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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンス
13c リリース2
E78868-01
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20

この章では、管理リポジトリ・ビューの使用方法の例を示します。次のビューの例が含まれます:

20.1 ブラックアウト・ビュー

20.1.1 ブラックアウト下のターゲットをすべて返すには、どのようにしますか

ブラックアウト下のすべてのターゲットを返すには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type, start_time, end_time
FROM   mgmt$blackout_history
WHERE  sysdate BETWEEN start_time AND NVL(end_time,sysdate+1/60*60*24);

20.1.2 今後スケジュールされているブラックアウトのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$BLACKOUTSファイルには、システム内の既知のすべてのブラックアウトの定義が含まれています。今後スケジュールされているブラックアウトのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT blackout_name, reason, created_by, schedule_type, scheduled_time
FROM   mgmt$blackouts
WHERE  status = 'Scheduled';

20.1.3 過去30日間にブラックアウトしたターゲット数を表示するには、どのようにしますか。

MGMT$BLACKOUT_HISTORYファイルには、各ターゲットのすべての終了したブラックアウトの概要が含まれています。過去30日間にブラックアウトしたターゲット数を表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_type, COUNT(*) cnt
FROM   mgmt$blackout_history
WHERE  start_time > SYSDATE-30
GROUP BY target_type
 (*) = 1;

20.2 コンプライアンス・ビュー

20.2.1 すべてのコンプライアンス・ルールのリストを表示するには、どのようにしますか

すべてのコンプライアンス・ルールのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * 
FROM mgmt$compliance_standard_rule;

20.2.2 モニタリング・コンプライアンス・ルールのみを表示するには、どのようにしますか

モニタリング・コンプライアンス・ルールのみを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * 
FROM mgmt$compliance_standard_rule WHERE RULE_TYPE='Monitoring';

20.2.3 特定の作成者のすべてのリポジトリ・コンプライアンス・ルールを表示するには、どのようにしますか

作成者がJohn Smithのすべてのリポジトリ・コンプライアンス・ルールを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * 
FROM mgmt$compliance_standard_rule 
WHERE RULE_TYPE='Repository' AND AUTHOR='John Smith';

20.2.4 すべてのコンプライアンス標準のリストを表示するには、どのようにしますか

次の問合せで、このビューの使用方法の例を示します。

すべてのコンプライアンス標準のリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * 
FROM mgmt$compliance_standard;

20.2.5 特定のユーザーが所有するすべてのコンプライアンス標準を表示するには、どのようにしますか

John Smithが所有するすべてのコンプライアンス標準を表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$compliance_standard WHERE OWNER='John Smith';

20.2.6 すべてのコンプライアンス標準グループのリストを表示するには、どのようにしますか

すべてのコンプライアンス標準グループのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$compliance_standard_group;

20.2.7 すべての本番のコンプライアンス標準グループを表示するには、どのようにしますか

すべての本番のコンプライアンス標準グループを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$compliance_standard_group WHERE LIFECYCLE_STATUS='Production';

20.2.8 標準を含まないコンプライアンス標準の結果を問い合せるには、どのようにしますか

標準を含まないコンプライアンス標準の結果を問い合せるには、次の問合せを入力します。ここで、?は、各属性の値を表します。

SELECT * FROM mgmt$cs_eval_summary WHERE cs_guid = ? AND target_guid = ?;

注意:

CS_GUIDを取得するには、MGMT$COMPLIANCE_STANDARDビューに名前やターゲット・タイプなどのコンプライアンス標準属性を問い合せます。次に例を示します。

SELECT CS_NAME FROM mgmt$compliance_standard;

20.2.9 標準を含むコンプライアンス標準の結果を取得するには、どのようにしますか

次の問合せで、このビューの使用方法の例を示します。

標準を含むコンプライアンス標準の結果を取得するには、次の問合せを入力します。ここで、?は、各属性の値を表します。

SELECT * FROM mgmt$composite_cs_eval_summary WHERE root_cs_guid = ? AND root_target_guid = ?;

この問合せは、ルート・コンプライアンス標準またはルート・ターゲットについて想定される次のすべての結果の値を返します。

  • ROOT_GUID

  • RQS_GUID

  • CS_GUID

  • ROOT_TARGET_GUID

20.2.10 ターゲットに対するコンプライアンス標準のコンプライアンス標準ルールの結果を取得するには、どのようにしますか

ターゲットに対するコンプライアンス標準のコンプライアンス標準ルールの結果を取得するには、次の問合せを入力します。ここで、?は、ROOT_CS_GUIDおよびROOT_TARGET_GUIDの値を表します。

SELECT * FROM mgmt$cs_rule_eval_summary WHERE root_cs_guid = ? AND root_target_guid = ?;

20.2.11 コンプライアンス標準グループの結果を取得するには、どのようにしますか

コンプライアンス標準グループの結果を取得するには、次の問合せを入力します。ここで、?は、CS_GUIDの値です。

SELECT * FROM mgmt$cs_group_eval_summary WHERE cs_guid = ?;

注意:

CS_GUIDを取得するには、MGMT$COMPLIANCE_STANDARDビューに名前やターゲット・タイプなどのコンプライアンス標準属性を問い合せます。次に例を示します。

SELECT CS_NAME FROM mgmt$compliance_standard;

20.2.12 コンプライアンス標準とターゲットの関連付け情報を取得するには、どのようにしますか

コンプライアンス標準とターゲットの関連付け情報を取得するには、次の問合せを入力します。ここで、?は、各属性の値を表します。

SELECT * FROM mgmt$cs_target_assoc WHERE cs_guid = ? AND target_guid = ?;

注意:

CS_GUIDを取得するには、MGMT$COMPLIANCE_STANDARDビューに名前やターゲット・タイプなどのコンプライアンス標準属性を問い合せます。次に例を示します。

SELECT CS_NAME FROM mgmt$compliance_standard;

20.2.13 コンプライアンス・ルールのアクティブな違反の違反IDを取得するには、どのようにしますか

違反GUIDを取得するには、次の問合せを入力します。ここで、?は、RULE_GUIDの値を表します。

SELECT * FROM mgmt$csr_current_violation WHERE rule_guid=?;

20.2.14 違反列情報を取得するには、どのようにしますか

違反に関して収集するようコンプライアンス・ルールに定義されている追加の列を取得するには、次の問合せを入力します。ここで、?は、VIOLATION_GUIDの値を表します。

SELECT * FROM mgmt$csr_violation_context WHERE violation_guid=?;

注意:

VIOLATION_GUIDを取得するには、MGMT$CSR_CURRENT_VIOLATIONビューに問い合せます。次に例を示します。

SELECT * FROM mgmt$csr_current_violation WHERE rule_guid=?;

詳細は、コンプライアンス・ルールのアクティブな違反の違反IDを取得するには、どのようにしますかを参照してください。

20.2.15 コンプライアンス・ルール違反コンテキスト定義関連メタデータにアクセスするには、どのようにしますか

コンプライアンス・ルール違反コンテキスト定義関連メタデータにアクセスするには、次の問合せを入力します。ここで、?は、RULE_GUIDの値を表します。

SELECT * FROM mgmt$em_rule_viol_ctxt_def WHERE rule_guid=?;

20.2.16 違反しているすべてのバンドルを検出するには、どのようにしますか

違反(バンドル内の1つ以上の監視が未認可)のすべてのバンドルを検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$ccc_all_obs_bundles WHERE bundle_in_violation = 'true';

20.2.17 違反しているすべてのバンドルのすべての監視(すべての状態)を検出するには、どのようにしますか

違反しているすべてのバンドルのすべての監視(すべての状態)を検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT * 
FROM mgmt$ccc_all_observations o, mgmt$ccc_all_obs_bundles b 
WHERE o.bundle_id=b.bundle_id AND b.bundle_in_violation='true';

20.2.18 特定の期間にすべてのターゲットで発生したすべてのアクションのリストを取得するには、どのようにしますか

特定の期間にすべてのターゲットで発生したすべてのアクションのリストを取得するには、hh:mmが時間(時分)である次の問合せを入力します。

SELECT * 
FROM mgmt$ccc_all_observations 
WHERE action_time BETWEEN hh:mm AND hh:mm;

20.2.19 特定の期間に1つのターゲットで発生したすべてのアクションのリストを取得するには、どのようにしますか

特定の期間に1つのターゲットで発生したすべてのアクションのリストを取得するには、hh:mmが時間(時分)であり、target_nameがターゲットの名前である次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$ccc_all_observations WHERE action_time BETWEEN hh:mm AND hh:mm and target = target_name;

20.2.20 特定の期間に1つのターゲットで発生したすべてのファイル変更のリストを取得するには、どのようにしますか

特定の期間に1つのターゲットで発生したすべてのファイル変更のリストを取得するには、hh:mmが時間(時分)であり、target_nameがターゲットの名前である次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$ccc_all_observations WHERE action_time BETWEEN hh:mm and hh:mm and target = target_name and entity_type = 'OS File';

注意:

'OS File'をCloud Controlコンソールの任意のエンティティ・タイプ('OS Process''OS User'など)に置き換えることができます。

20.2.21 特定の期間に発生したすべての未認可のアクションのリストを取得するには、どのようにしますか

特定の期間に発生したすべての未認可のアクションのリストを取得するには、hh:mmが時間(時分)であり、target_nameがターゲットの名前である次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$ccc_all_observations WHERE action_time BETWEEN hh:mm and hh:mm and target = target_name and audit_status='Unauthorized';

20.2.22 sudoのすべての出現のリストを取得するには、どのようにしますか

sudoのすべての出現のリストを取得するには、hh:mmが時間(時分)であり、target_nameがターゲットの名前である次の問合せを入力します。

SELECT * FROM mgmt$ccc_all_observations WHERE action_time BETWEEN hh:mm and hh:mm and target = target_name and action = 'osuser_sudo_suc';

