PDUメトリックの収集またはテスト接続は、失敗する場合があります。PDUテスト接続に失敗すると、エラー・メッセージが表示されます。この項では、そのような状況のトラブルシューティング方法について説明します。
テスト接続が失敗した場合は、問題の説明を含むメッセージが表示されます。考えられるPDUのエラー状態とその解決策はPDUのエラー状態と解決策の表を参照し、表の説明に従って問題の原因を修正してからテスト接続を繰り返してください。
メトリックの収集が失敗した場合、メトリック収集エラー・イベントがPDUに対して発生します。
注意:
デフォルトでは、メトリック収集エラーからはインシデントは生成されません。「設定」→「インシデント」→「インシデント・ルール」でインシデントの生成をオンにすることができます。
ルール「ターゲットのメトリック収集エラー・イベントのグループ化」を検索し、有効にします。
PDUのすべてのメトリック収集エラーを識別および表示するには、次の手順を実行します。
PDUランディング・ページの左上隅にあるターゲット・メニューに移動し、「システム・インフラストラクチャPDU」をクリックします。
「モニタリング」をクリックして、「すべてのメトリック」をクリックします。
「概要」セクションで、「メトリック収集エラー」の数をクリックします。
より詳細な情報を表示するメトリック収集エラーを選択してクリックします。詳細なエラーの説明が表示されます。
考えられるPDUのエラー状態とその解決策はPDUのエラー状態と解決策の表を参照し、表35-2の説明に従って問題の原因を修正してください。失敗したすべてのメトリックに対して評価を繰り返します。
失敗したすべてのメトリックを評価した後で、メトリック収集を繰り返します。
メトリックが再収集され、収集エラーのすべての原因が解決されると、インシデントはインシデント・マネージャ、ダッシュレットおよびフォトリアリスティック・ビューに表示されなくなります。
失敗したメトリックが「ステータス」という語ともに表示された場合、そのメトリックはリフレッシュできないパフォーマンス・メトリックです。次にスケジュールされたメトリック再収集を待機する必要があります。デフォルトの構成では、PDUパフォーマンス・メトリックは、15分ごとに再収集されます。
注意:
メトリック再収集の間隔は、Enterprise Managerのユーザーがターゲット・メニューのサブメニュー「メトリック」の項目「メトリックと収集設定」を使用して変更できます。