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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Siebelアプリケーション・アダプタの管理
12c (12.2.1.2.0)
E82798-01
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B 追加のSiebelオブジェクトの構成

Siebel Adapter for Oracle WebCenter Contentで、自動的に構成されない追加のSiebelエンティティを使用するには、この付録の手順を実行します。Siebel Adapter for WebCenter Contentでは、IFrameを使用して管理対象添付ファイルを表示します。使用する前に、各ビジネス・オブジェクト用のIFrameアプレットを作成して構成する必要があります。

この付録の内容は次のとおりです。

B.1 ロックするオブジェクトの識別

Siebelビジネス・オブジェクトを変更する前に、影響を受けるビジネス・コンポーネント、アプレットおよびビューを特定してロックする必要があります。ロックする対象を特定する手順は、次のとおりです。

  1. ユーザーIDとしてSADMINを指定して、Siebel Webクライアントにログインします。
  2. 変更するビジネス・オブジェクトのタブを選択します。たとえば、サービス契約を変更する場合は、「契約」タブを選択します。オブジェクト画面が表示されます。
  3. 「添付」タブを選択します。既存のアプレットに関連付けられている添付ファイルのリストが表示されます。
  4. Webクライアントの「ヘルプ」メニューから「ビュー情報」を選択します。「ビュー情報」画面が表示され、選択したオブジェクトで使用されるビュー、アプレットおよびビジネス・コンポーネントに関する情報が示されます。たとえば、サービス契約オブジェクトを変更する場合は、次のアイテムに関する情報が表示される可能性があります。
    • 画面: 契約画面

    • ビュー: 契約添付ビュー

    • ビジネスオブジェクト: サービス契約

    • アプレット: アプレット[0]: LS 医療契約詳細アプレット; アプレット[1]: 契約新規添付リストアプレット;

    • ビジネスコンポーネント: ビジネスコンポーネント[0]: サービス契約; ビジネスコンポーネント[1]: 契約新規添付;

    この例では、契約新規添付リストアプレット (アプレット[1])を置き換えます。

  5. 情報を書き留め、「OK」をクリックして「ビュー情報」画面を閉じます。

図B-1 「ビュー情報」画面

図B-1の説明が続きます
「図B-1 「ビュー情報」画面」の説明

B.2 追加のSiebelオブジェクトのロック

該当するビジネス・コンポーネント、アプレットおよびビューを特定したら、Siebel Toolsを使用して関連付けられたプロジェクトを検索し、特定する必要があります。

  1. ユーザーIDとしてSADMINを指定して、Siebel Toolsにログインします。

  2. 「ビュー情報」画面で書き留めたビュー、アプレットおよびビジネス・コンポーネントを検索して、それぞれに関連付けられたプロジェクトを見つけます。たとえば、サービス契約オブジェクトに関連付けられた次のようなプロジェクトが見つかる可能性があります。

    • Srvagree (SSV)

    • LS Medical Terms

    • Srvagree

  3. 次の手順を実行して、手順2で見つけたプロジェクトを検索します。

    1. Object Explorerで「プロジェクト」を選択し、[Ctl+Q]を押して問合せダイアログ画面を表示します。

    2. 手順2で見つけたプロジェクトを含む問合せ文字列を入力して、[Enter]を押します。プロジェクトのリストが表示されます。この例では、問合せ文字列は次のようになります。

      Srvagree ?SSV? OR LS Medical Terms OR Manage Attachments?UCM? OR Srvagree
      
  4. 手順2で見つけたプロジェクト名の横にある「ロック済」列を選択して、各プロジェクトをロックします。これにより、各プロジェクトに関連付けられたすべてのオブジェクト、ビュー、ビジネス・コンポーネントおよび画面がロックされます。プロジェクトが正常にロックされると、「ロック済」列にチェック・マークが表示されます。

