4.7 Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureの診断データの管理
この項では、Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureの診断データおよびディスク使用状況のスナップショットを管理する方法について説明します。
トピック:
- 自動診断リポジトリのログおよびトレース・ファイルの管理
managelogs
コマンドを使用して、自動診断リポジトリのログおよびトレース・ファイルを管理します。 - ディスク使用状況のスナップショットの管理
tfactl
コマンドを使用して、Oracle Trace File Analyzerのディスク使用状況のスナップショットを管理します。 - Oracle Trace File Analyzerログの自動消去
次に示すtfactl
コマンドを使用して、Oracle Trace Analyzerログ・ファイルのログ・ファイル消去ポリシーを管理します。
4.7.1 自動診断リポジトリのログおよびトレース・ファイルの管理
managelogs
コマンドを使用して、自動診断リポジトリのログおよびトレース・ファイルを管理します。
-purge
コマンド・オプションにより、自動診断リポジトリで管理されているファイルを削除します。このコマンドは、診断先の「ALERT
」、「INCIDENT
」、「TRACE
」、「CDUMP
」、「HM
」、「UTSCDMP
」、「LOG
」からファイルを消去します。-purge
コマンドは、ファイル・システムの領域での変更の詳細も示します。
診断先に多数のファイルが含まれていると、コマンドの実行に時間がかかります。対応するディレクトリから、進行中のファイルの削除を確認します。
ファイルを削除するには、対応する診断先に対するオペレーティング・システム権限を持っている必要があります。
自動診断リポジトリのログおよびトレース・ファイルを管理するには: