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Oracle® Fusion Middleware Oracle BAMでのビジネス・アクティビティのモニタリング
12c (12.2.1.2.0)
E82842-02
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10 パラメータの作成

この章では、Oracle Business Activity Monitoring (BAM)の問合せ、ビューおよびダッシュボードに表示するデータをフィルタ処理するためのパラメータおよびプロンプトを作成する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

10.1 パラメータの理解

パラメータは、データ・フィールドの値を表す変数です。

フィルタは、問合せやビューによって取得されるデータに適用される条件であり、1つ以上のパラメータを参照できます。プロンプトは、ユーザーにパラメータの値の指定を求めるリクエストです。たとえば、製品売上の問合せを国でフィルタ処理し、国のパラメータを作成して、その問合せがダッシュボードのビューによって参照されるときに、ユーザーに国の指定を求めることができます。

パラメータには、特定の値や特別な値(ALLやNULLなど)をデフォルト値として設定できます。たとえば、製品売上ビューに、デフォルトですべての国の売上が表示されるようにできます。

パラメータには、値パラメータとリスト・パラメータの2つのタイプがあります。値パラメータでは、1つの値のみを指定でき、特定のデータ・フィールドを明示的に参照することはありません。リスト・パラメータでは、複数の値を提示し、場合によっては複数の値を指定したり、特定のデータ・フィールドを参照することもあります。

ユーザーは、システム日時などの日時パラメータを使用して、期間によってデータを絞り込むことができます。その他の日時値は、ユーザー・プリファレンスで選択されたタイムゾーンに基づきます。

10.2 パラメータの前提条件と用途

パラメータの前提条件は、パラメータが円滑に機能するように、パラメータを作成する前に完了する必要がある一連のタスクです。

リスト・パラメータを作成するには、そのパラメータが表すデータ・フィールドを含むデータ・オブジェクトをプロジェクトに事前に追加しておく必要があります。プロジェクトの詳細は、「プロジェクトの計画および作成」を参照してください。データ・オブジェクトの詳細は、「データ・オブジェクトの使用」を参照してください。

作成したパラメータは次の方法で使用できます。

問合せの場合

問合せでは、フィルタでパラメータを参照できます。詳細は、「ビジネス問合せの作成」を参照してください。

ビューの場合

ビューでは、パラメータを参照する問合せを参照できます。ただし、個々のビューではパラメータを使用する操作を実行できません。詳細は、「ビジネス・ビューの作成と使用」を参照してください。

ダッシュボード

ダッシュボードには、パラメータで問合せを参照するビューを含めることができます。ダッシュボードでは、ユーザーにパラメータ値の指定を求めることができます。詳細は、「ダッシュボードの作成」を参照してください。

パラメータ化されたメッセージ・アラート・アクション

問合せまたはビューをパラメータでフィルタ処理する場合、アラート・アクション・オプションは1つのみ使用できます。詳細は、パラメータ化されたメッセージを送信を参照してください。

10.3 値パラメータの作成

この項では、値パラメータの作成手順について説明します。

値パラメータを作成するには:

  1. 「デザイナ」ページに移動します。
  2. 左側のパネルのナビゲータで「パラメータ」を選択するか、「パラメータ」を右クリックして「作成」メニュー・アイテムを選択します。

    「パラメータ」ダイアログが開きます。

  3. 「名前」を入力し、オプションで「表示名」を編集します。

    「名前」は、大/小文字が区別され、文字で始まる必要があり、文字、数字およびアンダースコア文字のみを含めることができます。最大128文字を使用できます。パラメータの作成後は変更できません。

    「表示名」は、大/小文字が区別され、フォルダ・パスを示すスラッシュ(/)を除く任意の文字を含めることができます。最大128文字を使用できます。いつでも変更できます。