使用可能なすべてのアクションは、EM_CCC_META_OBSTYPE表で確認できます。

20.3 エンタープライズ構成管理ビュー

20.3.1 現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるすべてのエンタープライズ構成管理スナップショット(現在および保存されたスナップショットの両方)のリストを表示するには、どのようにしますか

現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるすべてのスナップショット(現在および保存されたスナップショットの両方)のリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT * from mgmt$ecm_visible_snapshots 
WHERE target_type = 'oracle_database';

20.3.2 現在のすべての構成スナップショットのリストを取得し、かつログイン・ユーザーに基づいてスナップショットへのアクセスを制限するには、どのようにしますか

すべてのエンタープライズ構成管理の現在の構成スナップショットのリストを表示して、ログイン・ユーザーに基づいてスナップショットへのアクセスを制限するには、次の問合せを入力します。

SELECT * from mgmt$ecm_current_snapshots 
WHERE target_type='oracle_database'

20.3.3 比較に含まれたターゲットを表示するには、どのようにしますか

比較に含まれたターゲットを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type FROM mgmt$ecm_cmp_visible_configs;

20.3.4 第1ターゲットと第2ターゲットの組合せの最新の比較ジョブ結果を表示するには、どのようにしますか

第1ターゲットと第2ターゲットの組合せの最新の比較ジョブ結果を取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT job_name, job_owner 
FROM  mgmt$ecm_cmp_job_last_results 
WHERE first_target ='?' 
  AND second_target='?'

20.3.5 第1ターゲットと第2ターゲットの組合せに対して実行されたすべての比較ジョブを表示するには、どのようにしますか

第1ターゲットと第2ターゲットの組合せに対して実行されたすべての比較ジョブを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT job_name, job_owner 
FROM  mgmt$ecm_cmp_jobs 
WHERE first_target ='?' 
  AND second_target='?' ;

20.3.6 比較における各構成アイテムごとの比較差分数を表示するには、どのようにしますか

比較における各構成アイテムごとの比較差分数を表示する方法。

SELECT config_item , total_ci_diffs , first_target, second_target 
FROM mgmt$ecm_cmp_rpt_ci_diffs 
WHERE first_target='? 
  AND second_target='?' ;

20.3.7 比較CCSデータソース情報(CCSファイル名および差分ステータスなど)を表示するには、どのようにしますか

比較CCSデータソース情報(CCSファイル名など)を表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT  ccs_ds, ccs_ds_attr_diff_type  
FROM  mgmt$ecm_cmp_rpt_ccs_ds 
WHERE first_target='?' 
  AND second_target='?' ;

20.3.8 比較CCSデータソースの詳細情報を表示するには、どのようにしますか

比較CCSデータソースの詳細情報を表示するには、次の問合せを入力することで指定した比較のファイル・レベルの差分を取得します。

SELECT ccs_ds_attr_diff_type, attr_diff_type, ccs_ds, display_attr_col_name, first_target, second_target 
FROM  mgmt$ecm_cmp_rpt_ccs_ds_dtls ;

20.3.9 比較CCSデータを取得するには、どのようにしますか

指定した比較(結果が同じものと差分のもの)に使用可能なCCS解析済データを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT first_target, second_target, ccs_ds, path, attr_col_name, parsed_diff_type, first_attr_value, second_attr_value 
FROM mgmt$ecm_cmp_rpt_ccs_pd_all ;

20.3.10 現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるすべてのCCSデータソースまたは収集されたCCSファイルのリストを取得するには、どのようにしますか

現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるすべてのCCSデータソースまたは収集されたCCSファイルのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT ccs_ui_name, display_target_name, data_source_name, full_path 
FROM mgmt$ccs_data_source_visible 
WHERE target_type='weblogic_j2eeserver';

20.3.11 現在のEnterprise Managerユーザーに表示される現在のCCSデータソースまたは収集されたCCSファイルのリストを取得するには、どのようにしますか

現在のEnterprise Managerユーザーに表示される現在の(つまり、最後に取得された)CCSデータソースまたは収集されたCCSファイルのリストを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT ccs_ui_name, cm_target_name, data_source_name, full_path 
FROM mgmt$ccs_data_source;

20.3.12 現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるCCS解析済データを表示するには、どのようにしますか

現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるCCS解析済データを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT distinct ccs_ui_name, data_source_name, attr, value 
FROM mgmt$ccs_data_visible 
WHERE target_type='weblogic_j2eeserver';

20.3.13 現在のCCS解析済データを表示するには、どのようにしますか

現在のCCS解析済データを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT distinct ccs_ui_name, data_source_name, attr, value 
FROM mgmt$ccs_data 
WHERE cm_target_type='weblogic_j2eeserver';

20.4 ハードウェア・ビュー

20.4.1 ホストとデプロイ先のOracle VMゲスト・ターゲットとの間に関連付けを作成する導出関連付けルールを作成するには、どのようにしますか

次の例は、Oracle VMゲスト・ターゲット・タイプとホストの間のルールの例です。ルールは、ホストの公開済EDK MGMT$HW_NICビューおよびECMによって生成されたCM$VT_VM_VNICビューに依存します。ルールが、Oracle VMゲスト・ターゲット・タイプを定義するプラグインに存在する場合、そのターゲット・タイプに属するスナップショット・タイプのCM$ビューおよび、別のプラグインに存在することのある、EDKでアクセス可能なホスト・ターゲット・タイプのビュー(MGMT$ビュー)を参照できます。

