Oracle® Fusion Middleware Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール 12c (12.2.1.2) E82815-01 |
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Oracle Fusion Middleware製品のインストールは、2つのフェーズ(インストール・フェーズと構成フェーズ)からなります。
インストール・フェーズ
インストーラは、このフェーズ中に、製品ファイルをOracleホーム・ディレクトリに配置します。
インストール・フェーズの失敗または中断からのリカバリについては、「インストール・フェーズの失敗または中断からのリカバリ」を参照してください。
構成フェーズ
このフェーズでは構成ウィザードが実行され、製品にWebLogic Serverドメインが構成されます。WebLogic Serverドメインには、ドメインに関連付けられた構成ファイル、ログ・ファイルおよび一時ファイルが保持されます。
構成フェーズの失敗または中断からのリカバリについては、「構成フェーズの失敗または中断からのリカバリ」を参照してください。
インストール・フェーズにおいて製品のインストールが中断された場合、製品をアンインストールしてOracleホームを削除し、再度インストールを開始することをお薦めします。
製品のアンインストーラはORACLE_HOME/oui/bin
ディレクトリにあります。製品のアンインストールの手順は、サイレント・アンインストールでのOracle Universal Installerの実行を参照してください。
インストール・フェーズが正常に完了しても、構成フェーズが中断して再起動できない場合は、この手順に従って失敗または中断からリカバリすることをお薦めします。
失敗または中断の原因に対応し、修正する手順を実行します。トラブルシューティングのアドバイスは次のいずれかで参照できます。
ご使用のOracle Fusion Middleware製品のインストレーション・ガイド。
My Oracle Supportにログインします。
https://support.oracle.com/
ログインしたら、次のいずれかのタブをクリックして詳細を参照します。
「ナレッジ」はナレッジ・ベースにアクセスして検索します。
「コミュニティ」は「My Oracle Supportコミュニティ」にアクセスします。
サービス・リクエストを検索したり問題に関する新しいサービス・リクエストを送るには、「サービス・リクエスト」をクリックします。
失敗の原因が解決すると、次の2つの方法で構成を再開できます。
構成ウィザードが起動されて実行中の場合は、グラフィカル・ユーザー・インタフェースで「再試行」をクリックします。「再試行」ボタンが使用可能でない場合、または「再試行」ボタンをクリックしても反応がない場合は、構成ウィザードを終了して次の方法を試します。
構成ウィザードを終了したら、構成ウィザードで作成したオブジェクトを手動で削除します。通常、これはDOMAIN_HOME
ディレクトリとその内容になります。Oracleホームの内容を削除する必要はありません。
注意:
製品によっては、この他にドメインや製品を削除する手順が必要なものがあります。詳細は、ご使用の製品のインストレーション・ガイドのアンインストールの章を参照してください。
失敗した構成で作成された内容を削除する手順を実行した後、構成ウィザードを起動して、もう1度構成を試行します。