    図B-2 ロックされたプロジェクトを含むプロジェクトのリスト

    図B-2の説明が続きます
    「図B-2 ロックされたプロジェクトを含むプロジェクトのリスト」の説明

B.3 ビジネス・コンポーネントへのフィールドの追加

特定されたビジネス・コンポーネント、アプレットおよびビューに関連付けられたすべてのプロジェクトをロックしたら、該当するビジネス・コンポーネントにフィールドを追加する必要があります。たとえば、Srvagreeプロジェクトにフィールドを追加する手順は、次のとおりです。

  1. 「プロジェクト」リストでSrvagreeを選択します。
  2. Object Explorerの「ビジネスコンポーネント」から「フィールド」を選択します。「フィールドリスト」が表示されます。
  3. 次のフィールドを追加します。
    名前 計算済 計算値

    UcmServUrl

    はい

    UcmServUrl

    SiebelEntityName

    はい

    xsiebelAgreement

    QueryText

    はい

    [SiebelEntityName]+" <matches> "+"'"+[Id]+"'"

    注意:

    QueryTextの「計算値」の文字列に正しい一重引用符(`)が使用されていることを確認してください。これは、通常、キーボード上の数字1のキーの左側にある文字です。また、<matches>の両側に空白があることも確認してください。

B.4 IFrame用のアプレットの作成

ビジネス・オブジェクトにフィールドを追加したら、IFrame用のアプレットを作成する必要があります。この例では、次の手順を実行します。

  1. 「ファイル」コンテキスト・メニューから、新規オブジェクトを選択します。新規オブジェクトウィザードが表示されます。

    図B-3 新規オブジェクトウィザード画面

    図B-3の説明が続きます
    「図B-3 新規オブジェクトウィザード画面」の説明
  2. 「アプレット」タブで、「リストアプレット」を選択して「OK」をクリックします。新規アプレットウィザードが表示されます。

    図B-4 新規アプレットウィザード画面

    図B-4の説明が続きます
    「図B-4 新規アプレットウィザード画面」の説明
  3. プロジェクトとしてManage Attachments (UCM)を選択します。
  4. わかりやすい名前を入力します。たとえば、Manage Agreement Attachments Applet (UCM)と入力します。
  5. 表示タイトルとしてManaged Attachmentsと入力します。
  6. アプレットの基になるビジネス・コンポーネントとして「サービス契約」を選択します。
  7. アップグレード動作として「管理」を選択し、「次へ」をクリックします。Web レイアウト画面が表示されます。

    図B-5 Web レイアウト画面

    図B-5の説明が続きます
    「図B-5 Web レイアウト画面」の説明
  8. テンプレート・オプションの最初のリストからアプレットリスト (ベース/リストの編集)を選択し、矢印をクリックしてこれを使用することを確認し、「次へ」をクリックします。「フィールド」画面が表示されます。

    図B-6 「使用可能項目」セクションを含む「フィールド」画面

    図B-6の説明が続きます
    「図B-6 「使用可能項目」セクションを含む「フィールド」画面」の説明
  9. 「使用可能項目」セクションからUcmServUrlを選択し、矢印をクリックしてそれを「選択した項目」セクションに移動し、「次へ」をクリックします。「フィールド」画面が変更され、使用可能コントロールセクションが表示されます。

    図B-7 使用可能コントロールセクションを含む「フィールド」画面

    図B-7の説明が続きます
    「図B-7 使用可能コントロールセクションを含む「フィールド」画面」の説明
  10. 使用可能コントロールセクションですべてのコントロールを選択し、矢印をクリックしてそれらを選択したコントロールセクションに移動し、「次へ」をクリックします。
  11. 「終了」をクリックします。IFrameアプレットが作成されます。

