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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンス
13c リリース2
E78868-01
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14 モニタリング・ビュー

この章では、各モニタリング・ビューとその列について説明します。内容は次のとおりです。

ビューを使用する方法の例は、「例」を参照してください。

14.1 MGMT$ALERT_CURRENT

MGMT$ALERT_CURRENTには、管理リポジトリに記録されている非消去状態のアラートに関する現在の情報が表示されます。特定のメトリックに対する非消去ステータスの最新のオープン・アラートのみこのビューに表示されます。


表14-1 MGMT$ALERT_CURRENT

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

VIOLATION_GUID

アラートの一意の識別子

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は、空白1個です。たとえば、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明する表を表メトリックとして定義する場合は、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_LABEL

定義されるメトリックの直感的な表示名

COLUMN_LABEL

表メトリックの場合、列ラベルにはメトリック列の直感的な表示名が含まれます。

KEY_VALUE

アラートが記録されたキー値。コンポジット・キーの場合、これはキーの最初の部分です。

KEY_VALUE2

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの2番目の部分です。

KEY_VALUE3

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの3番目の部分です。

KEY_VALUE4

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの4番目の部分です。

KEY_VALUE5

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの5番目の部分です。

COLLECTION_ TIMESTAMP

アラート条件が管理エージェントにより検出された日時

ALERT_STATE

アラート条件の状態を識別するために管理エージェントから送信される内部アラート・コードの、ユーザーが判読可能な説明。メトリックしきい値がどちらかの方向に超過するたびに、または管理エージェントが再起動された場合に、アラート・レコードが管理エージェントからリポジトリに転送されます。この列の値には、次の文字列のいずれかが含まれます。

  • 警告

  • クリティカル

メトリックのアラート条件が消去状態になると、このビューから確認できなくなります。

VIOLATION_TYPE

ユーザーが判読可能な違反のタイプの説明。使用可能な値は次のとおりです。

  • アラートがメトリックしきい値に基づいてトリガーされた場合はしきい値違反

  • アラートが可用性メトリックに対してトリガーされた場合は可用性

  • アラートがポリシー違反に基づいてトリガーされた場合はポリシー違反

MESSAGE

アラートの作成時に生成されるオプションのメッセージであり、アラート条件に関する追加情報を提供します。

MESSAGE_NLSID

アラート・メッセージのNLSID。

MESSAGE_PARAMS

アラート・メッセージを書式設定するために使用する、&で区切られたURLエンコードされたパラメータが含まれます。

ACTION_MESSAGE

このアラートについて提案される英語のアクション・メッセージ

ACTION_MESSAGE_NLSID

アクション・メッセージのNLS ID

ACTION_MESSAGE_PARAMS

アクション・メッセージを変換するためのURLエンコードされたパラメータが含まれます。

TYPE_DISPLAY_NAME

ターゲット・タイプの表示名。


使用上の注意

  • メトリック、メトリックのセットまたは管理対象ターゲットについて、非消去状態にある現在のアラートをリストします。非消去アラート、カウントまたは選択のみが必要な場合は、このビューを使用すると、MGMT$ALERT_DETAILSビューを使用する場合よりもパフォーマンスが向上します。

  • 問合せがメンバー・ターゲット名、ターゲット・タイプ、メトリック名およびメトリック列、またはこれらの列のサブセット(前述に含まれている場合)を左から右に参照する場合、このビューへのアクセスでは索引が使用されます。

14.2 MGMT$TARGET_METRIC_COLLECTIONS

MGMT$TARGET_METRIC_COLLECTIONSビューには、メトリック収集に関する情報が表示されます。


表14-2 MGMT$TARGET_METRIC_COLLECTIONS

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子(GUID)

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されているメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は単一のスペースです。

たとえば、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明する表を表メトリックとして定義する場合は、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_GUID

