1 オラクル社が提供するPL/SQLパッケージおよびタイプの概要

オラクル社では、Oracleサーバーでデータベース機能を拡張する数多くのPL/SQLパッケージを提供し、SQL機能にアクセス可能なPL/SQLの機能を用意しています。提供されたパッケージは、アプリケーションの作成や、独自のストアド・プロシージャを作成するアイデアのために使用できます。

このマニュアルでは、Oracle Databaseサーバーに付属するパッケージについて説明しています。Oracle DeveloperやOracle Application Serverなど、他の製品に付属するパッケージについては説明しません。

このマニュアルおよびOracle Databaseドキュメント・ライブラリのいずれかのマニュアルに説明のあるパッケージおよびタイプには、デフォルトではインストールされていないものがあります。このような場合、ドキュメントには、オブジェクトがデフォルトではインストールされていないことと、そのオブジェクトをインストールする方法が記載されています。適切な権限のあるユーザーとして、次の問合せを実行してください。

SELECT DISTINCT Owner, Object_Type, Object_Name FROM DBA_Objects_AE
     WHERE Owner IN (
       'SYS', 'OUTLN', 'SYSTEM', 'CTXSYS', 'DBSNMP',
       'LOGSTDBY_ADMINISTRATOR', 'ORDSYS',
       'ORDPLUGINS', 'OEM_MONITOR', 'MDSYS', 'LBACSYS', 
       'DMSYS', 'WMSYS', 'OLAPDBA', 'OLAPSVR', 'OLAP_USER',
       'OLAPSYS', 'EXFSYS', 'SYSMAN', 'MDDATA',
       'SI_INFORMTN_SCHEMA', 'XDB', 'ODM')
     AND Object_Type IN ('PACKAGE', 'TYPE')
     ORDER BY Owner, Object_Type, Object_Name

この問合せを実行すると、現在データベースにインストールされている、オラクル社提供のパッケージおよびタイプが一覧表示されます。この一覧には、Oracle Databaseドキュメント・ライブラリでは説明されていないオブジェクトが数多く表示されることに注意してください。これは仕様です。オラクル社が提供するパッケージおよびタイプには、オラクル社が新たに提供するコンポーネントでのみ使用されるものがあります。Oracle Databaseドキュメント・ライブラリで説明されていないパッケージおよびタイプを、ユーザーが直接使用することはできません。

この章のトピックは、次のとおりです:

1.1 パッケージの概要

パッケージとは、関連するプログラム・オブジェクトをカプセル化した集合体で、データベースにまとめて格納されています。プログラム・オブジェクトには、プロシージャ、ファンクション、変数、定数、カーソルおよび例外があります。

1.1.1 パッケージのコンポーネント

PL/SQLパッケージには、仕様部と本体の2つの部分がありますが、本体は不要な場合もあります。仕様部とは、アプリケーションへのインタフェースで、使用可能な型、変数、定数、例外、カーソルおよびサブプログラムが宣言されます。本体はカーソルとサブプログラムを完全に定義し、仕様部を完全に実装します。

パッケージは、サブプログラムとは異なり、コール、パラメータ化またはネスト化することはできません。ただし、パッケージおよびサブプログラムのフォーマットは類似しています。

CREATE PACKAGE name AS  -- specification (visible part)
   -- public type and item declarations
   -- subprogram specifications
END [name];

CREATE PACKAGE BODY name AS  -- body (hidden part)
   -- private type and item declarations
   -- subprogram bodies
[BEGIN
   -- initialization statements]
END [name];

仕様部には、アプリケーションで参照できるパブリック宣言が含まれています。本体には、実装の詳細およびプライベート宣言が含まれていますが、アプリケーションからは参照できません。仕様部を変更せずに、パッケージ本体をデバッグ、拡張または置換できます。パッケージ本体の実装の詳細はアプリケーションから隠されているため、コール元プログラムを再コンパイルせずに、パッケージ本体を変更できます。

1.1.2 オラクル社が提供するパッケージ

オラクル社が提供するパッケージの大部分は、データベースが作成されるときに自動的にインストールされます。一部のパッケージは、自動的にはインストールされません。これらのパッケージをインストールするには、該当する各章の指示に従ってください。

SQLからPL/SQLファンクションをコールするには、コールするユーザーがそのファンクションの所有者であるか、またはユーザーにそのファンクションのEXECUTE権限が付与されている必要があります。PL/SQLファンクションを使用して定義されているビューから選択するには、そのビューに対するSELECT権限が必要です。ビューを検索するには個々のEXECUTE権限は必要ありません。パッケージに関する特別要件については、それぞれの章の記述を参照してください。

1.1.3 新規パッケージの作成

パッケージを作成し、Oracle Databaseに格納するには、CREATE PACKAGEおよびCREATE PACKAGE BODY文を使用します。これらの文は、SQL*PlusまたはEnterprise Managerから対話形式で実行できます。

新規パッケージを作成するには、次の手順を実行します。

  1. CREATE PACKAGE文でパッケージ仕様部を作成します。

    パッケージ仕様部にはプログラム・オブジェクトを宣言できます。このようなオブジェクトは、パブリック・オブジェクトと呼ばれます。パブリック・オブジェクトは、パッケージ内の別のオブジェクトからも、パッケージの外部からも参照できます。

    ノート:

    CREATE PACKAGE文にOR REPLACE句を追加するとさらに便利になる場合があります。ただし、既存のパッケージを同じ名前で上書きする場合、CREATE OR REPLACEと指定すると警告なしで上書きされますが、CREATE PACKAGEと指定すると警告が表示されます。

  2. CREATE PACKAGE BODY文でパッケージ本体を作成します。

    パッケージ本体にはプログラム・オブジェクトを宣言および定義できます。

    • パッケージ仕様部で宣言したパブリック・オブジェクトをパッケージ本体で定義する必要があります。

    • プライベート・オブジェクトと呼ばれる追加のパッケージ・オブジェクトを宣言および定義できます。プライベート・オブジェクトは、パッケージ仕様部ではなくパッケージ本体で宣言されるため、パッケージ内の他のオブジェクトからのみ参照できます。パッケージの外部からは参照できません。

      参照:

      (パッケージの格納および実行の詳細)

1.1.3.1 仕様部と本体の分離

パッケージの仕様で、パッケージの直接の有効範囲外で参照可能なパブリックな型、変数、定数およびサブプログラムが宣言されます。パッケージの本体には、仕様部で宣言したオブジェクトおよびパッケージ外のアプリケーションには表示されないプライベート・オブジェクトが定義されています。

