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Oracle® Fusion Middleware SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストール
12c (12.2.1.2)
E82819-02
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9 Quick Startインストールへのコンポーネントの追加

Quick Startのインストールには、Oracle Enterprise SchedulerOracle B2Bヘルスケア統合Oracle SOA SuiteOracle Business Activity MonitoringおよびOracle Managed File Transferを追加できます。また、Oracle Stream Analyticsランタイム環境も入手できます。

Quick Startインストールに追加可能な各コンポーネントのインストール・プロセスについてひととおり確認したり、完全に構成されたコンパクト・ドメインにコンポーネントを追加したりする場合に、ここで述べられていることを参照してください。

9.1 概要

Quick Startインストールおよび構成ロードマップは、次のとおりです。

手順 説明

インストールを計画します。

第1章を使用して、目的を満たすディストリビューションおよび構成パスを決定しました。

Quick Startディストリビューションをダウンロードしてインストールします

Oracle SOA SuiteまたはOracle Business Process Management SuiteのQuick Startをダウンロードしてインストールしました。

コンパクト・ドメインを構成します。

コンパクト・ドメインを構成または再構成します。

アプリケーションを開発またはテストします。

アプリケーションを開発またはテストします。

9.2 Quick Startインストールへのコンポーネントの追加について

Oracle B2B、Oracle HealthcareおよびOracle Managed File TransferをQuick Startインストールに追加するには、個別のインストーラをダウンロードする必要があります。これらのインストーラは、「Quick StartへのOracle B2B、Oracle SOA Suite for Healthcare IntegrationまたはOracle Managed File Transferのインストール」で説明されています。

Oracle Business Activity MonitoringおよびOracle Enterprise Scheduler向けの個別のインストーラはありません。これらのコンポーネント用のコンパクト・ドメインは、ドメイン構成ウィザードで直接構成できます。ドメイン構成ウィザードを使用してコンパクト・ドメインを更新する方法は、「コンパクト・ドメインの更新」を参照してください。

ヒント:

リポジトリ作成ユーティリティおよびFusion Middleware構成ウィザードの起動回数を最小限に抑えるには、RCUまたは構成ウィザードを起動する前に、追加対象のコンポーネントのすべてのインストーラを実行します。各インストーラによって製品固有のスキーマ・セットがアクティブになり、さらに、製品固有の一連の構成テンプレートを使用できるようになります。

Oracle Stream Analyticsコンポーネントを使用してアプリケーションを実行できるようなランタイム環境を構築したい場合もあるでしょう。そのプロセスは、「Oracle Stream Analyticsデザインタイムの理解」で確認します。

9.3 Quick StartへのOracle B2B、Oracle SOA Suite for Healthcare IntegrationまたはOracle Managed File Transferのインストール

この項では、Oracle B2B、Oracle SOA Suite for Healthcare IntegrationまたはOracle Managed File TransferをQuick Startディストリビューションに追加する方法を説明します。

9.3.1 Quick StartへのOracle B2Bのインストール

この項では、Quick StartへのOracle B2Bのインストール方法について説明します。「Oracle B2Bについて」に記載されているOracle B2Bのインストール・オプションについて理解しておいてください。

9.3.1.1 完全なインストールなしの限定的なOracle B2Bインタフェースをアクティブ化する方法

完全なB2Bインストーラを実行せずに、限定的なOracle B2Bユーザー・インタフェースをアクティブ化するには、次のプロパティをOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlで設定します。

b2b.docPluginList=Custom

このプロパティを設定しないと、インバウンド・ドキュメントがXEngineのルックアップ・エラーで失敗します。このインタフェースではカスタム・ドキュメントを使用できます。

MBeanブラウザの使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』の「Fusion Middleware ControlのMBeanブラウザの使用のスタート・ガイド」を参照してください。

