Oracle Services for Microsoft Transaction Server開発者ガイドのこのリリースでの変更点

ここでは、次の内容について説明します。

Oracle Services for Microsoft Transaction ServerのODAC 12cリリース3での変更点

ODAC 12cリリース3のOracle Services for Microsoft Transaction Server開発者ガイドでは、次の点が変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • Oracle.ManagedDataAccessDTC.dllのない分散トランザクション

    Oracle.ManagedDataAccessDTC.dllアセンブリは、.NET Framework 4.5.2以上およびODP.NET管理対象ドライバで実行している分散トランザクション・アプリケーションで必要なくなりました。ODP.NETインストールにおいて、Oracle.ManagedDataAccessDTC.dllはグローバル・アセンブリ・キャッシュ(GAC)に含まれなくなりました。.NET Framework 4.5.1以前を使用するアプリケーションでは、Oracle.ManagedDataAccessDTC.dllはアプリケーション・ディレクトリまたはGACに置く必要があります。

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)での変更点

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)のOracle Services for Microsoft Transaction Server開発者ガイドでは、次の点が変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • Oracleホーム・ユーザーとしてのOraMTSサービスの実行

    OraMTSサービスは、指定したより権限の低いユーザー(Oracleホーム・ユーザー)として実行します。インストーラによってではなく、サービスを手動で作成する必要がある場合のためのユーティリティが提供されています。現在、各Oracleホームには、独自のOraMTSサービスがあります。