パッケージの仕様部と本体は、データベースに別々に格納されます。パブリック・プログラム・オブジェクトをコールまたは参照するその他のスキーマ・オブジェクトはパッケージ仕様部にのみ依存し、パッケージ本体には依存しません。仕様部と本体が分かれているため、パッケージ本体にあるプログラム・オブジェクトの定義を変更しても、そのプログラム・オブジェクトをコールまたは参照するその他のスキーマ・オブジェクトを無効にすることはありません。パッケージ仕様部にあるプログラム・オブジェクトの宣言を変更した場合のみ、それに依存しているスキーマ・オブジェクトが無効になります。

1.1.3.1.1 新規パッケージの作成: 例

次の例は、EMPLOYEE_MANAGEMENTという名前のパッケージのパッケージ仕様部です。このパッケージには、ストアド・ファンクションが1つ、ストアド・プロシージャが2つ含まれています。

CREATE PACKAGE employee_management AS
   FUNCTION hire_emp (name VARCHAR2, job VARCHAR2,
      mgr NUMBER, hiredate DATE, sal NUMBER, comm NUMBER,
      deptno NUMBER) RETURN NUMBER;
   PROCEDURE fire_emp (emp_id NUMBER);
   PROCEDURE sal_raise (emp_id NUMBER, sal_incr NUMBER);
END employee_management;

このパッケージの本体では、ファンクションおよびプロシージャが定義されます。

CREATE PACKAGE BODY employee_management AS
   FUNCTION hire_emp (name VARCHAR2, job VARCHAR2,
      mgr NUMBER, hiredate DATE, sal NUMBER, comm NUMBER,
      deptno NUMBER) RETURN NUMBER IS

ファンクションでは、従業員番号を除き、フィールドに対するすべての引数を従業員表に挿入します。フィールドに対する値は順番に設定されます。このファンクションへのコールによって生成された順序番号が戻されます。

       new_empno    NUMBER(10);

   BEGIN
      SELECT emp_sequence.NEXTVAL INTO new_empno FROM dual;
      INSERT INTO emp VALUES (new_empno, name, job, mgr,
         hiredate, sal, comm, deptno);
      RETURN (new_empno);
   END hire_emp;

   PROCEDURE fire_emp(emp_id IN NUMBER) AS

プロシージャは、引数emp_idに対応する従業員番号を持つ従業員を削除します。該当する従業員が見つからない場合は、例外が呼び出されます。

   BEGIN
      DELETE FROM emp WHERE empno = emp_id;
      IF SQL%NOTFOUND THEN
      raise_application_error(-20011, 'Invalid Employee
         Number: ' || TO_CHAR(emp_id));
   END IF;
END fire_emp;

PROCEDURE sal_raise (emp_id IN NUMBER, sal_incr IN NUMBER) AS

プロシージャは2つの引数を使用します。emp_idは従業員番号に対応する番号です。sal_incrは、その従業員の給料増額分です。

   BEGIN

   -- If employee exists, then update salary with increase.
   
      UPDATE emp
         SET sal = sal + sal_incr
         WHERE empno = emp_id;
      IF SQL%NOTFOUND THEN
         raise_application_error(-20011, 'Invalid Employee
            Number: ' || TO_CHAR(emp_id));
      END IF;
   END sal_raise;
END employee_management;

ノート:

この例を実際に試すには、最初に順序番号emp_sequenceを作成してください。次のSQL*Plus文で作成できます。

SQL> CREATE SEQUENCE emp_sequence
   > START WITH 8000 INCREMENT BY 10;

1.1.4 パッケージ内容の参照

パッケージ仕様部で宣言されたタイプ、アイテムおよびサブプログラムを参照する場合は、ドット表記法を使用します。

例:

package_name.type_name
package_name.item_name
package_name.subprogram_name

1.2 オラクル社が提供するPL/SQLパッケージおよびタイプの概要

PL/SQLパッケージには、Oracleサーバーが組み込まれています。これにより、データベースの機能が拡張され、PL/SQLでSQL機能を利用できるようになります。

次の表に示すパッケージは、パッケージ所有者ではなく起動ユーザーとして実行されます。特に注記がないかぎり、パッケージは同じ名前のパブリック・シノニムを介してコールできます。

ノート:

  • これらのパッケージが提供するプロシージャとファンクションおよびその外部インタフェースはオラクル社が所有するもので、変更される可能性があります。

  • オラクル社が提供するパッケージを変更すると、内部エラーおよびデータベースのセキュリティ違反が発生する可能性があります。提供するパッケージを変更しないでください。

表1-1 オラクル社が提供するPL/SQLパッケージの概要

パッケージ名 説明

APEX_APPLICATIONからAPEX_ZIPまで

Oracle Application Expressに組み込まれているすべてのパッケージの完全な説明については、『Oracle Application Express APIリファレンス』を参照してください。

CTX_ADM

サーバーとデータ・ディクショナリを管理できます。

CTX_ANL

AUTO_LEXERと一緒に使用されるCTX_ANLパッケージには、レクサーにカスタム・ディクショナリを追加したり、レクサーからカスタム・ディクショナリを削除するためのプロシージャが用意されています。

CTX_CLS

一連のドキュメントに対してCTXRULEルールを生成できます。

CTX_DDL

テキスト索引に必要なプリファレンス、セクション・リストおよびストップ・グループを作成および管理できます。

CTX_DOC

ドキュメント・サービスを要求できます。

CTX_ENTITY

CTX_ENTITYパッケージを使用すると、特定の検索テキストを指定しなくても、不明な用語を検索できます。

CTX_OUTPUT

索引ログを管理できます。

CTX_QUERY

問合せフィードバックの生成、件数のカウントおよびストアド・クエリー式の作成ができます。

CTX_REPORT

各種索引レポートを作成できます。

CTX_THES

シソーラスを管理および参照できます。

CTX_ULEXER

ユーザーレクサーと一緒に使用します。

DBMS_ADDM

自動データベース診断モニターに関するアドバイザ機能を簡単に使用できるようになります。

DBMS_ADVANCED_REWRITE

クエリー・リライトに機能等価宣言の作成、削除およびメンテナンスを行う、クエリー・リライトを熟知したユーザー向けのインタフェースが含まれます。

DBMS_ADVISOR

SQLAccess Advisorの一部。SQL文の実行に関連するパフォーマンス上の問題を特定し、解決を支援する熟練者向けシステムです。

DBMS_ALERT

データベース・イベントの非同期通知をサポートします。

DBMS_APP_CONT

DBMS_APP_CONTパッケージは、使用できなくなったセッションの実行中のトランザクションがコミットされたかどうか、およびそのセッションに対する最後のコールが完了したかどうかを判断できるインタフェースを提供します。