9.3.1.2 Quick StartへのOracle B2Bのインストール

Oracle B2BとOracle SOA Suite for Healthcare Integrationは同じインストーラを共有します。fmw_12.2.1.2.0_b2b_Disk1_1of1.zipという名前のインストーラzipファイルを入手してください。

コマンド・プロンプトで、インストーラのダウンロード先ディレクトリに移動します。内容を解凍します。複数の.jarファイルが含まれている可能性がありますが、起動する必要があるのはfmw_12.2.1.3.0_b2bhealthcare_generic.jarのみです。

適切なコマンドでウィザードを起動します。

インストーラ 実行コマンド

UNIX用の汎用インストーラ

%JAVA_HOME/bin/java -jar fmw_12.2.1.3.0_b2bhealthcare_generic.jar 

Windows用の汎用インストーラ

スタート メニューでcmd.exeを検索します。cmd.exeを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

コマンド・プロンプトで、システム上のJDKに含まれるJava実行可能ファイルを使用します。コマンドは次のようになります。

%JAVA_HOME%\bin\java -jar fmw_12.2.1.3.0_b2bhealthcare_generic.jar

インストーラを起動すると、表9-1の一連の画面が、記載されている順番でインストール・ウィザードに表示されます。

表9-1 Oracle B2Bのインストール画面

画面 説明

ようこそ

製品のインストーラの紹介画面です。

インストール場所

この画面を使用して、Quick StartのOracleホームの場所を指定します。新しいOracleホームは作成しません。

インストール・タイプ

「B2B」オプションを選択します。これにより、Oracle B2Bユーザー・インタフェースとXEngineがインストールされます。

前提条件チェック

この画面では、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを検証します。

インストール・サマリー

この画面を使用して、選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合は、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックし、レスポンス・ファイルの場所と名前を指定します。レスポンス・ファイルは、今後、サイレント・インストールを実行する場合に使用できます。

インストールの進行状況

この画面では、インストールの進行状況を参照できます。

インストール完了

インストールが完了すると、この画面が表示されます。この画面の情報を確認してください。

インストール・ウィザードを終了すると、Oracle B2Bテンプレートが、ドメイン構成中に「テンプレート」画面で選択可能なオプションになります。

9.3.2 Quick StartへのOracle SOA Suite for Healthcare Integrationのインストール

この項では、Quick StartインストールをOracle SOA Suite for Healthcare Integration用に構成する方法を説明します。次に進む前に、「Oracle SOA Suite for Healthcare Integrationについて」に記載されているOracle SOA Suite for Healthcare Integrationの各種構成オプションについて理解しておいてください。

9.3.2.1 Quick StartへのOracle SOA Suite for Healthcare Integrationのインストール

Oracle B2BとOracle SOA Suite for Healthcare Integrationは同じインストーラを共有します。fmw_12.2.1.2.0_b2b_Disk1_1of1.zipという名前のインストーラzipファイルを入手してください。

コマンド・プロンプトで、インストーラのダウンロード先ディレクトリに移動します。内容を解凍します。複数の.jarファイルが含まれている可能性がありますが、起動する必要があるのはfmw_12.2.1.3.0_b2bhealthcare_generic.jarのみです。

適切なコマンドでウィザードを起動します。

インストーラ 実行コマンド

UNIX用の汎用インストーラ

%JAVA_HOME/bin/java -jar fmw_12.2.1.3.0_b2bhealthcare_generic.jar

Windows用の汎用インストーラ

スタート メニューでcmd.exeを検索します。cmd.exeを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

コマンド・プロンプトで、システム上のJDKに含まれるJava実行可能ファイルを使用します。コマンドは次のようになります。

%JAVA_HOME%\bin\java -jar fmw_12.2.1.3.0_b2bhealthcare_generic.jar

インストーラを起動すると、表9-2の一連の画面が、記載されている順番でインストール・ウィザードに表示されます。

表9-2 Oracle SOA Suite for Healthcareのインストール画面

画面 説明

ようこそ

製品のインストーラの紹介画面です。

インストール場所

この画面を使用して、Quick StartのOracleホームの場所を指定します。新しいOracleホームは作成しません。

インストール・タイプ

B2BとHealthcareを選択して、B2Bユーザー・インタフェース、Healthcareユーザー・インタフェース、XEngineおよびHealthcareライブラリをインストールします。