<Rule name="host_deployed_on_oracle_vm_guest">
    <query>
        SELECT 'deployed_on' AS assoc_type,
               host.target_guid AS source_me_guid,
               guest.cm_target_guid AS dest_me_guid
        FROM   mgmt$hw_nic host,
               cm$vt_vm_vnic guest
        WHERE  guest.mac_address = host.mac_address_std
    </query>
    <trigger>
        <targetType>host</targetType>
        <snapshotType>ll_host_config</snapshotType>
        <table>MGMT$HW_NIC</table>
        <idColumn>source</idColumn>
    </trigger>
    <trigger>
        <targetType>oracle_vm_guest</targetType>
        <snapshotType>ovm_guest_config</snapshotType>
        <table>CM$VT_VM_VNIC</table>
        <idColumn>destination</idColumn>
    </trigger>
</Rule>;

20.5 インベントリ・ビュー

20.5.1 メトリックのターゲットの数を取得するには、どのようにしますか

メトリックのターゲットの数を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT   metric_name, COUNT(DISTINCT target_name)
FROM     mgmt$target_type 
WHERE    target_type = 'oracle_database'
GROUP BY metric_name;

20.5.2 バージョンの管理エージェントの数を取得するには、どのようにしますか

バージョンの管理エージェントの数を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT   property_value, COUNT(*)
FROM     mgmt$target_properties
WHERE    target_type = 'oracle_emd'
  AND    property_name = 'Version'
GROUP BY property_value;

20.5.3 すべてのエージェント側ターゲットのリストを取得するには、どのようにしますか。

エージェント側ターゲットのリストを返すには:

SELECT target_type, type_display_name, COUNT(*) cnt
FROM mgmt$target
WHERE emd_url IS NOT NULL
GROUP BY target_type, type_display_name
ORDER BY target_type
;

20.5.4 各オペレーティング・システムの安全なおよび安全でない管理エージェントのリストを取得するには、どのようにしますか。

各オペレーティング・システムの安全なおよび安全でない管理エージェントのリストを返すには、次の問合せを入力します。

SELECT DECODE(type_qualifier1,' ','-unknown-',NULL,'-error-',type_qualifier1) os,
       SUM(DECODE(SUBSTR(emd_url,1,5),'https',1,0)) secure,
       SUM(DECODE(SUBSTR(emd_url,1,5),'https',0,1)) unsecure
FROM   mgmt$target
WHERE  target_type = 'oracle_emd'
GROUP BY type_qualifier1
ORDER BY os
;

20.5.5 特定のターゲット・タイプのターゲットが最も検出された管理エージェントのリストを取得するには、どのようにしますか。

特定のターゲット・タイプのターゲットが最も検出された上位5つの管理エージェントのリストを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT host_name, target_type, type_display_name, cnt
FROM   (
        SELECT host_name, target_type, type_display_name, COUNT(*) cnt
        FROM   mgmt$target
        WHERE  emd_url IS NOT NULL
        GROUP BY host_name, target_type, type_display_name
        ORDER BY cnt DESC
       )
WHERE  rownum <= 5
;

20.5.6 今日検出されたすべての管理エージェント側ターゲットのリストを取得するには、どのようにしますか。

今日検出されたすべての管理エージェント側ターゲットのリストを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_guid, target_name, target_type, host_name
FROM   mgmt$target
WHERE  emd_url IS NOT NULL
  AND  creation_date > TRUNC(SYSDATE)
ORDER BY host_name, target_type, target_name
;

20.5.7 ホストごとに破損しているターゲットの数を取得するには、どのようにしますか。

ホストごとに破損しているターゲットの数を取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT host_name, COUNT(*) cnt, broken_reason, MAX(broken_str) broken_str
FROM   mgmt$target
WHERE  broken_reason > 0
GROUP BY host_name, broken_reason
ORDER BY host_name, broken_reason
;

20.5.8 オペレーティング・システムごとに検出されたシステムの数を取得するには、どのようにしますか。

オペレーティング・システムごとに検出されたシステムの数を取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT DECODE(type_qualifier1,' ','-unknown-',NULL,'-error-',type_qualifier1) os, COUNT(*) cnt
FROM   mgmt$target
WHERE  target_type = 'host'
GROUP BY type_qualifier1
ORDER BY type_qualifier1
;

20.5.9 単一システムで検出された同じタイプのターゲットの最大数を取得するには、どのようにしますか。

単一システムで検出された同じタイプのターゲットの最大数を取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT DISTINCT target_type, type_display_name, cnt
FROM   (
        SELECT host_name, target_type, type_display_name, cnt, RANK() OVER (PARTITION BY target_type ORDER BY cnt DESC) rnk
        FROM   (
                SELECT host_name, target_type, type_display_name, COUNT(*) cnt
                FROM   mgmt$target
                WHERE  emd_url IS NOT NULL
                GROUP BY host_name, target_type, type_display_name
               )
       )
WHERE  rnk = 1
  AND  cnt > 1
ORDER BY target_type
;