DBMS_APPLICATION_INFO

監査またはパフォーマンス追跡の目的で、アプリケーション名をデータベースに登録できます。

DBMS_APPLY_ADM

適用プロセスを開始、停止および構成する管理プロシージャを提供します。

DBMS_AQ

(事前定義されたオブジェクト・タイプの)メッセージをキューに追加したり、デキューできます。

DBMS_AQADM

キューまたはキュー表にある管理ファンクションを、事前定義されたオブジェクト・タイプのメッセージに対して実行できます。

DBMS_AQELM

電子メールおよびHTTPによりアドバンスト・キューイングの非同期通知の構成管理プロシージャを提供します。

DBMS_AQIN

Oracle JMSインタフェースに安全にアクセスできます。

DBMS_ASSERT

入力値のプロパティを検証するためのインタフェースを提供します。

DBMS_AUDIT_UTIL

DBMS_AUDIT_UTILパッケージは、DBA_FGA_AUDIT_TRAILDBA_AUDIT_TRAILUNIFIED_AUDIT_TRAILおよびV$XML_AUDIT_TRAILビューに対する問合せの出力を書式設定できるようにするファンクションを提供します。

DBMS_AUDIT_MGMT

DBMS_AUDIT_MGMTパッケージは、監査証跡レコードを管理するためのサブプログラムを提供します。監査管理者は、これらのサブプログラムを使用して監査証跡を管理できます。

DBMS_AUTO_REPORT

DBMS_AUTO_REPORTパッケージは、自動ワークロード・リポジトリ(AWR)で取得されたSQL監視データおよびリアルタイムの自動データベース診断モニター(ADDM)データを表示するためのインタフェースを提供します。また、これらのデータのAWRでの取得方法を制御するサブプログラムも提供します。

DBMS_AUTO_SQLTUNE

DBMS_AUTO_SQLTUNEパッケージは、自動SQLチューニング・タスクを管理するためのインタフェースです。

DBMS_AUTO_TASK_ADMIN

AUTOTASKコントロールにアクセスするために、DBAおよびEnterprise Managerによって使用されます。

DBMS_AW_STATS

キューブおよびディメンションに関するオプティマイザの統計情報を生成して保存するサブプログラムが含まれています。

DBMS_CAPTURE_ADM

取得プロセスを開始、停止および構成する管理プロシージャを記述します。Streamsで使用されます。

DBMS_COMPARISON

異なるデータベースのデータベース・オブジェクトを比較および収束するインタフェースを提供します。

DBMS_COMPRESSION

アプリケーションの正しい圧縮レベルを簡単に選択できるインタフェースを提供します。

DBMS_CONNECTION_POOL

データベース常駐接続プールを管理するインタフェースを提供します。

DBMS_CQ_NOTIFICATION

問合せの結果セットが変更された場合に通知を受け取るためにクライアントで使用される一連の機能の一部です。このパッケージには、中間層クライアントがオブジェクトを登録し、配信メカニズムを指定するために使用可能なインタフェースが含まれています。

DBMS_CREDENTIAL

DBMS_CREDENTIALパッケージは、EXTPROCコールアウト・ファンクションのみでなく、SCHEDULERの外部ジョブ、リモート・ジョブ、ファイル・ウォッチャを認証および偽装するためのインタフェースを提供します。

DBMS_CRYPTO

格納されたデータを暗号化および復号化できます。また、ネットワーク通信を実行するPL/SQLプログラムとともに使用でき、暗号化およびハッシュ・アルゴリズムをサポートします。

DBMS_CSX_ADMIN

バイナリXMLデータを含む表領域を移動する場合に設定をカスタマイズするインタフェースを提供します。

DBMS_CUBE

OLAPキューブおよびディメンションを作成するサブプログラム、および問合せのためにデータをロードおよび処理するサブプログラムが含まれています。

DBMS_CUBE_ADVISE

ログ・ベースの高速リフレッシュおよびクエリー・リライトをサポートするキューブ・マテリアライズド・ビューを評価するためのサブプログラムが含まれています。

DBMS_CUBE_LOG

DBMS_CUBE_LOGには、キューブおよびキューブ・ディメンションのログを作成および管理するためのサブプログラムが含まれています。

DBMS_DATA_MINING

マイニング・モデルを作成、評価および管理するOracle Data Miningインタフェースを実装します。

DBMS_DATA_MINING_TRANSFORM

Oracle Data Mining用のデータの準備に使用できるサブルーチンを提供します。

DBMS_DATAPUMP

データベース間で任意のデータベースを全部または一部移動できます(データ、メタデータの両方)。

DBMS_DB_VERSION

DBMS_DB_VERSIONパッケージでは、Oracleバージョン番号、およびOracleのバージョンに基づいて条件付きコンパイルを簡単に選択する場合に有効なその他の情報を指定します。

DBMS_DBCOMP

DBMS_DBCOMPパッケージは、ブロック比較を実行して、1つのプライマリ・データベースと1つ以上のフィジカル・スタンバイ・データベースの間の書込み欠落またはデータベースの非一貫性を検出します。

DBMS_DBFS_CONTENT

1つ以上のストア・プロバイダによってサポートされるファイル・システムのような抽象化を構成するインタフェースを提供します。

DBMS_DBFS_CONTENT_SPI

DBMS_DBFS_CONTENTサービス・プロバイダにApplication Program Interface(API)の仕様を提供します。

DBMS_DBFS_HS

ユーザーは、データベース表の情報ライフサイクル管理を行う場合に、テープまたはAmazon S3 Webサービスをストレージ層として使用できるようになります。

DBMS_DBFS_SFS

DBMS_DBFS_CONTENTパッケージで説明されているコンテンツ・インタフェースにSecureFileベース・ストア(SFS)を操作するためのインタフェースを提供します。

DBMS_DDL

ストアド・プロシージャから一部のSQL DDL文へのアクセスを提供し、DDLでは使用できない特殊な管理操作を提供します。

DBMS_DEBUG

サーバー側のデバッガを実装し、サーバー側のPL/SQLプログラム・ユニットをデバッグする方法を提供します。

DBMS_DEBUG_JDWP

DBMS_DEBUG_JDWPは、Java Debug Wire Protocol (JDWP)を介してPL/SQLストアド・プロシージャとJavaストアド・プロシージャのデバッグを開始および制御するためのインタフェースを提供します。

DBMS_DEBUG_JDWP_CUSTOM

DBMS_DEBUG_JDWP_CUSTOMパッケージは、データベース・ユーザーがJava Debug Wire Protocol (JDWP)を使用してデバッガに対するデータベース・セッションのデバッグ接続リクエストのカスタム処理を実行できるようにするためのPL/SQLパッケージです。

