ラックを作成した後、ラックにハードウェア・ターゲットを配置(追加)できます。空のラックのフォトリアリスティック画像が前面ビューと背面ビューとともに表示されます。ラック内のスロットには、ラック・スロットとPDUスロットの2タイプがあります。ラック・スロットには、スイッチ、サーバー、ZFSアプライアンス、ストレージ・セルおよびラックに配置できるその他のターゲットを配置できます。PDUスロットには、PDUを配置できます。
空または占有されているラックやPDUスロットを右クリックして、アクション・メニューを起動できます。
ラックにターゲットを配置するには、次の手順を実行します。
ラックの空のスロットを右クリックし、「ターゲットの配置」をクリックします。ターゲットをラックに配置ウィザードが開きます。
「選択したターゲット」フィールドで、検索アイコンをクリックして追加するターゲットを検出します。
「ターゲット・タイプ」フィールドで、追加するターゲットのタイプに対応するチェック・ボックスを選択します。検出されたターゲットがリストされます。
ターゲットをリストから選択し、「選択」をクリックします。
「位置」フィールドの値は、クリックしたスロット位置から、自動的に記入されます。ターゲットを異なるスロットに配置する場合、ターゲットを配置する空のスロットの位置を入力します。
「高さ」フィールドで、ターゲットの高さを指定します。入力以前に表示される高さは、選択したターゲットのタイプに基づいています。
「向き」フィールドで、ターゲットの方向(「全体」、「前面」または「背面」など)を指定します。(スイッチなど、一部のターゲットは、スロットの半分のみを占有します)。
「水平位置」フィールドで、「全体」、「左」または「右」を指定します。これは、そのターゲットの占有状態に基づきます。一部のターゲットはスロット全体を占有し、一部はスロットの左または右の側を占有します。
「OK」をクリックします。ターゲットは、ラックに配置されます。
ラック内のターゲットの位置を編集したり、必要に応じてターゲットを別のスロットに配置することができます。
ターゲットの位置を編集するには、次の手順を実行します。
ラックに配置されたターゲットを削除できます。
ラックからターゲットを削除するには、次の手順を実行します。
注意:
ターゲットはラックから削除されますが、Enterprise Managerによって引き続きモニタリングされます。
ラックは、ターゲットが配置されていない場合、Enterprise Managerから削除できます。ラック・ターゲットを削除するとき、ラックにターゲットが配置されている場合、そのターゲットをEnterprise Managerから削除するかどうか確認されます。
ラックを削除するには、次の手順を実行します。
ラックのランディング・ページで、「ターゲット」メニュー・ドロップダウン・リストをクリックします。
「ターゲット設定」をクリックしてから、「ターゲットの削除」をクリックします。
削除するラックと一緒に、ラック内に配置されているターゲットを削除する場合は、ターゲット・ラックに関連付けられているすべてのターゲットの削除を選択します。ラックに配置されているターゲットのリストが表示されます。
一部のターゲットは削除できません。そのようなターゲットには、ターゲットを削除できない理由を含む「削除詳細」列に赤のバツ印があります。削除不可のターゲットは、ラック・ターゲットを削除した際に削除されません。
一部のターゲットはカスタム削除フローを提供します(SNMPモニタリングのサブスクライブ解除のように)。そのようなターゲットには、「削除詳細」列に黄色の感嘆符があります。カスタム削除フローを使用してターゲットを削除する場合、ターゲットのランディング・ページに移動してそこからターゲットを削除します。カスタム削除フローを使用してターゲットを削除しない場合、それらのターゲットは、削除フローに使用できるカスタム削除オプションがないラックとともに削除されます。
「はい」をクリックして確認します。選択に応じて、ラックは割り当てられたターゲットと一緒に、またはターゲットを含まずに削除されます。