安全な環境を提供するというオラクル社の取組みに従って、Enterprise Managerは、コンプライアンス標準の形式での複数のセキュリティ技術導入ガイド(STIG)の導入をサポートしています。STIGは、国防総省(DOD)に指示されたセキュリティ要件へのコンプライアンスを確実にするために国防情報システム局(DISA)によって作成されたルール、チェックリストおよびその他のベスト・プラクティスのセットです。
現在使用可能なSTIGベースのコンプライアンス標準は、次のとおりです。
セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.8) (Oracle Database [リリース1.8]用)
セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.8) (Oracle Cluster Database [リリース1.8]用)
セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン8 リリース1.11) (Oracle Database用)
セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン8 リリース1.11) (Oracle Cluster Database用)
Oracle 12c Database STIG - バージョン1、リリース3 (Oracle Database用)
Oracle 12c Database STIG - バージョン1、リリース3 (Oracle Cluster Database用)
Oracle 11.2g Database STIG - バージョン1、リリース6 (Oracle Database用)
Oracle 11.2g Database STIG - バージョン1、リリース6 (Oracle Cluster Database用)
セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.1) (Oracle WebLogic Server 12c用)
セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.2) (Oracle WebLogic Server 12c用)
Oracle HTTP Server 12.1.3のセキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1)
STIGの詳細は、Information Assurance Support EnvironmentのWebサイト(http://iase.disa.mil/stigs/Pages/index.aspx
)を参照してください。
データベース、WebLogicドメインがSTIGコンプライアンス標準またはその他のサポートされているターゲット・タイプを満たしているかどうかを判断するには、データベースまたはWebLogicドメイン・ターゲットを標準と関連付ける必要があります。
モニタリング・テンプレート、構成コレクションおよびコンプライアンス間の関係:
WLSおよびOracle HTTP Serverのコンプライアンス標準のSTIGにおけるコンプライアンス標準ルールは、「リポジトリ・ルール」のタイプに該当します。つまり、これに該当する自動化されたルールは、各ルールがEnterprise Managerによって管理リポジトリ内に収集および保存された構成アイテムと照合されるようになります。
既定では、このWLSコンプライアンス標準のSTIGと比較評価する必要のあるWLS構成アイテムは、あらかじめ有効化されています。ただし、管理者は、ターゲットの「メトリックと収集設定」ページ、またはモニタリング・テンプレートによってWLS構成の収集を無効化することもできます。このような収集の無効化は、WLS 12cのSTIGでコンプライアンスを評価するEnterprise Managerの機能に悪影響を及ぼすこともあります。
STIGコンプライアンス標準を処理するオプションは4つあります。
STIGチェックの推奨に従ってサポートされているターゲット・タイプ上のセキュリティ構成を修正することによって違反に対処します。
「エンタープライズ」メニューから「コンプライアンス」を選択し、「結果」を選択します。
STIGコンプライアンス標準の行を選択し、「違反の管理」をクリックします。
表のなかでルール違反の行を探し、右端の列の推奨される修正をメモします。
推奨に従って変更を加えた後、Enterprise ManagerでデータベースまたはWebLogicドメイン構成をリフレッシュします。たとえば、データベース・ターゲットについて考えてみます。
自動化できないチェックは、手動ルールとして実装されます。これらのチェックは、管理者がルール説明やSTIGガイドそのものに記載されている手順に従って実行する必要があります。
手動ルールを含むコンプライアンス標準が最初にターゲットに関連付けられると、各手動ルールによって1つの違反が生成されます。これにより、管理者はチェックの正常完了後に違反をクリアできるようになります。プロセス中、操作を実行しているユーザーおよび操作の説明が記録されます。また、ユーザーは有効期限を設定することもでき、この期限になると違反が再生成されます。これにより、コンプライアンスが定期的に再評価されます。
「エンタープライズ」メニューから「コンプライアンス」を選択し、「結果」を選択します。
STIGコンプライアンス標準の行を選択し、「違反の管理」をクリックします。
「手動ルール違反」タブを選択します。
1つ以上のルールを選択し、「違反のクリア」をクリックします。
理由および有効期限(オプション)を入力し、「OK」をクリックします。
違反を抑止すると、結果およびコンプライアンス・スコアの計算から違反が削除されます。抑止されていても、抑止された違反が表示された管理ビューを使用してレポートを作成することはできます。
違反は永続的にも一時的にも抑止できるため、永続的な例外や猶予期間が可能になります。日付を入力するよう選択した場合、基礎となる条件が修正される結果として日付が消去されないかぎり、違反はその日付に再表示されます。
違反を検出するルールの意図は望ましいが、環境に合うようにそのルールの微調整が必要な場合があります。STIGコンプライアンス標準では、コンプライアンス標準の違反を評価する問合せを表示してカスタマイズすることができます。そのプロセスには次の作業が含まれます。
プロセスを示すために、データベース・ルールDG0116 DBMS privileged role assignments
の問合せを更新するシナリオを想定します。
STIG構成拡張をカスタマイズするには、次の手順を実行します。
コンプライアンス標準ルールをカスタマイズするには、次の手順を実行します。
DG0116 DBMS privileged role assignments
を検索します。新しいルールでコンプライアンス標準を作成するには、次の手順を実行します。
カスタム・コンプライアンス標準は、ターゲット・データベースと関連付けできるようになりました。詳細は、「STIGコンプライアンス標準ターゲットの関連付け」を参照してください。
Enterprise Managerのセキュリティ技術導入ガイドの実装では、いくつかの例外があります。次の項に例外を示します。
Enterprise ManagerのOracle Database用セキュリティ技術導入ガイドの実装では、Windowsデータベースを完全にはサポートしていません。次のルールは、Windowsデータベースでは違反をレポートしません。
Enterprise Managerのセキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.1)およびOracle WebLogic Server 12c用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.2)の実装は、完全には自動化されていません。
次のルールは、常に違反をレポートし、手動で検証する必要があります。
Enterprise ManagerのOracle HTTP Server 12.1.3用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1)の実装は、完全には自動化されていません。
次のルールは、常に違反をレポートし、手動で検証する必要があります。
Enterprise ManagerのOHS 12.1.3用STIGバージョン1のコンプライアンス標準には、DISAから公開されたOHS 12.1.3用STIGバージョン1のCAT Iレベル・ルールが含まれます。CAT IIおよびCAT IIIルールはコンプライアンス標準に含まれていないため、Enterprise Manager Cloud Controlの外部で追跡する必要があります。DISAから公開されたOHS 12.1.3用STIGバージョン1の全ルールの完全なリストは、http://iase.disa.mil/stigs/app-security/web-servers/Pages/index.aspxを参照してください。
