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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース2
E78869-07
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40.9 ゾーンのインシデントの処理

次の情報は、ゾーンのインシデント情報を処理するときに役立ちます。

40.9.1 ゾーンのインシデントについて

「仮想化プラットフォーム」ページには、その仮想化プラットフォームに関するすべてのオープン・インシデントが表示されるため、プラットフォームに問題があるかどうかをすばやく確認できます。

ゾーンについては、「仮想化プラットフォーム」ページに表示されるインシデントの数に、グローバル・ゾーンおよびグローバル・ゾーンに関連付けられているすべてのゾーンのインシデントが含まれます。「オープン・インシデント」ダッシュレット内の数字をクリックすると、インシデントと、そのインシデントが発生したターゲットのリストが表示されます。

インシデントのリストでは、ターゲット(グローバル・ゾーンまたはゾーン)・リンクをクリックして、対応するターゲットのホームページに移動したり、インシデントをクリックして、対応するターゲットの「インシデント・マネージャ」ページにリダイレクトできます。

注意:

「仮想化プラットフォーム」ページでのオープン・インシデントの数は、そのプラットフォーム(グローバル・ゾーンおよびすべてのゾーン)に対するすべてのオープン・インシデントを示します。デフォルトでは、グローバル・ゾーンの「インシデント・マネージャ」ページには、グローバル・ゾーンのオープン・インシデントが表示され、関連付けられているゾーンについては表示されません。グローバル・ゾーンおよびゾーンに対するインシデントが表示されるように、インシデント・マネージャでの表示を変更できます。インシデント・マネージャで、「検索」を選択して、「メンバーを含む」検索基準に「ターゲットとすべてのメンバー」を選択します。

40.9.2 ゾーンのオープン・インシデントの表示

「仮想化プラットフォーム」および「仮想サーバー」ページには「オープン・インシデント」ダッシュレットがあり、ここに「致命的」、「クリティカル」、「警告」のインシデントの数が表示されます。「仮想化プラットフォーム」ページには、グローバル・ゾーンおよび関連付けられているすべてのゾーン(非グローバルおよびカーネル)のオープン・インシデントが表示されます。「仮想サーバー」ページには、選択したゾーンのインシデントのみが表示されます。

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。
  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある、「システム・インフラストラクチャ仮想サーバー」または「システム・インフラストラクチャ仮想化プラットフォーム」をクリックします。「仮想化プラットフォーム」では、ドリルダウンしてオープン・インシデントのある仮想サーバーを表示する機能を提供します。
  3. Solaris仮想化プラットフォームの「サマリー」ページを開くには、ターゲット名をクリックします。
  4. 「オープン・インシデント」ダッシュレットには、いくつのオープン・インシデントがグローバル・ゾーンと非グローバル・ゾーンに関連付けられているかを示す数が表示されます。

    ゾーンにオープン・インシデントがある場合、数は「サマリー」ペインの「仮想プラットフォームのゲスト」のセクションにあるゾーン名の横に表示されます。

  5. 「オープン・インシデント」ダッシュレットのターゲット名をクリックし、ゾーンの「仮想サーバー」ページに進みます。
  6. 「インシデント・マネージャ」ページに進むには、サマリー・テキストをクリックします。

    インシデント・マネージャは、インシデントの詳細とインシデントをもたらしたイベントを表示します。ドリルダウンしてイベントおよび通知の詳細を取得できます。「インシデント・マネージャ」ページでは、インシデントの認識、コメントの追加またはインシデントの管理ができます。

    注意:

    「仮想化プラットフォーム」には、グローバル・ゾーンおよびそのゾーンのすべてのインシデントが表示されます。デフォルトでは、「インシデント・マネージャ」ページにはグローバル・ゾーンのインシデントのみが表示されます。ターゲットおよびすべてのメンバーを表示するように、「インシデント・マネージャ」の設定を変更できます。