Oracle® Enterprise Manager CA Service Desk Ticketing Connector構成ガイド for Enterprise Manager 13c リリース2 E94910-02 |
|
![]() 前 |
![]() 次 |
CAサーバーがインストールされているシステムに、Enterprise ManagerのEM CLIクライアントをインストールします。EM CLIクライアントがOMSと通信できるようになる必要があります。
Enterprise ManagerのEM CLIクライアントをインストールする手順は、次のとおりです。
Enterprise Managerコンソールにログインします。
「設定」メニューの「コマンドライン・インタフェース」をクリックします。
「EM CLIキットをワークステーションにダウンロードします。」リンクをクリックし、jarファイルをCASDサーバーにダウンロードします。
CASDサーバーで、環境変数JAVA_HOMEを設定し、PATHに含まれていることを確認します。Java 1.6.0_25以降を実行している必要があります。次に例を示します。
setenv JAVA_HOME /usr/local/packages/j2sdk1.6.0_2 setenv PATH $JAVA_HOME/bin:$PATH
EM CLIクライアントをCASDサーバーにインストールします。次のコマンドを使用して、任意のディレクトリにEM CLIのクライアント部分をインストールできます。<emcli_dir>
は、インストール・ディレクトリです。
java -jar emclikit.jar client -install_dir=<emcli_dir>
CAサーバーを実行するアカウントを使用してウィンドウを開きます。Windowsシステムでは、このアカウントはシステム・アカウントである必要があります。
システム・アカウントを実行してウィンドウを開くには、<time>が1分後になるようにして次のコマンドを実行します。指定された時刻になると、システム・アカウントのコンテキストで実行されているシステム・コンソールにウィンドウが表示されます。
at <time> /interactive cmd.exe
次のコマンドを実行してOMSに接続するEM CLIクライアントを構成します。<hostname>はOMSサーバーが配置されているホスト名またはIPアドレスで、<sysman_pwd>はOMSのsysmanアカウントのパスワードです。
<emcli_dir>\emcli setup -url=https://<hostname>:7801/em -username=sysman -password=<sysman_pwd>
次のコマンドを実行して、EM CLIクライアントをOMSと同期化します。
<emcli_dir>\emcli sync