Enterprise ManagerのOracle Database 11g STIGおよび12c STIGの実装は、チェックリストとは少し異なっています。変更された点は、エラー修正、チェックの機能強化(追加のデフォルト・ユーザー)、手動チェックを指定できる自動スクリプトなどです。変更内容を確認および理解して、それらを環境で受容できるか確認することが重要です。受容できない場合は、要件に合うように前述のカスタマイズ手順に従ってください。変更の詳細は、オラクル社によって強化されたセキュリティ技術導入ガイドライン(STIG)ルールを参照してください。
注意:
Oracle WebLogic Server 12c用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.1)、Oracle WebLogic Server 12c用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.2)、およびOracle HTTP Server 12.1.3用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1)のコンプライアンス標準に変更や逸脱はありません。
表22-1 Oracle Database 12c, バージョン1, リリース3 STIGSとの相違点
STIG ID | Oracleの変更内容 |
---|---|
SV-75899r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。監査データが少なくとも1年間保持されているか手動でチェックする必要があります。 |
SV-75903r1_rule |
インスタンス名にバージョン番号が含まれているかをチェックするために、さらに詳細な問合せを用意しました。 |
SV-75905r1_rule |
dba_repcatalogにレコードがある場合にのみ違反としてdb_linkを返すようにルール問合せを結合しました。 |
SV-75907r1_rule |
各ファイルが別々のRAIDデバイスにあるか手動でチェックする必要があります。 |
SV-75909r1_rule |
違反を取得するためのより厳しい問合せを使用しました。RAIDデバイスが使用されているか手動でチェックする必要があります。 |
SV-75923r1_rule |
デフォルトのユーザー/ロールを問合せに追加しました - 'APEX_030200'、'APEX_040200'、'DVSYS'、'SYSKM'および'DV_ACCTMGR'。 |
SV-75927r1_rule |
デフォルトのユーザー/ロールを問合せに追加しました - 'DBA'、'DV_ACCTMGR'、'DV_OWNER'、'RECOVERY_CATALOG_OWNER'、'SPATIAL_CSW_ADMIN_USR'および'SPATIAL_WFS_ADMIN_USR'。 |
SV-75931r2_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-75937r2_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-75945r1_rule |
必須ではないアプリケーション・ユーザー権限の割当てを分析するために権限分析ポリシーが定義/実行されているかをチェックする問合せを追加しました。 |
SV-75947r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-75951r1_rule |
デモ・アカウント - 'HR'、'OE'、'PM'、'IX'、'SH'および'SCOTT'を含めるように問合せを変更しました。 |
SV-75953r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-75957r1_rule |
リストにないデフォルトのユーザー/ロールを追加するように問合せを変更しました。 |
SV-76001r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76017r1_rule |
ルール問合せを結合しました。 |
SV-76021r2_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76023r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76025r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76035r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76037r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76039r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76041r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76043r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。セキュリティ情報にアクセスしているリモート・セッションが監査されているか手動でチェックする必要があります。 |
SV-76045r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76051r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76053r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76055r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているか、およびアカウントの作成が監査されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76059r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているか、およびアカウントの変更が監査されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76061r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。アカウントの無効化が監査されているか手動でチェックする必要があります。 |
SV-76063r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているか、およびアカウントの終了が監査されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76081r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76085r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。特権アカウントのすべての使用が監査されているか手動でチェックする必要があります。 |
SV-76093r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76095r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76097r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76099r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76101r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76103r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76105r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76111r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76115r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76117r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76121r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76123r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76125r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76127r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76129r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76131r1_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76143r2_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76145r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76147r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76157r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76159r1_rule |