DBMS_DESCRIBE

ストアド・プロシージャの引数をフルネーム変換およびセキュリティ・チェックとともに記述します。

DBMS_DG

アプリケーションでフェイルオーバーの原因となる状況が発生した場合にファスト・スタート・フェイルオーバーを開始するように、アプリケーションからOracle Data Guard Broker環境内のプライマリ・データベースに通知できます。

DBMS_DIMENSION

ディメンションの関連を検証でき、また、Enterprise Managerのディメンション・ウィザードのかわりにディメンションの定義を表示できます。

DBMS_DISTRIBUTED_TRUST_ADMIN

Trusted Databaseリストをメンテナンスします。このリストは、特定のサーバーからの権限データベース・リンクが受入れ可能かどうかを判断するために使用されます。

DBMS_DNFS

DBMS_DNFSパッケージは、バックアップ・セットに含まれているファイルを使用したデータベースの作成を支援するためのインタフェースを提供します。

DBMS_DST

DBMS_DSTパッケージは、夏時間(DST)パッチをTimestamp with Time Zoneデータ・タイプに適用するためのインタフェースを提供します。

DBMS_EDITIONS_UTILITIES

DBMS_EDITIONS_UTILITIESパッケージは、エディション関連の操作用にヘルパー・ファンクションを提供します。

DBMS_EPG

WebブラウザがHTTPリスナーを介してPL/SQLのストアド・プロシージャを起動できるようにする埋込みPL/SQLゲートウェイを実装します。

DBMS_ERRLOG

エラーの発生時に中断やロールバックではなく、DML操作を続行できるようにエラー・ロギング表を作成するプロシージャを提供します。

DBMS_FGA

ファイングレイン・セキュリティ機能を提供します。

DBMS_FILE_GROUP

一連のStreamsパッケージの1つで、ファイル・グループ、ファイル・グループのバージョン、ファイルおよびファイル・グループ・リポジトリの管理をするための管理インタフェースを提供します。

DBMS_FILE_TRANSFER

データベース内のバイナリ・ファイルのコピーや、他のデータベースへのバイナリ・ファイルの転送ができます。

DBMS_FLASHBACK

指定した実時間または指定したシステム変更番号(SCN)にデータベースのバージョンをフラッシュバックします。

DBMS_FLASHBACK_ARCHIVE

フラッシュバック・データ・アーカイブ(FDA)を有効にした表の基礎となるFDAからの関連付け解除、および基礎となるFDAとの再関連付けを行うためのプロシージャが含まれています。

DBMS_FREQUENT_ITEMSET

使用頻度の高い項目セットをカウントできます。

DBMS_FS

OracleデータベースでOracle File Systemに対する操作(make、mount、unmountおよびdestroy操作)を実行するためのDBMS_FSパッケージ。

DBMS_GOLDENGATE_AUTH

DBMS_GOLDENGATE_AUTHパッケージでは、GoldenGate管理者への権限付与およびGoldenGate管理者からの権限取消しを行うためのサブプログラムが提供されます。

DBMS_HADOOP

DBMS_HADOOPパッケージは、特定のHive表にOracle外部表を作成するCREATE_EXTDDL_FOR_HIVE()という名前のPL/SQLプロシージャを提供します。

DBMS_HANG_MANAGER

DBMS_HANG_MANAGERパッケージは、一部のハング・マネージャ構成パラメータを変更する方法を提供します。

DBMS_HEAT_MAP

DBMS_HEAT_MAPパッケージは、ブロック、エクステント、セグメント、オブジェクトおよび表領域などの様々なレベルのストレージでヒート・マップを外部化するためのインタフェースを提供します。

DBMS_HIERARCHY

アナリティック・ビューおよび階層で使用される表内のデータを検証し、ログ表を作成するためのファンクションとプロシージャが含まれています。

DBMS_HM

ヘルス・チェックの管理用の定数およびプロシージャ宣言が含まれています。

DBMS_HPROF

PL/SQLアプリケーションの実行をプロファイルするためのインタフェースを提供します。

DBMS_HS_PARALLEL

異種ターゲットへのアクセスにおける並列処理を有効にします。

DBMS_HS_PASSTHROUGH

異機種間サービスを使用して、パススルーSQL文をOracle以外のシステムに送信できます。

DBMS_ILM

DBMS_ILMパッケージでは、自動データ最適化(ADO)ポリシーを使用して情報ライフサイクル管理(ILM)計画を実装するためのインタフェースが提供されます。

DBMS_ILM_ADMIN

DBMS_ILM_ADMINパッケージでは、自動データ最適化(ADO)ポリシーの実行をカスタマイズするインタフェースが提供されます。

DBMS_INMEMORY

DBMS_INMEMORYパッケージは、インメモリー列ストア(IM列ストア)機能のためのインタフェースを提供します。

DBMS_INMEMORY_ADMIN

DBMS_INMEMORY_ADMINパッケージは、インメモリー・ファスト・スタート(IMファスト・スタート)領域およびインメモリー式(IM式)を管理するためのインタフェースを提供します。

DBMS_IOT

ANALYZEコマンドを使用して、索引構成表の連鎖行への参照を設定できる表を作成します。

DBMS_JAVA

Javaからデータベース機能にアクセスするためのPL/SQLインタフェースを提供します。

DBMS_JOB

ジョブ・キュー内のジョブをスケジュールおよび管理します(非推奨)。

DBMS_JSON

データ・ガイド操作のためのインタフェースを提供します。

DBMS_LDAP

LDAPサーバーからデータにアクセスするファンクションおよびプロシージャを提供します。

DBMS_LDAP_UTL

LDAP向けのOracle拡張ユーティリティ・ファンクションを提供します。

DBMS_LIBCACHE

リモート・インスタンスからSQLおよびPL/SQLを抽出し、このSQLを実行せずにローカルでコンパイルして、Oracleインスタンスにライブラリ・キャッシュを用意します。

DBMS_LOB

Oracleラージ・オブジェクト(LOB)データ・タイプ - BLOBCLOB(読取り/書込み)およびBFILE(読取り専用)における操作に対する汎用ルーチンを提供します。

DBMS_LOCK

Oracle Lock Managementサービスを使用して、ロックの要求、変換および解放を実行できます。

DBMS_LOGMNR

ログ・リーダーを初期化および実行するためのファンクションを提供します。

DBMS_LOGMNR_D

現行のデータベースのディクショナリ表を問い合せ、その内容を含んだテキスト・ベースのファイルを作成します。

DBMS_LOGSTDBY

ロジカル・スタンバイ・データベース環境を構成および管理するためのプロシージャを記述します。

DBMS_LOGSTDBY_CONTEXT

DBMS_LOGSTDBY_CONTEXTパッケージで提供されるプロシージャを使用することで、LSBY_APPLY_CONTEXTに関連付けられた様々なパラメータを設定および取得できます。