  4. 「パラメータ・タイプ」ドロップダウン・リストから「値パラメータ」を選択し、「作成」をクリックします。

    新しいパラメータのタブが開きます。

  5. パラメータ・タブで、次の「パラメータ定義」設定を指定します。
    • 名前: 「パラメータ」ダイアログで選択した名前がここに表示されます。

    • 表示名: 「パラメータ」ダイアログで選択した表示名がここに表示され、変更も可能です。

    • 説明: パラメータのオプションの説明を入力します。この説明は、パラメータの編集時のみ表示されます。

    • データ型: データ型として文字列(VARCHAR)、日時、整数、10進、または浮動小数を選択します。

    • 必須: このパラメータの値を必須にするには、このボックスを選択します。この値は、デフォルトまたはユーザーによって選択された値になります。

    • デフォルト値 - 「必須」が選択されていない場合、デフォルト値を選択する必要があります。「必須」が選択されている場合、デフォルトはオプションです。

      データ型によって、デフォルト値の選択は異なります。次のオプションが、すべてのデータ型に対して表示されます。

      • 「入力値」テキスト・ボックス: デフォルト値を入力します。

      • 「ALL」: すべての値を返します。

      • NULL: NULL値が返されます。

      VARCHAR型の場合は、フィールドを空白にできるため、「空白」も表示されます。

      DATETIME型の場合は、「システム日時」オプションと「日付および時間の選択」アイコンが表示されます。

  6. 「保存」をクリックします。

10.4 リスト・パラメータの作成

この項では、リスト・パラメータの作成手順について説明します。

リスト・パラメータを作成するには:

  1. 「デザイナ」ページに移動します。
  2. 左側のパネルのナビゲータで「パラメータ」を選択するか、「パラメータ」を右クリックして「作成」メニュー・アイテムを選択します。

    「パラメータ」ダイアログが開きます。

  3. 「名前」を入力し、オプションで「表示名」を編集します。

    「名前」は、大/小文字が区別され、文字で始まる必要があり、文字、数字およびアンダースコア文字のみを含めることができます。最大128文字を使用できます。パラメータの作成後は変更できません。

    「表示名」は、大/小文字が区別され、フォルダ・パスを示すスラッシュ(/)を除く任意の文字を含めることができます。最大128文字を使用できます。いつでも変更できます。

  4. 「パラメータ・タイプ」ドロップダウン・リストから「リスト・パラメータ」を選択し、「作成」をクリックします。

    新しいパラメータのタブが開きます。

  5. パラメータ・タブで、次の「パラメータ定義」設定を指定します。
    • 名前: 「パラメータ」ダイアログで選択した名前がここに表示されます。

    • 表示名: 「パラメータ」ダイアログで選択した表示名がここに表示され、変更も可能です。

    • 説明: パラメータのオプションの説明を入力します。この説明は、パラメータの編集時のみ表示されます。

    • データ型: データ型として文字列(VARCHAR)、日時、整数、10進、または浮動小数を選択します。

    • 必須: このパラメータの値を必須にするには、このボックスを選択します。この値は、デフォルトまたはユーザーによって選択された値になります。

  6. 次の「値オプション」設定を指定します。
    • データ・オブジェクト: パラメータが表すデータ・フィールドを含むデータ・オブジェクトを選択します。

    • フィールド: パラメータが表すデータ・フィールドを選択します。選択したデータ型のフィールドのみが表示されます。

    • 値オプション: このパラメータのプロンプトでユーザーに表示する初期値を選択します。デフォルト値または別の値のいずれかを指定できます。

    • 値の選択: デフォルト値のない「必須」パラメータについて値の選択をユーザーに求めるには、このボックスを選択します。つまり、プロンプトへの応答が必須になります。

      「必須」が選択されていて、デフォルト値が事前に構成済の場合、ユーザーは値を選択する必要がありません。

    • ALL: 値としてALLを許可するには、このボックスを選択します。

    • NULL: 値としてNULLを許可するには、このボックスを選択します。

    • 空白: 空白のVARCHAR型フィールドを許可するには、このボックスを選択します。

    • システム日時: DATETIMEフィールドの値としてシステム日時を許可するには、このボックスを選択します。

    • ユーザーは複数の値を選択できます: ビューアでダッシュボードを使用する際に、ユーザーがこのパラメータに複数の値を選択できるようにするには、このボックスを選択します。

  7. 次の「デフォルト値」設定を指定します。
    • デフォルト値の選択: 「必須」が選択されていない場合、少なくとも1つのデフォルト値を選択する必要があります。「必須」が選択されている場合、デフォルトはオプションです。値を選択するには、ドロップダウン・リストで値の左側にあるボックスを選択します。

