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この章では、図6-1に示すように、グラフ・ウィザードを使用してグラフを作成し、管理者が従業員の給与を表示できるようにする方法や、特定の部門での各従業員の補償率を示す方法を説明します。
グラフ・ウィザードの使用方法をすでにご存知の場合は、クイック・リファレンス・ガイドとして付録A「グラフ・ウィザードのエントリ」を参照してください。
Reports BuilderでWebソースをオープンするには
オブジェクト・ナビゲータで、emprev_
自分のイニシャル
.jsp
ファイルがオープンしていることを確認します。
注意: JSPベースのWebレポートをまだ作成していない場合は、empreva.jsp という名前の提供されたファイルをオープンします。 |
オブジェクト・ナビゲータで、レポート名の下の「Webソース」アイコンをダブルクリックして、Webソース・ビューでソース・コードを表示します。
Webソース・ビューで、「編集」→「検索と置換」をクリックし、次のテキストを見つけて削除します。
Replace this text with the Graph in Chapter 6 of the Tutorial.
この項では、グラフ・ウィザードを使用して、グラフのJSPコードおよびXMLコードをWebレポートのWebページに挿入します。手順では、必要なグラフの種類、X軸およびY軸の定義を選択する方法を説明します。グラフは、第2.2項「データ・ウィザードによる、サンプルWebページへのデータの追加」で作成した問合せに基づくものにします。
グラフ・ウィザードの使用方法をすでにご存知の場合、グラフ・ウィザードのエントリについては、付録A「クイック・リファレンス・ガイド」を参照してください。
グラフを作成するには
カーソルがテキストを削除した場所にあることを確認し、「挿入」→「グラフ」を選択して、グラフ・ウィザードを表示します。
「ようこそ」ページが表示される場合は、「次へ」をクリックします。
グラフ・ウィザードの次のページで、様々なグラフ形式を選択できます。単純なレポートとして、棒グラフを選択します。
グラフ・ウィザードで、デフォルトのグラフ・タイプ(棒グラフ)が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
EMPLOYEE_IDを「X軸項目」リストに移動し、「次へ」をクリックします。
SALARYを「Y軸データ」リストに移動し、「次へ」をクリックします。
「レイアウト」ページで、EMPLOYEE_IDフィールドを「グループ」フィールドから「棒」フィールドにドラッグし、「次へ」をクリックします。
「グラフ・タイトル」ページで、「タイトルの表示」を選択し、最初のテキスト・ボックスで「Employees by Salary
」と入力して、「次へ」をクリックします。
「凡例の表示」が選択されていることを確認します。
「位置」リストから、「右」を選択し、「次へ」をクリックします。
「X軸タイトルの表示」フィールドで、「Employees
」と入力し、「次へ」をクリックします。
注意: 「X軸タイトルの表示」は、フィールドにテキストを入力すると自動的に選択されます。 |
「Y1軸タイトルの表示」フィールドで、「Salaries
」と入力し、「次へ」をクリックします。
グラフ・ウィザードのページの一番下で、「行1」の「色」をクリックし、濃いピンクなどの別のカラーを選択します。
必要に応じて、他の行のカラーも選択します。
「終了」をクリックします。
注意: 「終了」のかわりに「次へ」をクリックすると、グラフ・ウィザードに別のページが表示され、グラフにハイパーリンクを追加できます。このチュートリアルではグラフにハイパーリンクを使用しないので、「終了」をクリックします。グラフ・ウィザードやグラフ・ハイパーリンクの使用方法の詳細は、Oracle Reportsスタート・ガイドの例を参照してください。ここで、グラフ・ハイパーリンクを使用した例が紹介されています。 |
ツールバーの「Webレイアウトを実行」ボタンをクリックして、Webブラウザでレポートをプレビューします。
注意: デフォルトのブラウザとしてNetscape 7.0を使用し、ブラウザにレポートが表示されない場合は、レジストリキーHKEY_CURRENT_USERS\Software\Oracle\Toolkit\Tkbrowser をブラウザのデフォルトの場所に設定します。BrowserName およびBrowserPath のキーに正しい値が指定されていることを確認してください。たとえば、BrowserName=Netscape 7 、BrowserPath=C:\Program Files\Netscape\Netscape\Netscp.exe になります。 |
レポートは、図6-3のように表示されます。
別のファイル名でレポートを保存すると、チュートリアル用に提供されたレポートと結果を比較できます。これにより、必要に応じて、前の章の結果に戻ることもできます。
「ファイル」→「別名保存」を選択します。
「保存」ダイアログ・ボックスで、名前をemprevb_
自分のイニシャル
.jsp
に変更し、「保存」をクリックします。
おめでとうございます。JSPベースのWebレポートにグラフが追加されました。この章では、グラフ・ウィザードを使用してグラフを設計し、Webレポートに追加する方法について学習しました。
結果を確認するには、第7章「グラフのソース・コードの確認」に進みます。
このWebレポートにJSPパラメータ・フォームを追加する方法の詳細は、『Oracle Reportsレポート作成ガイド』を参照してください。このレポートをWebに配布する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』を参照してください。