DBMS_METADATA

コール元で完全なデータベース・オブジェクト定義(メタデータ)をディクショナリから容易に取り出します。

DBMS_METADATA_DIFF

SXML形式の2つのメタデータ・ドキュメントを比較するためのインタフェースが含まれています。比較の結果はSXML差分ドキュメントに出力されます。このドキュメントは、DBMS_METADATA送信インタフェースおよびCONVERT APIを使用して他の形式に変換できます。

DBMS_MGD_ID_UTL

一連のユーティリティ・サブプログラムを提供します。

DBMS_MGWADM

メッセージ・ゲートウェイ管理インタフェースを記述します。アドバンスト・キューイングで使用されます。

DBMS_MGWMSG

オブジェクト・タイプ(メッセージ本体を変換するために標準的なメッセージ・タイプで使用)、およびメッセージ・ゲートウェイ・メッセージ・タイプを処理するためのヘルパー・メソッド、定数およびサブプログラムを記述します。アドバンスト・キューイングで使用されます。

DBMS_MONITOR

追加トレースの管理および統計収集にPL/SQLを使用できます。

DBMS_MVIEW

同じリフレッシュ・グループおよびパージ・ログの一部ではない複数のスナップショットをまとめてリフレッシュします。DBMS_SNAPSHOTはシノニムです。

DBMS_MVIEW_STATS

DBMS_MVIEW_STATSパッケージは、マテリアライズド・ビューのリフレッシュ操作に関する統計の収集および保存を管理するためのインタフェースを提供します。

DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN

ネットワークのアクセス制御リスト(ACL)を管理するためのインタフェースを提供します。

DBMS_NETWORK_ACL_UTILITY

DBMS_NETWORK_ACL_UTILITYパッケージは、ネットワーク・ホストへのTCP接続を制御するアクセス制御リスト(ACL)の割当てを評価するためのユーティリティ・ファンクションを提供します。

DBMS_ODCI

ファンクションの経過時間に基づき、ユーザー・ファンクションのCPUコストを戻します。

DBMS_OUTLN

ストアド・アウトラインの管理に関連するプロシージャおよびファンクションに対するインタフェースを提供します。OUTLN_PKGのシノニムです。

DBMS_OUTPUT

情報をバッファに蓄積して後で取り出せるようにします。

DBMS_PARALLEL_EXECUTE

ユーザーは表データをパラレルで増分更新できるようになります。

DBMS_PART

DBMS_PARTパッケージは、パーティション化されたオブジェクトのメンテナンスおよび管理操作を行うためのインタフェースを提供します。

DBMS_PCLXUTIL

パーティション単位でローカル索引を作成するためのパーティション内並列性を提供します。

DBMS_PDB

DBMS_PDBパッケージは、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)でプラガブル・データベース(PDB)に関するデータを調査および操作するためのインタフェースを提供します。また、どのデータベース・オブジェクトがアプリケーション共通オブジェクトであるかを指定するインタフェースも含まれています。

DBMS_PDB_ALTER_SHARING

アプリケーションが事前インストールされているアプリケーション・コンテナで、DBMS_PDB_ALTER_SHARINGパッケージは、データベース・オブジェクトをアプリケーション共通オブジェクトとして設定するか、またはデータベース・オブジェクトがアプリケーション共通オブジェクトではないことを指定するためのインタフェースを提供します。

DBMS_PERF

DBMS_PERFパッケージは、データベース・パフォーマンスの監視用のアクティブ・レポートを生成するためのインタフェースを提供します。

DBMS_PIPE

セッション間のメッセージ送信を可能にするDBMSパイプ・サービスを提供します。

DBMS_PLSQL_CODE_COVERAGE

DBMS_PLSQL_CODE_COVERAGEパッケージは、基本ブロック・レベルでPL/SQLアプリケーションのコード・カバレッジ・データを収集するためのインタフェースを提供します。

DBMS_PREDICTIVE_ANALYTICS

予測、分析およびプロファイリングを行うための自動データ・マイニング操作を実装するサブルーチンを提供します。

DBMS_PREPROCESSOR

後処理された形式でPL/SQLユニットのソース・テキストの出力または取出しを行うためのインタフェースを提供します。

DBMS_PRIVILEGE_CAPTURE

DBMS_PRIVILEGE_CAPTUREパッケージは、データベース権限分析へのインタフェースを提供します。

DBMS_PROCESS

DBMS_PROCESSパッケージは、事前生成サーバーを管理するためのインタフェースを提供します。

DBMS_PROFILER

既存のPL/SQLアプリケーションをプロファイルし、パフォーマンス上のボトルネックを識別するためのプローブ・プロファイラAPIを提供します。

DBMS_PROPAGATION_ADM

ソース・キューから宛先キューへの伝播を構成するための管理プロシージャを提供します。

DBMS_QOPATCH

DBMS_QOPATCHパッケージでは、インストールしたデータベース・パッチを確認するためのインタフェースが提供されます。

DBMS_RANDOM

組込み式の乱数ジェネレータを提供します。

DBMS_REDACT

DBMS_REDACTパッケージは、権限の低いユーザーやアプリケーションによって発行された問合せから戻されるデータをマスク(リダクション)できる、Oracle Data Redactionへのインタフェースを提供します。

DBMS_REDEFINITION

表のオンライン再編成を実行します。

DBMS_REFRESH

トランザクション的に一貫性のある時点にまとめてリフレッシュできるスナップショットのグループを作成できます。分散オプションが必要です。

DBMS_REPAIR

データの破損修復プロシージャを提供します。

DBMS_RESCONFIG

リソース構成リストを操作して、リソースのリスナー情報を取得するインタフェースを提供します。

DBMS_RESOURCE_MANAGER

計画、コンシューマ・グループおよびプラン・ディレクティブをメンテナンスします。また、変更内容をプラン・スキーマにグループ化する方法も提供します。

DBMS_RESOURCE_MANAGER_PRIVS

リソース・コンシューマ・グループに関連付けられた権限を管理します。

DBMS_RESULT_CACHE

結果キャッシュを操作するためのインタフェースを提供します。

DBMS_RESUMABLE

長時間にわたる実行後に領域を使い果たしたり、領域制限に達するような大規模な操作を一時停止し、問題を修正した後で文の実行を再開できます。

DBMS_RLS

行レベルのセキュリティ管理インタフェースを提供します。

DBMS_ROLLING

DBMS_ROLLING PL/SQLパッケージは、Active Data Guardを使用したローリング・アップグレード機能を実装するために使用します。この機能によって、Data Guard構成でOracle Databaseソフトウェアをアップグレードするプロセスがローリング形式で効率化されます。

