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Oracle® Enterprise Manager CA Service Desk Ticketing Connector構成ガイド
for Enterprise Manager 13c リリース2
E94910-02
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8.1 CASDへのカスタム・フィールドの追加

この項では、Enterprise Managerコネクタ識別子情報を格納するために、カスタム・フィールドをCASDデータベース・スキーマに追加する手順について説明します。識別子は、ステータス更新がEnterprise Managerに送信される際に指定する必要のある必須値であるため、インシデントとともに格納する必要があります。

カスタム・フィールドを追加する手順は、次のとおりです。

  1. Web Screen Painterを起動して、データベース・スキーマを更新する権限があるアカウントを使用してログインします。

  2. メニューから「Tools」「Schema Designer」の順に選択します。

    「Schema Designer」ウィンドウが表示されます。

  3. 表のリストを下にスクロールし、「cr (Request)」を右クリックして「Add Column」を選択します。

    図8-1に示すような「Add New Column」ポップアップが表示されます。

    図8-1 「Add New Column」ウィンドウ


    「Add New Column」ウィンドウ

  4. _em_connector_idの列名を入力し、「OK」をクリックします。

    新しい列の情報が記載されたフォームが表示されます。

  5. 「Field Type」をSTRINGに、「String Length」を32に設定します。必要に応じて説明を追加できます。

  6. 情報を入力した後、「Save」をクリックします。

    図8-2に、完成したフォームの例を示します。

    図8-2 新しい列の入力例


    新しい列の入力例

  7. 「File」メニューから「Save and Publish」をクリックします。

  8. 確認ウィンドウが表示された場合は「Yes」をクリックします。

  9. 情報ウィンドウが表示された場合は「OK」をクリックします。

  10. CAサーバーを停止します。

  11. pdm_publishユーティリティを実行して、変更をCAサーバーに公開します。

  12. CAサーバーを起動します。