B.5 アプレットのビュー・レイアウトの変更

作成されたIFrameアプレットでは、汎用のレイアウトが使用されます。レイアウトを表示および変更する手順は、次のとおりです。

  1. 新しく作成されたアプレットを右クリックし、コンテキスト・メニューからWeb レイアウトの編集を選択します。Webテンプレート(ベース)レイアウトを使用して新しいアプレットが表示されます。
  2. Object Explorerで「アプレット」を展開し、「リスト」を展開して「リストカラム」を選択します。「リストカラム」画面が表示され、リスト・コントロールとしてUcmServUrlが表示されます。UcmServUrlリスト・コントロールは、IFrameのプレースホルダです。
  3. 「フィールド取得タイプ」列で、属性として「シンボリック URL」を選択します。
  4. 「HTML タイプ」列で、属性として「フィールド」を選択します。
  5. Object Explorerの「アプレット」で、「アプレット Web テンプレート」を展開して「アプレット Web テンプレート項目」を選択します。上部のセクションに使用可能なテンプレートをリストし、下部のセクションに使用可能なアイテムをリストする画面が表示されます。
  6. 画面上部の「アプレット Web テンプレート」セクションで、「ベース」を選択します。「Web テンプレート」ダイアログが表示されます。

    図B-8 Webテンプレート・ダイアログ

    図B-8の説明が続きます
    「図B-8 Webテンプレート・ダイアログ」の説明
  7. 「名前」列から分析アプレットを選択し、「OK」をクリックします。「Web テンプレート」ダイアログが閉じます。
  8. すべてを保存します。
  9. 変更が保存されたことを確認するため、アプレットを右クリックし、コンテキスト・メニューからWeb レイアウトの編集を選択します。変更されたレイアウトを使用してアプレットが表示されます。

B.6 ビューから既存のアプレットを非アクティブ化する

新しく作成したアプレットを使用する前に、ビューに含まれる古いアプレットを非アクティブ化する必要があります。古いアプレットを非アクティブ化する手順は、次のとおりです。

  1. 古いビューの名前を検索します。古いビューの名前を見つけるには、Webクライアントの「ヘルプ」メニューから「ビュー情報」を選択します。この例では、Agreement Attachments Viewを検索します。「ビュー」画面が表示されます。
  2. 「ビュー」画面で、古いビューを選択します。
  3. Object Explorerで、「ビュー」を展開し、「ビュー Web テンプレート」を展開して、「ビュー Web テンプレート項目」を選択します。「ビュー Web テンプレート項目」画面が表示されます。
  4. 「ビュー Web テンプレート項目」セクションでアプレットを選択し、「無効」を有効にします。

    注意:

    レコードを編集せずにプロパティを直接編集する場合は、「無効」属性を「True」に設定します。

B.7 ビューへの新しいアプレットの追加

ビューに含まれる古いアプレットを非アクティブ化したら、次の手順に従って新しいアプレットを追加します。

  1. Object Explorerで、「ビュー」を展開し、ビューを右クリックして、コンテキスト・メニューからWeb レイアウトの編集を選択します。アプレットが表示されます。
  2. このリスト・アプレットを、子アプレットを示すプレースホルダにドラッグ・アンド・ドロップします。特定のリスト・アプレットを選択する「レコードを選択」ダイアログが表示されます。
  3. リストから新しいアプレットの名前を選択し、「選択」をクリックします。新しいアプレットがビューに追加されます。

B.8 親アプレットの変更時にリフレッシュするようにIFrameを設定する

デフォルトでは、新しいアプレットは親レコードが表示されたときに情報をキャッシュします。親レコードが変更されても、アプレット・ビュー内の情報はリフレッシュされません。アプレットの情報がリフレッシュされるようにするには、次の手順を実行してブラウザ・スクリプトを追加する必要があります。

  1. 新しい管理対象添付ファイル・アプレットの親アプレットを特定するため、Object Explorerの「ビュー」セクションの下にある「ビュー Web テンプレート」を展開し、「ビュー Web テンプレート項目」を選択します。
  2. 「ビュー Web テンプレート項目」画面で、親アプレットを右クリックし、コンテキスト・メニューからブラウザスクリプトの編集を選択します。アプレットに関連付けられたイベントがObject Explorerに表示されます。
  3. 一般宣言で、次を追加します。
    var applet;
    function refresh()
    {
       applet.InvokeMethod("ToggleTo");
    }
    
  4. Applet_Loadイベントで、次を追加します。
    function Applet_Load()
    {
       applet = this;
    }
    
  5. Applet_ChangeRecordイベントで、次を追加します。
    function Applet_ChangeRecord()
    {
       setTimeout("refresh()",10);
    }
    

注意:

ブラウザ・スクリプトをアクティブ化するには、「genscript」コマンドを実行する必要があります。作業結果を新しいSRFにコンパイルし、そのSRFをサーバー・ディレクトリにコピーしたら、次のコマンドを実行します(使用環境に合わせて変更してください)。

genbscript "ENU\siebel.cfg" D:\sea\siebsrvr\WEBMASTER ENU

次に、IISを再起動するため、Windowsの「サービス」画面で「IIS Admin Service」を再起動する必要があります。

B.9 追加オブジェクトのプロジェクトのコンパイル

完成したプロジェクトをコンパイルする手順は、次のとおりです。

  1. 「ツール」メニューから、プロジェクトのコンパイルを選択します。オブジェクトコンパイラ画面が表示されます。
  2. ロックされたプロジェクトを選択します。
  3. Siebel レポジトリファイル・フィールドで正しいリポジトリが選択されていることを確認します。このリポジトリ・ファイルは、Webクライアントのインストール・フォルダに存在する必要があります。
  4. コンパイルをクリックします。コンパイルにかかる時間は状況によって異なりますが、長時間にわたる場合もあります。

B.10 Siebel WebクライアントでのIFrame URLの構成

Siebel WebクライアントでのIFrame URLの構成で説明した手順を実行します。

B.11 追加オブジェクトのSiebel構成のテスト

Siebel構成のテストに示した手順に従って、構成をテストします。

B.12 エクスポートするSIFファイルの作成

プロジェクトのコンパイルとテストが完了したら、次の手順に従って、変更されたオブジェクトのロックを解除し、エクスポートする新しいSIFファイルを作成します。

  1. 追加のSiebelオブジェクトのロックでロックしたすべてのプロジェクトのロックを解除し、各オブジェクトを選択します。
  2. 選択したオブジェクトを右クリックし、コンテキスト・メニューからアーカイブへの追加を選択します。アーカイブファイルへのエクスポート画面が表示されます。
  3. 開いたアーカイブファイルへのエクスポート画面で、エクスポートする各オブジェクトを右クリックし、コンテキスト・メニューからアーカイブへの追加を選択します。エクスポートするすべてのオブジェクトがアーカイブに追加されるまで繰り返します。
  4. アーカイブファイルへのエクスポート画面の「アーカイブファイル」フィールドで、エクスポートするSIFファイルの場所を入力または参照し、ファイル名を入力して、「保存」をクリックします。指定した場所にSIFファイルが作成されます。

B.13 コンテンツ・サーバーの構成

必要なSiebel構成が完了したら、公開されるエンティティをサポートするようにコンテンツ・サーバーを構成する必要があります。この項の内容は次のとおりです。

B.13.1 コンテンツ・サーバーの情報フィールドの追加

コンテンツ・サーバーの構成マネージャ・アプレットを使用して、適切な情報フィールドをコンテンツ・サーバーに追加する必要があります。適切なフィールドを追加する手順は、次のとおりです。

  1. コンテンツ・サーバーに管理者としてログインします。
  2. 「管理」パネルを開き、「管理アプレット」をクリックします。「管理アプレット」ページが表示されます。
  3. 「構成マネージャ」をクリックします。「構成マネージャ」画面が表示されます。
  4. 「情報フィールド」タブが表示されていることを確認して、「追加」をクリックします。「メタデータ・フィールド名の追加」が表示されます。
  5. 追加するフィールドの名前を入力します。通常は、siebelの後にエンティティ名を付けた形式にします。たとえば、siebelAgreementなどです。
  6. 「OK」をクリックします。「メタデータ・フィールド'field_name'の追加」が表示されます。
  7. 次のオプションが有効になっていることを確認します。
    • プレースホルダ

    • ユーザー・インタフェース上で有効化

    • 検索索引の有効化

    • オプション・リストの有効化

  8. 「フィールド・キャプション」を変更して、キャプションの先頭にwwを追加し、siebelの先頭を大文字にします。たとえば、siebelAgreementwwSiebelAgreementになります。

