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Oracle® Fusion Middleware Oracle Coherenceのインストール
12c (12.2.1.2.0)
E82726-01
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A Oracle Coherenceディレクトリ構造の理解

この付録では、スタンドアロンOracle Coherenceインストールの終了時にシステムに作成されるディレクトリ構造について説明しています。

表A-1では、COHERENCE_HOMEにインストールされるディレクトリについて説明します。

表A-1 Oracle Coherenceのディレクトリの説明

ディレクトリまたはファイル 説明

bin

このディレクトリには、キャッシュ・サーバーの起動、開発ツールの起動、ネットワーク・タスクの実行など、様々なタスクを実行するための共通のスクリプト・セットが含まれています。スクリプトは、Windowsベース(.cmd)とUNIXベース(.sh)の両方の形式が用意されています。

doc

このディレクトリには、Coherence Java APIリファレンスおよびOracle Technology Network (OTN)上のCoherenceのドキュメントへのリンクが含まれています。Coherence Java APIリファレンスは、JARファイルとして配布されており、抽出する必要があります。このJARは、開発中にアクセスを容易にするためにIDEにインポートすることもできます。

Coherence Java APIリファレンスを抽出するには、次のコマンドを/apiディレクトリから実行します(JAVA_HOME/binがコンピュータのPATHにあると想定します)。

jar -xvf CoherenceJavaDoc.jar

examples

このディレクトリには、多くのCoherence機能を示す一連の例とCoherence APIの使用方法が含まれています。サンプルのビルドおよび実行の詳細は、Coherenceのサンプルの実行を参照してください。

lib

lib - このディレクトリには、提供されているすべてのライブラリが含まれています。coherence.jarライブラリは主要な開発およびランタイム・ライブラリです。このライブラリについては、Coherenceドキュメント全体を通じて詳細に説明しています。

plugins

このディレクトリには、一般的な統合を行うためのプラグインが含まれています。CoherenceはプラグインをMavenおよびJava VisualVMに提供します。Mavenプラグインは、CoherenceをMavenビルド・プロセスの一部に統合するために使用されます。CoherenceのMavenプラグインの詳細は、Mavenとの統合を参照してください。Java VisualVMプラグインは、Coherenceモニタリングを提供するために使用されます。Java VisualVMプラグインの詳細は、『Oracle Coherenceのマネージメント』を参照してください。