監査レコードが保護されているかをチェックするためにルール問合せを結合しました。 |
SV-76161r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76163r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76167r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76173r1_rule |
追加されている特殊文字が原因で問合せが正常に実行できないため、手動で操作するようにしました。 |
SV-76175r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76181r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76193r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76195r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76197r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76199r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76203r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76205r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76207r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76209r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76211r2_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76213r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76215r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76217r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76219r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76221r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76229r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76237r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76245r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76247r2_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76249r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76251r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76253r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76255r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76257r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76261r1_rule |
'SYSTEM'、'SYSAUX'、'UD1'、'TEMP'、'SYSEXT'および'UNDOTBS'を除外するように問合せを変更しました。 |
SV-76263r1_rule |
'SYSTEM'、'SYSAUX'、'UD1'、'TEMP'、'SYSEXT'および'UNDOTBS'を除外するように問合せを変更しました。 |
SV-76275r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76287r2_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているか、およびアカウントの作成が監査されているかをチェックするために結合しました。通知されているか手動でチェックする必要があります。 |
SV-76289r2_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているか、およびアカウントの変更が監査されているかをチェックするために結合しました。通知されたか手動でチェックする必要があります。 |
SV-76291r2_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているか、およびアカウントの無効化が監査されているかをチェックするために結合しました。通知されたか手動でチェックする必要があります。 |
SV-76293r2_rule |
従来システムまたは統合システムを使用して監査が有効化されているか、およびアカウントの終了が監査されているかをチェックするために結合しました。通知されたか手動でチェックする必要があります。 |
SV-76299r1_rule |
oracleのデフォルトのユーザー/ロールを除外するように問合せを変更しました。 |
SV-76301r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76307r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76309r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76339r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76365r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76377r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
SV-76455r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-76457r1_rule |
オラクル社が問合せを追加しました。 |
表22-2 Oracle Database 11g, V8, R8およびR11 STIGとの相違点
STIG ID | Oracleの変更内容 |
---|---|
DG0008 |
デフォルトのユーザー/ロールを追加しました。 |
DG0009 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DG0012 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DG0019 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DG0077 |
デフォルトのユーザー/ロールを追加しました。 |
DG0079 |
問合せが間違っています。NULLを文字列'NULL'に置換しました。 |