20.5.10 各データベースのリスナー・ポートを取得するには、どのようにしますか

各データベースのリスナー・ポートを返すには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, property_value
FROM   mgmt$target_properties
WHERE  target_type = 'oracle_database'
  AND  property_name = 'Port';

20.5.11 各カテゴリ・バージョンのデータベースの数を取得するには、どのようにしますか

各カテゴリ・バージョンのデータベースの数を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT   property_value, COUNT(*)
FROM     mgmt$target_properties
WHERE    target_type = 'oracle_database'
  AND    property_name = 'VersionCategory'
GROUP BY property_value;

20.5.12 各カテゴリ・バージョンとCPU数のデータベースの数を取得するには、どのようにしますか

各カテゴリ・バージョンとCPU数のデータベースの数を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT   p1.property_value "Version", p2.property_value "CPU Count", COUNT(*) "Total"
FROM     mgmt$target_properties p1, mgmt$target_properties p2
WHERE    p1.target_type = 'oracle_database'
  AND    p1.target_guid = p2.target_guid
  AND    p1.property_name = 'VersionCategory'
  AND    p2.property_name = 'CPUCount'
GROUP BY p1.property_value, p2.property_value
ORDER BY p1.property_value, p2.property_value;

20.5.13 各カテゴリ・バージョンとOSプラットフォームのデータベースの数を取得するには、どのようにしますか

各カテゴリ・バージョンとOSプラットフォームのデータベースの数を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT   p3.property_value "Platform", p1.property_value "Version", COUNT(*) "Total"
FROM     mgmt$target_properties p1, mgmt$target_properties p2, mgmt$target_properties p3
WHERE    p1.target_type = 'oracle_database'
  AND    p1.target_guid = p2.target_guid
  AND    p3.target_name = p2.property_value
  AND    p3.target_type = 'host'
  AND    p1.property_name = 'VersionCategory'
  AND    p2.property_name = 'MachineName'
  AND    p3.property_name = 'OS'
GROUP BY p3.property_value, p1.property_value
ORDER BY p3.property_value, p1.property_value;

20.5.14 ホスト数をオペレーティング・システムごとにグループ化して検出するには、どのようにしますか

MGMT$TARGETSファイルには、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlで定義されたすべてのターゲットが含まれています。オペレーティング・システムごとにグループ化されたホスト数を検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT type_qualifier1, COUNT(*) cnt
FROM   mgmt$target
WHERE  target_type = 'host'
GROUP BY type_qualifier1;

20.5.15 Oracle Enterprise Manager Cloud Control Webサイトの定義で使用されているターゲットのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$TARGET_COMPOSITEファイルには、Oracle Enterprise Manager Controlで定義されているすべてのグループ・ターゲットのすべてのメンバーがリストされています。Oracle Enterprise Manager Cloud Control Webサイトの定義で使用されるターゲットのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT member_target_name, member_target_type
FROM   mgmt$target_composite
WHERE  composite_name = 'Grid Control'
  AND  composite_type = 'website';

20.5.16 Cloud Controlインフラストラクチャ・グループのタイプごとにグループ化されたターゲット数を検出するには、どのようにしますか

MGMT$TARGET_MEMBERSファイルには、Oracle Enterprise Manager Controlで定義されたすべてのコンテナ・ターゲットのすべてのメンバーがリストされています。Cloud Controlインフラストラクチャ・グループのタイプごとにグループ化されたターゲット数を検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT member_target_type, COUNT(*) cnt
FROM   mgmt$target_members
WHERE  aggregate_target_name = 'GC Infrastructure'
  AND  aggregate_target_type = 'composite'
GROUP BY member_target_type;

20.5.17 バージョンごとにグループ化された管理エージェント数を検出するには、どのようにしますか

MGMT$TARGET_PROPERTIESファイルには、すべてのターゲットのモニタリング・プロパティが含まれています。バージョンごとにグループ化された管理エージェント数を検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT property_value, COUNT(*) cnt
FROM   mgmt$target_properties
WHERE  property_name = 'Version'
  AND  target_type = 'oracle_emd'
GROUP BY property_value;

20.5.18 システムoms.test.com上の管理エージェントのすべてのメトリックのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$TARGET_TYPEファイルには、ターゲットごとに収集されたすべてのメトリックが含まれています。システムoms.test.com上の管理エージェントのすべてのメトリックのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT metric_label, column_label
FROM   mgmt$target_type
WHERE  target_type = 'oracle_emd'
  AND  target_name = 'oms.test.com:3872'
  AND  TRIM(metric_column) IS NOT NULL;

20.5.19 リポジトリ内のすべてのクラスタ化されたターゲットのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$TARGET_TYPE_PROPERTIESファイルには、すべてのターゲットの内部モニタリング・プロパティが含まれています。管理リポジトリ内のすべてのクラスタ化されたターゲットのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type
FROM   mgmt$target_type_properties
WHERE  property_name  = 'is_cluster'
  AND  property_value = 1;