前提条件チェック

この画面では、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを検証します。

インストール・サマリー

この画面を使用して、選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合は、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックし、レスポンス・ファイルの場所と名前を指定します。レスポンス・ファイルは、今後、サイレント・インストールを実行する場合に使用できます。

インストールの進行状況

この画面では、インストールの進行状況を参照できます。

インストール完了

インストールが完了すると、この画面が表示されます。この画面の情報を確認してください。

インストール・ウィザードを終了すると、ドメイン構成でOracle SOA Suite for Healthcare Integrationのテンプレートを「テンプレート」画面で選択できるようになります。

Oracle SOA Suite for Healthcare Integrationユーザー・インタフェースを使用して医療ドキュメントを交換する場合は、「Oracle SOA Suite for Healthcare Integrationユーザー・インタフェースのアクティブ化」のHealthcareユーザー・インタフェースをアクティブ化するために必要なすべてのインストール後の手順を確認する必要があります。

9.3.2.2 Oracle SOA Suite for Healthcare Integrationユーザー・インタフェースのアクティブ化

この項では、Oracle SOA Suite for Healthcare Integrationユーザー・インタフェースをアクティブにして、デフォルトのOracle B2Bインタフェースと置き換える方法を説明します。次に進む前に、「Oracle SOA Suite for Healthcare Integrationについて」に記載されているユーザー・インタフェースのオプションについて必ず理解しておいてください。

すでにOracle SOA Suite for Healthcare Integrationインストーラが実行されており、B2BとHealthcareインストール・オプションが選択されているはずです。ここで、次の手順を実行します。

  1. RCUを実行します。「カスタム変数」画面で、Healthcare Integration変数に「Yes」と入力します。これにより、Healthcare統合ソフトウェアで必要な追加のマテリアライズド・ビューが作成されます。

    ドメインにSOAスキーマを作成するときにこのカスタム変数を設定しないと、Healthcare Integrationユーザー・インタフェースは正しく機能しません。

    注意:

    以前のコンポーネントですでにRCUを実行していて、Healthcare Integrationカスタム変数にYESと入力していない場合は、次のSQLスクリプトをデータベースで実行すると、この変数を設定できます。

    ORACLE_HOME/common/sql/soainfra/sql/oracle/b2b_mv.sql

    RCUで設定するHealthcare Integration変数の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールと構成』のSOA Suiteスキーマに必要なカスタム変数に関する項を参照してください

  2. ドメイン構成ウィザードを実行します。「テンプレート」画面で、「Oracle SOA Suite for healthcare integration - 12.2.1.2.0 [soa]」テンプレートを選択します。これにより、デフォルト・メッセージの配信モードがAQからJMSに変更されます。これは、HealthcareはAQモードではサポートされないためです。

Oracle SOA Suite for Healthcare Integrationユーザー・インタフェースの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suiteヘルスケア統合ユーザーズ・ガイド』のOracle SOA Suite for Healthcare Integrationユーザー・インタフェースの使用に関する項を参照してください。

9.3.3 Quick StartへのOracle Managed File Transferのインストール

この項では、Oracle Managed File Transferのインストール・プロセスについて説明します。このインストーラは、Quick Startコンパクト・ドメインをOracle Managed File Transferランタイム・コンポーネントで構成する前に実行する必要があります。

fmw_12.2.1.2.0_mft_Disk1_1of1.zipという名前のインストーラzipファイルを入手します。

コマンド・プロンプトで、インストーラのダウンロード先ディレクトリに移動します。内容を解凍します。複数の.jarファイルが含まれていることがありますが、起動する必要があるのはfmw_12.2.1.3.0_mft_generic.jarのみです

