--localオプションを使用する必要があります。 |
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(オプション)パッチ適用後にノードが再起動されません。 |
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(オプション)ローカル・ノード上のテンポラリ・ファイルをすべてクリーン・アップします。 |
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(オプション)ノード上のパッチ適用可能なコンポーネントの一覧を表示します。 |
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(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
oakcli update -patch 12.1.2.7.0
oakcli update -patch 12.1.2.7.0 --server --local
oakcli update -patch 12.1.2.7.0 --storage --local
oakcli update -patch 12.1.2.7.0 --database