メトリックの一意のグローバル識別子(GUID)。このIDを使用して、レポート作成時にメトリック情報をメトリック・データ情報に関連付けることができます。

COLLECTION_NAME

収集の名前

IS_ENABLED

収集が現在有効かどうかを示します。

  • 0=無効

  • 1=有効

IS_REPOSITORY

これがリポジトリ側の収集かどうかを示します。リポジトリ側の収集には、メトリック値の計算を担当するPL/SQL評価プロシージャがあります。

FREQUENCY_CODE

メトリック収集頻度のタイプ。使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 1回

  • 2: 間隔

  • 3: 毎日

  • 4: 毎週

  • 5: 毎月

  • 6: 毎年

  • 7: リクエストごと

COLLECTION_FREQUENCY

メトリック収集の頻度。表示される値は、頻度コードによって異なります。

  • 1回の場合、開始日時はDD-MON-YY HH24:MI形式で格納されます。

  • 間隔タイプの場合は、分単位の頻度が格納されます。

  • 日次/毎週/毎月/毎年タイプの場合は、収集の時間と分がHH24:MI形式で格納されます。

  • リクエストごとタイプの場合は、On-Demandが格納されます。

UPLOAD_POLICY

メトリック・データがアップロードまたは格納される頻度


使用上の注意

特定のターゲットのメトリック収集をリストします。

14.3 MGMT$TARGET_METRIC_SETTINGS

MGMT$TARGET_METRIC_SETTINGSビューには、管理リポジトリ内のすべてのターゲットについて格納されている現在のメトリック設定に関する情報が表示されます。このビューでは、管理エージェント側と管理リポジトリ側の両方のメトリックに関する情報が提供されます。


表14-3 MGMT$TARGET_METRIC_SETTINGS

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子(GUID)

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は、空白1個です。たとえば、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明する表を表メトリックとして定義する場合は、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_GUID

メトリックの一意のグローバル識別子。このIDを使用して、レポート作成時にメトリック情報をメトリック・データ情報に関連付けることができます。

COLLECTION_NAME

収集の名前

CATEGORY

メトリックのカテゴリの名前。すべてのメトリック・カテゴリのリストは、「MGMT$METRIC_CATEGORIES」を参照してください。

KEY_VALUE

メトリック設定のキー値。コンポジット・キーの場合、これはキーの最初の部分です。しきい値が表メトリックに対するものでない場合、またはメトリック列内のすべての行にしきい値が適用される場合、この列の値には空白が1つ含まれます。

KEY_VALUE2

コンポジット・キーの場合、これはキーの2番目の部分です。

KEY_VALUE3

コンポジット・キーの場合、これはキーの3番目の部分です。

KEY_VALUE4

コンポジット・キーの場合、これはキーの4番目の部分です。

KEY_VALUE5

コンポジット・キーの場合、これはキーの5番目の部分です。

KEY_OPERATOR

key_value列にSQLワイルドカードが含まれるかどうかを指定します。単一キー列メトリックでは、key_valueにワイルドカード文字が含まれている場合、値は1です。そうではない場合、0です。複数キーのメトリックの場合、すべてのキー列の演算子のリストがここに格納されます。たとえば、3つのキー(k1、k2、k3)があり、K1とK2でワイルドカードを使用し、K3で完全一致を使用する場合は、この列に011が格納されます。

HAS_ACTIVE_BASELINE

このkey_valueを持つメトリック行にアクティブなベースラインがあり、しきい値またはパラメータ値に対するユーザー更新が無視されることを指定するフラグです。

PREVENT_OVERRIDE

このkey_valueを持つメトリック行にテンプレートの上書きフラグがあることを指定するフラグです。テンプレートの上書きフラグがオンになると、テンプレート・アプリケーションはしきい値またはパラメータ値を更新しなくなります。

