データベース・バックアップおよびリカバリ・オプション

バックアップおよびリカバリ・ファイルの管理を簡略化するには、データベースの高速リカバリ領域を作成します。

データベースのインストール時に、Oracle Universal Installerで高速リカバリ領域の場所を構成するオプションが示されます。ただし、バックアップを構成し、バックアップおよびリカバリ戦略を実装するには、Recovery Manager (RMAN)またはOracle Enterprise Manager Cloud Controlのどちらかを使用する必要があります。

リカバリの構成

データベースのインストール時に高速リカバリ領域の場所を指定できます。

高速リカバリ領域には、ファイル・システム・ディレクトリまたはOracle Automatic Storage Managementディスク・グループのいずれかを使用できます。高速リカバリ領域に構成されるデフォルトのディスク割当て制限は、2GBです。Oracle Automatic Storage Managementディスク・グループでは、必要なディスク領域は選択するディスク・グループの冗長性レベルにより決定します。

関連項目:

高速リカバリ領域の場所を選択する方法およびそのディスク領域要件の詳細は、Oracle Databaseのインストール前の作業を参照してください。