この項の内容は次のとおりです。
System Monitoring Plug-in for Microsoft Active Directoryは、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを拡張して、Microsoft Active Directoryインスタンスの管理に対するサポートを追加します。このプラグインをCloud Control環境にデプロイすることで、次の管理機能を使用できるようになります。
可用性およびパフォーマンスの監視。
収集されたパフォーマンス情報の傾向の分析。
構成データの表示と比較、および構成の変更の追跡。
可用性、パフォーマンスまたは構成データ(あるいはそのすべて)に関連する、考えられる問題についての電子メールまたはページ通知(あるいはその両方)の受信。
デフォルトで作成される豊富なレポートの取得。
ローカルまたはリモートのOracle Management Agent (エージェント)による監視のサポート。ローカル・エージェントは、Microsoft Active Directoryと同じホストで稼働するエージェントです。リモート・エージェントは、Microsoft Active Directoryが稼働するホストとは異なるホストで稼働するエージェントです。
このプラグインでは、次のバージョンの製品がサポートされます。
Enterprise Manager Cloud Control 13cリリース1 (13.1.0.1.0)以降
Oracle Management Agent 13cリリース1以上(Microsoft Windows版)
Microsoft Windows 2003 Active DirectoryおよびMicrosoft Windows 2008 Active Directory
Microsoft Windows Server 2003またはMicrosoft Windows Server 2008のオペレーティング・システム上で稼働しているMicrosoft Active Directory (次の注意を参照)
注意:
このMicrosoft製品の実行がサポートされているエディション(Enterprise、Standardなど)およびWindowsオペレーティング・システムのバージョンの詳細は、Microsoft社のWebサイトまたはドキュメント(あるいはその両方)を参照してください。
プラグインをオンライン・モードまたはオフライン・モードでダウンロードできます。オンライン・モードとは、インターネット接続があり、My Oracle SupportからEnterprise Managerを通してプラグインを直接ダウンロードできる環境のことです。オフライン・モードとは、インターネット接続がない、またはMy Oracle Supportからプラグインを入手できない環境のことです。
いずれかのモードでのプラグインのダウンロードの詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのプラグインの管理の章を参照してください。
Enterprise Manager Cloud Controlコンソールを使用して、またはEM Command Line Interface (EMCLI)を使用して、プラグインをOracle Management Serviceインスタンスにデプロイできます。コンソールでは一度に1つのプラグインをデプロイできますが、コマンドライン・インタフェース・モードでは一度に複数のプラグインをデプロイでき、デプロイメント時間と、該当する場合は停止時間が短くなります。
プラグインのデプロイの手順については、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのプラグインの管理の章を参照してください。
自己更新機能は、新規または更新機能が使用可能になるたびに、Enterprise Managerコンポーネントを更新してEnterprise Managerの機能を拡張できます。更新プラグインはEnterprise Managerストアから使用でき、この外部サイトは、ダウンロード可能な更新についての情報を得るためにEnterprise Manager Cloud Controlによって定期的にチェックされます。プラグインを更新する手順は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのCloud Controlの更新の章を参照してください。