20.6 ジョブ・ビュー

20.6.1 実行中のすべての繰返しジョブのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$JOBSファイルには、システムで定義されているすべてのジョブの定義が含まれています。すべての実行中の繰返しジョブのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT job_name, job_owner, job_type, start_time,schedule_type
FROM   mgmt$jobs
WHERE  NVL(end_time,SYSDATE+1) > SYSDATE
  AND  is_library     = 0
  AND  schedule_type != 'One Time';

20.6.2 各ジョブ所有者に送信された失敗ジョブの通知数を表示するには、どのようにしますか

MGMT$JOB_ANNOTATIONSファイルには、ジョブの状態変更に対して送信されたすべての通知の概要が含まれています。各ジョブ所有者に対して、失敗したジョブに送信された通知数を表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT job_owner, COUNT(*) cnt
FROM   mgmt$job_annotations
WHERE  job_status = 'FAILED'
  AND  occurrence_timestamp > SYSDATE-30
GROUP BY job_owner;

20.6.3 ターゲットとして管理リポジトリ自体を持つすべてのジョブのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$JOB_TARGETSファイルには、定義されたジョブで使用されるすべてのターゲットのリストが含まれています。ターゲットとして管理リポジトリ自体を持つすべてのジョブのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT job_name, job_owner, job_type
FROM   mgmt$job_targets
WHERE  target_type = 'oracle_emrep';

20.7 管理テンプレート・ビュー

20.7.1 すべてのパブリック・テンプレートのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$TEMPLATESファイルには、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlで定義されたすべてのテンプレートが含まれています。すべてのパブリック・テンプレートのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_type, template_name, owner, created_date
FROM   mgmt$templates
WHERE  is_public = 1;

20.8 メトリック・ビュー

20.8.1 アラートログ・メトリックの現在のしきい値を返すには、どのようにしますか

アラートログ・メトリックの現在のしきい値を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, metric_column, warning_operator, warning_threshold, critical_operator, critical_threshold
FROM   mgmt$metric_collection
WHERE  target_type = 'oracle_database'
  AND  metric_name = 'alertLog'
ORDER BY target_name, metric_column;

20.8.2 管理エージェントのメトリックのすべてのメトリック・エラーのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$METRIC_ERROR_CURRENTファイルには、すべての未解決のメトリック・エラーがリストされます。管理エージェントのメトリックのすべてのメトリック・エラーのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, metric_name, collection_timestamp, error_message
FROM   mgmt$metric_error_current
WHERE  target_type = 'oracle_emd';

20.8.3 過去30日間のホスト・ターゲットのUDMメトリック・エラー数を検出するには、どのようにしますか。

MGMT$METRIC_ERROR_HISTORYファイルには、すべての解決済のメトリック・エラーの概要が含まれています。過去30日間のターゲット・ホストのUDMメトリック・エラーを検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, COUNT(*) cnt
FROM   mgmt$metric_error_history
WHERE  target_type = 'host'
  AND  metric_name = 'UDM'
  AND  error_message IS NOT NULL
  AND  collection_timestamp > SYSDATE-30
GROUP BY target_name;

20.9 モニタリング・ビュー

20.9.1 未処理の重大度のデータベース・メトリックを取得するには、どのようにしますか

未処理の重大度のデータベース・メトリックを返すには、次の問合せを入力します。

SELECT   target_name, metric_name, COUNT(*),
         TO_CHAR(MAX(collection_timestamp),'DD-MON-YYYY HH24:MI:SS')
FROM     mgmt$alert_current
WHERE    target_type = 'oracle_database'
GROUP BY target_name, metric_name;

20.9.2 管理エージェントのすべての無効なメトリックのリストを取得するには、どのようにしますか

管理エージェントのすべての無効なメトリックのリストを返すには、次の問合せを入力します。

SELECT collection_name, COUNT(*) nr_agents
FROM   mgmt$target_metric_collections
WHERE  is_enabled   = 0
GROUP BY collection_name
ORDER BY collection_name;

20.9.3 停止中のターゲットの数を取得するには、どのようにしますか

停止中のターゲットの数を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT COUNT(*)
FROM   mgmt$availability_current
WHERE  availability_status='Target Down';

20.9.4 Enterprise Manager Webサイトの可用性情報を取得するには、どのようにしますか

Enterprise Manager Webサイトの可用性情報を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT status, ROUND(duration,2) duration,
       ROUND((RATIO_TO_REPORT(duration) OVER ())*100,2) AS total
FROM   (SELECT NVL(availability_status,'-unknown-') status,
               SUM(NVL(end_timestamp,SYSDATE)-start_timestamp) duration
        FROM   mgmt$availability_history
        WHERE  target_name = 'Enterprise Manager'
          AND  target_type = 'website'
        GROUP BY availability_status);

