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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース2
E78869-07
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35.7 PDUテスト接続およびメトリック収集のエラーのトラブルシューティング

PDUメトリックの収集またはテスト接続は、失敗する場合があります。PDUテスト接続に失敗すると、エラー・メッセージが表示されます。この項では、そのような状況のトラブルシューティング方法について説明します。

35.7.1 テスト接続エラーの識別

テスト接続が失敗した場合は、問題の説明を含むメッセージが表示されます。考えられるPDUのエラー状態とその解決策はPDUのエラー状態と解決策の表を参照し、表の説明に従って問題の原因を修正してからテスト接続を繰り返してください。

図35-8 テスト接続エラー

図35-8の説明が続きます
「図35-8 テスト接続エラー」の説明

35.7.2 メトリック収集エラーの識別

メトリックの収集が失敗した場合、メトリック収集エラー・イベントがPDUに対して発生します。

注意:

デフォルトでは、メトリック収集エラーからはインシデントは生成されません。「設定」→「インシデント」→「インシデント・ルール」でインシデントの生成をオンにすることができます。

ルール「ターゲットのメトリック収集エラー・イベントのグループ化」を検索し、有効にします。

PDUのすべてのメトリック収集エラーを識別および表示するには、次の手順を実行します。

  1. PDUランディング・ページの左上隅にあるターゲット・メニューに移動し、「システム・インフラストラクチャPDU」をクリックします。

  2. 「モニタリング」をクリックして、「すべてのメトリック」をクリックします。

  3. 「概要」セクションで、「メトリック収集エラー」の数をクリックします。

  4. より詳細な情報を表示するメトリック収集エラーを選択してクリックします。詳細なエラーの説明が表示されます。

考えられるPDUのエラー状態とその解決策はPDUのエラー状態と解決策の表を参照し、表35-2の説明に従って問題の原因を修正してください。失敗したすべてのメトリックに対して評価を繰り返します。

35.7.3 メトリックの再収集

失敗したすべてのメトリックを評価した後で、メトリック収集を繰り返します。

  1. PDUランディング・ページの左上隅にあるターゲット・メニューに移動し、「構成」をクリックしてから「最新収集」をクリックします。
  2. 「最新の構成」画面で、「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

図35-9 PDUのターゲット・メニュー

図35-9の説明が続きます
「図35-9 PDUのターゲット・メニュー」の説明

メトリックが再収集され、収集エラーのすべての原因が解決されると、インシデントはインシデント・マネージャ、ダッシュレットおよびフォトリアリスティック・ビューに表示されなくなります。

失敗したメトリックが「ステータス」という語ともに表示された場合、そのメトリックはリフレッシュできないパフォーマンス・メトリックです。次にスケジュールされたメトリック再収集を待機する必要があります。デフォルトの構成では、PDUパフォーマンス・メトリックは、15分ごとに再収集されます。

注意:

メトリック再収集の間隔は、Enterprise Managerのユーザーがターゲット・メニューのサブメニュー「メトリック」の項目「メトリックと収集設定」を使用して変更できます。