2.2 Oracle Database 12cリリース2 (12.2)のこのリリースで使用できない機能または制限されている機能
Oracle Database 12cリリース2 (12.2)で使用できない、または制限されているコンポーネントおよび機能の次に示すリストを確認します。
-
XStreamは、データベースで可変幅のマルチバイト文字セットのLONG列をサポートしません。
-
このリリースには、OC4Jは付属していません。
-
索引を同期するまで、更新したドキュメントで検索を実行できません。
-
複数のプラガブル・データベース(PDB)で、Database Configuration Assistant (DBCA)を使用したサンプル・スキーマ付きのデータベースの作成はサポートされていません。
-
Oracle Database XEのアップグレードはサポートされません。
-
Oracle Linux 6.4またはRed Hat Enterprise Linux 6.4はサポートされます。
-
Oracle Enterprise Manager (EM): Oracle Database 12cリリース2 (12.2)を監視するには、Bundle Patch 2以降が適用されたEM 12c PS4を使用している必要があります。データベースの監視に使用するEMエージェントは、Agent Bundle Patch 3以降が適用されたEM 12c PS4エージェントである必要があります。
-
32ビット上のOracle Database Clientはサポートされません。
-
Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)でコマンド
oclumon dumpnodeview -help
を指定すると、–procag
フラグが表示されません。 -
XStreamは、可変幅のマルチバイト文字セットのデータベースでは、
LONG
列をサポートしません。
2.2.1 Zero Data Loss Recovery Applianceリリース12.1バックアップの使用の制限
Zero Data Loss Recovery Applianceリリース12.1では、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)を使用した、保護されたデータベースからのバックアップがサポートされません。
12.2データベースのリカバリ・アプライアンス・サポートはまだ利用できません。
2.2.2 Oracle Database Vault - Oracle Enterprise Manager機能の制限
Oracle Database 12cリリース2 (12.2)の『Oracle Database Vault管理者ガイド』、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』および『Oracle Database 2日でセキュリティ・ガイド』は、Oracle Database Vaultの側面を管理するOracle Enterprise Manager (Enterprise Manager)機能について説明しています。これらのドキュメントで説明されているEnterprise Manager機能の一部は、このリリースの時点では使用できない場合があります。これらの機能を有効にするには、Oracle Database Vault PL/SQLインタフェースAPIを使用します。
2.2.3 Oracle Advanced Security - Oracle Enterprise Manager機能の制限
Oracle Database 12cリリース2 (12.2)の『Oracle Database Advanced Securityガイド』、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』および『Oracle Database 2日でセキュリティ・ガイド』は、透過的データ暗号化(TDE)およびOracle Data Redactionを管理するためのOracle Enterprise Manager (Enterprise Manager)機能について説明しています。これらのドキュメントで説明されているEnterprise Manager機能の一部は、このリリースの時点では使用できない場合があります。これらの機能を有効にして構成するには、TDEおよびOracle Data Redaction PL/SQLインタフェースAPIを使用します。