4.1.1 Oracle Trace File Analyzerのアーキテクチャ

Oracle Trace File AnalyzerとOracle Trace File Analyzer Collectorは、データベース・サーバーで単一のデーモンを使用します。データベースがクラスタ化されている場合は、クラスタの各ノードでデーモンが実行されます。

図4-1 Oracle Trace File Analyzerのアーキテクチャ

図4-1の説明が続きます
「図4-1 Oracle Trace File Analyzerのアーキテクチャ」の説明

単一のコマンド方式で、またはコマンド・シェルとして使用できるコマンドライン・インタフェースtfactlを介して、Oracle Trace File AnalyzerおよびOracle Trace File Analyzer Collectorを制御します。

tfactlコマンドはローカル・デーモンと通信し、ローカル・デーモンはクラスタ内のすべてのデーモンと連携します。各デーモンは、必要な診断スクリプトをローカルで実行して、ローカル・ログを収集し、切り捨てます。

すべてのデーモンが連携し、tfactlコマンドが実行されたノードに結果のクラスタ全体の収集が作成されます。収集が自動的に開始された場合は、電子メール通知にクラスタ全体の収集の場所が含まれます。