DBMS_ROWID

ROWIDを作成し、その内容を解釈するプロシージャを提供します。

DBMS_RULE

EVALUATEプロシージャを記述します。Streamsで使用されます。

DBMS_RULE_ADM

ルール、ルール・セットおよびルール評価コンテキストを作成および管理するための管理インタフェースを記述します。Streamsで使用されます。

DBMS_SCHEDULER

PL/SQLプログラムからコールできる一連のスケジューリング機能を提供します。

DBMS_SERVER_ALERT

しきい値に違反があった場合に警告を発行します。

DBMS_SERVICE

単一のインスタンスに対するサービスを作成、削除、アクティブ化および非アクティブ化できます。

DBMS_SESSION

SQL ALTER SESSION 文とその他のセッション情報に、ストアド・プロシージャからアクセスできるようにします。

DBMS_SHARED_POOL

標準のLRUメカニズムによって期限切れで削除されないようにオブジェクトを共有メモリーに保存します。

DBMS_SPACE

標準SQLを介しては使用できないセグメント領域情報を提供します。

DBMS_SPACE_ADMIN

標準SQLを介しては使用できない表領域とセグメント領域の管理を提供します。

DBMS_SPD

DBMS_SPDパッケージは、SQLプラン・ディレクティブ(SPD)を管理するためのサブプログラムを提供します。

DBMS_SPM

様々なSQL文に対して保持される、計画履歴およびSQL計画のベースラインに対する制御された操作を実行するためのインタフェースを、DBA向けおよびその他のユーザー向けに提供することによって、SQL計画管理機能をサポートします。

DBMS_SQL

動的SQLを使用してデータベースへのアクセスを可能にします。

DBMS_SQL_MONITOR

DBMS_SQL_MONITORパッケージでは、リアルタイムSQL監視およびリアルタイム・データベース操作監視について説明します。

DBMS_SQL_TRANSLATOR

DBMS_SQL_TRANSLATORパッケージには、SQL翻訳プロファイルを作成、構成および使用するためのインタフェースが用意されています。

DBMS_SQLDIAG

SQL診断機能のインタフェースを提供します。

DBMS_SQLPA

SQLパフォーマンス・アナライザを実装するためのインタフェースを提供します。

DBMS_SQLTUNE

SQL文をチューニングするインタフェースを提供します。

DBMS_STAT_FUNCS

統計ファンクションを提供します。

DBMS_STATS

データベース・オブジェクト用に収集したオプティマイザの統計情報を、ユーザーが表示および変更するためのメカニズムを提供します。

DBMS_STORAGE_MAP

FMONと通信して、マッピング操作を起動します。

DBMS_STREAMS

SYS.AnyDataオブジェクトをLCRオブジェクトに変換するインタフェース、およびセッションによって生成されたREDOエントリにバイナリ・タグで注釈を付けるインタフェースを記述します。

DBMS_STREAMS_ADMIN

表、スキーマおよびデータベース・レベルでの取得、伝播および適用に使用する、変換不要の単純なルールを追加および削除するための管理プロシージャを記述します。

DBMS_STREAMS_ADVISOR_ADM

Oracle Streams環境に関する情報を収集し、収集した情報に基づいてデータベース管理者にアドバイスを提供するためのインタフェースを提供します。

DBMS_STREAMS_AUTH

Streams管理者への権限付与およびStreams管理者からの権限取消しを行うインタフェースを提供します。

DBMS_STREAMS_HANDLER_ADM

SYS.AnyDataキューへのメッセージのエンキューおよびデキューを行うインタフェースを提供します。

DBMS_STREAMS_MESSAGING

SYS.AnyDataキューへのメッセージのエンキューおよびデキューを行うインタフェースを提供します。

DBMS_STREAMS_TABLESPACE_ADM

データベース間での表領域コピーおよび他のデータベースへの表領域移動の管理プロシージャを提供します。

DBMS_SYNC_REFRESH

DBMS_SYNC_REFRESHパッケージは、マテリアライズド・ビューの同期リフレッシュを実行するためのインタフェースを提供します。

DBMS_TDB

RMANのCONVERT DATABASEコマンドを使用してプラットフォーム間でデータベースを転送できるかどうかをレポートします。これは、現在のホスト・プラットフォーム上のデータベースのエンディアン形式が転送先プラットフォームと同じであること、および現在のデータベースの状態によってデータベースの転送が妨げられないことを検証します。

DBMS_TNS

DBMS_TNSパッケージは、TNS名を解決し、対応するOracle Net8接続文字列を戻すためのRESOLVE_TNSNAMEファンクションを提供します。

DBMS_TRACE

PL/SQLトレースを起動および停止するルーチンを提供します。

DBMS_TRANSACTION

ストアド・プロシージャからSQLトランザクション文へのアクセスを提供し、トランザクション・アクティビティを監視します。

DBMS_TRANSFORM

Oracle Advanced Queuingのメッセージ形式変換機能へのインタフェースを提供します。

DBMS_TSDP_MANAGE

DBMS_TSDP_MANAGEパッケージは、機密列および機密列タイプをデータベースにインポートして管理するためのインタフェースを提供します。

DBMS_TSDP_PROTECT

DBMS_TSDP_PROTECTパッケージは、DBMS_TSDP_MANAGEパッケージと組み合せて透過的機密データ保護(TSDP)ポリシーを構成するインタフェースを提供します。DBMS_TSDP_PROTECTパッケージは、Enterprise Editionでのみ使用できます。

DBMS_TTS

トランスポート可能なセットが自己完結タイプかどうかをチェックします。

DBMS_TYPES

組込みおよびユーザー定義のタイプを表現する定数で構成されます。

DBMS_UMF

DBMS_UMFパッケージは、Oracle DatabaseのRemote Management Framework (RMF)をデプロイするためのインタフェースを提供します。RMFは、Oracle Databaseのパフォーマンス統計を収集するために使用されます。

