oakcli stordiagコマンドを使用して、ストレージ・シェルフまたはストレージ拡張シェルフのディスクで診断テストを実行します。このツールにより、ノードごとに14のディスク・チェックのリストが生成されます。
構文
oakcli stordiag resource_type [n| [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
構成によって異なる接頭辞。「使用上の注意」を参照してください。 |
|
(オプション)ディスク番号(0からディスク数より1つ少ない数まで) |
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上の注意
次のいずれかのオプションに基づいて、resource_typeの値を選択します。
Oracle Database Applianceバージョン1では、dを使用します。
単一ストレージ・シェルフのOracle Database Applianceでは、pd_を使用します。
拡張ストレージ・シェルフのOracle Database Applianceでは、ストレージ・シェルフ内のディスクにはe0_pd_、拡張ストレージ・シェルフ内のディスクにはe1_pd_を使用します。
内部記憶域を持つOracle Database Applianceシステムについては、d_[..]という形式を使用して診断するディスクを識別します。ストレージ・シェルフ(オプションのストレージ拡張シェルフ)に接続しているOracle Database Applianceシステムについては、e[0..1] pd_[0..23]という形式を使用して、診断するディスクを識別します。
例
拡張ストレージ・シェルフのディスク3上で診断テストを実行します。
# oakcli stordiag e1_pd_3
Node Name : hr0
Test : Diagnostic Test Description
1 : OAK Check
NAME PATH TYPE STATE STATE_DETAILS
pd_03 /dev/sdw HDD ONLINE Good
2 : ASM Check
. . .
<output truncated>