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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Busの管理
12c (12.2.1.2)
E82642-02
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E Oracle Service Busでのロール・ベースのアクセス

この付録では、Service Busの各セキュリティ・ロールが、Oracle Service BusコンソールおよびFusion Middleware Controlで実行できるアクションのリストを示します。セキュリティ構成の権限は、Oracle WebLogic Server管理者ロールのみに付与されています。

この付録の内容は次のとおりです。

この付録には、WebLogic ServerまたはFusion Middleware Controlに定義された各ロールにより付与される権限のみを示します。Service Busでのセキュリティの構成方法およびロールの使用方法の詳細は、「Oracle Service Busのアクセス・セキュリティの定義」を参照してください。

E.1 アプリケーション・セキュリティ・ロール

アプリケーション・セキュリティ・ロールは、ユーザーがOracle WebLogic ServerのMonitorsグループのメンバーでもある場合に、Fusion Middleware ControlおよびOracle Service Busコンソールの機能へのアクセスを提供します。

Fusion Middleware ControlService Busの「セキュリティ」ページから、アプリケーション・ロールをユーザーに割り当てることができます。

E.1.1 Oracle Service Busコンソールでのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

次の各項では、アプリケーション・ロールにより付与されるOracle Service Busコンソールでの権限について説明します。

E.1.1.1 リソース・アクションへのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

次の表では、Oracle Service BusコンソールでService Busリソースを操作するために、アプリケーション・ロールにより付与される権限について説明します。次の表でのリソースとは、すべてのService Busリソース(プロキシ・サービス、XMLスキーマ、JNDIプロバイダなど)を指しています。ただし、アラート宛先は除きます。

表E-1 リソースへのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

アクション Middleware Administrator Developer Composer Deployer Tester Middleware Operator Application Operator Monitor

リソースの作成

Y

Y

N

N

N

N

N

N

リソースの表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

リソースの編集

Y

Y

N

N

N

N

N

N

リソースの削除

Y

Y

N

Y

N

N

N

N

リソースの移動(システム・リソースを除く)

Y

Y

N

N

N

N

N

N

リソース名の変更

Y

Y

N

N

N

N

N

N

リソースのクローンの作成(UDDIレジスタを除く)

Y

Y

N

N

N

N

N

N

アラート宛先の作成

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

アラート宛先の表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

アラート宛先の編集

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

アラート宛先の削除

Y

Y

N

Y

N

Y

N

N

アラート宛先の移動

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

アラート宛先名の変更

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

アラート宛先のクローン作成

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

アラート・ルールの作成

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

SLAアラート・ルールの表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

SLAアラート・ルールの編集

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

SLAアラート・ルールの削除

Y

Y

N

N

N

Y

N

N

プロジェクトおよびフォルダの作成

Y

Y

N

N

N

N

N

N

プロジェクトおよびフォルダの表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

プロジェクトおよびフォルダの編集

Y

Y

N

N

N

N

N

N

プロジェクトおよびフォルダの削除

Y

Y

N

Y

N

N

N

N

テスト・コンソールの実行

Y

Y

N

N

Y

N

N

N

E.1.1.2 管理機能へのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

次の表では、Oracle Service Busコンソールの管理機能に対して、アプリケーション・ロールにより付与される権限について説明します。

表E-2 管理機能へのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

アクション Middleware管理者 Developer Composer Deployer Tester Middlewareオペレータ アプリケーション・オペレータ Monitor

リソースを構成ファイルまたはZIPファイルからインポート

Y

Y

N

N

N

N

N

N

リソースを構成またはZIPからエクスポート

Y

Y

N

N

N

N

N

N

リソースをURLからインポート

Y

Y

N

N

N

N

N

N

リソースをURLからエクスポート

Y

Y

N

N

N

N

N

N

UDDIからインポート

Y

Y

N

N

N

N

N

N

自動インポート・ステータスの同期化

Y

Y

N

N

N

N

N

N

UDDIのリンク解除

Y

Y

N

N

N

N

N

N

UDDIにパブリッシュ

Y

Y

N

N

N

N

N

N

自動パブリッシュ・ステータス

Y

Y

N

N

N

N

N

N

自動パブリッシュ・ステータスのパブリッシュ

Y

Y

N

N

N

N

N

N

検索置換

Y

Y

N

N

N

N

N

N

構成ファイルの作成

Y

Y

N

N

N

N

N

N

構成ファイルの実行

Y

Y

N

N

N

N

N

N

E.1.1.3 セッション管理へのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

次の表では、アプリケーション・ロールにより付与されるOracle Service Busコンソールでのセッション・アクティビティの権限について説明します。

表E-3 セッション管理へのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

アクション Middleware管理者 Developer Composer Deployer Tester Middlewareオペレータ アプリケーション・オペレータ Monitor