20.9.5 データベースの過去24時間のアラートログ重大度の数を取得するには、どのようにしますか。

データベースの過去24時間のアラートログ重大度の数を表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, COUNT (*)
FROM mgmt$alert_history
WHERE target_type = 'oracle_database'
   AND metric_name = 'alertlog'
   AND collection__timestamp > SYSDATE-1
GROUP BY target_name;

20.9.6 ホストの現在のCPU使用率を取得するには、どのようにしますか

ホストの現在のCPU使用率を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT column_label, value
FROM   mgmt$metric_current
WHERE  metric_name = 'Load'
  AND  metric_column = 'cpuUtil'
  AND  target_name = 'my.acme.com';

20.9.7 すべての収集済ユーザー定義メトリック(UDM)のリストを取得するには、どのようにしますか

すべての収集済ユーザー定義メトリック(UDM)のリストを返すには、次の問合せを入力します。

SELECT key_value udm_name, target_name, target_type, collection_timestamp, value
FROM   sysman.mgmt$metric_current
WHERE  metric_label = 'User Defined Metrics'
ORDER BY udm_name, target_type, target_name, collection_timestamp DESC;

20.9.8 特定の時刻のEnterprise Manager Webサイトの最初のバイト・レスポンスを取得するには、どのようにしますか

前日の午前11時のEnterprise Manager Webサイトの最初のバイト・レスポンスを返すには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, AVG(average)
FROM   mgmt$metric_hourly
WHERE  target_name = 'EM Website'
  AND  metric_name = 'http_response'
  AND  metric_column = 'avg_first_byte_time'
  AND  rollup_timestamp = TO_DATE(TO_CHAR(TRUNC(sysdate-1),'DD-MON-YYYY')||' 11:00:00','DD-MON-YYYY HH24:MI:SS')
GROUP BY target_name;

20.9.9 特定の期間のリスナーの接続の平均数を取得するには、どのようにしますか

過去7日間のリスナーの接続の平均数を返すには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, average
FROM   mgmt$metric_daily
WHERE  target_type = 'oracle_listener'
  AND  metric_name = 'Load'
  AND  metric_column = 'estConns'
  AND  rollup_timestamp = TRUNC(sysdate-7);

20.9.10 一日以上続くホストの停止理由を検出するには、どのようにしますか

MGMT$AVAIL_ALERT_HISTORYファイルには、使用可能な停止時間のリストが含まれています。一日以上続くホストの停止理由を検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type, collection_timestamp, message
FROM   mgmt$avail_alert_history
WHERE  violation_level IN (20,25,125,325)
  AND  alert_duration > 1
  AND  target_type    = 'host' ;

20.9.11 現在ブラックアウトしているすべてのターゲットのリストを生成するには、どのようにしますか

MGMT$AVAILABILITY_CURRENTファイルには、すべてのターゲットの現在の状態の概要が含まれています。現在ブラックアウトしているすべてのターゲットのリストを生成するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type, start_timestamp
FROM   mgmt$availability_current
WHERE  availability_status = 'Blackout';

20.9.12 過去30日間にリポジトリ内のターゲットに対して加えられた可用性状態の変更のリストを表示するには、どのようにしますか。

MGMT$AVAILABILITY_HISTORYファイルには、リポジトリ内のすべてのターゲットに対する可用性状態の変更履歴が含まれています。過去30日間にリポジトリ内のターゲットに対して加えられた可用性状態の変更のリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type, collection_timestamp, start_timestamp, end_timestamp, availability_status
FROM   mgmt$availability_history
WHERE  target_type   = 'oracle_emrep'
  AND  end_timestamp > SYSDATE-30
ORDER BY start_timestamp;

20.9.13 CPU使用率が90パーセント以上のすべてのホストを検出するには、どのようにしますか

MGMT$METRIC_CURRENTファイルには、すべてのターゲット上のすべてのメトリックの最新の既知のデータ・ポイントが含まれています。CPU使用率が90パーセント以上のすべてのホストを検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, collection_timestamp, value
FROM   mgmt$metric_current
WHERE  target_type   = 'host'
  AND  metric_name   = 'Load'
  AND  metric_column = 'cpuUtil'
  AND  value > 90;

20.9.14 過去30日間のすべてのOMSアプリケーションに対するセッションの最小数および最大数を検出するには、どのようにしますか。

MGMT$METRIC_DAILYファイルには、すべてのターゲットのすべてのメトリックの日次ロールアップ・データが含まれています。過去30日間のすべてのOracle Management Server (OMS)アプリケーションに対するセッションの最小数および最大数を検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, MIN(MINIMUM) min_val, MAX(maximum) max_val
FROM   mgmt$metric_daily
WHERE  target_type    = 'oc4j'
 AND  target_name LIKE '%OC4J_EM'
 AND  metric_name    = 'oc4j_instance_rollup'
 AND  metric_column  = 'session.active'
 AND  rollup_timestamp > SYSDATE-30
GROUP BY target_name;