WARNING_OPERATOR

適用される警告しきい値条件を定義します。

  • 0 - GT

  • 1 - EQ

  • 2 - LT

  • 3 - LE

  • 4 - GE

  • 5 - CONTAINS

  • 6 - NE

  • 7 - MATCH: 正規表現

WARNING_THRESHOLD

警告しきい値

CRITICAL_OPERATOR

適用されるクリティカルしきい値条件を定義します。

  • 0 - GT

  • 1 - EQ

  • 2 - LT

  • 3 - LE

  • 4 - GE

  • 5 - CONTAINS

  • 6 - NE

  • 7 - MATCH: 正規表現

CRITICAL_THRESHOLD

クリティカルしきい値

OCCURRENCE_COUNT

違反を発生させるためにテストで起動する必要のある回数

WARNING_ACTION_TYPE

WARNING_ACTION_TYPEがCorrective-Actionの場合、警告修正処理のジョブ・タイプを指定します。

WARNING_ACTION_JOB_OWNER

WARNING_ACTION_TYPEがCorrective-Actionの場合、警告修正処理のジョブ所有者を指定します。

WARNING_ACTION_JOB_NAME

WARNING_ACTION_TYPEがCorrective-Actionの場合、警告修正処理のジョブ名を指定します。

CRITICAL_ACTION_TYPE

構成されるクリティカル修正処理タイプ。使用可能な値は次のとおりです。

  • No-Action: 処理が構成されていない場合

  • Corrective-Action: リポジトリ側修正処理が構成されている場合

  • Agent-Fixit Job: エージェント側修正ジョブが構成されている場合。

CRITICAL_ACTION_JOB_TYPE

WARNING_ACTION_TYPEがCorrective-Actionの場合、クリティカル修正処理のジョブ・タイプを指定します。

CRITICAL_ACTION_JOB_OWNER

WARNING_ACTION_TYPEがCorrective-Actionの場合、クリティカル修正処理のジョブ所有者を指定します。

CRITICAL_ACTION_JOB_NAME

WARNING_ACTION_TYPEがCorrective-Actionの場合、クリティカル修正処理のジョブ名を指定します。


使用上の注意

  • 特定のターゲットのすべてのメトリック設定をリストします。

  • 特定のターゲットおよびメトリックのメトリック設定をリストします。

  • 特定のターゲット・メトリックに割り当てられている修正処理をリストします。

14.4 MGMT$AVAILABILITY_CURRENT

MGMT$AVAILABILITY_CURRENTビューには、管理リポジトリに格納されている最新のターゲット可用性情報に関する情報が表示されます。


表14-4 MGMT$AVAILABILITY_CURRENT

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

START_TIMESTAMP

ターゲットの可用性ステータスの変更が最初に検出された時刻

AVAILABILITY_STATUS

現在のターゲット可用性ステータス。この列には次のいずれかの値が入ります。

  • 停止中のターゲット

  • ターゲット起動

  • メトリック・エラー

  • エージェント停止

  • 使用不可

  • ブラックアウト

  • 保留中/不明

AVAILABILITY_STATUS_CODE

可用性ステータスに対応するステータス・コード。

  • 0 - 停止中のターゲット

  • 1 - ターゲット起動

  • 2 - メトリック・エラー

  • 3 - エージェント停止

  • 4 - 使用不可

  • 5 - ブラックアウト

  • 6 - 保留中/不明

TYPE_DISPLAY_NAME

UIに表示されるターゲット・タイプの名前。


使用上の注意

特定のターゲットの現在の可用性ステータスを取得します。

14.5 MGMT$AVAILABILITY_HISTORY

MGMT$AVAILABILITY_HISTORYビューには、一定時間にわたるターゲットの可用性ステータスの変化に関する詳細な履歴情報が表示されます。


表14-5 MGMT$AVAILABILITY_HISTORY

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

START_TIMESTAMP

ターゲットの可用性ステータスの変更が最初に検出された時刻

END_TIMESTAMP

ターゲットの可用性ステータスの変更が最後に検出された時刻

AVAILABILITY_STATUS

ターゲット可用性ステータス。この列には、次のいずれかの値が含まれます。

  • 停止中のターゲット

  • ターゲット起動

  • メトリック・エラー

  • エージェント停止

  • 使用不可

  • ブラックアウト

  • 保留中/不明


使用上の注意

問合せでメンバーTARGET_NAME、TARGET_TYPEおよびSTART_TIMESTAMPが参照されている場合、このビューへのアクセスでは索引が使用されます。

14.6 MGMT$ALERT_HISTORY

MGMT$ALERT_HISTORYビューには、管理リポジトリに記録されているアラートの履歴情報が表示されます。


表14-6 MGMT$ALERT_HISTORY

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

VIOLATION_GUID

アラートの一意の識別子

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されているメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は単一のスペースです。

たとえば、この表が、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明す表メトリックとして定義された場合、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_LABEL