セッションの編集

Y

Y

N

Y

N

Y

N

N

すべてのセッションの表示

Y

Y

N

Y

N

Y

N

N

変更履歴の表示

Y

Y

N

Y

N

Y

N

N

変更のアクティブ化

Y

Y

N

Y

N

Y

N

N

変更の破棄

Y

Y

N

Y

N

Y

N

N

セッションの終了

Y

Y

N

Y

N

Y

N

N

E.1.2 Fusion Middleware Controlでのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

次の表では、アプリケーション・ロールにより付与されるFusion Middleware ControlService Busモニター機能と管理機能に対する権限について説明します。

表E-4 Fusion Middleware Controlでのアプリケーション・ロール・ベースのアクセス

アクション Middleware管理者 Developer Composer Deployer Tester Middlewareオペレータ アプリケーション・オペレータ Monitor

統計の表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

統計のリセット

Y

Y

Y

Y

N

Y

N

N

アラートの表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

アラートの削除

Y

Y

Y

Y

N

Y

N

N

アラート注釈の更新

Y

Y

Y

Y

N

Y

N

N

アラート履歴の表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

グローバル設定の更新

Y

Y

Y

Y

N

Y

N

N

グローバル設定の表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

操作設定の更新

Y

Y

Y

Y

N

Y

N

N

操作設定の表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

メッセージ・レポートの表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

メッセージのパージ

Y

Y

Y

Y

N

Y

N

N

URIのオンライン化またはオフライン化

Y

Y

Y

Y

N

Y

N

N

構成JARファイルのインポートおよびエクスポート

Y

Y

N

Y

N

N

N

N

セキュリティ・ポリシーの更新脚注 1

Y

Y

Y

N

N

N

N

N

リシーケンス・グループの表示

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

リシーケンス・グループのエラーの解決

Y

Y

Y

N

N

N

Y

N

テスト・コンソールの起動

Y

Y

Y

Y

Y

N

N

N

脚注 1

これらのロールはセキュリティ・ポリシーを更新するためには、WebLogic ServerのAdministratorsグループのメンバーである必要があります。

E.2 エンタープライズ・セキュリティ・ロール

エンタープライズ・セキュリティ・ロールは、ユーザーがOracle WebLogic ServerのMonitorsグループのメンバーでもある場合に、Fusion Middleware ControlおよびOracle Service Busコンソールの機能へのアクセスを提供します。

Fusion Middleware ControlService Busの「セキュリティ」ページから、アプリケーション・ロールをユーザーに割り当てることができます。

E.2.1 Oracle Service Busコンソールでのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

次の各項では、エンタープライズ・ロールにより付与されるOracle Service Busコンソールでの権限について説明します。

E.2.1.1 リソース・アクションへのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

次の表では、Oracle Service BusコンソールでService Busリソースを操作するために、エンタープライズ・ロールにより付与される権限について説明します。次の表でのリソースとは、すべてのService Busリソース(プロキシ・サービス、XMLスキーマ、JNDIプロバイダなど)を指しています。ただし、アラート宛先は除きます。

表E-5 リソース・アクションへのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

アクション Integration Admin Integration Deployer Integration Operator Integration Monitor

リソースの作成

Y

Y

N

N

リソースの表示

Y

Y

Y

Y

リソースの編集

Y

Y

N

N

リソースの削除

Y

Y

N

N

リソースの移動(システム・リソースを除く)

Y

Y

N

N

リソース名の変更

Y

Y

N

N

リソースのクローンの作成(UDDIレジスタを除く)