適切なコマンドでウィザードを起動します。

インストーラ 実行コマンド

UNIX用の汎用インストーラ

%JAVA_HOME/bin/java -jar fmw_12.2.1.3.0_mft_generic.jar

Windows用の汎用インストーラ

スタート メニューでcmd.exeを検索します。cmd.exeを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

コマンド・プロンプトで、システム上のJDKに含まれるJava実行可能ファイルを使用します。コマンドは次のようになります。

%JAVA_HOME%\bin\java -jar fmw_12.2.1.3.0_mft_generic.jar

インストーラを起動すると、表9-3の一連の画面が、記載されている順番でインストール・ウィザードに表示されます。

表9-3 Oracle Managed File Transferのインストール画面

画面 説明

ようこそ

製品のインストーラの紹介画面です。

インストール場所

この画面を使用して、Quick StartのOracleホームの場所を指定します。新しいOracleホームは作成しません。

前提条件チェック

この画面では、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを検証します。

インストール・サマリー

この画面を使用して、選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合は、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックし、レスポンス・ファイルの場所と名前を指定します。レスポンス・ファイルは、今後、サイレント・インストールを実行する場合に使用できます。

インストールの進行状況

この画面では、インストールの進行状況を参照できます。

インストール完了

インストールが完了すると、この画面が表示されます。この画面の情報を確認してください。

インストール・ウィザードを終了すると、ドメイン構成でOracle Managed File Transferテンプレートを「テンプレート」画面で選択できるようになります。

9.4 Quick Startコンポーネントのスキーマの作成

必要なコンポーネントのインストーラの実行を完了した後、RCUを実行します。

コンパクト・ドメインの最初の構成が完了していない場合は、コンパクト・ドメインの構成またはコンパクト・ドメインの構成に戻ってください。

コンポーネントを既存のコンパクト・ドメインに追加する場合、「コンパクト・ドメインの更新」を参照してください。

9.5 コンパクト・ドメインの更新

この項では、追加コンポーネントに合せてコンパクト・ドメインを再構成する場合に実行可能なアクションについて説明します。

Oracle B2B、HealthcareまたはManaged File Transferを追加するには、次の手順に進む前に「Quick StartへのOracle B2B、Oracle SOA Suite for Healthcare IntegrationまたはOracle Managed File Transferのインストール」の説明に従って個別のインストーラを実行する必要があります。

9.5.1 ドメイン構成ウィザードの起動

Quick StartディストリビューションのORACLE_HOME/oracle_common/common/binに移動して、構成ウィザードを起動します。

ORACLE_HOME環境変数に対してOracleホームをすでに割り当ててある場合、次に示す例と同様のコマンドを入力できます。

オペレーティング・システム コマンド

UNIX

cd $ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin
./config.sh

Windows

cd %ORACLE_HOME\oracle_common\common\bin
config.cmd

続いて、次の構成画面に従って進みます。

9.5.2 ドメイン・タイプとドメイン・ホームの場所の選択

「構成タイプ」画面で、「既存ドメインの更新」を選択します。

「ドメインの場所」フィールドで、更新するコンパクト・ドメインの場所を選択します。

9.5.3 構成テンプレートの選択

「テンプレート」画面で「製品テンプレートを使用してドメインを更新」が選択されていることを確認します。インストール済のテンプレートはグレー表示されます。

インストールに追加するコンポーネントのテンプレートを選択します。

  • Oracle SOA Suite for healthcare integration - 12.2.1.2.0 [soa]

    注意:

    HIPAAドキュメントの場合、Oracle SOA Suite for healthcare integration - 12.2.1.2.0 [soa]テンプレートおよびOracle B2B - 12.2.1.2.0 [soa]テンプレートの両方を選択する必要があります。