  8. 「保存」をクリックします。

10.5 問合せでのパラメータの使用

使用する場合は、パラメータを問合せフィルタに指定する必要があります。問合せでパラメータを使用する場合、その問合せを参照するビューを含むダッシュボードでユーザーに対してパラメータ値の入力を要求します。

問合せでパラメータを参照するには:

  1. パラメータを作成します。値パラメータの作成またはリスト・パラメータの作成を参照してください。
  2. 問合せを作成または編集します。詳細は、ビジネス問合せの作成を参照してください。
  3. 問合せタブの「フィルタ」パネルで、「新規フィルタ」アイコンをクリックします。

    「フィルタの追加/編集」ダイアログが表示されます。

  4. 左側のドロップダウン・リストからパラメータのデータ・フィールドを選択します。
  5. 中央のドロップダウン・リストから操作を選択します。デフォルトの操作は「は次と等しい」です。
  6. 「パラメータを選択」の左側にあるラジオ・ボタンを選択します。

    「パラメータを選択」オプションがアクティブになり、他のラジオ・ボタン・オプションがグレー表示になります。

  7. ドロップダウン・リストからパラメータを選択します。

    値パラメータについては、選択したフィールドとデータ型が同じものが表示されます。リスト・パラメータについては、選択したデータ・フィールドに基づくものが表示されます。

  8. フィルタを保存するには、「OK」をクリックします。
  9. 「保存」をクリックして、問合せに加えた変更を保存します。

    パラメータの初期値またはデフォルト値を構成した場合は、「入力値」ダイアログが表示されます。

  10. パラメータ入力値を受け入れるには、「OK」をクリックします。

    入力した値は問合せのプレビューで使用されます。詳細は、「ビジネス問合せの作成」を参照してください。

10.6 パラメータの編集

パラメータを編集すると、そのパラメータを参照するすべての問合せ、およびそれらの問合せを参照するすべてのビューとダッシュボードに、変更内容が伝播します。

パラメータを開き、編集および保存するには、次の手順を使用します。

パラメータを編集するには:

  1. 左側のパネルのナビゲータで、「パラメータ」の左側にある矢印をクリックします。

    現在のプロジェクトの保存済パラメータがすべてリストに表示されます。

  2. パラメータ名をクリックするか、パラメータを右クリックして「編集」メニュー・アイテムを選択します。
  3. 必要な変更を行います。
  4. 「保存」をクリックします。

10.7 パラメータの名前変更

この項では、パラメータの名前を変更する手順について説明します。

次の手順を使用して、パラメータの「表示名」を変更します。

「表示名」は、大/小文字が区別され、フォルダ・パスを示すスラッシュ(/)を除く任意の文字を含めることができます。最大128文字を使用できます。いつでも変更できます。

パラメータの名前を変更するには:

  1. 左ナビゲーション・ペインで、「パラメータ」の左側の矢印をクリックします。

    現在のプロジェクトの保存済パラメータがすべてリストに表示されます。

  2. パラメータの名前を変更するには、パラメータ名を右クリックして「名前の変更」メニュー・アイテムを選択します。

    名前が編集可能フィールドのテキストになります。

  3. 新しい名前を入力し、[Enter]を押します。

    新しい名前がリストに表示されます。

パラメータを編集するとき、新しい表示名がタブに表示されます。この名前は、ダッシュボードにパラメータを表示する場合にも表示されます。

ただし、内部は変更されず、そのままです。パラメータを編集するとき、この名前はヘッダーの左側に表示されます。

10.8 パラメータの削除

パラメータを削除すると、それを参照するすべての問合せ、ビューまたはダッシュボードから削除されます。

パラメータを削除するには、次の手順を使用します。

パラメータを削除するには:

  1. 左側のパネルのナビゲータで、「パラメータ」の左側にある矢印をクリックします。

    現在のプロジェクトの保存済パラメータがすべてリストに表示されます。

  2. パラメータ・アイコンをクリックして「削除」アイコンをクリックするか、パラメータ名を右クリックして「削除」メニュー・アイテムを選択します。

    パラメータの削除を確認するダイアログが表示されます。

  3. 「OK」をクリックします。

    リストにパラメータが表示されなくなります。

10.9 パラメータの保護

プロジェクトでパラメータを作成すると、そのプロジェクトのセキュリティ設定がパラメータに継承されます。

プロジェクトの詳細は、プロジェクトの計画および作成を参照してください。

パラメータのセキュリティ設定を変更するには:

  1. 左側のパネルのナビゲータで、「パラメータ」の左側にある矢印をクリックします。

    現在のプロジェクトの保存済パラメータがすべてリストに表示されます。

  2. パラメータを右クリックし、ポップアップ・メニューから「セキュリティ設定」を選択します。

    パラメータのセキュリティ・タブが開きます。

  3. 明示的に権限を付与または拒否するロールまたはグループを追加するには、次の手順を実行します。

    1. 「権限の付与」表または「権限の拒否」表で「追加」アイコンをクリックします。

      「アプリケーション・ロール、グループおよびユーザーの追加」ダイアログが開きます。

      ユーザーをロールおよびグループに追加する方法の詳細は、Oracle BAMユーザーの管理を参照してください。

    2. 追加するロールまたはグループの名前を「名前」に入力します。

    3. ドロップダウン・リストから「アプリケーション・ロール」または「グループ」を選択します。

    4. 「検索」をクリックして、「選択可能メンバー」リストにデータを移入します。

    5. 「選択済メンバー」リストにメンバーを追加するには、メンバーを選択し、一重の右矢印をクリックします。

    6. 「選択済メンバー」リストにすべてのメンバーを追加するには、メンバーを選択し、二重の右矢印をクリックします。

    7. 「選択済メンバー」リストからメンバーを削除するには、一重および二重の左矢印を使用します。

    8. 「選択済メンバー」リストが完成したら、「OK」をクリックします。

      「アプリケーション・ロール、グループおよびユーザーの追加」ダイアログが閉じ、「名前」に指定した名前が表に表示されます。

  4. ロールまたはグループを削除するには、表の行を選択し、「削除」アイコンをクリックします。

  5. 権限を付与するには、「権限の付与」表にリストされているユーザー、ロールおよびグループに対し、「読取り」「書込み」「削除」または「セキュリティ」を選択します。

  6. 権限を拒否するには、「権限の拒否」表にリストされているユーザー、ロールおよびグループに対し、「読取り」「書込み」「削除」または「セキュリティ」を選択します。

  7. 「保存」をクリックします。

10.10 ダッシュボードURLでのパラメータの使用

ダッシュボードURLでパラメータ値を指定できます。このURLは、ポータル・サイトのWebページで使用したり、電子メール内のリンクとして使用できます。

デフォルトのダッシュボードURLを表示するには、左側のパネルのナビゲータでダッシュボードを右クリックし、「ダッシュボードURLの表示」を選択します。ポップアップ・ダイアログにURLが表示され、コピーして貼り付けることができます。

BAMダッシュボードURLの構文は次のとおりです。

http://host:port/bam/composer/faces/proxypage?project=project&dashboard=dashboard&DashboardParameters=(parameter;parameter;...)

値パラメータの構文は次のとおりです。

name=value

リスト・パラメータの構文は次のとおりです。

name=[value, value, ...]

次に例を示します。

http://mycompany.com:80/bam/composer/faces/proxypage?project=Sales&dashboard=Products&DashboardParameters=(Rep=ALL;Country=[US, UK])

複数のパラメータの値をセミコロンで区切って、任意の順序または組合せで定義できます。URLに値が定義されていないパラメータについては、ユーザーに入力を求めます。

プロンプトまたはパラメータをALL、NULLまたは空白に設定するには、次の構文を使用して値を表す必要があります。

  • ALLの場合、すべての値が戻されます。

  • NULLの場合、null値が戻されます。

  • BLANKの場合、空白値が戻されます。

10.11 他のビューからのパラメータのドライブ

ダッシュボードで、あるビューを別のビューで選択した内容により変更することをドライブと呼びます。ドライブによって、あるビューの選択内容を使用して、別のビューのパラメータをドライブできます。