DG0091 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DG0102 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DG0116 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DG0117 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DG0119 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DG0121 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DG0123 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DG0152 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DG0179 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DO0120 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DO0145 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DO0155 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DO0221 |
デフォルト・インスタンス名としてorclを使用しました。 |
DO0231 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DO0250 |
dba_repcatalogにレコードがある場合にのみ違反としてdb_linkを返すようにルール問合せを結合しました。 |
DO0270 |
違反を取得するためのより厳しい問合せを使用しました。 |
DO0286 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DO0287 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DO0340 |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
DO0350 |
デフォルトのユーザー/ロールを追加しました。 |
DO3536 |
問合せを結合しました。制限のDEFAULT値を逆参照しました。 |
DO3609 |
デフォルトのユーザー/ロールを追加しました。 |
DO3689 |
デフォルトのユーザー/ロールを追加しました。 |
DO6740 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
DO6746 |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
表22-3 Oracle Database 11gR2, V1リリース2 STIGとの相違点
STIG ID | Oracleの変更内容 |
---|---|
SV-66381r1_rule |
オラクル社が問合せを実装しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66395r1_rule |
フィルタとして'SYSTEM'および'DELETE_CATALOG_ROLE'を追加しました。 |
SV-66401r1_rule |
問合せ内の表名を固定しました。チェック対象の権限を追加しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66405r1_rule |
問合せ内の表名を固定しました。チェック対象の権限を追加しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66419r1_rule |
STIGドキュメントに間違った問合せがあります。ルールの新しい問合せを準備しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66427r1_rule |
3つの条件を1つに結合しました。次の場合、問合せで違反が発生します。
|
SV-66439r1_rule |
デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66441r1_rule |
デフォルト・プロファイルを参照解除しました。 |
SV-66459r1_rule |
ルールによるデータベース・アーカイブ・ログ・モードのチェックは、"archive log list"コマンドを使用せずにリポジトリ表から行われます。 |
SV-66485r1_rule |
オラクル社が問合せを提供しました。Fix Textからlimit=35を使用しました。 |
SV-66489r1_rule |
オラクル社が問合せを提供しました。Fix Textからlimit=6を使用しました。 |
SV-66507r1_rule |
デフォルト・プロファイルを参照解除しました。 |
SV-66553r1_rule |
オラクル社が問合せを提供しました。 |
SV-66571r1_rule |
オラクル社が問合せを提供しました。Fix Textからlimit=35を使用しました。 |
SV-66599r1_rule |
オラクル社が問合せを提供しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66623r1_rule |
オラクル社が問合せを提供しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66627r1_rule |
デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66647r1_rule |
ドキュメントから問合せを結合しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66651r1_rule |
ドキュメントから問合せを結合しました。デフォルト・ユーザーをカウント対象外としました。 |
SV-66657r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-66663r1_rule |
SYSTEM表領域のチェックを追加しました。 |
SV-66665r1_rule |
SYSTEM表領域のチェックを追加しました。 |
SV-66669r1_rule |
Oracleではこのルールは常に合格します。 |
SV-66673r1_rule |
Oracleではこのルールは常に合格します。 |
SV-68205r1_rule |
ユーザーはレプリケーションに使用するdb_linksを手動でカウント対象外とする必要があります。 |
SV-68229r1_rule |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
SV-68233r1_rule |
違反コンテキストの改良のために、問合せで追加の列を選択しました。 |
SV-68235r1_rule |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
SV-68241r1_rule |
違反コンテキストの改良のために、問合せで追加の列を選択しました。 |
SV-68249r1_rule |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
SV-68257r1_rule |
デフォルト・ユーザーを追加しました。 |
SV-68283r1_rule |
オラクル社がスクリプトを提供しました。 |
SV-66431r1_rule |
問合せでsys.v$parameterではなくv$parameterを使用します。 |
Enterprise ManagerのOracle WebLogic Server 12c用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.1)およびOracle WebLogic Server 12c用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1.2)の実装には、自動化されたルールが含まれます。これらのルールでは、WebLogic構成設定を確認し、違反を生成します。実装されたルールを確認および理解して、それらを環境で受容できるか確認することが重要です。
Enterprise ManagerのOHS 12.1.3用STIGバージョン1のコンプライアンス標準には、DISAから公開されたOHS 12.1.3用STIGバージョン1のCAT Iレベル・ルールが含まれます。CAT IIおよびCAT IIIルールはコンプライアンス標準に含まれていないため、Enterprise Manager Cloud Controlの外部で追跡する必要があります。DISAから公開されたOHS 12.1.3用STIGバージョン1の全ルールの完全なリストは、http://iase.disa.mil/stigs/app-security/web-servers/Pages/index.aspxを参照してください。
Enterprise ManagerのOracle HTTP Server 12.1.3用セキュリティ技術導入ガイド(STIGバージョン1)の実装には、自動化されたルールが含まれます。これらのルールはOracle HTTP Server構成設定を確認し、違反を生成します。実装されたルールを確認および理解して、それらを環境で受容できるか確認することが重要です。