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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server動的クラスタの拡張度の構成
12c (12.2.1.2.0)
E82894-01
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1 概要とロードマップ

この章では、このガイド 『Oracle WebLogic Server動的クラスタの拡張度の構成』の内容と対象読者について説明します。このガイドでは、Oracle WebLogic Serverで拡張度を使用して動的クラスタを自動的にスケール・アップおよびスケール・ダウンする方法を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

ドキュメントの範囲および対象読者

このドキュメントは、インストールされたWebLogic Serverのモニターおよび管理に携わるシステム管理者およびオペレータを対象としています。その内容は、デプロイメントからテストおよび本番まで、ソフトウェア・プロジェクトのすべての段階に関連しています。

このドキュメントの構成

このマニュアルの構成は次のとおりです。

  • この章「概要とロードマップ」では、対象読者について説明し、この本の内容を概説します。

  • 「概要」では、拡張度および関連の用語を紹介します。

  • 「拡張度の構成のための要件」では、動的クラスタの作成やマシンのプロビジョニングなど、拡張度を構成するための要件を示し、説明します。

  • 「要求時スケーリング」では、実行中の動的サーバー・インスタンスを手動で追加または削除して、要求に基づき動的クラスタをスケール・アップまたはスケール・ダウンする方法を説明します。

  • 「エラスティック・アクション」では、新しいエラスティック・アクション、スケール・アップおよびスケール・ダウン・アクションを紹介します。

  • 「カレンダベースのスケーリング」では、カレンダベースのポリシーを作成し、ポリシーのスケジュールを定義し、ポリシーにスケーリング・アクションを割り当てることによってカレンダベースのスケーリングを実行する方法を説明します。

  • 「ポリシーベースのスケーリング」では、ポリシーベースのスケーリングの概要を示し、スマート・ルールを使用してポリシーベースのスケーリングを実行する例を概説します。

  • 「データソース・インターセプタの構成」では、データソース・インターセプタを紹介し、スケーリング操作時にそれを使用して、ドメインからデータベースへ作成できる総接続数の制限を決定して容量を超えないようにする方法を説明します。

  • 「スクリプト・インターセプタの構成」では、スクリプト・インターセプタを紹介し、それを使用して、スケール・アップおよびスケール・ダウン操作時にWebLogic Serverを他のシステムと統合する方法を説明します。

関連ドキュメント

  • WebLogic Serverプロセス内で実行する一連のサービスの定義および実装を行い、標準的なサーバー・ライフサイクルに関与する監視および診断フレームワークである、WebLogic診断フレームワーク(WLDF)の説明は、Oracle WebLogic Server診断フレームワークの構成と使用のWLDFアーキテクチャの概要を参照してください。

  • 動的クラスタを作成して構成する方法については、Oracle WebLogic Serverクラスタの管理の動的クラスタを参照してください。

  • 詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプで、次の関連タスクのトピックを参照してください。