定義されるメトリックの直感的な表示名

COLUMN_LABEL

表メトリックの場合、列ラベルにはメトリック列の直感的な表示名が含まれます。

KEY_VALUE

アラートが記録されたキー値。コンポジット・キーの場合、これはキーの最初の部分です。

KEY_VALUE2

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの2番目の部分です。

KEY_VALUE3

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの3番目の部分です。

KEY_VALUE4

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの4番目の部分です。

KEY_VALUE5

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの5番目の部分です。

COLLECTION_ TIMESTAMP

アラート条件が管理エージェントにより検出された日時

ALERT_STATE

アラート条件の状態を識別するために管理エージェントから送信される内部アラート・コードの、ユーザーが判読可能な説明。メトリックしきい値がどちらかの方向に超過するたびに、または管理エージェントが再起動された場合に、アラート・レコードが管理エージェントからリポジトリに転送されます。この列の値には、次の文字列のいずれかが含まれます。

  • 警告

  • クリティカル

メトリックのアラート条件が消去状態になると、このビューから確認できなくなります。

ALERT_DURATION

アラート条件が最初に検出されてから消去されるまでの時間数

MESSAGE

アラートの作成時に生成されるオプションのメッセージであり、アラート条件に関する追加情報を提供します。

MESSAGE_NLSID

アラート・メッセージのNLSID。

MESSAGE_PARAMS

アラート・メッセージを書式設定するために使用する、&で区切られたURLエンコードされたパラメータが含まれます。

ACTION_MESSAGE

このアラートについて提案される英語のアクション・メッセージ

ACTION_MESSAGE_NLSID

アクション・メッセージのNLS ID

ACTION_MESSAGE_PARAMS

アクション・メッセージを変換するためのURLエンコードされたパラメータが含まれます。

VIOLATION_TYPE

違反のタイプの直感的な説明。使用可能な値は次のとおりです。

  • しきい値違反: アラートがメトリックしきい値に基づいてトリガーされた場合

  • 可用性: アラートが可用性メトリックに対してトリガーされた場合

  • ポリシー違反: アラートがポリシー違反に基づいてトリガーされた場合

TYPE_DISPLAY_NAME

ターゲット・タイプの表示名。


14.7 MGMT$AVAIL_ALERT_HISTORY

MGMT$AVAIL_ALERT_HISTORYビューには、管理リポジトリに記録されているレスポンス・アラートの履歴情報が表示されます。


表14-7 MGMT$AVAIL_ALERT_HISTORY

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

VIOLATION_GUID

違反の一意の識別子。

VIOLATION_LEVEL

違反の優先度は次のとおりです。

  • 15: クリア

  • 20: 警告

  • 25: アラート

CYCLE_GUID

重大度ライフ・サイクルでの最初の違反の違反GUID。

METRIC_NAME

定義されるメトリックの直感的な表示名

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は空白1個です。

METRIC_GUID

メトリック列の一意のグローバル識別子

METRIC_LABEL

メトリックのユーザー表示名

COLUMN_LABEL

表メトリックの場合、列ラベルにはメトリック列の直感的な表示名が含まれます。

COLLECTION_TIMESTAMP

アラート条件が管理エージェントにより検出された日時

ALERT_STATE

アラート条件の状態を識別するために管理エージェントから送信される内部アラート・コードの、ユーザーが判読可能な説明。メトリックしきい値がどちらかの方向に超過するたびに、または管理エージェントが再起動された場合に、アラート・レコードが管理エージェントからリポジトリに転送されます。この列の値には、次の文字列のいずれかが含まれます。

  • 警告

  • クリティカル

ALERT_DURATION

アラート条件が最初に検出されてから消去されるまでの時間数

MESSAGE

アラートの作成時に生成されるオプションのメッセージであり、アラート条件に関する追加情報を提供します。

MESSAGE_NLSID

アラート・メッセージのNLSID。

MESSAGE_PARAMS

アラート・メッセージを書式設定するために使用する、&で区切られたURLエンコードされたパラメータが含まれます。

ACTION_MESSAGE

このアラートについて提案される英語のアクション・メッセージ

ACTION_MESSAGE_NLSID

アクション・メッセージのNLS ID

ACTION_MESSAGE_PARAMS

アクション・メッセージを変換するためのURLエンコードされたパラメータが含まれます。

VIOLATION_TYPE

違反のタイプの直感的な説明。使用可能な値は次のとおりです。

  • しきい値違反: アラートがメトリックしきい値に基づいてトリガーされた場合

  • 可用性: アラートが可用性メトリックに対してトリガーされた場合

  • ポリシー違反: アラートがポリシー違反に基づいてトリガーされた場合

TYPE_DISPLAY_NAME

ターゲット・タイプの表示名。


14.8 MGMT$METRIC_DETAILS

MGMT$METRIC_DETAILSビューには、個々のメトリック・サンプルの7日間ローリング・ウィンドウが表示されます。これらは、管理リポジトリにロードされた最新のサンプルのメトリック値に、時間ごとの統計に集計されていない以前のサンプルを加えたものです。


