Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.2) E82764-01 |
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ここでは、様々な種類のマトリックス・レポートを作成する方法について説明します。
マトリックス・レポートはグリッドのようなスタイルです。次のサンプル出力のように、マトリックス・レポートにはラベルの行と列が1つずつ、また行ラベルと列ラベルの両方に関連付けられたグリッド・フォーマット内の情報があります。(マトリックス・レポートは、クロス集計レポートとも呼ばれます。)
この例では、基本マトリックスに3つの加算を追加したマトリックス・レポートを作成します。このレポートでは、サマリーが追加され、セル内に存在しない値はゼロに置換され、セル自体がグリッド線で囲まれています。サマリーは、部門別の給与合計、職種別の給与合計およびレポート全体での給与合計です。
このサンプルの作成の詳細は、第25章「マトリックス・レポートの作成」を参照してください。
この例では、次のようなネストしたマトリックス・レポートを作成します。クロス積では、3つのディメンション(YEAR、DEPTNOという縦方向のディメンションとJOBという横方向のディメンション)に対して可能なすべての値が表示されます。この方法では、NULL値を含む行は除外されます。
このサンプルの作成の詳細は、第26章「ネストしたマトリックス・レポートの作成」を参照してください。
この例では、マトリックス・ブレーク・フォーマットを使用して、各従業員の部門、職種および給与情報を入社年別に表示するレポートを作成します。
このサンプルの作成の詳細は、第27章「グループ上マトリックス・レポートの作成」を参照してください。