DBMS_UTILITY

様々なユーティリティ・ルーチンを提供します。

DBMS_WARNING

現行のシステムまたはセッション設定の問合せ、変更および削除を行うインタフェースを提供します。

DBMS_WM

Oracle Database Workspace Managerへのプログラミング・インタフェースを使用して、長いトランザクションを処理する方法を記述します。

DBMS_WORKLOAD_CAPTURE

ワークロードの取得システムを構成し、ワークロードの取得データを作成します。

DBMS_WORKLOAD_REPLAY

本番システムまたはテスト・システムのワークロードのレコードを使用してリプレイおよびレポートを行うためのインタフェースを提供します。

DBMS_WORKLOAD_REPOSITORY

スナップショットおよびベースラインの管理などを行うワークロード・リポジトリを管理できます。

DBMS_XA

PL/SQLでXAインタフェースをコールするアプリケーション用のXA/Openインタフェースが含まれています。

DBMS_XDB

PL/SQL用のリソース管理およびアクセス制御のインタフェースを記述します。

DBMS_XDB_ADMIN

XMLIndex管理操作を実装するためのインタフェースを提供します。

DBMS_XDB_CONFIG

DBMS_XDB_CONFIGパッケージは、Oracle XML DBとそのリポジトリを構成するインタフェースを提供します。

DBMS_XDB_CONSTANTS

DBMS_XDB_CONSTANTSパッケージは、一般的に使用される定数のインタフェースを提供します。

DBMS_XDB_REPOS

DBMS_XDB_REPOSパッケージは、Oracle XMLデータベース・リポジトリで動作するインタフェースを提供します。

DBMS_XDBRESOURCE

XDBリソースのメタデータおよび内容を操作するためのインタフェースを提供します。

DBMS_XDB_VERSION

バージョニング・インタフェースを記述します。

DBMS_XDBT

管理者がXML DB階層上にConText索引を作成し、それを自動メンテナンス用に構成する方法を記述します。

DBMS_XDBZ

アクセス制御リスト(ACL)に基づいてOracle XML DBリポジトリのセキュリティを管理します。

DBMS_XEVENT

イベント関連のタイプおよびサポートするサブプログラムを提供します。

DBMS_XMLDOM

XMLTypeオブジェクトへのアクセスについて記述します。

DBMS_XMLGEN

SQL問合せの結果を標準的なXML形式に変換します。

DBMS_XMLINDEX

非同期の索引付けを実装し、ノードへの参照を適用するためのインタフェースを提供します。

DBMS_XMLPARSER

XML文書のコンテンツおよび構造体へのアクセスについて記述します。

DBMS_XMLQUERY

データベースからXMLTypeへの変換機能を提供します。

DBMS_XMLSAVE

XMLからデータベース・タイプへの変換機能を提供します。

DBMS_XMLSCHEMA

XMLスキーマを登録および削除するプロシージャを記述します。

DBMS_XMLSTORE

リレーショナル表にXMLデータを格納できます。

DBMS_XMLTRANSLATIONS

文字列を様々な言語で検索または表示できるように変換を行うためのインタフェースを提供します。

DBMS_XPLAN

EXPLAIN PLANコマンドの出力のフォーマット方法を記述します。

DBMS_XSLPROCESSOR

XML文書のコンテンツおよび構造体へのアクセスについて記述します。

DEBUG_EXTPROC

実行プロセスに連結するデバッガを使用して、プラットフォーム上で外部プロシージャをデバッグできるようにします。

HTF

ハイパーテキスト・ファンクションは、HTMLタグを生成します。

HTP

ハイパーテキスト・プロシージャは、HTMLタグを生成します。

ORD_DICOM

ORDDicomオブジェクト・タイプではなく、BLOBまたはBFILEに格納されたDigital Imaging and Communications in Medicine(DICOM)コンテンツの管理および操作をサポートします。

ORD_DICOM_ADMIN

Oracle Multimedia Digital Imaging and Communications in Medicine(DICOM)の管理者がOracle Multimedia DICOMデータ・モデル・リポジトリを保守する場合に使用します。

OWA_CACHE

PL/SQL Gatewayのキャッシュを使用してPL/SQL Webアプリケーションのパフォーマンスを向上させるインタフェースを提供します。

OWA_COOKIE

クライアントのブラウザからHTTP Cookieの送信および取得を行うインタフェースを提供します。

OWA_CUSTOM

Global PLSQL Agent Authorizationコールバック・ファンクションを提供します。

OWA_IMAGE

ユーザーがイメージ上でクリックした座標にアクセスするインタフェースを提供します。

OWA_OPT_LOCK

更新内容の消失を防ぐためにロックを最適化するサブプログラムを含みます。

OWA_PATTERN

文字列からテキスト・パターンを検索し、一致した文字列を他の文字列と置換するためのインタフェースを提供します。

OWA_SEC

カスタム認証を行うインタフェースを提供します。

OWA_TEXT

文字列の操作でOWA_PATTERNによって使用されるサブプログラムを含みます。これは外部化されているため、直接使用できます。

OWA_UTIL

CGI環境変数値の取得、クライアントに戻されたデータの出力、HTML表での問合せ結果の出力などの操作を実行するユーティリティ・サブプログラムを含みます。

SDO_CS

座標システム変換のファンクションを提供します。

SDO_CSW_PROCESS

Catalog Services for the Web(CSW)のサポートに関連する様々な処理操作のサブプログラムが含まれています。

SDO_GCDR

未フォーマットの郵便用の住所を分類できるOracle Spatialのジオコーディング・サブプログラムを含みます。

SDO_GEOM

空間オブジェクトで形状操作を実装するファンクションを提供します。

SDO_GEOR

Spatial GeoRaster機能用のファンクションおよびプロシージャを含みます。これを使用すると、ラスター・イメージ・データとそれに関連付けられた空間ベクター・ジオメトリ・データおよびメタデータの格納、索引付け、問合せ、分析および配信を行えます。

SDO_GEOR_ADMIN

GeoRasterに関連する管理操作のためのサブプログラムが含まれています。

SDO_GEOR_UTL

GeoRasterデータでのトリガーの使用に関連するものも含めて、Spatial GeoRaster機能用のユーティリティ・ファンクションおよびプロシージャを含みます。

SDO_LRS

線形参照システムのサポート・ファンクションを提供します。

SDO_MIGRATE

以前のリリースから空間データを移行するファンクションを提供します。

SDO_NET

ネットワーク内でノードおよびリンクとしてモデル化されたデータを操作するファンクションおよびプロシージャを提供します。

SDO_NET_MEM

ネットワーク・メモリー・オブジェクトを使用してネットワーク・データに対して編集および分析操作を実行するためのファンクションおよびプロシージャが含まれています。

SDO_OLS

ネットワーク・メモリー・オブジェクトを使用してネットワーク・データに対して編集および分析操作を実行するためのファンクションおよびプロシージャが含まれています。

SDO_PC_PKG

Spatialでの点群の使用をサポートするサブプログラムが含まれています。

SDO_SAM

空間分析およびデータ・マイニング用のファンクションおよびプロシージャを含みます。

SDO_TIN_PKG

SpatialでのTriangulated Irregular Network(TIN)の使用をサポートするサブプログラムが含まれています。

SDO_TOPO

Spatialトポロジを作成および管理するプロシージャを提供します。

SDO_TOPO_MAP

キャッシュ(TopoMapオブジェクト)を使用するSpatialトポロジを編集するためのサブプログラムを含みます。

SDO_TUNE

Oracle Spatialで使用される空間索引スキームの動作を決定するパラメータを選択するためのファンクションを提供します。

SDO_UTIL

Oracle Spatial用のユーティリティ・ファンクションおよびプロシージャを提供します。

SDO_WFS_LOCK

機能表を登録および登録解除するためのWFSサポート用のサブプログラムが含まれています。

SDO_WFS_PROC

Oracle Spatial用のユーティリティ・ファンクションおよびプロシージャを提供します。

SEM_APIS

Oracle DatabaseでResource Description Framework(RDF)およびWeb Ontology Language(OWL)を使用して作業するためのサブプログラムが含まれています。