表14-8 MGMT$METRIC_DETAILS

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_TYPE

定義されるメトリックの内部数値タイプのデコード。この列には、次のいずれかの値が含まれます。

  • 数値

  • 文字列

  • Raw

  • 外部

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は、空白1個です。たとえば、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明する表を表メトリックとして定義する場合は、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_LABEL

定義されるメトリックの直感的な表示名

COLUMN_LABEL

表メトリックの場合、列ラベルにはメトリック列の直感的な表示名が含まれます。

COLLECTION_ TIMESTAMP

アラート条件が管理エージェントにより検出された日時

VALUE

現在のメトリック値は数値または文字列型であるため、この列はメトリックの値を文字列として返します。ビューのユーザーが問合せを数値メトリック値に制限している場合は、TO_NUMBER SQLファンクションを使用して値を数値形式で返すことができます。

KEY_VALUE

アラートが記録されたキー値。コンポジット・キーの場合、これはキーの最初の部分です。

KEY_VALUE2

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの2番目の部分です。

KEY_VALUE3

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの3番目の部分です。

KEY_VALUE4

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの4番目の部分です。

KEY_VALUE5

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの5番目の部分です。


使用上の注意

  • 一定時間にわたるメトリックの個々の値を表示します。

  • メトリックについて異常なサンプルが収集された期間を識別します。

  • 2つ以上のメトリック間の相関係数を計算します。

  • アラートに関連付けられているメトリック値を提供します。

  • このビューを使用した問合せがターゲット名、ターゲット・タイプ、メトリック名、メトリック列およびキー値を使用する場合、またはcollection_timestampに基づいている場合、その問合せでは索引を使用します。

14.9 MGMT$METRIC_CURRENT

MGMT$METRIC_CURRENTビューには、管理リポジトリにロードされた最新のメトリック値に関する情報が表示されます。


表14-9 MGMT$METRIC_CURRENT

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_TYPE

定義されるメトリックの内部数値タイプのデコード。この列には、次のいずれかの値が含まれます。

  • 数値

  • 文字列

  • Raw

  • 外部

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は、空白1個です。たとえば、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明する表を表メトリックとして定義する場合は、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_LABEL

定義されるメトリックの直感的な表示名

COLUMN_LABEL

表メトリックの場合、列ラベルにはメトリック列の直感的な表示名が含まれます。

COLLECTION_ TIMESTAMP

アラート条件が管理エージェントにより検出された日時

VALUE

現在のメトリック値は数値または文字列型であるため、この列はメトリックの値を文字列として返します。ビューのユーザーが問合せを数値メトリック値に制限している場合は、TO_NUMBER SQLファンクションを使用して値を数値形式で返すことができます。

KEY_VALUE

アラートが記録されたキー値。コンポジット・キーの場合、これはキーの最初の部分です。

KEY_VALUE2

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの2番目の部分です。

KEY_VALUE3

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの3番目の部分です。

KEY_VALUE4

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの4番目の部分です。

KEY_VALUE5

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの5番目の部分です。


使用上の注意

  • 管理リポジトリに格納されているメトリックの最新値を取得します。

  • ターゲットの最新のメトリックまたは特定の期間に対するメトリックを取得します。

  • このビューを使用した問合せがターゲット名、ターゲット・タイプ、メトリック名、メトリック列およびキー値を使用する場合、またはcollection_timestampに基づいている場合、その問合せでは索引を使用します。

14.10 MGMT$METRIC_HOURLY

MGMT$METRIC_HOURLYビューには、個々のメトリック・サンプルから時間単位の期間に集計されたメトリック統計情報が表示されます。たとえば、メトリックが15分ごとに収集される場合、1時間のロールアップは、4つの個々のサンプルを平均することで、4つのサンプルを単一の時間単位の値に集計します。統計の現在の時間は、このビューからは直接使用できません。このビューから提供される情報の適時性は、ビューに対する問合せがいつ実行されたか、また毎時ロールアップ表が最後にリフレッシュされたのはいつかに依存します。