たとえば、リスト・ビューの列を使用して、リスト内のデータのサブセットを表示する棒グラフ・ビューをドライブできます。

ドライブするには、フィルタでパラメータを使用している問合せをビューで参照する必要があります。また、ドリルが有効になっていると、ドライブは動作しません。ドリルによりドライブがオーバーライドされます。

ドライバ(他のビューをドライブするビュー)では、パラメータを使用している問合せを参照する必要はありません。

図10-1は、「パラメータ・マッピング・エディタ」が開かれた状態のダッシュボードを示しています。円グラフの「製品」データ・フィールド値により、棒グラフのfruitParamパラメータ値がドライブされています。

図10-1 パラメータのドライブの例

図10-1の説明が続きます
「図10-1 パラメータのドライブの例」の説明

パラメータ・ドライブを使用するダッシュボードの他の例は、BPMプロセス・ビュー・ダッシュボードを参照してください。

ダッシュボードでドライブを構成するには:

  1. ダッシュボード・タブの右上隅にある「パラメータ・マッピング・エディタ」アイコンをクリックします。

    「パラメータ・マッピング・エディタ」が開きます。

  2. 他のビューをドライブするビューを「ソース・ビュー」ドロップダウン・リストから選択します。
  3. パラメータ・マッピング表で、最初の列の「ソース・ビュー」データ・フィールドを残りの列のビューにマップします。表の各セルには、「ソース・ビュー」フィールドと同じデータ型のビューで使用可能なパラメータのドロップダウン・リストが含まれています。
  4. 「OK」をクリックしてパラメータ・マッピングを保存します。
  5. 「保存」をクリックしてダッシュボードを保存します。
  6. BAMビューア(ホームページ)で次のいずれかの方法を使用してダッシュボードを開きます。
    • 「カタログ」タブで、ダッシュボード名をダブルクリックします。

    • 「カタログ」タブで、ダッシュボード名を選択し、「開く」アイコンをクリックします。

    • 「最新」または「お気に入り」で、「リスト・ビュー」が選択されている場合はダッシュボード名をクリックし、「カルーセル・ビュー」が選択されている場合はサムネイルをクリックします。

    ドライブされたビューにソース・ビューの値がどのように反映されるか確認してください。

注意:

ドリルおよびドライブ操作は表示モードでのみサポートされ、デザイナ・モードではサポートされません。新しいチャート視覚化では、右クリック・オプションでドライブがサポートされています。グラフの場合、そのようなメニュー・オプションはありません。グラフ要素を直接クリックできます。

10.12 ダッシュボードでのプロンプトの使用

BAMビューア(ホームページ)でダッシュボードを開くと、関連付けられているパラメータのプロンプトが右側のパネルに表示されます。

注意:

プロンプト全体を表示し、操作可能にするために、ダッシュボードのレイアウトとサイズ、ラベル長、フィールド長およびプロンプトの数を適切に設計する必要があります。画面上にレポートのすべてのプロンプトを表示するスペースがない場合、一部のプロンプトを見ることができなくなります。

パラメータのプロンプトを使用するには:

  1. 次のいずれかの方法を使用してダッシュボードを開きます。
    • 「カタログ」タブで、ダッシュボード名をダブルクリックします。

    • 「カタログ」タブで、ダッシュボード名を選択し、「開く」アイコンをクリックします。

    • 「最新」または「お気に入り」で、「リスト・ビュー」が選択されている場合はダッシュボード名をクリックし、「カルーセル・ビュー」が選択されている場合はサムネイルをクリックします。

  2. 右側のパネルが表示されない場合は、ダッシュボードの右端中央にある矢印をクリックして表示します。

    ダッシュボードに関連付けられているパラメータが右側のパネルに表示されます。

  3. 必要に応じて、パラメータ値を変更します。

    各値パラメータには、値を入力するためのテキスト・ボックスがあります。各リスト・パラメータには、値を選択するためのドロップダウン・リストがあります。

    テキスト・ボックスで[Enter]を押すか、ドロップダウン・リストから新しい値を選択するたびに、ダッシュボードに変更が表示されます。

  4. パラメータをデフォルトに戻すには、ダッシュボードを閉じて再び開きます。