20.9.15 直近のOMSのローダー・スループットを検出するには、どのようにしますか

MGMT$METRIC_DETAILSファイルには、エージェントによってアップロードされたメトリック・データ・ポイントが含まれています。最終日のOMSのローダー・スループットを検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT key_value,
ROUND(MIN(value),2) min_val, ROUND(MAX(value),2) max_val
FROM   mgmt$metric_details
WHERE  target_type   = 'oracle_emrep'
  AND  metric_name   = 'Management_Loader_Status'
  AND  metric_column = 'load_processing'
  AND  collection_timestamp BETWEEN SYSDATE-2 AND SYSDATE-1
GROUP BY key_value;  

20.9.16 Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのパフォーマンスに対する最後の1日からの最小数および最大数を検出するには、どのようにしますか

MGMT$METRIC_HOURLYファイルには、すべてのターゲットのすべてのメトリックの毎時ロールアップ・データが含まれています。Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのパフォーマンスに対する最後の1日からの最小数および最大数を検出するには、次の問合せを入力します。

SELECT MIN(MINIMUM) min_val, MAX(maximum) max_val 
FROM   mgmt$metric_hourly
WHERE  rollup_timestamp BETWEEN TRUNC(SYSDATE-1) AND TRUNC(SYSDATE)
 AND  target_name   = 'Grid Control'
 AND  target_type   = 'website'
 AND  metric_name   = 'Performance'
 AND  metric_column = 'PerformanceValue'
 AND  key_value     = 'Perceived Time per Page (ms)';

20.9.17 レスポンス・メトリックが無効になっているすべてのターゲットのリストを表示するには、どのようにしますか

MGMT$TARGET_METRIC_COLLECTIONSファイルには、管理リポジトリ内のすべてのターゲットのすべてのメトリック収集設定が含まれています。レスポンス・メトリックが無効になっているすべてのターゲットのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type, collection_frequency
FROM   mgmt$target_metric_collections
WHERE  is_enabled  = 0
  AND  metric_name = 'Response';

20.9.18 表領域のしきい値が、警告では85未満、クリティカルでは95未満に設定されているすべてのデータベースまたはRACターゲットのリストを表示するには、どのようにしますか。

MGMT$TARGET_METRIC_SETTINGSファイルには、リポジトリ内のすべてのターゲットのすべてのメトリックしきい値設定が含まれています。表領域のしきい値が警告は85未満、クリティカルが95未満に設定されているすべてのデータベースまたはReal Application Clusters (RAC)ターゲットのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT target_name, target_type, warning_threshold, critical_threshold
FROM   mgmt$target_metric_settings
WHERE  target_type IN ('oracle_database','rac_database')
  AND  metric_name   = 'problemTbsp'
  AND  metric_column = 'pctUsed'
  AND  NVL(TRIM(warning_threshold),0)  < 85
  AND  NVL(TRIM(critical_threshold),0) < 95;

20.10 Oracleホーム・ディレクトリ・ビュー

20.10.1 各管理エージェント・インストールに関する情報を検索するには、どのようにしますか。

各管理エージェント・インストールに関する情報(テキストagent12cを含むホーム名など)を表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT host_name, home_location, oh_owner, oh_group
FROM   mgmt$oh_home_info
WHERE  oui_home_name LIKE 'agent12c%'
;

20.10.2 インストールされている管理エージェントのバンドル・パッチのリストを取得するには、どのようにしますか。

インストールされている管理エージェントのバンドル・パッチのリストを表示するには、次の問合せを入力します。

SELECT host_name, home_location ohome, install_time, patch_id, description
FROM   mgmt$oh_patch
WHERE  description LIKE 'EM-AGENT BUNDLE%'
ORDER BY host_name
;

20.10.3 特定のパッチがインストールされていない管理エージェントのリストを取得するには、どのようにしますか。

たとえば、Enterprise Manager 12c Bundle Patch 9がインストールされていない管理エージェントのリストを取得するには、次の問合せを入力します。

SELECT inst_target_name agent_name, home_location ohome
FROM   mgmt$oh_installed_targets t
WHERE  inst_target_type = 'oracle_emd'              -- Management Agent
  AND  home_type        = 'O'                       -- Oracle software
  AND  NOT EXISTS
       (SELECT 1
        FROM   mgmt$oh_patch p
        WHERE  p.patch_id      = '20950034'         -- Bundle 9 patch number
          AND  p.home_location = t.home_location
          AND  p.target_guid   = t.oh_target_guid)
ORDER BY inst_target_name
;

20.11 オペレーティング・システム・ビュー

20.11.1 管理リポジトリの特定のホストのMGMT$OS_SUMMARYから情報を取得するには、どのようにしますか

次の問合せでは、管理リポジトリの特定のホストのMGMT$OS_SUMMARYから情報を取得します。

SELECT * FROM MGMT$OS_SUMMARY
WHERE target_name = 'target_name' and target_type = 'host';

ホスト名がわかる場合、同様の問合せを使用してビューにアクセスし、特定のホストのメトリック・レベルの情報を取得できます。

次のような集計問合せを記述してOSの数を表示できます。

SELECT name,base_version,count(*) 
FROM mgmt$os_summary
group by name,base_version ;