    HL7ドキュメントの場合、Oracle SOA Suite for healthcare integration - 12.2.1.2.0 [soa]テンプレートのみ選択する必要があります。

  • Oracle B2B - 12.2.1.2.0 [soa]

  • Oracle Managed File Transfer - 12.2.1.2.0 [mft]

  • Oracle Business Activity Manager - 12.2.1.2.0 [soa]

  • Oracle Enterprise Scheduler Service Basic - 12.2.1.2.0 [oracle_common]

  • Oracle Enterprise Manager Plugin for ESS - 12.2.1.2.0 [em]

9.5.4 データ・ソース構成タイプの指定

「RCUデータ」を選択して、この画面に示されるフィールドをアクティブ化します。ドメインを最初に構成したときに指定した値がすべてのフィールドに自動入力されます。

「RCU構成の取得」をクリックします。「接続結果ログ」の次の出力は、操作が成功したことを示しています。

Connecting to the database server...OK
Retrieving schema data from database server...OK
Binding local schema components with retrieved data...OK

Successfully Done.

注意:

「RCUデータ」オプションの詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のサービス表スキーマについてを参照してください。

この画面のその他のオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のデータベース構成タイプを参照してください。

9.5.5 コンポーネント・データソースの確認

「コンポーネント・データソース」画面の値が、すべてのスキーマについて適切であることを確認します。前の画面で「RCUデータ」を選択した場合、スキーマ表には適切な値がすでに挿入されています。

9.5.6 JDBC接続のテスト

「JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト」画面を使用して、構成したばかりのデータ・ソース接続をテストします。「ステータス」列に示される緑色のチェック・マークは、テストが成功したことを表します。

問題が発生した場合は、この画面の「接続結果ログ」セクションに示されるエラー・メッセージを確認し、問題を修正してから接続テストを再試行してください。

ヒント:

この画面のその他のオプションの詳細は、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』のJDBCコンポーネント・スキーマ・テストに関する項を参照してください。

9.5.7 詳細な構成の選択

コンパクト・ドメインでは、拡張構成は必要ありません。この画面は、何も選択せずにスキップできます。

9.5.8 ドメインの構成

この画面には、最終的なディレクトリ構造およびコンパクト・ドメインに構成されるコンポーネントと拡張機能が表示されます。

この情報を確認して、「更新」をクリックします。次の画面に構成の進行状況バーが表示されます。

9.5.9 ドメインの場所の確認

構成が完了すると、ウィザードにドメインのディレクトリの場所と管理コンソールにアクセスするためのURLが表示されます。両方を書き留めてから「閉じる」をクリックします。

9.6 Oracle Stream Analyticsデザインタイムの理解

Quick Startディストリビューションのインストールには、JDeveloper拡張機能としてOracle Stream Analyticsデザインタイムが含まれます。

ただし、Oracle Stream Analyticsは統合WebLogic Serverでは実行できません。

Oracle Stream Analytics Oracleホームを作成し、そこからOracle Stream Analytics固有のサーバーを起動して互換性を持ったランタイム環境を構築する必要があります。

Oracle Stream Analyticsをインストールする方法の詳細は、『Oracle Stream Analyticsのインストールと構成』を参照してください。その後、『Oracle Fusion Middleware Oracle Stream Explorerの管理』の「スタンドアロンサーバー・ドメイン」を参照して、Oracle Stream Analyticsドメインを構成します。

9.7 次の手順

Quick Startインストールとコンパクト・ドメインの接続の確認が終了したら、次のいずれかのアクションを実施できます。

アクション リソース

サンプル・アプリケーションをデプロイします。

「サンプル・アプリケーションの実行」を参照してください。

独自のアプリケーションを作成またはテストします。

『Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperによるアプリケーションの開発』の「Oracle JDeveloperによるアプリケーション開発のスタート・ガイド」を参照してください。

インストールを削除します。

インストールのテストが完了している場合、「Oracle Quick Startの削除」を参照してください。