    図B-9 「メタデータ・フィールドの追加」

    図B-9の説明が続きます
    「図B-9 「メタデータ・フィールドの追加」」の説明
  9. 「構成」をクリックします。「'field_name'のオプション・リストの構成」画面が表示されます。
  10. 「オプション・リスト・タイプ」として「複数選択リスト」を選択します。
  11. 「ビューの使用」を有効にして、「OK」をクリックします。「メタデータ・フィールド'field_name'の追加」画面が閉じ、「構成マネージャ」画面が表示されます。

B.13.2 フィールド表示に関するルールの追加

フィールドが表示されるようにするには、構成マネージャを使用してルールを追加する必要があります。フィールドの表示に関するルールを追加する手順は、次のとおりです。

  1. 「構成マネージャ」画面が表示された状態で、「ルール」をクリックします。「ルール」タブが表示されます。

    図B-10 「構成マネージャ」画面

    図B-10の説明が続きます
    「図B-10 「構成マネージャ」画面」の説明
  2. SiebelEntityRuleを選択して「編集」をクリックします。「ルールSiebelEntityRuleの編集」画面が表示されます。
  3. 「フィールド」をクリックします。「フィールド」タブが表示され、すでに作成されているエンティティがリストされます。
  4. 「追加」をクリックします。「ルール・フィールドの追加」画面が表示されます。
  5. 「フィールド名」で、コンテンツ・サーバーの情報フィールドの追加で作成したフィールドの名前を選択します。たとえば、wwSiebelAgreementです。新しく作成したフィールドは、通常、リストの末尾に表示されます。
  6. 「OK」をクリックします。「ルール・フィールドの追加」画面が閉じ、「ルール・フィールド'xfieldName'の追加」画面が表示されます。
  7. 「OK」をクリックします。「ルール・フィールド'xfieldName'の追加」画面が閉じ、「構成マネージャ」画面が表示されます。
  8. 「ルール」タブが表示された状態で、SiebelEntityRuleUpdateを選択します。
  9. 手順3から7を繰り返します。これで、関連するフィールドが追加され、表示されます。
  10. 「OK」をクリックして「構成マネージャ」画面を閉じます。

B.13.3 必要なコンテンツ・サーバーのリソースおよび文字列ファイルの編集

コンテンツ・サーバーに情報フィールドを追加したら、コンテンツ・サーバーのinteg_cfg_tables.htmおよびww_strings.htmファイルにそれらの設定を追加する必要があります。実行する手順は次のとおりです。

  1. 標準のテキスト・エディタでinteg_cfg_tables.htmファイルを開きます。integ_cfg_tables.htmファイルは、次のディレクトリにあります。content_server_install_dir/custom/SiebelEcmIntegration/resources
  2. DocTagDefListテーブルの末尾に、フィールド表示に関するルールの追加の手順5で入力したフィールド名のセルと、同じ項の手順8で入力したフィールド・キャプションのセルを含む行を追加します。次に、例を示します。
    <tr>
       <td>xsiebelAgreement</td>
       <td>wwSiebelAgreement</td>
    </tr>
    
  3. 標準のテキスト・エディタでww_strings.htmファイルを開きます。ww_strings.htmファイルは、次のディレクトリにあります。content_server_install_dir/custom/SiebelEcmIntegration/resources

    注意:

    編集する必要があるのは、content_server_install_dir/custom/SiebelEcmIntegration/resources/lang/enディレクトリ内のww_strings.htmファイルのみです。この変更によって、他の言語ディレクトリ内のww_strings.htmファイルは自動的に変更されます。

  4. フィールド表示に関するルールの追加8で追加したフィールド・キャプション情報をbodyセクションの末尾に追加します。次に、例を示します。
    <@wwSiebelAgreement=Agreement@>
    

    注意:

    Agreementは、この付録の例として追加したSiebelエンティティです。自分が追加したエンティティの名前を使用するようにしてください。

  5. コンテンツ・サーバーを再起動します。新しいエンティティが有効になります。

    図B-11 新規エンティティの有効化

    図B-11の説明が続きます
    「図B-11 新規エンティティの有効化」の説明