SEM_PERF

Oracle DatabaseでのResource Description Framework(RDF)およびWeb Ontology Language(OWL)サポートのパフォーマンスを検証および拡張するためのサブプログラムが含まれています。

SEM_RDFCTX

ドキュメントに作成されたエクストラクタ・ポリシーおよびセマンティク索引を管理するためのサブプログラムが含まれています。

SEM_RDFSA

Virtual Private Database (VPD)またはOracle Label Security (OLS)を使用して、RDFデータに対するファイングレイン・アクセス・コントロールを提供するためのサブプログラムが含まれています。

UTL_COLL

PL/SQLプログラムで、コレクション・ロケータを使用した問合せおよび更新を可能にします。

UTL_COMPRESS

一連のデータ圧縮ユーティリティを提供します。

UTL_DBWS

データベースWebサービスを提供します。

UTL_ENCODE

ホスト間でのデータ転送が可能になるように、RAWデータを標準形式にエンコードするファンクションを提供します。

UTL_FILE

PL/SQLプログラムで、オペレーティング・システムのテキスト・ファイルの読込みおよび書込みを可能にし、標準オペレーティング・システムのストリーム・ファイルI/Oの制限付きバージョンを提供します。

UTL_HTTP

PL/SQLとSQLからHTTPコールアウトを使用可能にして、インターネット上のデータへのアクセスまたはOracle Web Serverカートリッジのコールを可能にします。

UTL_I18N

多言語アプリケーションの構築を支援する一連のサービス(Oracleグローバリゼーション・サービス)を提供します。

UTL_INADDR

インターネット・アドレッシングをサポートするためのプロシージャを提供します。

UTL_IDENT

実行されているデータベースまたはクライアントPL/SQLを指定します。

UTL_LMS

エラー・メッセージを異なる言語で取り出し、フォーマットします。

UTL_MAIL

共通で使用される電子メール機能(添付、CC、BCC、受信確認など)を含む電子メールを管理するユーティリティです。

UTL_NLA

VARRAYとして表されるベクトルおよびマトリックスに対するBLAS演算およびLAPACK(バージョン3.0)演算のサブセットを表示します。

UTL_RAW

RAWデータ・タイプを操作するためのSQLファンクションを提供します。

UTL_RECOMP

データベースに含まれている無効なPL/SQLモジュール、無効なビュー、Javaクラス、索引タイプおよび演算子を、順次またはパラレルに再コンパイルします。

UTL_REF

オブジェクトへの参照を提供することによって、PL/SQLプログラムがオブジェクトにアクセスできるようにします。

UTL_SMTP

電子メールを送信するためのPL/SQL機能を提供します。

UTL_SPADV

分散データベース環境のOracle Streamsコンポーネントの統計を収集および分析するサブプログラムを提供します。

UTL_TCP

サーバーと外部とのTCP/IPベースの通信をサポートするPL/SQL機能を提供します。

UTL_URL

URL文字のエスケープおよびエスケープ解除のメカニズムを提供します。

WPG_DOCLOAD

BLOBおよびBFILEの両方のファイルをダウンロードするためのインタフェースを提供します。

ANYDATAタイプ

タイプおよび説明のインスタンスを含む、自己記述型のデータ・インスタンス・タイプ。

ANYDATASETタイプ

特定のタイプの説明およびそのタイプの一連のデータ・インスタンスを含みます。

ANYTYPEタイプ

名前の有無にかかわらず、オブジェクト・タイプおよびコレクション・タイプなどの永続的なSQLタイプの説明を含みます。また、一時的なタイプの説明を新しく構築する場合にも使用できます。

Oracle Databaseアドバンスト・キューイングのタイプ

アドバンスト・キューイングで使用されるタイプを記述します。

DBFSコンテンツ・インタフェース・タイプ

DBMS_DBFS_CONTENTインタフェースをサポートするために定義されたパブリック・タイプを記述します。

データベースのURIタイプ

URIサポート、UriTypeスーパー・タイプ、HttpUriTypeサブタイプ、DBUriTypeサブタイプ、XDBUriTypeサブタイプ、UriFactoryパッケージを含みます。

式フィルタのタイプ

式フィルタ機能では、事前定義された一連のタイプおよびこれらのタイプのパブリック・シノニムが提供されています。

JMSタイプ

PL/SQLアプリケーションでJMSタイプのJMSキューを使用できるようにJMSタイプを記述します。

Oracle Multimedia ORDAudioタイプ

オーディオ・データの格納および管理をサポートします。

Oracle Multimedia ORDDicomタイプ

Digital Imaging and Communications in Medicine(DICOM)データの格納、管理および操作をサポートします。

Oracle Multimedia ORDDocタイプ

異種環境のメディア・データ(イメージ、オーディオ、ビデオなど)の格納および管理をサポートします。

Oracle Multimedia ORDImageタイプ

イメージ・データの格納、管理および操作をサポートします。

Oracle Multimedia SQL/MM Still Imageタイプ

SQL/MM Still Image規格をサポートします。データベースのイメージを格納、抽出および変更でき、視覚的な条件を使用してイメージを検索できます。

Oracle Multimedia ORDVideoタイプ

ビデオ・データの格納および管理をサポートします。

論理変更レコードのタイプ

データベースの変更に関する情報が含まれているメッセージ・ペイロードであるLCRタイプを記述します。Streamsで使用されます。

MG_IDパッケージ・タイプ

サポートされるエンコーディング・タイプとして、EPCビット・エンコーディングの標準ファミリを使用した現在のRFIDタグをサポートする拡張可能なフレームワークを提供します。

ルール・タイプ

ルール、ルール・セットおよび評価コンテキストで使用されるタイプを記述します。

ルール・マネージャのタイプ

ルール・マネージャには、事前定義タイプおよびパブリック・シノニムがあります。

UTL Streamsタイプ

Oracle XML機能とともに使用される抽象的なStreamsタイプを記述します。

XMLType

サーバー内のネイティブのXMLサポートに使用されるタイプおよびファンクションを記述します。