表14-10 MGMT$METRIC_HOURLY

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は、空白1個です。たとえば、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明する表を表メトリックとして定義する場合は、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_LABEL

定義されるメトリックの直感的な表示名

COLUMN_LABEL

表メトリックの場合、列ラベルにはメトリック列の直感的な表示名が含まれます。

KEY_VALUE

アラートが記録されたキー値。コンポジット・キーの場合、これはキーの最初の部分です。

KEY_VALUE2

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの2番目の部分です。

KEY_VALUE3

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの3番目の部分です。

KEY_VALUE4

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの4番目の部分です。

KEY_VALUE5

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの5番目の部分です。

ROLLUP_TIMESTAMP

ロールアップ・タイムスタンプは、ロールアップ期間の開始を示します。1時間のロールアップでは、00分から59分までの時間境界に含まれるサンプルが結合されます。たとえば、12:00AMから12:59AMまでのサンプルは単一の集計レコードに結合され、ロールアップ・タイムスタンプはその日付の12:00AMになります。

SAMPLE_COUNT

集計されたメトリックのNULL以外のサンプル数

AVERAGE

ロールアップ期間に含まれていたサンプルのメトリック値の平均。

MINIMUM

ロールアップ期間に含まれていたサンプルのメトリックの最小値

MAXIMUM

ロールアップ期間に含まれていたサンプルのメトリックの最大値

STANDARD_DEVIATION

ロールアップ期間に含まれていたメトリック値の標準偏差


使用上の注意

  • このビューでは、1日間でのメトリックの値の変化を示す最善レベルの粒度が提供されます。

  • メトリックまたはメトリックのセットが最大化されるときの時間単位の期間を示します。

  • 1時間の期間にわたってメトリックがどのように変化するかを理解してください。

  • 特定の時間に問題があると識別された場合は、ターゲットについて収集されたメトリックの値を識別します。

  • このビューを使用した問合せがtarget_name、metric_nameを使用する場合、またはrollup_timestampに基づいている場合、その問合せでは索引を使用します。

14.11 MGMT$METRIC_DAILY

MGMT$METRIC_DAILYビューには、過去24時間の期間に収集されたサンプルから集計されたメトリック統計が表示されます。このビューから提供される情報の適時性は、ビューに対する問合せがいつ実行されたか、また毎時ロールアップ表が最後にリフレッシュされたのはいつかに依存します。


表14-11 MGMT$METRIC_DAILY

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

METRIC_NAME

定義されるメトリックの名前

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は、空白1個です。たとえば、MGMT$TARGET_TYPEビューを説明する表を表メトリックとして定義する場合は、「列名」、「データ型」および「説明」がメトリック列になります。

METRIC_LABEL

定義されるメトリックの直感的な表示名

COLUMN_LABEL

表メトリックの場合、列ラベルにはメトリック列の直感的な表示名が含まれます。

KEY_VALUE

アラートが記録されたキー値。コンポジット・キーの場合、これはキーの最初の部分です。

KEY_VALUE2

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの2番目の部分です。

KEY_VALUE3

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの3番目の部分です。

KEY_VALUE4

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの4番目の部分です。

KEY_VALUE5

コンポジット・キーの場合、これはアラートが記録されたキーの5番目の部分です。

ROLLUP_TIMESTAMP

ロールアップ・タイムスタンプは、ロールアップ期間の開始を示します。1時間のロールアップでは、00分から59分までの時間境界に含まれるサンプルが結合されます。たとえば、12:00AMから12:59AMまでのサンプルは単一の集計レコードに結合され、ロールアップ・タイムスタンプはその日付の12:00AMになります。

SAMPLE_COUNT

集計されたメトリックのNULL以外のサンプル数

AVERAGE

ロールアップ期間に含まれていたサンプルのメトリック値の平均。

MINIMUM

ロールアップ期間に含まれていたサンプルのメトリックの最小値

MAXIMUM

ロールアップ期間に含まれていたサンプルのメトリックの最大値

STANDARD_DEVIATION

ロールアップ期間に含まれていたメトリック値の標準偏差


使用上の注意

  • このビューでは、1週間または1か月間でのメトリックの値の変化を示す最善の粒度が提供されます。

  • メトリック値の傾向を理解してください。

  • このビューを使用した問合せがtarget_name、metric_nameを使用する場合、またはrollup_timestampに基づいている場合、その問合せでは索引を使用します。