Y

Y

N

N

アラート宛先の作成

Y

Y

Y

N

アラート宛先の表示

Y

Y

Y

Y

アラート宛先の編集

Y

Y

Y

N

アラート宛先の削除

Y

Y

Y

N

アラート宛先の移動

Y

Y

Y

N

アラート宛先の名前変更

Y

Y

Y

N

アラート宛先のクローン作成

Y

Y

Y

N

アラート・ルールの作成

Y

Y

Y

N

SLAアラート・ルールの表示

Y

Y

Y

Y

SLAアラート・ルールの編集

Y

Y

Y

N

SLAアラート・ルールの削除

Y

Y

Y

N

プロジェクトおよびフォルダの作成

Y

Y

N

N

プロジェクトおよびフォルダの表示

Y

Y

Y

Y

プロジェクトおよびフォルダの編集

Y

Y

N

N

プロジェクトおよびフォルダの削除

Y

Y

N

N

テスト・コンソールの実行

Y

Y

N

N

E.2.1.2 管理機能へのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

次の表では、Oracle Service Busコンソールの管理機能に対して、エンタープライズ・ロールにより付与される権限について説明します。

表E-6 管理機能へのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

アクション Integration Admin Integration Deployer Integration Operator Integration Monitor

リソースを構成ファイルまたはZIPファイルからインポート

Y

Y

N

N

リソースを構成またはZIPからエクスポート

Y

Y

N

N

リソースをURLからインポート

Y

Y

N

N

リソースをURLからエクスポート

Y

Y

N

N

UDDIからインポート

Y

Y

N

N

自動インポート・ステータスを同期化

Y

Y

Y

Y

UDDIのリンク解除

Y

Y

N

N

UDDIにパブリッシュ

Y

Y

N

N

自動パブリッシュ・ステータス

Y

Y

Y

Y

自動パブリッシュ・ステータスのパブリッシュ

Y

Y

N

N

検索置換

Y

Y

N

N

構成ファイルの作成

Y

Y

N

N

構成ファイルの実行

Y

Y

N

N

E.2.1.3 セッション管理へのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

次の表では、エンタープライズ・ロールにより付与されるOracle Service Busコンソールでのセッション・アクティビティの権限について説明します。

表E-7 セッション管理へのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

アクション Integration Admin Integration Deployer Integration Operator Integration Monitor

セッションの編集

Y

Y

Y

N

すべてのセッションを表示

Y

Y

N

N

変更履歴の表示

Y

Y

Y

N

変更のアクティブ化

Y

Y

Y

N

変更の破棄

Y

Y

Y

N

セッションの終了

Y

Y

Y

N

E.2.2 Fusion Middleware Controlでのエンタープライズ・ロール・ベースのアクセス

次の表では、エンタープライズ・ロールにより付与されるFusion Middleware ControlService Busモニター機能と管理機能に対する権限について説明します。

表E-8 エンタープライズ・ロール・ベースのモニターおよび管理アクセス

アクション Integration Admin Integration Deployer Integration Operator Integration Monitor

統計の表示

Y

Y

Y

Y

統計のリセット

Y

Y

Y

N

アラートの表示

Y

Y

Y

Y

アラートの削除

Y

Y

Y

N

アラート注釈の更新

Y

Y

Y

N

アラート履歴の表示

Y

Y

Y

Y

グローバル設定の更新

Y

Y

Y

N

グローバル設定の表示

Y

Y

Y

Y

操作設定の更新

Y

Y

Y

N

操作設定の表示

Y

Y

Y

Y

メッセージ・レポートの表示

Y

Y

Y

Y

メッセージのパージ

Y

Y

Y

N

URIのオンライン化またはオフライン化

Y

Y

Y

N

構成JARファイルのインポートおよびエクスポート

Y

Y

N

N

セキュリティ・ポリシーの更新

Y

Y

N

N

リシーケンス・グループの表示

Y

Y

Y

Y

リシーケンス・グループのエラーの解決

Y

Y

N

N

テスト・コンソールの起動

Y

Y

N

N

E.3 ロール・ベースのセキュリティ構成アクセス

この項では、ユーザー、グループおよびロールのアクセス・セキュリティの定義を実行するタスクの権限について説明します。

表E-9 ロール・ベースのセキュリティ構成アクセス

アクション Integration Admin Integration Deployer Integration Operator Integration Monitor

ユーザーの作成

N

N

N

N

ユーザーの表示

Y

Y

Y

Y

ユーザーの編集

N

N

N

N

ユーザーの削除

N

N

N

N

グループの作成

N

N

N

N

グループの表示

Y

Y

Y

Y

グループの編集

N

N

N

N

グループの削除

N

N

N

N

ロールの作成

N

N

N

N

ロールの表示

Y

Y

Y

Y

ロールの編集

N

N

N

N

ロールの削除

N

N

N

N

ポリシーの作成

N

N

N

N

ポリシーの表示

Y

Y

Y

Y

ポリシーの編集

N

N

N

N

ポリシーの削除

N

N

N

N