| Oracle® Fusion Middlewareライフサイクル管理ツールによるOracle Fusion Middlewareの構成 リリース12c (12.2.1.2) E82792-01  | 
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ライフサイクル管理ツールのチュートリアルでは、Oracle Technology Network (OTN)からのサンプル・トポロジとサンプル・コードの取得、トポロジの様々な要素の編集、およびトポロジ・ファイルに指定した情報に基づいたトポロジの構成の各ステップを順を追って説明します。
ライフサイクル管理ツールのチュートリアルは一連のステップで構成されており、いくつかの前提条件のステップを実行した後、ライフサイクル管理ツールを使用してOracle SOA SuiteをOracleホームに自動的に追加し、Weblogic Serverドメインを作成します。
フロー・チャートは、チュートリアルの完了に必要なタスクのサマリーを表示するための有効な方法です。
次の図は、ライフサイクル管理ツールのチュートリアルの構造を示しています。

ロードマップ表では、チュートリアルの各ステップについて説明し、詳細へのリンクを提供します。
| ステップ | 説明 | 詳細 | 
|---|---|---|
サンプルSOAトポロジの理解  | 
ライフサイクル管理ツールを使用して構成するサンプル・トポロジを確認します。  | 
サンプル・トポロジについて | 
動作保証されたデータベースのインストールまたは識別  | 
Oracle Fusion Middlewareドメインを構成するには、必要な製品スキーマをインストールできる、サポートされているデータベースがある必要があります。  | 
動作保証されたデータベースのインストール | 
動作保証されたJDKのダウンロード  | 
Oracle Fusion Middlewareおよびライフサイクル管理ツールには、動作保証されたJDKが必要です。これがない場合は、製品ソフトウェアをインストールまたは実行できません。  | 
動作保証されたJDKのインストール | 
Apache Groovyのダウンロードとインストール  | 
JavaまたはJavaと互換性のあるスクリプト言語を使用して、標準アクションを起動できます。このチュートリアルでは、Javaに似ている簡単なオープンソース・プログラミング言語であるApache Groovyを使用します。  | 
Apache Groovyのインストール | 
LCMツール・サンプル・コードのダウンロード  | 
このチュートリアルでは、サンプル・トポロジ・ファイルおよびサンプルGroovyスクリプトを使用して、Oracleホームを更新し、新規Oracle SOA Suiteドメインを作成します。  | 
ライフサイクル管理ツールのサンプル・ファイルのダウンロード | 
インストーラを使用したインフラストラクチャOracleホームの作成  | 
Fusion Middlewareインフラストラクチャ・インストーラを使用して、初期Oracleホームを作成します。インフラストラクチャ・ディストリビューションは、Oracle SOA Suiteの前提条件です。これには、ライフサイクル管理ツール・ソフトウェアも含まれています。  | 
Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストール | 
資格証明ウォレットの作成  | 
ライフサイクル管理ツールを使用する前に、インストールおよび構成操作に必要な資格証明の格納に使用される、ウォレットを作成する必要があります。これには、管理サーバーおよびデータベース接続の資格証明が含まれます。  | 
ウォレットの作成 | 
コンポーザを使用してsoa-bootstrapトポロジ・ファイルを開く  | 
コンポーザによって、Oracle SOA SuiteソフトウェアがインストールされているOracleホームの図が示されます。  | 
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環境にあわせたトポロジの値の編集  | 
このステップで、以前に作成したインフラストラクチャのOracleホームを指すように、Oracleホームのプロパティを変更します。  | 
soa-bootstrap-topology-1.0.jsonファイルの編集 | 
install-oraclehome標準アクションを使用したOracleホームへのSOAの追加  | 
サンプルのGroovyスクリプトをOracleホームへのパスを参照するように編集した後、そのスクリプトを実行して標準アクションを起動します。  | 
Apache Groovyを使用したinstall-oraclehome標準アクションの実行 | 
RCUを使用したデータベース・スキーマの作成  | 
リポジトリ作成ユーティリティを使用して、データベースに必要なリポジトリを手動インストールの場合と同様に作成します。  | 
データベース・スキーマの作成 | 
コンポーザを使用してsoa-topologyトポロジ・ファイルを開く  | 
コンポーザによって、SOA Suiteトポロジの図が表示されます。  | 
soa-topology-1.0.jsonファイルを開く | 
環境にあわせたトポロジの値の編集  | 
コンポーザを使用して、特定の環境のホスト名、ディレクトリ・パス、およびその他の特性を参照するようにトポロジ・プロパティを更新します。  | 
soa-topology-1.0.jsonファイルの編集 | 
create-domain標準アクションを使用したドメインの作成  | 
サンプルのGroovyスクリプトをOracleホームへのパスを参照するように編集した後、そのスクリプトを実行して標準アクションを起動します。  | 
Apache Groovyを使用したcreate-domain標準アクションの実行 | 
サーバーの起動  | 
ドメインが正常に作成された後、そのドメインで管理サーバーと管理対象サーバーを起動してドメイン構成を検証できます。  | 
サーバーの起動 | 
このチュートリアルで使用されるサンプル・トポロジは、Oracle SOA Suiteで使用される標準インストール・トポロジに似ています。単一ホスト上にデプロイされる、管理対象サーバー、クラスタ、および一般的なドメインのその他の要素が含まれます。
次の図は、サンプルのOracle SOA Suiteトポロジとそのトポロジ内の要素を示しています。
このトポロジはトポロジの例であり、このトポロジのみが製品でサポートされるわけではないことに注意してください。ただし、このチュートリアルでは、このトポロジを実現するための具体的な手順を示します。

このトポロジでは、Oracle SOA Suiteが管理対象サーバーにデプロイされます。
トポロジには、必須の製品スキーマ用の外部データベースも必要であることに注意してください。
このトポロジの要素の詳細は、サンプル・トポロジの要素についてを参照してください。
サンプル・トポロジには、WebLogicドメイン、管理サーバー、および1台の管理対象サーバーを含む1つのクラスタなど、一般的な要素が含まれています。
次の表は、トポロジの図の要素について説明しています。
| 要素 | 説明と関連ドキュメントへのリンク | 
|---|---|
APPHOST1  | 
アプリケーション・サーバー・ホスト・コンピュータを表す、Oracleドキュメントで使用される標準用語。  | 
DBHOST  | 
データベース・ホスト・コンピュータを表す、Oracleドキュメントで使用される標準用語。  | 
WebLogicドメイン  | 
論理的に関連するJavaコンポーネントのグループ(ここでは、管理サーバー、管理対象サーバー、およびその他の関連ソフトウェア・コンポーネント)。 詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle WebLogic Serverドメインの概要に関する項を参照してください。  | 
管理サーバー  | 
WebLogicドメインの中央制御エンティティ。そのドメインの構成オブジェクトを管理し、管理対象サーバーに構成の変更を配布します。 詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの理解の管理サーバーの概要に関する項を参照してください。  | 
Enterprise Manager  | 
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlは、ドメインの管理に使用される主要ツールです。 詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlに関する項を参照してください。  | 
クラスタ  | 
同時に稼働し連携する、複数のWebLogic Serverインスタンスの集合。 詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの理解の管理対象サーバーと管理対象サーバー・クラスタの理解に関する項を参照してください。  | 
管理対象サーバー  | 
アプリケーション、アプリケーション・コンポーネント、Webサービスおよび関連リソースのホスト。  詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの理解の管理対象サーバーと管理対象サーバー・クラスタの理解に関する項を参照してください。  | 
インフラストラクチャ  | 
次のものを含むサービスの集合:
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