227 OWA_TEXT
OWA_TEXT
パッケージには、OWA_PATTERN
が文字列操作に使用するサブプログラムが含まれています。これは外部化されているため、直接使用できます。
参照:
このパッケージの実装の詳細は、次のマニュアルを参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
227.1 OWA_OPT_LOCKのタイプ
OWA_OPT_LOCKロック・タイプは3つあります。
227.1.1 MULTI_LINEデータ・タイプ
このデータ型は、大量のテキストを保持するPL/SQLレコードです。OWA_TEXT
.VC_ARR
データ・タイプのrowsフィールドに、このレコードのテキスト・データが含まれます。
TYPE multi_line IS RECORD ( rows vc_arr, num_rows INTEGER, partial_row BOOLEAN);
227.1.2 ROW_LISTデータ・タイプ
これは、処理するデータを保持するためのデータ・タイプです。
TYPE row_list IS RECORD ( rows int_arr, num_rows INTEGER); int_arr IS DEFINED AS: TYPE int_arr IS TABLE OF INTEGER INDEX BY BINARY_INTEGER;
227.2 OWA_TEXTサブプログラムの要約
この表は、OWA_TEXT
サブプログラムを示し、簡単に説明しています。
表227-1 OWA_TEXTパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
既存の |
|
新しい |
|
|
|
|
|
VARCHAR2を |
227.2.1 ADD2MULTIプロシージャ
このプロシージャは、既存のMulti_Lineデータ・タイプに内容を追加します。
構文
OWA_TEXT.ADD2MULTI( stream IN VARCHAR2, mline IN OUT multi_line,
continue IN BOOLEAN DEFAULT TRUE);
パラメータ
表227-2 ADD2MULTIプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
追加するテキスト。 |
|
|
|
|
227.2.2 NEW_ROW_LISTファンクションおよびプロシージャ
このファンクションまたはプロシージャは、新しいOWA_TEX.ROW_LIST DATA TYPE
データ・タイプを作成します。
ファンクションのバージョンは、パラメータを使用せず、新しいROW_LIST
を空で戻します。プロシージャのバージョンは、出力パラメータとしてROW_LIST
データ・タイプを作成します。
構文
OWA_TEXT.NEW_ROW_LIST RETURN ROW_LIST; OWA_TEXT.NEW_ROW_LIST( rlist OUT row_list);
パラメータ
表227-3 NEW_ROW_LISTプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
これは、新しい |
戻り値
ファンクションのバージョンは、新しいROW_LIST
データ・タイプを戻します。
227.2.3 PRINT_MULTIプロシージャ
このプロシージャは、PRINTプロシージャまたはPRNプロシージャを使用して、OWA_TEXT
.MULTI_LINE
データ・タイプの"rows"フィールドを印刷します。
構文
OWA_TEXT.PRINT_MULTI( mline IN multi_line);
パラメータ
表227-4 PRINT_MULTIプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
印刷するMULTI_LINEデータ・タイプ。 |
戻り値
MULTI_LINE
の内容。
関連項目
227.2.4 PRINT_ROW_LISTプロシージャ
このプロシージャは、PRINTプロシージャまたはPRNプロシージャを使用して、OWA_TEXT
.ROW_LIST
データ・タイプの"rows"フィールドを印刷します。
構文
OWA_TEXT.PRINT_ROW_LIST( rlist IN multi_line);
パラメータ
表227-5 PRINT_ROW_LISTプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
印刷するROW_LISTデータ・タイプ。 |
戻り値
ROW_LIST
の内容。
関連項目